顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

歯科

歯科衛生士の心得


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
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毎週言ってますが、1週間経過するのが早すぎます...加速してますね

コロナ禍になってから、なんだか大人になり過ぎて、もう人生終盤だ〜みたいな気持ちになっちゃてまあそれは、母が入院した事もあって、気がついたら70歳で、もう高齢者だったと突きつけられたわけで、そしたら急に自分の年の存在感が増してきて。

更に、コロナで美容院に行けてないもんだから、ますます。鏡を見るたびに気落ちする。。。
なんだか物事。。。いえ、自分にスピード感が無くなってきて、気持ちが老けてる
本当、気持ちって大切ですよねー逆に見た目ってあまり関係ないですよね。本当は。

さて、世の中はコロナ禍と言っても、4月を迎えて、新生活を送り始めた方も多いと思います。コロナ禍の新生活って、なんだか堅苦しくて大変だと思うけど、そういう時代に当たってしまったのだから仕方ないですね...

ここへきて、時代が大きく変わっているのを感じているし、急に時代に取り残されたみたいな感覚が時々あります。でもそれは気がしているだけで、今日は昨日の続きだし、明日は今日の続きなわけで、単に感覚の問題です。でもちゃんとそれなりに若い世代のものにはついていけてないけど(そもそもついていくというのも可笑しいし、ついていかなきゃいけないっているのもヘン)大切なのはいつでも好奇心を持っている事と、チャレンジする事だなって思います。

分からないと言って何もしなければそこで終わってしまうし、分からないから知らなくていいと思えばそれもそこで終わってしまうし。

分からなければ、分からないから教えてって素直に聞けばいいだけで、そんなの年に関係ないですよね
そういう素直さは忘れたくないなって思っています。

さて当院でもたまたまですが、先月から新しく歯科衛生士さんが週2日きています。

年齢はもうベテランなので、手慣れてはいますが、当院のコンセプトを理解するには時間がかかります。
その手始めに、歯科衛生士とは何かと尋ねました。

これは歯科衛生士YUちゃんが歯科衛生士になった時にも教えたし、歯科衛生士さんに必ず伝える事ですが...質問すると大抵は、知識、技術、観察力などの答えが返ってきます。間違いではないけれど...

私が必ず教えることは
感謝

故、日野原重明先生が、子供にお話されている中で子供のうちは自分のためにたくさん時間を使いなさい、そして大人になったら人のために時間を使いなさいとおっしゃっていました。

昔のおばあちゃんたちは、世のため人のためになる人になりなさいとよく言ってましたね。

最近は人のためとか世の中のためとか古くさいんでしょうね考え方が個人プレーにシフトしているし、日本の道徳教育は無くなってしまったから(日本の古臭い精神論という言葉で過去においやられた感が強いですよね)そして、躾とハラスメントを履き違えて、人間としての教育はなされなくなったので、偏差値は高くて頭は良いけど、仕事ができない、コミュニケーションがとれない、言葉が話せない大人が増えましたよね...

子供を本気で叱れるのって、親しかいませんよね。その親さえ叱らないのだから、社会にでてきた若者を他人が叱るなんてできませんよね。手遅れって事です。まあ、中には躾はされてないけど、素直な心は失っていない人もいて、そういう人は改善の余地があります。

で、私が教えているのは、

私たち歯科衛生士は、自分の患者と言って、担当するとあたかも自分が偉い、凄い、働いてやってるかのようにいう人がいるけど、患者さんが来院してくれなければ私たちの仕事はない、院長先生の文句や、助手さんの文句をいう人がいるけど、院長先生が開業して医院がなかったら、私たちが予防処置をする活躍の舞台もない、私たちがクリーニングをしている間、助手さんが器具を洗ってくれるからクリーニングに専念できる、だから、医院に、院長先生に、スタッフに感謝しなくちゃ

と教えています。

そして次に
人としての器を磨きないと教えます。色んな事に興味を持って、人に感謝しながら生きることによって、人の話を聞くことももちろんだけど、自分の心の器が広がる事で、患者さんも信頼してくれるようになるのだと教えています。

仕事というのは、仕事の場というのは、自分を成長させる場だと私は思っています。

だから、お金や条件だけで、コロコロ仕事を変えて生きなければいけない今の人たちは可哀想に思うし、そういう考え方もあるって事を知った上で仕事を選んで欲しいなぁとも思います。

だって、人間が生きるって、最後は人との繋がりだもの。

年齢を経れば減るほど、人との繋がりがどんなに大切かわかってくるしそれが世の中というものだから。

どんなに若い人だって、年をとる。自分が年寄りを馬鹿にすれば同じように自分も馬鹿にされるし、皆がそういう考えでいれば、今以上に年寄りは馬鹿にされるようになっていくのです。

今はまだ昭和の古い人たちがいて、心の優しい人も残っているから、助かっている事も、本当は多いのですよね...若い人もそれに気がつけば良いのになーって思います。いつか自分がそういう目にあうのだから自分自身も、自分よりも下の世代をきちんと育てる事が大切だと思いますが...

