顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:第一小臼歯

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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今日からまた1週間が始まりますね
1週間があっという間すぎて。。。加速してます

さて、先日からやっと本業にエンジンがかかった私。
ここ数年、口腔リハや感染制御と幅広い分野を学んで来ましたが、それは全て本業と私が思っている、歯科用顕微鏡を用いた歯科衛生士業務の延長線でしかありません。

皆さんには、マイハイジニストがいますか?

私が歯科衛生士学校を卒業した20数年前には 歯科衛生士とは?なんてパンフレットがあったほど。まだまだ歯科衛生士という職業に対して認知度が低く、歯医者さんの看護婦さん?なんて言われてました。

歯科衛生士にも様々な業務があるのですが、私は歯科疾患の予防をメインにお仕事しています。

チェア(歯科医院の診療する椅子)1台を歯科衛生士専用に使わせて頂いて、歯石の除去に始まる歯周病の初期治療や、虫歯についてのレクチャー、口腔衛生士指導、食生活指導、その他健康にまつわる情報提供、ピアカウンセリングや人生相談まで

長い患者さんは15年ぐらい拝見させて頂いています。

そういうお付き合いができる、貴方のお口のパートナーであるマイハイジ二ストを皆さんはお持ちでしょうか?

歯科用顕微鏡を使い始めて、もうすぐ10年ほど経ちますが、歯科用顕微鏡を使うと、本当に初期治療の精度が格段に上がります。そしてこの業界で言われている、世界的に言われている歯周病の治療方法が本当に正しいのかどうかずっと疑問に思っています。

歯周治療の標準的な進め方は、特定非営利活動法人 日本歯周病学会の指針によれば、以下の図のように、医療面接、歯周病検査、歯周病診断、治療計画立案、歯周基本治療、再評価検査、歯周外科治療、再評価検査→治療→メインテナンス、もしくは、再評価検査→病状安定→サポーティブペリオドンタルセラピーの順に進められます

歯周治療の指針2015) 

歯周治療の流れ2015

私たち歯科衛生士は、 歯周基本治療の一部、プラークコントロールやスケーリング(歯石除去)やルートプレーニングなどの担います

この処置の精度によって、歯周外科処置に移行するかどうかが決まります

歯周外科処置は組織付着療法,切除療法、歯周組織再生療法、歯周形成手術の 4 種類に分類されます

どの歯周外科手術を行うのかは骨欠損形態、口腔衛生状態、歯周ポケッ ト深さ、プロービング時の出血、エックス線所見などから総合的に判断します。 歯周外科手術は,一般的に再評価検査の歯周ポケット深さがおおむね 4 mm 以上、プロービング 時の出血(+)が適応となります

この外科処置内容によくに含まれているのが歯周ポケット内壁の炎症病巣(歯周ポケット上皮、炎症性肉芽組織)の掻爬というやつです。

細菌によって汚染された歯周ポケット内面を掻爬する(簡単に言えば切り取る、切除する)。。。

ずっと私の頭の中では、不良肉芽って一体なんで除去するの除去するとどうなるのか
グルグル、グルグルと問いが回っているのです。

左上第一大臼歯の口蓋側近心の歯周ポケットの中をのぞいた動画です。
歯肉の内面に赤いイボのような、葡萄の房のような膨らみ。見えますでしょうか?

属に言う、不良肉芽ってこれの事でしょうか
歯周ポケットの内面を掻爬するってこの赤い膨らみを削ぎとるって事でしょうか

多分。。。

やらない方が良いのではないかと思うのです

この膨らみが持つ意味とは

私の経験上の話をしますが、このブツブツ、歯石が綺麗に取れて、相対する歯面が綺麗になると、歯周ポケット内面も自然と平坦になり、美しい、それこそ鏡のように輝く組織に変化するのです

何故赤いのか何故膨らんでいるのかそれは、相対する歯面が異物であり(細菌で汚染された根面だったり、歯の解剖学的な凹凸だったり。。。でも多分細菌によって汚染された何かなのだと思います)炎症が起こっているだけなのです。

炎症は細菌や細菌の毒素、外傷や異物などに体が反応して、それをやっつけようと、免疫細胞がドンドコ血液に乗って運ばれてくる。つまり血液が集まる→腫れる、赤く見える、ちょっとした刺激で出血する。

その血液の集まった膨らみを鋭利な刃物で削いで本当に良いのか一時的にも菌血が起こり、感染が広がる。そもそもそこには細菌がうじゃうじゃいて腫れているのに、体のバリアである皮を削ぎ取って良いのかたぶん、ダメです。いえ、絶対ダメです

不良肉芽を除去して一時的に歯周病の病状が落ち着いたように見えるのは、組織を切除したことにより組織が新生するからです。治癒の過程によるもので、原因が除去されなければ数年経てば元に戻ります。つまりまた炎症が起こる。

