顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:感染

☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆


【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちはmicro scalingR歯科衛生士naomiです

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連休本番!皆様いかがお過ごしでしょうかお天気良いけど3密守って下さいね
健康のためにお散歩ぐらいは良いと思いますでも人が多いところはダメですよ〜

たまには裏通りを歩いて日本の情緒を味わいましょう できるだけStay Home 暮らしを豊かに

Stay Home

5月6日までの緊急事態宣言もどうなるか...

さて、私たち歯科医療従事者はこの緊急事態宣言が出た中でも、事業継続職として診療してきました。
でもね世界的にはアメリカやヨーロッパでは歯科は感染拡大期には歯科医院は本当の緊急処置だけでほとんどの歯科医院はクローズしているんですよ。アメリカがこの連休明けあたりから医院をオープンしようとしているところ。

それは、歯科は歯を回転切削器具で削ったり、超音波の器具を使用する事でエアロゾルが発生するので、世界では歯科職は一番感染のリスクが高い職業と位置付けられています。そこで歯科医療従事者が感染し、家族や友人へと感染が広がる事、そして医療物資の節約のためにアメリカではクローズしているんです。

そこで皆さんが一番不安なのが、歯医者さんへ行くと感染するのか?という疑問だと思います。

答えはNOです。感染しません。

感染には飛沫感染、接触感染、空気感染があります。
ざっくり説明すれば飛沫は咳や唾液が跳ねるといういわゆるしぶきを直接浴びる事によって起こる感染です。接触感染はもうご存知の通りウイルスが付着した手で色んな物を触る事によってウイルスが運ばれて行き、ウイルスが付着した手で目や鼻を触る事によって体内に侵入する感染。空気感染は文字通り空気による感染です

思い出して下さい、皆さんが歯科医院へ行った時。治療の時は歯科医師、歯科衛生士さんはマスクをしていますね。ですから、歯科医師や歯科衛生士からの飛沫感染はありません。そして皆さんに触れる時は必ずグローブをしてますね。ですから接触感染もありません

患者さん同士の感染はどうか?もし隣に患者さんが治療していて皆さんが感染する(空気感染現時点では空気感染とは認められていません)とすれば...その前に治療している歯科医師、歯科衛生士が感染してますそんな危険を冒して歯科医療従事者が治療すると思いますか?答えはNOです。

ですから皆さんが歯科医院で新型コロナウイルスに感染する事はありません。

むしろ危険なのは私たちです。

新型コロナウイルスは発熱の2日前から感染するウイルスを発生していると言われており(今現在)無症状の皆さんから私たちが感染する可能性はとても高いと言えます。

ですから皆さんが感染しない事が、結果私たちを守るという事になります

当医院では開業した時からスタンダードプリコーションの原則(来院する患者さんが全て感染症患者と思って対応する)に従って歯科治療を行っています。ですから今回の新型コロナの対応でもいつもと変わる事はありません。

しかしながら、新型コロナウイルス感染は新興感染症でまだ未知のウイルスですから、今までのスタンダードプリコーションが通用するかどうかもわかっていません。その点では慎重に注意しながら診療を行っています。現在はフェーズ3の対応をし、予約も緊急度の高い順に調整させて頂いています。

おそらく、医学的見地からすれば、連休が明けたら新型コロナウイルス感染が終息するという事はなく、人類が新型コロナウイルスに免疫を持たない限り感染は広がります。つまり世界のほどんとの人が感染しない限り終わりはないという事です。

スウェーデンでは感染予防はせずに自然に感染者を増やして終息しようと試みているようですね。国によって対応はまちまちで、どの対策が良いかというのは国民の理解や経済状況、医療環境にもよるので、一概に比べる事は出来ません。

ただし、重傷者が増えて医療機関が逼迫すればそれだけ死亡者が増えるという事は言えます。ですから医療体制がしっかりして感染者の全員の治療に当たれるのであれがスウェーデンのように自然に感染を広げるというもの手かもしれません。

日本はそれだけのキャパはありませんから、少しづつ感染者を増やしながら医療のキャパを超えないように、そして経済がある程度回るように調整しているのが今だと思います。

よく医療従事者でも、検査件数を他国のように増やせという方がいます。これはもの凄く無責任な発言だと個人的には思います。

検査件数を増やした場合、新コロじゃない検体も多く持ち込まれます。そうなると本当に疑いのある(現在は医師が診断して本当に疑いのある患者さんだけを検査していますね)の感染者の検体を検査する時間が減り、検査結果が出るまでに時間がかかります。無症状で今急を要しない人のために検査時間が使われて重症の方の治療が遅れます。

そして、もし無症状でも新型コロナ陽性と出た場合。現在は入院措置、または自宅待機です。自宅待機中に病状が進行して亡くなった方もおり、なるべく入院の形で今は動いています。でもどうでしょう。無症状でも新型コロナと判断されれば全員入院となったら...