でも今の人って、自分がいつも中心で、年下の時は上のせい、自分が上になったら下のせい、いつも誰かのせいにして大人になりきれていないなって思います。

そういう私もまだまだ未熟者。日々、学びだなって思っているんですけどね

さて、長文お読み頂きまして有難うございます

最後にお知らせさせて下さい。あと1週間になりました

私も幹事をさせて頂いております、首都圏滅菌管理研究会の第18回の研究会のご案内です。

↓お申し込みはこちらから

 https://www.shuto-mekkin.org/info/info-conf/18start/

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1.【感染症基礎講座XII】   
齋藤 祐平 先生(東京大学 医学部附属病院 手術部 講師) 

2.【シンポジウム】 「中材がどのように院内の感染制御に役立っているのか?」 
1)もう一度基本から理解する洗浄・消毒・滅菌 
酒井 大志 先生( 越谷市立病院 看護部 中央滅菌室・手術室 ) 
2)院内全体の滅菌物管理   
岩崎 直美 先生( 東京大学医学部附属病院 材料管理部 ) 
3)歯科での工夫   
岡安 麻里 先生( 東京大学医学部附属病院 口腔顎面外科・矯正歯科 ) 

3.【教育講演】 「実例で鍛える!材料部スタッフトレーニング」   
齋藤 篤 先生( 大阪大学医学部附属病院 材料部 副部長 ) 

4.【特別講演】 「感染症特別講座:感染制御の基礎と最近の話題」 
森兼 啓太 先生( 山形大学医学部附属病院 病院教授 検査部 部長 感染制御部 部長 ) 

5.ディスカッション

特別講演の森兼先生は、私が感染制御を学んだ時の講師ですCDCのお話をお聞きしました。

どれも楽しいな演題です皆様、ぜひコロナ禍でも学びの心を忘れずに、奮ってご参加下さい

ではまた1週間頑張りましょう 

セミナーのお知らせです!


☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】

医療の質は安全に比例いたします。





【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】



こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです
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研修会のお知らせです。

日本歯科大学 口腔リハビリテーション多摩クリニックの研修会のお知らせです。

2020.摂食嚥下超入門

お申し込みは、イベント・コミュニティ管理サービス Peatixイベントページからできます。

例年、平日の夜に東京の小金井で行われていますが、今年は新型コロナのため、web開催です 東京以外にお住毎の方や午後7時に間に合わないという皆様、ぜひこの機会をお見逃しなく

菊谷武先生のお話がこのお値段で聞けるのはお徳としか言いようがありません

ご興味ある方はぜひご覧ください。締め切りまじか10日までです 

当医院に第1種滅菌技師が誕生!!


☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】

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こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです
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今日はお天気もまずます皆様いかがお過ごしでしょうか

なんだか世の中が息づまっていて、非常にストレスフルな毎日ですね...って私だけか

母の一件があってから、自分でもよくわからないんですけど、なかなかやる気が起きない。。。睡眠はとっているんですけど、質が悪いのかな。朝起きると体が凝っていて疲れが取れない

よくよく考えると、毎日
これやらなきゃこれしなきゃこれやっちゃダメが頭を回っている事が多い

新型コロナが流行してから家事倍増もともと適当に外食していましたが今は朝昼晩全て手作り。買い物も控えていて毎日の衣服の洗濯も倍増。

気がつけば12時を回っていて。。。睡眠時間6時間は最低取りたいと思っているのですが万年睡眠不足という訳でお休みの日は半日寝溜めたまにはいいよね

さてそんな新生活で色んな事が滞っている中、おめでたい話題が
当院の歯科衛生士YUちゃんがこの度、日本医療機器学会第1種滅菌技師の資格試験に合格いたしました〜パチパチパチ👏
滅菌技士(技師)認定制度については日本医療機器学会 滅菌技師認定制度について をご覧ください。


第1種滅菌技師

医療機器学会からの一部抜粋:(滅菌技士(技師)認定の目的)
医療施設に関連した滅菌供給の知識と実践に優れた技士を養成し、学会として認定することにより、人類の健康と福祉および医療の安全に貢献することを目的とします。


当院では診療の前に患者さんに使用する器具を目の前で開封し、同封している科学的インジケーターの色を一緒に確認する事で、安心して診療を受けて頂いております。→当院の滅菌管理

YUちゃんの合格により、第1種滅菌技師YUちゃん、第2種滅菌技士Akiさんと2人も滅菌のスペシャリストが誕生しました〜あ。。。ちなみに私は滅菌技士(技師)の資格は持っていませんもともと歯科衛生士は資格がなくても滅菌のプロであるべきですし、歯科衛生士の資格は国家資格ですからね

私は資格はありませんが首都圏滅菌管理研究会幹事として、滅菌技士(技師)向けの研究会で第9回13回14回、15回と歯科器材の洗浄・滅菌、感染防止対策、滅菌保証についての講演をさせて頂いております。

あ、はいはい、資格のない僻みとも言えます(爆)

何はともあれ滅菌技士(技師)さんが増える事は我が医院にとって心強いばかりです。

患者さんにも安心して診療を受けていただけるかと思います

おめでとうYUちゃん

洗浄滅菌技術特別講座

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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先週の土曜日、Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士による
スキルアップ・洗浄滅菌技術特講に参加してきました。

Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士はDIN、EN、およびISOのワーキンググループ(バリデーション、滅菌、滅菌モニタリングのための生物学的・化学的インジケータ)のメンバーです。

 Dr. Yorichika Kaiser

なんと今回お昼にDr. Ulrich Kaiser 博士と一緒にLunchを頂くという企画がありまして、恐れ多かったのですがせっかくなのでご一緒させて頂く事にしました。そして意を決して1番のりで質問させて頂きました
 Dr. Yorichika Kaiser meeting

質問は
歯科用ハンドピースは(潤滑剤は)綺麗に洗浄できるのかという質問です。
Dr. Ulrich Kaiser 博士の答えはWDにコネクターが、中に水が通るようになっているのがある、フィルターがついていて、それと洗浄剤を使えば洗えるという事でした。ただし洗浄した後に潤滑剤はしなければならない。注油しないと機械が故障するからとのこと。

そこでダックって知ってますかと言われました。

ダック...最初は知りませんって答えたのですがお話してるうちに思い出してきました
第13回首都圏滅菌管理研究会で発表したのですが、デンツプライシロナ社のDACユニバーサルのことではなかろうか
洗浄・滅菌の質問1

