☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

患者毎に管理された滅菌システム

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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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今日も時間がないので早速始めます

私達が毎日使用する滅菌器。いわば皆様の診療に使われる器具を確実に滅菌する、滅菌消毒にかかせないチームイリタニの相棒ですが

当医院では高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)LISAを使用しています。(これはプレバキューム方式のヨーロッパ規格のクラスBの滅菌器です。詳しい事は今日他の章でも書いているので本日は割愛します)またLISAによる滅菌状況を毎日ブログ上にアップし、患者様自信が自分に使用された器具がきちんと滅菌されたものかどうか確認する事ができます。

結果はこちら☆→イリタニオフィス医療安全滅菌管理研究会

さてこのLISA。滅菌する際には高圧蒸気を使用しますが、蒸気を作る為には「水」が必要となります。ただし通常の「水」(水道水)は使用できません。当医院では精製水を使用しています。

さてなぜでしょうか?

今日はその謎について説明します

天然の水はゴミや塵の粒子、微生物、ミネラルなどの物質を含みます。
ミネラルは天然自然に存在する化学物質で、塩化ナトリウム硫酸カルシウム重炭酸ナトリウムなどがその例です。

ミネラルは水に溶けると水中で遊離しイオン荷電粒子します。電解すると水素イオンやカリウム、ナトリウム、カルシウム、鉄などの陽イオンと(カチオン:カソード陰イオン)に吸着するイオン)と陰イオンアニオン:アノード陽イオン)に吸着するイオン)になります。

アニオン(陰イオン)は酸、塩基、塩の残り物であるのが普通です。

硬水と軟水

水に多量の重炭酸カルシウム重炭酸ナトリウムが含まれている時、硬水と呼びます。硬水は水が石灰岩地形を流れた時に生成されます。硬水にはカルシウムイオンやマグネシウムイオンが溶け込んでいます

沸騰時などの高温時にこれらの物質は水に溶けず、重炭酸塩は不溶性の炭酸塩となり沈殿します。時間がたつと行くそうもの硬いスケール(水垢)となり水との接触表面に沈着していきます。

重炭酸は一時的には水に溶けますが、水を加熱すると沈殿するので重炭酸塩による硬度を一時硬度と呼びます

この沈着物は器材の変色や洗浄機の不具合の原因となります。ヒーターが熱の伝わらないスケール(水垢)に覆われると放熱を妨げ、結果オーバーヒートを起こし、ついには破損します。またスケールがあると昇熱に余分なエネルギーを要するのでエネルギー消費量も大きくなります。

イメージ的にはよく熱帯魚なんかの金魚ポンプにカルキが沈着しているのを見かけた事があるかと思いますが、あんな感じで沈着物が沈着します

これでどうして滅菌器に「精製水」を使用しなければならないかその理由がわかりましたね。

天然の水には多くのミネラルが含まれています。特に重炭酸カルシウムや重炭酸ナトリウムを含む硬水の場合、加熱した際にこれらの物質は水に溶けず沈着します。この沈着物が器具の変色に繋がったり、洗浄機の不具合を生じさせるというわけです

機械の故障はきちんとした滅菌ができないという事い繋がります。水の管理も大切な要素なわけです。

因に、一時硬度が全くない、あるいは非常に少ないものを「軟水」と呼びます。

さて次は「永久硬度」について説明します。
永久硬度は硫酸カルシウム硫酸マグネシウムなど非炭酸塩により生じます。これらは水中に溶解したままで加熱しても沈殿を起こさないので「永久硬度」と呼ばれます。二段階イオン交換逆浸透処理により永久硬度を取り除く事ができます

ミネラルは一時硬度の原因となるため除去するか水溶性の塩に変換する必要があります。これを軟水化と言います。不溶性のカルシウム塩やマグネシウム塩をイオン交換によって水溶性のナトリウム塩にする工程です。ナトリウム塩は水溶性なので残留を生じません。パイプのつまりや加熱時の機械の損傷を防ぐ事ができます。

はあぁ〜道のりは遠いぃなぁ...

きちんとした消毒滅菌を持続して行うためには、様々な事を知らなければならないし、水も水の特性にはじまり、表面張力、硬水、軟水、ミネラル...こんなに詳しく知っていないといけないんですね〜

ちょぴっと休憩ではまた続きは後ほど