入院するベット数、すでに足りませんね。ホテルを借りています。ホテルで放置はできませんから、軽症な方の検温、食事管理、毎日医療スタッフのマンパワーが取られますね。自宅待機。自宅待機でも毎日保健所の職員がお電話しないといけませんね。入院患者や自宅待機者が増えれば管理する医療従事者、保健婦などのマンパワーが必要となります。検査件数を増やすのであればこのマンパワーの確保が必要です。

現状、無理です。最前線の新型コロナ患者さんの対応に当たっている医療従事者が院内感染し重傷者のケアをするマンパワーも不足しているのに、検査件数を増やして軽症者を入院させていたら重傷者のケアに手が回りません。(決して軽症者を見捨てて良いと言う事ではありませんので誤解のないようにお願いします)

そして医療の最前線は新型コロナの治療だけが仕事ではありません。他の病気だってあるのです。
検査のためには検査できる医師の確保が必要です。当然他の病気をみる医師が不足します。

私の父は先日人間ドックで胃癌と診断されました...極初期で今手術すれば早期発見で進行せずに済みます。でも医師が新型コロナに全部取られてしまっていたら...父の癌は進行し命を失ったかもしれません。父は運よく手術してもらえましたけど。。。

検査件数を増加するには検査だけでないその後の対応や検査件数を増やすとどう医療資源が減っていくか、有効に使えるかなど総合的な見地が必要です。

でもテレビの多くのコメンテイターはそんな事まで考えていませんね。とにかく外国のように検査件数を増やせの一点張り。そして皆さんも不安だから検査して欲しい...そう思うから意見が合致するのでしょうね。

でもね、現在の日本はそんな医療環境ありません。優先順位を決めて、今は最小限に死亡する人を減らすことに重点を置いているのです。

それは誰にも批判できる事ではありません。無理強いすれば一番大変な思いをするのは最前線の医療従事者だからです。感染するかもしれないと距離を取りながら好き勝手言うMC。感染しない安全な場所から中継で好き勝手言う専門家まがいの医療従事者。現場以外の暇な人が現在テレビに出ているのです。

想像や妄想の世界の人たちのコメントです。

日本の総理大臣も確かにやっている事はトンチンカンな事も多い気がします。でもこの状況で批判ばかりするのもどうかと思います。代わりにあなたがやるできるって話です。不安なのはわかりますが他人を思いやりましょう。野党のヤジの飛ばし合いや、マスコミの批判は見ているだけで腹たちます

そんなくだらないテレビを見ているぐらいなら、好きな音楽を聴いたり、お料理したり、暮らしや心が豊かになる生活をしましょうその方が免疫力もぐっと上がりますよ

長くなりました

皆さん、どうか日本の医療現場を守るために今できる事、それは皆さんが感染しないことです。 

医療従事者だけでなく、物流を支えて下さっている配送の皆様、恐怖ながらも生活を支えて下さっているスーパーの店員さん、八百屋さん魚屋さん肉屋さん。。。テレワークや在宅ワークができずに、今、現場で働いて下さっている方々が日本を支えていると言っても過言ではないと思います。心より感謝申し上げます。

有難うございます皆さんには感謝しかありません
今日も様々な人に感謝しながら1日を過ごしたいと思います
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やっと1週間。いえもう1週間と言うべきか。。。

東京都感染者数04.12現在

確実に日本の感染者は増えています。
政府は不要不急の外出は控えるように要請していますが、イベント会場などへの参加はイベントの自粛もあり少なくなったように思いますが、休日のスーパーは...