唯一質問したメーカーの中で洗浄、滅菌の検証がなされていたのがデンツプライシロナのDACユニバーサル。
DAC1

DAC2

Dr. Ulrich Kaiser 博士曰くDACなら洗浄して潤滑剤も注油できて滅菌もできるとの事。
ただし、DACユニバーサルは、滅菌バックに入っていないので無菌性は保たれない。
でも、歯科用ハンドピースは歯科医師が手で持つし(通常歯科診療には未滅菌の検査用グローブを使う)無菌性を保っていても...(意味がない)

との事で、

歯科用ハンドピースは洗浄滅菌だけの問題ではなく、ユニットからの水や空気の問題がある、ヘパフィルターをつける、水や空気は滅菌できない、トータルで(感染制御を)考えなければならない。サックバックの問題もある。

ある研究をした事がある。綺麗に洗浄・滅菌した歯科用ハンドピースを赤い洗浄液の中で回し、きちんと洗浄・滅菌したハンドピースと取り替えて噴射すると赤い水が出る。

いくら歯科用ハンドピースを綺麗に洗浄・滅菌しても、歯科ではデンタルチェアの問題がある。歯科医療従事者向けには洗浄滅菌だけでなくて特別なコースで教育を行っている。1人1つ歯科用ハンドピースを分解する。とのこと。

それから、ワクチンの話もしていました。歯科の感染では飛沫感染、エアロゾルがあるから。歯科医療従事者はB型肝炎のワクチンを必ずしている。

ワクチンをしていなかった時は歯科医師の7割が肝炎だった( ;´Д`)とか。

つまり、私たちがいつも思っている事と同じをDr. Ulrich Kaiser 博士はお答え下さいました洗浄・滅菌を確実にする事が大切だけれどその目的は感染制御。大きな視点で考える事が必要です。

感染制御の全体像

ちなみに、サックバックの問題については、以前にもご紹介したと思いますが(詳しくは歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第1回)、現在はユニット(デンタルチェア)にも歯科用ハンドピースにもサックバック防止機構がつけられていて対策が取られています。

サックバックが問題だと今頃行っている方々は情報をアップデートする必要があります。不必要に不安を仰ぐのは誰のためにもなりません。

そしてたとえサックバック防止機構の働きが不十分でサックバックしたとしても、歯科用ハンドピースの使い回しが原因で感染したという事例は確認できていません(こちらも先ほどの歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第8回

サックバック防止機構の有無で洗浄・滅菌方法に違いはあるか?という質問に対して、デンツプライシロナ社の回答では、サックバック防止機構があっても多少の汚染物の吸引の可能性があります。DACユニバーサルによる洗浄・注油・滅菌を推奨します。としています。

洗浄・滅菌 質問2


医療器具の再生処理の話になると、どうしても完全な洗浄、完全な滅菌の話となります。
それはもちろん、洗浄・滅菌を追求するならば当然の事です。

しかしながら、医療技術の進歩は医療機器の進歩でもあります。そしてその複雑さゆえに洗浄が困難なものも増えてきました。しかしその一方で複雑な医療機器が開発されたからこそ治療法が新しくなり患者が救われてきたというのも歴史的事実であります

歯科用ハンドピースがない時代においては、ダイヤモンドよりも硬い歯を削る事は出来ず、虫歯になった歯は抜くしかなかった...しかし、歯科用ハンドピースが開発された事で、虫歯の部分だけを削って詰める事ができるようになり、歯は抜かなくて済むようになった。。。

そして、その行為が感染するという事なら問題がありますが、歯科においては歯科機材の使い回しによって感染した事例は確認できていません。

感染した事例がないのに、洗浄滅菌が確実にできないから器具は使わずに虫歯になったら抜歯する。。。これはどう考えれば良いのでしょうか?患者さんの利益になるのはどちらなのでしょうか?

感染制御の観点から大きな視野を持って歯科医療機器の再生処理を論じて頂きたいものです。

さてもうすこし書きたい事があるのですが、長くなりましたので今日はこのへんで

おやすみなさい

歯周外科:歯周ポケット内壁の掻爬を考察する

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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今日からまた1週間が始まりますね
1週間があっという間すぎて。。。加速してます

さて、先日からやっと本業にエンジンがかかった私。
ここ数年、口腔リハや感染制御と幅広い分野を学んで来ましたが、それは全て本業と私が思っている、歯科用顕微鏡を用いた歯科衛生士業務の延長線でしかありません。

皆さんには、マイハイジニストがいますか?

私が歯科衛生士学校を卒業した20数年前には 歯科衛生士とは?なんてパンフレットがあったほど。まだまだ歯科衛生士という職業に対して認知度が低く、歯医者さんの看護婦さん?なんて言われてました。

歯科衛生士にも様々な業務があるのですが、私は歯科疾患の予防をメインにお仕事しています。

チェア(歯科医院の診療する椅子)1台を歯科衛生士専用に使わせて頂いて、歯石の除去に始まる歯周病の初期治療や、虫歯についてのレクチャー、口腔衛生士指導、食生活指導、その他健康にまつわる情報提供、ピアカウンセリングや人生相談まで

長い患者さんは15年ぐらい拝見させて頂いています。

そういうお付き合いができる、貴方のお口のパートナーであるマイハイジ二ストを皆さんはお持ちでしょうか?

