顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:排膿

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです 

***********************************

先日の台風は凄かったですね。皆さまご無事でお過ごしでしょうか?
浸水や家屋の倒壊で大変な思いの方もいらっしゃるかと思います...

震災の時もそうでしたが、こんな時に私には何ができるのか?と考えます。

震災の時はボランティア活動も考えました。でも...

結局私の結論は

1.いち個人として毎日と変わらない生活を行う
2.歯科衛生士として、もし私の担当する患者さまが被災された時にお口の事では困らないようなお口作りをする
という事を決めました。

ボランティアに出向いて被災地の方の力仕事をお手伝いする事だってともて立派な事だと思います。
でももしも日本中の人全員がボランティアに行ってしまったら?

日本の経済活動はストップしてしまいます。
つまり誰かが働いていてくれるから、ボランティアに行ける人がいる...だとすれば、私が日々と変わらない経済活動をすることだって立派に役に立つ事なのではないかと思うのです。

何も特別な事をしなくたって、一生懸命働く事が回り回って誰かの助けになっている...そう思うのです。

そして私は歯科衛生士です。私にできる事は何か?と考えると予約を頂いている患者様を誰かに任せてボランティアに出かけるというのも、何か偽善行為のような気がしてならなくて...
つまりは「私にしかできない事」ってこれしかないのです(笑)
というわけで、今日もせっせとメインテナンスしてます。お陰様で私の年内のメインテナンス枠は全てご予約を頂いております。
私にしかできない仕事。それは歯科用顕微鏡を用いた歯石の除去。

こうやって今日もお仕事ができる事に感謝し来院して下さる患者様に感謝しつつ...

メインテナンスの患者様。もう初回のクリーニングから数年経過するかと思います。現在御年74歳。初診当初は全顎に歯肉縁上・縁下歯石が付着しており歯肉炎で多量の出血...よく数回のクリーニングに耐えて下さったと思います。
今日拝見すると右上の一番の口蓋側の歯頸部から膿が出ているのが確認できます。

右上1番排膿

ここです↓

右上1番排膿2

ある文献によると90日に1回、歯周ポケットの中をお掃除すると重篤な歯周病にならなくて済むと言われています。もちろん個人差はありますが私の患者さんは3ヶ月から6ヶ月の間で来院されます。

排膿、つまり膿が出ているという事は、歯周ポケット内部で何かが起こっている、何が起こっているのか?膿という事は炎症か?炎症だとすれば何が原因だろうか?

歯周病治療のスタンダードに従えば歯周ポケットからの出血と深さを確認する必要があります。

 
右上1番プロービング

歯周ポケット5mm。ポケット測定後にポケット内部からドクドクと出血してきました。
右上1番 歯肉縁下歯石

歯周ポケット内部を覗くと歯肉縁下歯石があります。上と下の写真を見比べて見て下さい。白丸の中の部分を上の写真で確認して頂くと少しはわかるかな...^^;深度が深いので光が入らずやや暗いので良く良く観察して見て下さい。

右上1番 歯肉縁下歯石2


 ポケット5mm...歯周ポケットが4mmを超えると歯石の除去は失敗する可能性が高いと文献にはあります。しかも皆様見えると申しましても歯面から歯周ポケットの内面までの距離は1.5mm程度^^;歯石の厚みは0.3mm程度。歯周ポケットの内面に器具を当てずに...粘膜に器具が当たれば当然内面が傷つき出血します。それでなくても炎症が起きていますから。器具の風圧や水圧だけでも出血の可能性があります。
しかも患者様は74歳。咽頭機能が低下していて長時間咽頭に水を貯めて置くのが難しい...とは言え、通常の手用スケーラーはブレード幅(刃部の幅)が2mmはあり、器具を入れる事すら難しい...
そして歯科用顕微鏡で覗いていますから、ポケット幅1.5mm、深さ5mmを覗ける角度が限られ、更に使用できる器具が制限され、器具の使用範囲が制限されて、不必要なむせ防ぎために使用する水の量が制限される...

制限だらけの条件で、そして私の手はマクロの手でありません。女性にしてはやや大きめのこの手で繊細な動きをしなければなりません...