恐ろしいほど人が密集していますね



もう皆さん、十分に承知していると思いますが、再度お願いです。
3密を守ってください

3蜜

スーパーは混雑していると2の密集場所にあたります

なぜ皆さんに3密を守ってもらいたいかと言うと最前線の医療従事者を守る為です。そして医療従事者を守る事は皆さんの命を守る事になるからです。

医療にはスタンダードプレコーションという概念があります。これは先日も申し上げましたが、全ての患者は感染者と思えという概念です。新型コロナが流行している今、まさに、全ての患者を新型コロナ感染者として扱うべきと言うことになります。

私たちも普段からスタンダードプレコーションの原則に従って歯科診療を行っておりますが、今はフェイズ3フル装備となりました。。。

マスク、ゴーグル、フェイスシールド、キャップ、グローブ...
しかしながら、なんとこれらの医療物品が足りないんです。。。手を消毒するアルコールすら医療の現場には入ってきません。供給は止まったまま。
スタンダードプレコーション

全ての患者を感染者として扱うという事は、 ↑で着用しているマスク、ガウン、キャップ、手袋...全てを患者ごとに使い捨てなくてはなりません。そして今回の新型コロナは呼吸器感染症。ウイルスを通さない特殊なマスクN95がすでに、厚生労働省の通達により使い回すように言われました。。。

これは何を意味するか?きちんとした防護なしでは医療従事者が感染の危険があり、十分な医療は提供できません。つまり、皆さんやご家族、ご友人が新型コロナに感染して病院へ運ばれてきても、診察できない、入院間面倒を見てくれる人がいないと言う事です。

これが医療崩壊です。

医療従事者は今や命がけです。

それでも患者さんの命を救おうと自分の感染を顧みずに医療を提供しています。

だからお願いです。感染してしまうのはどんなに気をつけていても人類に免疫がないのですから仕方がない事だと思います。でも感染者が爆発的に増えなければ、その間に薬の開発やワクチン、医療物品を揃える時間が取れます。 

そしてこのコロナウイルスは人との接触がなければ減って行きます。いたってシンプル。人と接しなければ感染する事はないのです。

だからお願いです。今が正念場なのです。ここで感染者が増えれば医療現場が持ち堪えられません。自分が家族が大切な友人が命を落とす事になります。そうなってから後悔しても遅いんです。

だからお願いです。3密を守って下さい。

スーパーへの買い物は、昼間時間をずらして人となるべくかち合わないようにして下さい。そしてお店への入店もお父さんと子供は外で待っていてもいいじゃないですか。子供だって感染するんです。混んだスーパーへお子さんを連れて行くと言う事は、自分のお子さんを感染の危険にさらしているのです。

そしてもしお店の入り口にアルコール消毒剤があったら、必ず使って下さい。

手指衛生

あなたの手が綺麗なら、もしあなたが新型コロナに感染していても、店員さんを感染させる事はありません。店員さんが感染しなければ、あなたが安心して買い物ができます。つまり自分へ返ってくると言うことです。

お互いさまです。

ぜひ、手を綺麗にし、人との距離をとって下さい。

そうこうやって書くと自分はやってると言われる方も多いと思います。でも本当に?人が多いところへちょっとだけだからいっか...とか、少しだけ...とか油断はありませんか?

皆が同じ事を思っています。

どうかお願いです。皆さまが安心して生活できるように少しだけ我慢してみて下さい
お互いさまです 
 

 
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1週間、1週間、1日、1日、目まぐるしく世界が変わって行きますね...
不安もありますが、不安がっていても仕方ありません。

新型コロナの重大局面が現在ですから、どうぞ皆様、不必要な外出はせずに、人との距離を保ち、手洗いしてこの重大局面を乗り切りましょう

さて当医院も緊急事態宣言が出されればどうなるのかわかりませんが、基本的に医療機関には休診の要請はないようです。

とは言っても、近所の方ならまだしも、遠方より来院される方は交通機関の利用もありますし、診療スタイルがどう変わっていくのか、私たちも明日の事が見えません

ただ言えることは不安がっていても仕方ないという事。よく皆さん、最近は「免疫力」という言葉をお使いになられますが、笑う門には福きたる笑っていると免疫力が上がるといのはよくガンの治療などで言われる事です。

ですから何があっても気持ちだけは前を向いて笑顔で。そう私は考えています

2020.04.06.PPEsmile


さてこんな時期ですから、歯科医院の感染対策が気になっておられる方も多いと多いと思います。

当院では開業当初からStandard precautionsの概念に基づいて患者は全て感染しているものとして対応しています。マスク、グローブ、ガウンの着用、ゴーグル(眼鏡)や必要に応じてフェイスシールドを使用し感染しない、感染させないが原則です。