歯科用顕微鏡を使い始めて、もうすぐ10年ほど経ちますが、歯科用顕微鏡を使うと、本当に初期治療の精度が格段に上がります。そしてこの業界で言われている、世界的に言われている歯周病の治療方法が本当に正しいのかどうかずっと疑問に思っています。

歯周治療の標準的な進め方は、特定非営利活動法人 日本歯周病学会の指針によれば、以下の図のように、医療面接、歯周病検査、歯周病診断、治療計画立案、歯周基本治療、再評価検査、歯周外科治療、再評価検査→治療→メインテナンス、もしくは、再評価検査→病状安定→サポーティブペリオドンタルセラピーの順に進められます

歯周治療の指針2015) 

歯周治療の流れ2015

私たち歯科衛生士は、 歯周基本治療の一部、プラークコントロールやスケーリング(歯石除去)やルートプレーニングなどの担います

この処置の精度によって、歯周外科処置に移行するかどうかが決まります

歯周外科処置は組織付着療法,切除療法、歯周組織再生療法、歯周形成手術の 4 種類に分類されます

どの歯周外科手術を行うのかは骨欠損形態、口腔衛生状態、歯周ポケッ ト深さ、プロービング時の出血、エックス線所見などから総合的に判断します。 歯周外科手術は,一般的に再評価検査の歯周ポケット深さがおおむね 4 mm 以上、プロービング 時の出血(+)が適応となります

この外科処置内容によくに含まれているのが歯周ポケット内壁の炎症病巣(歯周ポケット上皮、炎症性肉芽組織)の掻爬というやつです。

細菌によって汚染された歯周ポケット内面を掻爬する(簡単に言えば切り取る、切除する)。。。

ずっと私の頭の中では、不良肉芽って一体なんで除去するの除去するとどうなるのか
グルグル、グルグルと問いが回っているのです。

左上第一大臼歯の口蓋側近心の歯周ポケットの中をのぞいた動画です。
歯肉の内面に赤いイボのような、葡萄の房のような膨らみ。見えますでしょうか?

属に言う、不良肉芽ってこれの事でしょうか
歯周ポケットの内面を掻爬するってこの赤い膨らみを削ぎとるって事でしょうか

多分。。。

やらない方が良いのではないかと思うのです

この膨らみが持つ意味とは

私の経験上の話をしますが、このブツブツ、歯石が綺麗に取れて、相対する歯面が綺麗になると、歯周ポケット内面も自然と平坦になり、美しい、それこそ鏡のように輝く組織に変化するのです

何故赤いのか何故膨らんでいるのかそれは、相対する歯面が異物であり(細菌で汚染された根面だったり、歯の解剖学的な凹凸だったり。。。でも多分細菌によって汚染された何かなのだと思います)炎症が起こっているだけなのです。

炎症は細菌や細菌の毒素、外傷や異物などに体が反応して、それをやっつけようと、免疫細胞がドンドコ血液に乗って運ばれてくる。つまり血液が集まる→腫れる、赤く見える、ちょっとした刺激で出血する。

その血液の集まった膨らみを鋭利な刃物で削いで本当に良いのか一時的にも菌血が起こり、感染が広がる。そもそもそこには細菌がうじゃうじゃいて腫れているのに、体のバリアである皮を削ぎ取って良いのかたぶん、ダメです。いえ、絶対ダメです

不良肉芽を除去して一時的に歯周病の病状が落ち着いたように見えるのは、組織を切除したことにより組織が新生するからです。治癒の過程によるもので、原因が除去されなければ数年経てば元に戻ります。つまりまた炎症が起こる。

つまり。外科云々の前に確実に根面の歯石を除去する方法を考える事が重要だと私は考えています。

歯科用顕微鏡はいいです。とにかく見えます。

歯科用顕微鏡を使う歯科衛生士さんには、こう言う話を議論して頂きたいです。
本気で根面を綺麗にする事に命をかけるそれが顕微鏡を扱う歯科衛生士の使命。

もうすぐ顕微鏡を使い始めて10年経ちます。
ほとんどの患者さんは歯石がなくなって、皆さんを驚かせるような症例もかなり減りました

さてー今週もがんばるぞー

ぜひ皆さん、マイハイジ二ストを見つけてくださいね☆

こちらが本業(笑)

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今日からまた1週間が始まりますね

最近は歯科の感染制御についての事ばかり書いていますが、実は私の本業。。。

本業と言うとおかしいですね歯科衛生士だから、その範囲内の仕事は全て本業なのですけれど、ここ最近は、naomiさんの専門は感染制御学ですか?と言われてしまうほど、歯科機材の滅菌、消毒も含めた感染のイメージが強くなっている様です

いやいや、私はたまたま首都圏滅菌管理研究会に入れて頂いただけでして、専門というほどでは。。。

歯科衛生士業務の中で何が専門かというご質問にお答えするならば私の専門は歯科用顕微鏡で歯石の除去やメインテナンスを行う事ですとお答えするでしょうかね。。。

当医院では全ての治療を歯科用顕微鏡を使って行なっております。

歯科衛生士が行う歯石の除去や、メンテナンスの処置ももちろん歯科用顕微鏡を使っています。

歯科用顕微鏡の処置は大変に難しく。。。私たちは歯科医師と違って、お口の中の歯を見れば良いというのではなく、もっと小さな、もっと狭い歯の周りの歯周ポケットというわずか1mm程度の幅の中を覗かなくてはなりませんそしてその中に付着している厚さおよそ0.数ミリから数ミリ(大きくても3mm程度でしょうか)の歯石を除去しなければならない。しかも、歯根面や歯肉を損傷させる事なく。。。

歯肉を損傷させれば当然、軟組織なので、出血してきますし、処置がますます難しくなります。また歯肉が退縮(下がる)する事もあります歯根面を損傷すれば術後に知覚過敏がおきて歯が沁みる事もありますし、再付着の可能性が低くなりますものすごく神経を使う処置です。