 
右上1番 歯肉縁下歯石除去後

そして除去できるわけですが...いえ除去するわけですが^^;

私、失敗しないので(笑)言って見た〜い。いえいえ、元々私が初診時から取り残してきたであろう歯石です。

なかなかここを理解して頂くのは難しいのですが、本来歯周ポケットの入り口はキュッと閉まっていて、中に細菌が侵入しないようになっているのが本来です。ですから、中に歯石があっても外からのお手入れが良ければ中に歯石が着いたままキュッと閉まっている事もあります。

その歯肉を切ってまで歯石を除去した方が良いか?と言えば、答えはNO!と私は思いますが、そもそもキュッと閉まって入ればプローブと呼ばれる深さを測る器具も入りませんし、歯石を見つける事も出来ません。歯周ポケットの深さはレントゲンの骨の吸収量を見ればおおよその予測は出来ますが、 1mmもない大きさの歯石をレントゲンで確認する事は出来ません。

つまり、外から何の予兆もなくても歯肉を全て切開して確認するのか?という事になります。

そもそも1mmに満たない歯石が直ぐに悪さをする事はありません。だいたい欧米でも歯科用顕微鏡を用いての歯科衛生士による歯石の除去は行われていません。それでも80歳で20本以上の歯を残しています。

つまり、大切なのは歯石の除去ではなく、細菌のコントロールが大切という事です。歯石が悪いと言われる理由は細菌の温床となるからです。たとえ歯石が着いていても、歯周ポケット内のプラークを器具で除去したり洗い流したりすれば炎症が抑えられるという事です。

今回のケースも何度もメインテナンスしていますが、歯肉がキュッと閉まっていて、歯石が見えませんでした。

しかしながら、中に歯石があれば今回のように炎症が起きて歯肉が緩む事が必ずあります。それがいわば歯石の取りどきです。

これは1回の歯のクリーニングでは行えません。しかも歯石は一度除去してもまた付着する事だってあります。

つまり文献にもあるように定期的なクリーニングが重要という事なのです。

某データーによると、日本人の2人に1人が歯科の定期検診を受けていると言われています。

え?そんなに?実感的にはそんな感じはしませんが、このデーターには歯科医師の検診も含まれているのじゃ無いか?と私は疑っています。歯科医師の行う検診はチェックです。歯科衛生士が行うのは歯のクリーニングです。プラークを除去する事が大切です。

さて皆様、最近歯のお掃除してますか?

ぜひマイハイジ二スト、担当の歯科衛生士さんをお持ちくださいね☆

ちなみに北欧では担当の歯科衛生士さんが医院を移ると患者さんも転院するほど歯科衛生士さんて信頼されているんですよ^^

そういう信頼の元に歯の健康が守られているのですね!

 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

【歯科衛生士顕微鏡診療専用個室 】
マイクロスコープホワイトニングスケーリング

完全予約制、個室診療
世界最高のCarzeiss OPMI pico with MORA interface
顕微鏡診療専門歯科衛生士専任アシスタント
画像診断(口腔内超高画質画像世界最高機種マイクロCTハイグレードX-ray
3台のPCと5台のモニター
ガスクロマトグラフィーRCR検査位相差顕微鏡

naomiブログをご覧の皆様、こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

************************

歯科医師の先生向けの歯のクリーニング及び一般の方向けクリーニングのみの診察を始めました。詳しくは電話で問い合わせ下さい。

*************************

連日猛暑が続いております。世の中はお盆休み。皆様いかがお過ごしでしょうか?

私はお盆休みはゆっくり休養。よくよく考えると、1日何も考えずに休息できる日って、仕事をしているとほとんどない...お休みでも頭の中ではお仕事している...みたいな

と言いながら、休めるのに仕事のブログ書くみたいな(笑) 

先週から某業者さんの超音波スケーラーを借りておりまして。診療のスタイルが確立しているとはいえ、やはり新しい情報に目を向けておくのは大切な事です。

以前はだめだと思った物でも、それなりの進化をとげたりして良くなっていたりします。

さて症例をば。メインテナンス中の患者様です。 

皆さんは歯肉が締まったり、緩んだりするってご存知ですか?
歯石が付着していてもきちんとコントロールされていれば歯肉は締まりますし、きちんとコントロールができていなければ歯肉が緩み炎症が起こり、腫れたり、出血したり、排膿したりします。

SRP1

いつものようにプラークの除去を行っていると...