つまり。外科云々の前に確実に根面の歯石を除去する方法を考える事が重要だと私は考えています。

歯科用顕微鏡はいいです。とにかく見えます。

歯科用顕微鏡を使う歯科衛生士さんには、こう言う話を議論して頂きたいです。
本気で根面を綺麗にする事に命をかけるそれが顕微鏡を扱う歯科衛生士の使命。

もうすぐ顕微鏡を使い始めて10年経ちます。
ほとんどの患者さんは歯石がなくなって、皆さんを驚かせるような症例もかなり減りました

さてー今週もがんばるぞー

ぜひ皆さん、マイハイジ二ストを見つけてくださいね☆
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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今日からまた1週間が始まりますね

最近は歯科の感染制御についての事ばかり書いていますが、実は私の本業。。。

本業と言うとおかしいですね歯科衛生士だから、その範囲内の仕事は全て本業なのですけれど、ここ最近は、naomiさんの専門は感染制御学ですか?と言われてしまうほど、歯科機材の滅菌、消毒も含めた感染のイメージが強くなっている様です

いやいや、私はたまたま首都圏滅菌管理研究会に入れて頂いただけでして、専門というほどでは。。。

歯科衛生士業務の中で何が専門かというご質問にお答えするならば私の専門は歯科用顕微鏡で歯石の除去やメインテナンスを行う事ですとお答えするでしょうかね。。。

当医院では全ての治療を歯科用顕微鏡を使って行なっております。

歯科衛生士が行う歯石の除去や、メンテナンスの処置ももちろん歯科用顕微鏡を使っています。

歯科用顕微鏡の処置は大変に難しく。。。私たちは歯科医師と違って、お口の中の歯を見れば良いというのではなく、もっと小さな、もっと狭い歯の周りの歯周ポケットというわずか1mm程度の幅の中を覗かなくてはなりませんそしてその中に付着している厚さおよそ0.数ミリから数ミリ(大きくても3mm程度でしょうか)の歯石を除去しなければならない。しかも、歯根面や歯肉を損傷させる事なく。。。

歯肉を損傷させれば当然、軟組織なので、出血してきますし、処置がますます難しくなります。また歯肉が退縮(下がる)する事もあります歯根面を損傷すれば術後に知覚過敏がおきて歯が沁みる事もありますし、再付着の可能性が低くなりますものすごく神経を使う処置です。

よく歯科衛生士の皆さんが、歯科用顕微鏡は老眼鏡の代わりだとか 、患者さんのモチベーションUPのためのツールだとかおっしゃいます。。もちろん、そういうった側面もありますが肉眼よりも数百万倍精度の高い処置ができる 事が歯科用顕微鏡の最大のメリッットです。

皆さんはたかが歯のクリーニングだとかただの歯石取りとおっしゃいますが、私とうちのスタッフはそうは思っていません。はっきり言って外科手術と同じです。まあ手術ほどの緊張感はありませんが、もしこれで緊張感があったら、処置できませんねしんどすぎて

かなり処置の範囲が狭いですし、根気のいる作業です。集中力が半端ありません

本日の症例は下顎右下第一小臼歯の近心です。
右下第一小臼歯
ちなみに、CT画像はこちら
IMG_2316
そして、今回はなんと動画付きでどうぞ

ポケットデプス3mm 
ブリーディングオンプロービング(+)
最初はポケット底部に見えた歯石が、歯石かどうかわからず、セメント質剥離もしくは歯牙破折のようにも見えて、超音波で削り取ってよいか迷いました歯石が硬すぎて歯石がセメント質が区別がつかなかったというのもあります。

こういったときに、臨床の感が大切になります

毎回感激するのが人体の素晴らしさです。歯肉は本来はポケットに細菌を入れないための防御機構を担っています。キュッと締まっていて異物を入れない。

歯石が付着していてもその機能に違いはありません、むしろ更に頑張って異物をいれないぞと意気込みを感じさせる歯肉内面もあります歯石の除去をしていると、歯石を除去した側から歯肉内面が狭まってくるのを感じます。

すご〜い♡体ちゃん

この症例もまさに。ポケットの根面から離れた歯石が歯肉に挟まれてなかなかでてこない。
歯石表面と歯肉内面が物理的に嵌合している。歯石表面の凸凹に歯肉内面上皮がその形を変えて包み込むように、巻き付くように覆いかぶさっているのです。その内面には毛細血管が

ポケットが深くなればなるほど、歯石の除去が難しくなるというのは皆さんご存知の事とと思いますが、しかしながら、浅いポケットであっても、歯肉の中にめり込んでいる歯石を確実に見つけて除去するのは非常に困難です。

そんな時に役に立つのが歯科用顕微鏡であり、周りの組織にダメージを与えずに、確実に歯石が除去できるのが最大のメリットです。

ただし、かなりな技術を要しますが

たかが歯石、されど歯石。

この小さな歯石が核となり、細菌の温床となり、炎症を引き起こし、免疫応答が起き、免疫応答に関連する様々な物質を体中に放出し、様々な臓器に影響する。。。そして歯槽骨は破壊され、歯の喪失が起きる。

小さなうちにその芽を積む事が、歯科用顕微鏡を扱う歯科衛生士の役割だと、私は考えています

皆さま、今週は寒くなりそうですね年度末に向けて。今年の締めくくりをしていきましょう
 
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