よく歯科衛生士の皆さんが、歯科用顕微鏡は老眼鏡の代わりだとか 、患者さんのモチベーションUPのためのツールだとかおっしゃいます。。もちろん、そういうった側面もありますが肉眼よりも数百万倍精度の高い処置ができる 事が歯科用顕微鏡の最大のメリッットです。

皆さんはたかが歯のクリーニングだとかただの歯石取りとおっしゃいますが、私とうちのスタッフはそうは思っていません。はっきり言って外科手術と同じです。まあ手術ほどの緊張感はありませんが、もしこれで緊張感があったら、処置できませんねしんどすぎて

かなり処置の範囲が狭いですし、根気のいる作業です。集中力が半端ありません

本日の症例は下顎右下第一小臼歯の近心です。
右下第一小臼歯
ちなみに、CT画像はこちら
IMG_2316
そして、今回はなんと動画付きでどうぞ

ポケットデプス3mm 
ブリーディングオンプロービング(+)
最初はポケット底部に見えた歯石が、歯石かどうかわからず、セメント質剥離もしくは歯牙破折のようにも見えて、超音波で削り取ってよいか迷いました歯石が硬すぎて歯石がセメント質が区別がつかなかったというのもあります。

こういったときに、臨床の感が大切になります

毎回感激するのが人体の素晴らしさです。歯肉は本来はポケットに細菌を入れないための防御機構を担っています。キュッと締まっていて異物を入れない。

歯石が付着していてもその機能に違いはありません、むしろ更に頑張って異物をいれないぞと意気込みを感じさせる歯肉内面もあります歯石の除去をしていると、歯石を除去した側から歯肉内面が狭まってくるのを感じます。

すご〜い♡体ちゃん

この症例もまさに。ポケットの根面から離れた歯石が歯肉に挟まれてなかなかでてこない。
歯石表面と歯肉内面が物理的に嵌合している。歯石表面の凸凹に歯肉内面上皮がその形を変えて包み込むように、巻き付くように覆いかぶさっているのです。その内面には毛細血管が

ポケットが深くなればなるほど、歯石の除去が難しくなるというのは皆さんご存知の事とと思いますが、しかしながら、浅いポケットであっても、歯肉の中にめり込んでいる歯石を確実に見つけて除去するのは非常に困難です。

そんな時に役に立つのが歯科用顕微鏡であり、周りの組織にダメージを与えずに、確実に歯石が除去できるのが最大のメリットです。

ただし、かなりな技術を要しますが

たかが歯石、されど歯石。

この小さな歯石が核となり、細菌の温床となり、炎症を引き起こし、免疫応答が起き、免疫応答に関連する様々な物質を体中に放出し、様々な臓器に影響する。。。そして歯槽骨は破壊され、歯の喪失が起きる。

小さなうちにその芽を積む事が、歯科用顕微鏡を扱う歯科衛生士の役割だと、私は考えています

皆さま、今週は寒くなりそうですね年度末に向けて。今年の締めくくりをしていきましょう
 

歯科用ハンドピースについて考察してます!

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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今日からまた1週間が始まります

前回も書きましたが、今の私のテーマは、歯科用ハンドピースの洗浄、滅菌。

ご縁あって、首都圏滅菌管理研究会の幹事にさせて頂いた事で、私には役割ができました。

ただの開業医の歯科衛生士で何の影響力もないけれど...
研究会は東京大学の先生方が主催しておられて、研究会の影響は大きい...

当初の研究会での歯科へのバッシングは、世論と同じで厳しいものでした。

私たちは、その頃、情報が入ってこない歯科の中で、理想の歯科治療を求めて、洗浄や滅菌の事を知りたくて、医科の研究会に参加していたのです。

志高く、勉強したいと思って参加したのに、講師先生の歯科への批判は悲しさを通り越して、憤りを感じるものでした。

今でも少なからずそうですが、同じ同業者でも、同業をバッシングしてきます。

私は歯科職だから歯科を贔屓しているわけではなく、客観的に大きな視野で論じてもらいたいと願っているだけです。

いつも言いますが、現場の私たちが一生懸命理想の歯科治療を行おうとしても、日本には国民皆保険制度があります。その費用は診療報酬で決められていて、点数のないものは身銭を切る。。。いえ、過剰診療として逆に罰せられる事もあります

先ほど大きな視野でと申し上げましたが、日本の歯科医療費は欧米に比べたら数十分の1ですが、お陰で誰でもいつでもどこでも皆さんは歯の治療が受けられます

欧米では、公費で行うのは痛みを取る処置、つまり抜歯だけの国もあります。皆さんが日本で気軽に受けている虫歯の治療は数万円から数十万払わなければ行ってもらえないというのが欧米です。(国によります)

しかしながら、診療報酬が安いために、国民の歯が良くならないというデメリットもありますし、十分な感染対策に診療報酬がつかない等の問題もあります。

そういう内情を理解していない、歯科を聞きかじっただけの講師や、歯科職でも現場ではなく研究だけしている講師など、とにかく現場感覚のない講師が、歯科をバッシングし、歯科の感染リスクが高いと吹聴するので困ります。現場もそうですが最終的には患者さんが一番被害を被ります。

ご縁あって外に向かって発言する機会を頂いたので、講演の度に、歯科での感染のリスクは低い事、歯科だからと言って特別に感染するわけではな事、歯科の診療報酬の問題等をお話ししてきました。