その感染症の種類や流行によって若干そのスタイルは変わってきます。
今は新型コロナの流行期ですから、フェイスシールドまでのフル装備です。↓サラヤさんのHPより

PPEの選択1

スクリーンショット 2020-03-02 13.43.15


歯科医院での感染管理はStandard precautions(誰もが新型コロナの感染者の扱い)の原則に基づいて
1.教育と医療従事者の防護→毎日ミーティングを行っています
2.手指衛生→診療に入る前には必ず手洗い、診療中のこまめな手指衛生、現在は患者さんにも手指衛生をお願いしています。
3.PPE→現在はphase3(図で言うと1番右)になっています。
2020.04.06 PPE

4.歯科器材の滅菌消毒→毎日ブログで滅菌状況と患者様に使用した器具に挿入してあるカードを公表してトレーサビリティーを行なっています。
7.環境の感染制御→常に除塵、消毒しています。
8.ウォーターライン(診療で使用する水質)→現在はphase3ですので次亜塩素酸水での診療を行なっています。

さて、最近はマスクやグローブ、ガウンなどの医療物品の不足が叫ばれており、これらの物品が不足すると感染のリスクが高まりますので、患者さんへの適切な医療のができなくなる可能性があります。これは本当に困った問題です。

実際にphase3で診療に当たって思う事ですが、今までの感染制御って嘘が多いですね。

医療現場ではStandard precautions(スタンダードプレコーション:全てが感染者、感染しない、感染させない)が原則と言われてきたのに、アメリカ、ヨーロッパ、日本でも続々と医療従事者、患者が感染していますし、日本においては新コロの症状がある人は入り口を分ける始末。

つまり、最初から感染症患者が来ない事が前提の妄想のスタンダードプレコーションであったという事です。

また、手指衛生についても手指衛生の5つのタイミングがありますが、これもまたこの通りにアルコール製剤で手指衛生していたら、あっという間に手が荒れました。5回も連続してアルコールを使うのは現実的に無理です。

つまり、大切なのは原則を理解し、感染を防ぐにはどうするか?という教育の部分です。こんな時こそ自分の頭で考える能力が求められます。新興感染症には誰も免疫がないのですから。
また、歯科での感染防止には、このほかに、ラバーダム防湿、バキュームテクニック(吸引)、4ハンドテクニック(上の写真:術者とアシスタントの手4つで器具の受け渡しをします。)も感染の予防に有効と言われています。
また、診療室の換気も大切です。換気扇が本当に部屋の空気を吸っているのか?またどのくらいの速度で?ガイドライン的には1時間に6回空気を入れ替えろとありますが、実際はこれまた現実的ではありませんでした。患者さんが終了するごとに、部屋の窓を全開する方がよっぽど早く空気が入れ替わります。

ガイドラインはあくまでもガイドラインであり、実行するスタッフの能力によって感染制御のレベルは変わってきます。そのため教育はとても大切です

明日にも緊急自体宣言が出そうですが、歯の治療が必要な方はいらっしゃいますので、さて、今週もまた頑張りましょう あ〜速く終息しないかな〜そして、一早いワクチンの開発を望みます
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前回の3月13日のブログから2週間しか経っていないのに、世界が一変しています。

Cover-19 world 3.30
新型コロナウイルスが世界中に広がってきました。
Cover-19 world cases 3.30
感染の中心は今やアメリカから更にヨーロッパへ。
Cover-19 world deaths 3.30
世界中の死亡者数も右肩上がりです。

そんな中、日本でこの週末に自粛要請がありましたが残念ならがその前の3連休に自粛疲れという名のもとにイベントが行われたり、天気も良かった事もあり、多くの人が外出する事となりました...

先週からずっと東京都でも感染者は右肩上がり。油断ができません。そして今日...残念な訃報がコメディアンの志村けんさんが新型コロナ感染による肺炎で亡くなりました...
ご冥福をお祈り致します。

医療従事者としてはこの志村さんの死を無駄にする事なく日本国民が協力しあってこの難局を乗り切っていってもらいたいと一国民として思います。

今私たちができる事。
新型コロナウイルスは、咳やくしゃみによって感染した人の体から飛び出します。またこの飛び出たウイルスが咳やくしゃみをした時に手で口を押さえた事によって、手に付着し、その手で触った環境(例えば机やドアノブなど)にウイルスが移行していき、それが別の人が机を触る、ドアノブを触るなどして広がっていきます。