SRP2

 歯肉からジワっと排膿してきました。排膿とは膿みが出る事です。

SRP3

排膿するというのは炎症が進行している証拠で、たいていは歯を支えている歯槽骨と呼ばれる骨が溶けて、歯周ポケットが深くなり、歯周病が中度から重度に進行している場合が多い。

そこでポケットの測定をしてみるものの、ポケットの深さは3mm。健康なサルカスの深さは1,
2mmから3mm以内と言われていますので、 深さとしては問題ない範囲。

ではどうして排膿しているのでしょうか

SRP4

原因はこれ。歯石です。

よく皆さん、歯科用顕微鏡があれば歯石が見えると勘違いしている方がいますが、歯石は見えますけど、歯肉の中の歯石を透視する事はできません。歯石が発見されるかどうかは担当する歯科医療従事者の観察力にかかっています。 顕微鏡はただの拡大器具です。

SRP5
 
歯肉を開きながら歯石の除去を行います。歯肉を開けば開くほど口蓋側から頬側に向かって付着している歯石が見えてきます。排膿していてもやはりポケットは浅いですよね。付着ぎりぎりまで必ず開いて確認します。

SRP6

奥の奥まで確認します。

歯科用顕微鏡は今まで見えなかった事、知らなかった事を私に教えてくれます。

今回の排膿...もしかすると日常的にあるのかもしれません。そりゃあそうですよね、ポケットが深くても浅くても炎症が進行していれば排膿があってしかるべき。

しかし、肉眼で行う処置では排膿が見えない。 排膿が微量すぎて気がつけない。これに気がつけるのは顕微鏡の「拡大」のメリットですよね。

でもこの3mmの排膿がやがて歯周病を進行させていくのです。予防を担う歯科衛生士としてポケットが浅いうちに危険分子の除去をするのはとても大切。

naomiメンテナンスは日々こんな小さな歯石が語る歯肉の物語を探しています

さて。それでは皆様よい休日をお過ごし下さいませ。

お休み明け皆様のご来院をまたお待ちしております 
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

naomiブログをご覧の皆さま、こんにちは☆歯科衛生士naomiです

今年も残り少なくなりましたね。実際、naomiが診察するのも、明日と月曜日。残り2日となりました。

先日、びっくりしたのは、初診の患者様からの電話で、クリーニングを受けたい、クリーニングの時に虫歯のチェックをしてもらいたいと依頼されたこと。

ふーん。

naomiがブログで歯科用顕微鏡マイクロスコープのことを書いているからかな。

クリーニングメインのお問い合わせを頂くと、やったって思います(笑)

歯周病は歯周病菌によって引き起こされる感染症。私達の役目は細菌、バクテリアをコントロールすること。

HomeCareとしてはToothBrushingInstruction、そしてProfessionalCareとしてはScaling、RootPlaning。大きな役目を担います。

現在のエビデンスでは、4mmを超える歯周ポケットの歯石の除去は不可能と言われています。

しかしながら、歯科顕微鏡を使用すると、歯周ポケットの底部まで見える。見えるから、歯石の除去が可能になる。

ただし、見えるからと言って、必ず除去できるわけではありません。高度な技術を要します。

歯を残すという予防の意味においては、歯科用顕微鏡の有るな無しは実は本質ではありません。何度も書いているので詳しくは割愛します。以前のブログをお読みください。

メインテナンスの患者様です。6年以上担当している中程度〜やや重度の歯周病の患者様です。

下顎左側2番に歯石の付着と、深いポケットを認めます。

22-1

歯周ポケットが深い患者様の場合には、歯肉をよけて、歯周ポケットの底部まで、根面を確認します。歯周ポケットの内部の世界は、肉眼では見えない、新世界。不思議な世界です。

22-2


すごく不思議なんです。ポケットを開くと、ポケットの底部から排膿?プラーク?まだまだ勉強中の私にはわからないのですが、ポケットの中に突然丸い物体が見えるのです。

22-3

湧いているってわけでもないんですよね・・・

22-4

この塊ごと、流れて排唾管に吸われてしまったんですけど。。。

歯周ポケットの中の世界は大変興味深い。

まだまだ勉強中です。

このポケットは思いのほかポケットが深く、根尖までポケットが続いていました。そして、舌側だけなのです。ポケットが深いのが。

叢生ですし、咬合の影響もあるなと思いつつ、歯石をとるという一筋縄ではいかない、歯周病治療の奥深さを思い知らされるのでした。

さて。明日はまた、歯科衛生士ルームが新しくなります。お楽しみです

*********************************

東京マイクロスコープ顕微鏡専門歯科医師Dr.Iritaniのブログ

顕微鏡歯科歯科衛生士naomiお勉強ブログ

顕微鏡歯科アシスタントsachiちゃんのブログ

顕微鏡歯科アシスタントYUちゃんのブログ
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

このページのトップヘ