そのせいか、ここ最近のバッシングは落ち着いてきた気がします。というよるも法律で3点で感染対策をするように決まったからひと段落としたというのが事実かもしれません。

お陰様でというのも何ですが。やっと何の根拠もないバッシングから、現場を踏まえた議論が出来るようになってきました。
これは良いことです

まだまだ歯科と特別扱いされるのですが、感染の分野から「歯科」という言葉が世の中から出なくなった時、初めて
学術的な議論になるのかもしれません。

さて、段階を得て課題が浮き彫りにされるわけですが、前回の研究会で複数の質問を頂いたのが、歯科用ハンドピースの洗浄評価です。

でも。。。

そもそもメーカーに聞いても、まず
洗浄ができるように製造された製品であるのか?という事が分からなければ始まりません。

勝手に個人が洗浄評価したところでそれはあまり意味を無しません。

それは、なぜ洗浄評価が必要なのか?と言えば世界中の誰が見ても洗浄されていると言う証明が必要だからです。個人の評価は真の洗浄評価ではありません。

ですから、まずはメーカーが製造の段階で洗浄できるように製造し、洗浄が困難なものなら、それをきちんと示すべきで、製品の取り扱いには責任を持つべきです。

ま、それが日本では難しいから世の中良くならないんですけど

国もメーカーも、こうやれ、ああやれと指導はするけど、何かあったら責任は現場に取らせると言うのが日本の風潮。これは医療に関わらず日本人の国民性のようにも思いますが。

歯科の場合、メーカーが黙りなので、全く話が進まない。

ここが今現在の問題点です。

日本の歯科のメーカーってすごくずるいなぁと思うのです。だって海外製品にはその国のガイドラインに従って製品を作り、その事を公表しているんですよ。すごい、日本のユーザーを馬鹿にしてますよね

例えば、日本ではサックバックと言って、歯科用ハンドピースが回転する時に、その陰圧で歯科用ハンドピース内部に唾液や細菌が吸引されて、次の患者に使用するとその汚染物が次の患者の口腔内に放出されると言って、すごく問題視されます。

歯科用ハンドピースの滅菌しないと感染するぞ!煽りの後は、いえ、同時に、サックバック防止機構がないと感染するぞ!煽りと言っても過言ではありません。

(細かい話になりますが、話がややこしくなるのでユニットの給水ラインの話は今は論じません)

ところが、私が質問をお願いしてお答えいただけなかった某歯科用ハンドピースメーカーは、海外の取説に以下のように掲載しています。

うちの歯科用ハンドピースは内部に汚染物質が入らないような特別にデザインしてありますと言ってます。しかも特許取得。

IMG_2273

これは、接続する歯科用ハンドピースにサックバック防止機構。。。抗吸引装置がついているものです。

そして以下は、うっかり以前の問い合わせで漏れてしまったメーカーのものです。
こちらは、接続する歯科用ハンドピース側ではなく、接続する側の歯科用チェアーの説明です。BlogPaint

そう、これはユニット側に抗吸引装置(サックバック防止機構)がついていると記載してあるのです。

つまり、歯科用ハンドピース内部の汚染の度合いは、まず
1.使用しているチェアー(ユニット)に抗吸引装置 がついているかどうか
2.使用している歯科用ハンドピースに抗吸引装置がついているかどうか

によってかなり異なって来ると言う事です。

そして、この問題 は1990年代から問題になっているのです
今、何年でしたっけ?2018年です。いくら歯科医療後進国の日本だって、さすがに対応していると思うのですが。。。

だから未だにサックバックという事を言っている皆さんは浦島太郎ではなかろうかと、個人的には思います。もうそんな議論欧米ではとっくにされて解決に向かってますけど。日本は後出しなのだから真似すれば良いだけだと思うのですが。

旧製品は安いですからね安いものには安い意味があるかもしれません。
ま、次にお話しようと思っている洗浄、滅菌が出来れば、そんなのどっちでも良いのかもしれませんが、今日は触れない、給水ラインの汚染の話になると関係してきますので、いずれにしてもこの辺りの情報は押さえていた方が良さそうです。

さて、長くなって書ききれませんが、まだ歯科用ハンドピースについては書きたい事があります。

また来週にでも気が向いたら書きます。

以上。途中経過でしたご参考までにどうぞ。

次の目標に向けて(第15回首都圏滅菌管理研究会)

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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今日からまた1週間が始まりますね


先週末はせっかく、久しぶりの何もないオフのはずだったのに。。。

なんと熱発2日間に渡り熱が下がらず、連休中ダウン
土曜日は診療だったので、患者さん、そして同僚に迷惑をかけることに申し訳ありません。

2日間寝込んだら、熱も下がって。インフルエンザは陰性だったので、また今週から仕事復帰できます。

個人的には気が抜けて魔が差したんだなってます。

慣れない講演がここ2年の間に数回続き、発表をまとめたり、文献を調べたり。
人から見たら、大した事のない事かもしれないけれど、私の中では一杯一杯だったのかなって。

本当に器が小さいんですよね。

でも・・・

お話を頂けるからには頑張ろうって冷静になると思う。有難い事だもの。
 
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ああ、本当に毎日の診療は楽です

私を今成長させてくれているのは、先日も発表させて頂いた首都圏滅菌管理研究会です。
(首都圏滅菌管理研究会 facebook ←いいね!して頂くと今後の研究会の予定などがわかります)

この研究会には、医院で第1回目から参加させて頂いているのですが、当初は研究会でも歯科の感染対策についてあまり知られておらず、歯科は滅菌してない汚いやばい感染するという根拠のない誤解がありました。

また同時期のマスコミの歯科用ハンドピースの使い回しの記事が感染の恐怖を煽りました。

発表の機会を運良く頂いた私は、この「歯科(歯科用ハンドピースの取り扱い)で感染するという根拠のない恐怖」を払拭する事が私の役割となりました。

歯科用ハンドピースの使い回しによる感染の事例はなく歯科での血液媒介感染が極稀である事を皆様にご報告しました。

残念ながら、今まで日本では歯科用ハンドピースがきちんと滅菌されていなかったにも関わらず感染の事例が見当たらない、にも関わらず厚生労働省の通達で歯科用ハンドピースの滅菌が課せられる事になってしまいました。。。(私はいつも申し上げますが、歯科用ハンドピースを滅菌しなくて良いとは言ってません)