ではどうやって体内に侵入するかと言えば、そのウイルスが手から目や鼻、口の粘膜から体内に入り込みます。
実はウイルスは自分で動く事は出来ませんから、実は目や鼻にウイルスを運んでいるのは人間なのです。例えば、手にウイルスが付いたからって感染する訳じゃなくて、それが体の中に入らないと感染は起こりません。ほとんどの場合は自分の手が運んでいる事になります。

だから手を洗おうなんです。

とにかく一番の予防は手を洗う事です。でも手荒れはいけません。手が荒れてガサガサになるとウイルスの思う壺。ガサガサにウイルスがつきやすくなります。またぱっくり皮膚が裂けてしまった場合には、そこからウイルスが侵入する事だってあります。
人間の体って良く出来ていますよね〜皮膚は病原微生物が体の中に侵入しないためのバリアーなのです。だから、ゴシゴシ手を洗ってバリアーを壊してしまってはダメなのです

極論、手が汚くたって、体内への侵入口に触れなければ感染する事はないって事です。極論ですよ、極論。

それから、皆さんマスクが大好きですよね。でもマスクは万能ではありません。今言いましたが、侵入口は目や鼻、傷などです。使い慣れないマスクをするとどうもゴムが気になったり、耳のひもが気になったり...メガネが曇ってメガネを直したり。マスクをする事で顔まわりに手が伸びる事が多くなりますね。これは危険です。

マスクは基本的には自分が感染している時に、自分の咳やくしゃみでウイルスを他人へとばさないためのものです。咳やくしゃみを直接浴びる環境にない限り、感染していない人がマスクをしていても意味がありません。

ただし、混雑した電車とか、人混みの中では、近距離の人がいつ咳やくしゃみをするかわかりませんから、人と密接するような場所に行く場合やそのような環境においては有効と言えます。

そもそもこの時期は人との接触を避けるのが大前提です。ですから人のいない公園に散歩に行くのにマスクをする必要は全くありません。現在は新型コロナウイルスの空気感染は否定されています。

意味もなくマスクを使うのであれば、今後感染者の増加が予想されますので、その時のためにマスクを使うようにとっておくのも一つの手ですし、マスクを買いだめしなければマスク不足の医療従事者にマスクが供給される事にもなりますし、とにかく大切に、効果的に使って下さい。
何度も言いますが、人のいない公園にマスクをして行っても意味がありません。お散歩して息が上がってマスクが苦しくなってマスクを(顔まわり)何度も触るのであれば、マスクはしない方が良いと思います。ましてや使いまわしているマスクを触るのは危険です。

そして、ここ数日若い人が悪者のように言われますが、若い人は感染しても症状が出ません。

若いっていいですね〜

若い人が悪いんじゃなくて、若い人が知らないうちに感染して、知らないうちに他人にウイルスを運んでしまうから問題視されている訳です。どんな人にも、親がいて祖父母がいます。お父さん、お母さん、引いてはおじいちゃん、おばあちゃんを感染させないために、若い人はぜひ協力して頂ければと思います

とにかく今の段階では子供も大人も自分が感染しない事が、人への感染も防ぐ事になります。

皆んなで協力し合って感染を広げないようにここが踏ん張りどきです。

今回の新型コロナのような新興感染症は誰も免疫を持っていません。ですから、広がる時は一気に感染者が増えて行きます。極端に言えば、免疫を持っていない全世界の人が感染するのです。私だって新型コロナに対して免疫を持っていませんから、いつ感染するわかりません。 

いつか全員が感染して行くのです。そこをまず前提に話をしないと。

そして感染しても若い人は症状が出ないので感染したかどうかがわかりません。感染しているかわからないので、私たち中年は知らないうちに若い人からウイルスをもらっていて、症状が出て、ハイ感染!という事になります。更に私たちより年配の人は重症化しやすい。

そして全員が感染するという前提で話をすれば、一気に日本国民全員が今感染してしまったら、診察してくれるお医者さんが足りません。少し症状が悪化して入院するベットが足りません。

だーかーら、時間を稼ぎたいんです。

全員感染して行くんだけど、そのスピードを緩める事で、お医者さんにもかかれるし、もし重症になっても入院できる。

毎日感染者が増えて行くのは止められません。ですがそのスピードを緩めたい。そう私たちは願っています。

時間が稼げれば、今言ったようにお医者さんに安定してかかれます。もし重症化しても入院できます。薬やワクチンを開発する時間が稼げます。とにかく時間との勝負です。
とにかく一人一人が感染しないように気をつける事、感染する日を先延ばしに気をつけて行く事が私たちが今できる最大の事です。
 特に飲食店の人は大変でしょうね...でも、ますます感染が広がればもっと大変な時期が長くなります。こんな時、突然毎日家でご飯を作る事になった主婦(←私も)だって大変です。行きつけのお店の事はきになるし、食べに行きたいけど、自粛しなきゃと思うと...だからテイクアウトにしてくれたらなーと思ます。

お客さんが来ないなら、テイクアウトにしてくれるとか...そんな工夫はどうでしょう?

さて皆さん、正念場の今週が始まりますね...連休の自粛の緩みの結果が今週出始めますから、ますます気を引き締めて頑張りましょう
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今日は感染制御がご専門の認定看護師さんを外部講師としてお招きして、手指衛生、個人防護具(PPE)全般、サージカルマスクの正しい装着方法、N95マスクの取り扱い方(ユーザーシールチェック、フィットテストなど)、
グローブのピンホール実習、職業感染などについて講義をして頂きました

蛍光クリームを使った手指衛生の実習は体験した事がありましたが、グローブのピンホールの確認実習は初めてでした。

院長含めて4人で実習しましたが、3人にピンホールがあり、以外にピンホールが侮れない事がわかりました。

グローブ着脱の前後に手指衛生を行う必要性を体感する事が出来ました

グローブ装脱着確認1

↑蛍光クリームを塗って手をチェックする院長

グローブ装脱着確認2

↑指先に蛍光塗料が。これはピンホールではなくて、グローブをとる時についたもの。

グローブ装脱着確認3

↑左手第2関節部分に蛍光クリームが付着。
ピンホールの付着は本当に小さい点で写真に撮るのは難しかったのです。

グローブ着脱前後の手指衛生も大切ですが、グローブの外し方が意外と重要。

外す時に以外にグローブの面面が手に触れたりするのですね。わかってはいましたけど目で見えると体感できます。

今日の詳しい内容は顕微鏡アシスタントのYuちゃんがブログに書いていますので、こちらをご参照下さい。
新型コロナの感染、本日パンデミック宣言されましたね。ますます歯科においても感染制御が重要となってきました。

オフィスはいつも感染制御を考えていますのでこんな時は日々の事を粛々と実践するのみ。この確実な実践というのが大切です。

今日の体感をまた明日から生かしたいと思います
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さて皆様日々いかがお過ごしでしょうか?
最近は新型コロナウイルスの影響で様々な事が起きていますね。皆さんも何かと不安な事が多いと思います。何しろ未知の感染症ですからね

不安になる気持ちはわかりますがまだ終息の目処が立たないようですから、必要以上に考え込まずにできる事を確実に行いましょう

まずは

手洗い、うがい

私はそろそろこのフレーズを手洗いと口腔ケアに変えたらどうかと思っているのですが、お口の中を綺麗にしてくとインフルエンザにかかりにくいというデーターがあるぐらいお口の中の清潔を保つ事はとても大切で、それはそうですよねうがいはのどの付着した細菌やウイルスを吐き出すのですから、のどだけじゃなくって口の中の細菌やウイルスを吐き出した方がより良いわけです。

ただ歯の表面の細菌はうがいだけは減らせないので、しっかり歯ブラシで物理的に表面から落としてうがいで洗い流してください

それから、手洗いですが皆さん、一生懸命手洗いして下さるのは良いのですが、手荒れしてませんか?
人間の体というのはとても良くできているのです。皮膚は体内に細菌やウイルスを入れないためのバリアーなのです。そのバリアーを壊してまで手洗いするのはNGです。手のバリアーを維持しつつ適度に手洗いしましょう。

例えば、家でじっとしているのに、時間ごとに手を洗ってもあまり意味がありません。トイレに行った時とか、お部屋を移動した時にドアノブを触ったとか、掃除をした後とか、そんな、要所、要所で手洗いをしておけば十分です。そして手が荒れないように保湿しましょう

次にすっかりお馴染みになりつつある

咳エチケット

咳をする時は手で抑えず、ハンカチやティッシュ、間に合わなければ肘で口を覆いましょう。これは咳に混じったウイルスや細菌が手につき、その手で目を目を掻いたり、鼻を触ったり、顔を触る事で、目や花の粘膜や口の粘膜から細菌やウイルスが侵入する事を防ぐためです。それから人に向かって咳をしたり、咳がでる時はマスクをして細菌やウイルスを撒き散らさないように配慮をする事もお忘れなく