通達が出された事もあり、この歯科用ハンドピースの感染煽り祭りは下火になりました。

またまた発表の機会を有難く頂いた私の役割は「歯科の洗浄、滅菌できない本当に理由が、診療報酬の低さである事を歯科以外の多くの人に知ってもらうこと。」でした。

もちろん私が所属している滅菌管理研究会は、名前の通り滅菌管理を研究している研究会ですから、滅菌に焦点が当てられるのは当然です。

歯科用ハンドピースの滅菌から端を発した歯科の感染対策へのバッシングですが、歯科用機材の滅菌は感染制御の1つの側面でしかありません。

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例えば、東北大学のデーターでは診療時の「全症例に使用患者毎に交換は52%」です。
歯科用ハンドピースを滅菌していても、汚染されたブローグで触ってるんじゃ意味がないでしょ
スクリーンショット 2018-11-25 19.12.36

こういうデーターが出ると、あたかも歯科医療従事者が悪いかのように思われがちですが、先ほども申し上げたように、私たちがいくら感染予防対策をしたいと思っても、診療報酬で補填されなければ身銭を切ることになります。

この10月の診療報酬の改定で、歯科の感染対策についた加算は3点=30円です。 

スクリーンショット 2018-11-25 19.21.22

歯科で感染対策をやっていないとバッシングする人たちは、この事には触れません。
ただただ感染対策を行っていない事だけをバッシングしてきます。

それでは全くこの業界は良くなりません。
つまりこの歯科の感染対策は診療報酬によって決められた事、つまり国策なのです。 
しかしすでに決まってしまった事ですから、歯科医療従事者はこれに従うしかありません。届出を出して3点で感染対策をするか、届出を出さずに減点されるかです。

3点30円では手袋さえも変えられませんけど。。。

もしかするとこの3点を補填するために、過剰診療。。。なんて事もありえるかもしれませんね
歯を意味もなく削るとか、やたらにインプラントを勧められるとか。。。患者さんには思い当たる方もいるかもしれませんね。

でも、もっと大きな側面で見たら、日本の医療費は年々増加していて、感染しない歯科の感染対策に診療報酬を加算するべきなのか?という疑問ももしかしたらあるかもしれません。

医療費全体に占める歯科医療費の割合は決まっていますから。
歯科で感染対策費用がないから安い治療を受けられているという事も事実です。

だからこの問題はとてもデリケートな問題で、一筋縄ではいかないのです。

だから洗浄とか、滅菌とか、1つの側面だけで議論する人たちが暴走して現場を煽るのを阻止しなければならない。

だって、私は患者さんにとって、1番利益になるようにしたいのだもの。
表立って滅菌してます、でもその費用はあなたの歯を抜いて入れたインプラントで賄ってますなんて、本当に良いんですかそんな表裏な業界になってしまって。

私は口腔というのは、とても大切な器官でもっと大切にされる分野だと思っています。
欧米ではとても価値の高い職業です。日本ではゴミ扱いですけど。

そもそもそんなインチキな事やってたら、このご時世信頼全くなくなってしまいます。

そう、すでに歯科への信頼は全くありませんけど
私、嫌なんです。本気でこの仕事してるのに。バカにされるは本当に腹が立ちます。

だから。私がやらねば私に何かできる環境が与えられるのであれば、やらねばならない。

次にやるべき事。

それが前回の発表で見えてきました。

さてーこの2日間寝込んじゃったけど、また明日から頑張ろうと思います 

2018.11.22 高齢者の口腔機能をどう診る


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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高齢者の口腔機能をどう診る
〜オーラルフレイルにおける口腔機能低下症の位置付け〜
平野浩彦先生

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今日は診療が終了した後に、研修会に参加して来ました明日から世間さまは3連休ですが、私は。。。いえ、歯科はほとんどが暦通りだと思う。

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↑は老年医学会からの出典です。

第1段階が口腔リテラシーの低下 の時期
第2段階がオーラルフレイル の時期
第3段階が口腔機能低下症 の時期
第4段階が摂食嚥下障害 の時期

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↑こちらも老年歯科学会からの出典

平野先生のお話を聞いているうちに、なんだかワクワクしちゃって
先生いわく、オーラルフレイルの予防は、「口の些細なトラブルの気づき」が大切との事。

いや〜だ〜私の出番じゃんだって、3ヶ月や6ヶ月に一度の口腔メインテナンスの時の些細な変化を見つけるのは得意中の得意

歯科衛生士って本当に良い仕事

だって、歯科衛生士って、患者さんが子供の頃から、健康なうちから出会う事が出来て、一生涯に渡ってお付き合い出来て、患者さんの健康をずっと、ずっと守る事ができて、一生健康に導ける。オーラルフレイルって、口腔の虚弱。些細な変化って、健康と虚弱の境目の変化って事でしょ得意、得意。

高齢者の患者さんで先日、こう言う事もありだーと思ったのは、

高齢者の寝たきりの原因の1つに転倒、骨折があります。

転倒、骨折って言うと、単なる老化によるの足のもつれ、とか、足が段差ほど上がらないとか、段差を見誤るとか。そんな風に思いません?