換気

今はまだ冬で寒いですが1時間に10分程度は窓を開けて空気を入れ替えましょう。

あとは人が多いところには出歩かない、人との接触を避けるなど、この辺りはできる人とできない人がいますからね。なるべく人との接触はこの時期は避けた方が良いかもしれません。ただ、だからと言って、1日部屋に閉じこもって悶々としているのも精神的によくないですし、経済活動だって大切な生きるための必要な事ですから、必要以上に怖がらず、日常の生活と同じようにして頂くのが良いかと思います。

さて当院でも、まあ、いつも感染対策はやっているのですが。いつもは歯科器具機材の洗浄・滅菌を中心にお話しする事が多いですが、感染制御には、以下のような項目がたくさんあります。

感染制御の図

現在重要になるのは洗浄・滅菌の他に図の右上のファシリティマネジメント(環境)、アウトブレイク、手指衛生士、PPE、ですかね。

いつもこの各項目をきちんとこなして感染制御をしています。 

さて現在、当医院で行っている事は、

1. 患者さん全員に来院したら必ずアルコール製剤を使用して、または石鹸を使用して手指衛生をお願いしています。
2. 体温、血圧測定などバイタルの確認。(熱がある方は診療をお断りする事もあります。今のところ熱があった方はいらっしゃいませんが。)
3. 診療室内(個室)の空気の管理。空気清浄器の使用、患者終了ごとの換気。
4. PPE(personal protective equipment)の着用の徹底。マスク、グローブ、ガウン、ゴーグル、フェイスシールド、キャップの使用など。

PPE

今まで以上にマスクの質やゴーグル、フェイスシールドの質、着脱方法など、様々な面から検証しています。意外にきちんと使おうとすると細かい問題が出てきます。

マスクの針金部分が気になったり、シールドの曇りの問題とか...

スタンダードプレコーションに接触、飛沫感染予防対策を追加して行うにあたり、実際にやってみるとフェイスシールドを突然すると使い慣れないので、シールドが動くので顔の周りに触れる機会が多くなったり密着したゴーグルも同様、使い慣れないと位置が気になって触ったり、曇るので外したり、位置を直したり。

その物のバリアー力が高くても、使い方によっては感染のリスクが高まる。日頃から使い慣れておく事が大切です。

でも、今回みたいに現場のマスクが不足してメーカーが選べないような場合になってくるとそうも行きません。使い慣れるまでコツを掴むまでに感染のリスクが高まったり。

様々な今後改善するべき点が見えてきました。

また、感染のリスクが低いうちにあまり仰々しくするのも、患者さんの緊張を高めますし、治療中の別のリスク一過性の高血圧を招いたり、過呼吸を招いたりしますからね...

様々に問題があります。

現在では感染の流行期に合わせてPPEの使用を変えて行く事を検討しています。

お陰様で当医院ではこの時期だからと言ってキャンセルされる方は少なく、日頃の感染管理対策を皆さんご存知なのでうちは安心と思って下さっている方もいるようです。

私たちも常時マスク対応となり、やや仰々しくなっておりますが、私たちが感染すれば患者さんにも写す可能性がありますので、お互いに気をつける事が大切です

こんな時期で心は沈みますが、考え過ぎても仕方ありません。インバウンド政策で今後益々日本では輸入感染症が増える事は間違いありません。

ワクチンで防げるものはワクチンをし、日頃から手洗い口腔ケアなど清潔を保ちましょう 

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こんにちは今日はmicro scalingR歯科衛生士naomiです

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今日は月に一度の外科の日...

オペレーション


ここ最近は、オペレーションのアシスタントは後輩衛生士のYuさんにお任せして私は専ら裏方。

緊張感のあるオペレーションのアシスタントも好きだけど、医院を全体を切り盛りする役も結構好きだったりします。

よくいう「全体を回す」ってやつですね。基本的に私はフリーなので全体を見て誰かの手が回らないところをフォローするのが役目みたいなでもこれが少人数の歯科医院では結構重要な役目となります。

...と私は思っている。多分気がつかない人にはわからないと思うけど、だって回っているから。回っている事に気がつかない。いえ、回されている事に気がつかないというところでしょうか。