ところが、この患者さんの、歩き方が変化していった原因は、なんと足の親指にできた血豆。血豆が爪の中にできて治らず、数ヶ月放置。そのうち痛くなってきて、外反母趾のせいもあって、おまけに魚の目が痛くて、足が床につけなくなってきた。足に体重がかけられなくなってきた

そのせいで、姿勢が悪くなって、最近姿勢がおかしいなーと思っていたけど、それが姿勢が悪くなってきた原因だと気がつかなったと、ご本人。

すごく健康には気を使って入る方で、もちろんメインテナンスに15年も通われている方ですし、先日は体の事が気になって、内臓は全部調べたとの事。

次は足だわねーと言う事で、整形外科で魚の目の相談をして頂くようにアドバイスしました

でも、この患者さんの足が痛いんじゃないかって思った理由は、実は歩き方じゃなくて、ユニットに寝てもらって、処置を始めてからの顔の向き。

なぜかその日に限って、必ず右を向くのです。ユニットって、全身が見えるでしょう顔から上半身、下半身、体幹の寝ている時の曲がり方や腰の浮き具合とか、膝の位置、向き、足先の向き。足を組んでいるかとか、、、手もそう。爪の長さ、爪の色、形、バチ爪とか、、、手を組んでいるとか、手を上に向けて広げているとか、手に力が入っているとか

今思いついただけでも、↑こんな感じ。

を見ていたら、寝ている姿勢が悪いから膝が悪いんじゃないかって。

で、先日もお一人、まだ若い患者さんですが、やっぱり処置中に顔が横を向く。で、お膝悪くないですか?って聞いたらビンゴもともと膝を痛めていたそうですが、ここ最近痛いとのこと。

些細な変化に気がつくのは、得意中の得意。もちろん、口腔内においても同じですけど

話は戻りますが、転倒や骨折の前段階として、本当に些細な変化だと思うのですが、魚の目が原因だなんて誰が想像したでしょうか

高齢者の転倒、骨折=筋力の低下、つまずきと頭が凝り固まっていた私にとって、私自身が患者さんに教えてもらった、気づきを頂いた症例でもあります。

こんな仕事は他にはない

語弊を恐れずに言うのならば。担当の歯科衛生士によって、患者さんのお口の中の行き先は違うし、健康にも寄与できるかもしれない。

歯科衛生士って楽しすぎるまあ今となってはですけどね

オーラルフレイルについては、私もまだまだ臨床で様々な事を考え中。実際知識を実践に移して見ても、なかなか一筋縄にはいかないし、ゴールの設定が自分の中でも定まらない。

でもだから勉強のし甲斐があって楽しいのかも

さて、明日は久しぶりの何もないオフです皆様も3連休をお楽しみくださいね

2018.11.18 医療現場の感染管理 過去 現在 未来


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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先週末、日本歯科大学生命歯学部 100周年記念館 九段ホールで開催されました、ヒューフレディ・ジャパン合同会社主催「医療現場の感染管理 過去 現在 未来」に参加してきました。 ミシガン州デンタルアドバイザー感染管理担当理事のジョン・モリナーリ先生、科学修士パシフィック大学アーサーA.ダクニー歯学部イブ・クーニー先生がご登壇されました。

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(ジョン・モリナーリ先生とイブ・クーニー先生)
 
お二人が話された内容は以下です。

感染管理:What and why?
臨床施設における血液飛散と血液感染症 (Bloodborne and emerging disease in the clinical setting.) 米国臨床施設における効率的な器材再生処理
感染管理と新興感染症に関する最新情報 (Update on Occupational Disease and Infection Prevention.)
米国疾病管理予防センター(CDC)による感染管理ガイドラインの概要


いくらネットで情報が収集できる社会になったとはいえ、米国の話を直接聞けるチャンスはありません。膨大なネットの情報でも、生の声に勝るものはない。どうしても直接話が聞きたくて、土曜日はお休みさせて頂いて参加しました

歯科の感染管理のガイドラインとしては、2003年に米国疾病管理予防センターCDCより
Guidelines for infection control in dental health care settings --2003が刊行されており、以前より拝読していましたが、詳細が知りたいところもあり、今回CDCに所縁のある先生方が来日されるという事でとても楽しみにしていました

そして今回とても良かったのが、ザックバランにぜひ質問をという座長先生のおかげで、直接聞きたい事が聞けました。

こういう時の、自分の行動力って我ながら感心しますいつもはすごく引っ込み思案なのですけど、知りたいとかやりたいとか本気で思うとスイッチが入ってしまうのです

そして、昨日は歯科衛生士でありながら滅菌技士の皆様とご挨拶をさせて頂きました。
歯科衛生士の皆さんの熱意。私もまだまだ勉強不足なので見習って頑張らなけれればと思いました。

そして、いつもセミナーに行くと緊張してしまうのですが、昨日は東京医療保健大学の同期がいたのでホッとしちゃいました

なんとブラックペアンで二宮くんが着用していたゴーグル(と同じ)だというので、着用させてもらって記念にお写真パシャり。欲しい〜と言ったら、さすが感染のプロ。「それだと歯科の飛沫の対策にはちょっと。。。」と言われてガクッ

歯科では飛沫感染のリスクが高いので、レンズの上や横もカバーされて入るものが望ましい

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あら。写真見たらしっかりグローブの宣伝してました箱から出す時に1枚づつ出てくる(1枚ずつしか出て来ない)ので、次に取り出すグローブが汚染されず感染対策バッチリなのだそうです。

考えて見れば当たり前の事だけど。歯科にはこういう考え方さえも入って来ないものね。。。

私も大学に行くまでは、いえいえ今でもまだまだ勉強不足なのだけど、大学の同期や同期の繋がりでご縁を頂いた様々な方にご教授頂いて。。。本当に有難い。

そして同期で、同じ時代を生きてる皆んなが頑張っていると私も頑張ろうと思いました

さて、今週も頑張ります♡
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