よくよいサービスとは何か?という話になりますが、私は究極のサービスはサービスだと気がつかれない事だと思っています。

気がつかないさりげないサービスこそ本物と思うのです

で、最近専ら歯科器材の再生処理係、いわゆる滅菌係をやっています。

オペレーションでは第1アシスタントは必須。そして外回りの第2アシスタントも必須です。人数に余裕があれば記録や電話対応などの第3アシスタントがいる場合もありますが、第3アシスタントは必須とも言えません。クリニックの規模によると思います。

小さいクリニックで、オペレーションのアシスタントに人員が取られると...片付けが滞ります。

で、私が最近思うのは、オペレーションを数多く行うには効率の良い歯科器材の再生処理が必須だという事。再生処理業務が滞ると、翌日の診療にまで影響を与えます。外科器具は数も多いし特殊な形態のものも多く、手間取っているとどんどん器具が中材に溜まっていきます滅菌器のキャパシティーは限られているし、勤務時間も限られています。

次々に運ばれている器具をいかに捌くか。勤務時間内にいかに器具を残さず滅菌するかというのがオペレーションのポイントだと思っています。

自分でやってみると、本当中材の役割って大きいなって思うのです。。。
器械洗浄や滅菌にかかる時間は決まっているので、いかにその合間の時間をロスなく使って、乾燥してセット組して包装していくか。早くセット組するには器具の名前を知らないといけないし、セット表を見ながら確実に1回でセットしていくのが大切です。いかにロスせずスピードを上げるかにかかっています

というわけで、私は時間内にあたかも今日も一般診療であったかのように外科器具を滅菌していきます実に地味な仕事だけどオペレーションのアシスタントも全て経験している私には、ともて重要なポジションに思えるわけです。アシスタントは隣で吸引していればいいだけですからね(笑)

歯科器材の再生処理

今日も無事にオペレーションが終了

最後になってインプラントのバーが1本足りずに今日1日のゴミを全てひっくり返した挙句...先生が持っていたという落ちはありましたが...ちゃんちゃん細かい器具を無くしそうになるというのも歯科器材の再生処理のあるあるではないでしょうか。細かいものが多いですものね

最期になりましたが、先日の環境感染学会でフェイスシールドのサンプルを頂い他ので今日はYuさんが使ってみました。雲らないしすごく良いのですよ

歯科では飛沫感染が問題になりますね。新コロ感染も市中感染のフェイズに入ってきた模様。歯科での感染対策もしっかりしたいものですね。私たちが感染すれば患者さんに感染させる可能性もありますからね。

皆さんの歯科医院ではどうしてますか?今週もあと2日頑張っていきましょう♡

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【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

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こんにちは今日はmicro scalingR歯科衛生士naomiです

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昨日、今日と第35回日本環境感染学会 総会・学術集会に院長歯科衛生士Yuちゃんと参加して参りました
第35回日本環境感染学会

参加した講演会を記録します♡備忘録

14日

新型コロナウィルス感染症の対策を考える
進藤奈邦子 先生(WHO世界保健機構)

口腔ケアにおける感染対策
田口正博 先生(愛生歯科医院/東京医療保健大学大学院/日本歯科大学生命歯学部) 

ワークショップ2 PPE実演会
事例1 
惣那賢志 先生(国立国際医療研究センター 国際感染症センター)
事例2 馳亮太 先生(成田赤十字病院 感染症科) 

根拠に基づく医療環境対策の実践と最新の知見
1.医療環境対策における理想と実践のギャップ 土井英史 先生(特定非営利活動法人 日本感染管理支援協会)
2.病室と医療器具の日常清掃:よりよいプラクティスを目指して 四宮聡 先生(箕面市立病院 感染制御部)
3.医療環境に関連した新たな病原微生物やリザーバーと感染対策 岡本耕 先生(東京大学医学部付属病院 感染症内科)
4.医療環境の評価と改善 坂本史衣 先生(聖路加国際病院 QIセンター感染管理室)

病院の水道やシンクに潜む微生物伝播の認識と、その管理方法 中村造(東京医科大学病院 感染制御部・感染症科)

15日

「看護師に必要な分かりやすい微生物検査 」「看護師に知ってほしい微生物検査の基礎」「看護師に知ってほしい微生物検査〜検体採取・検査・結果の解釈〜」
1.微生物検査のここが苦手!看護師の立場から 三橋美野 先生(東京大学医学部付属病院 看護部)
2.微生物検査検体の採取法 西山宏幸 先生(日本大学医学部付属板橋病院 臨床検査部)
3.微生物検査の流れ 知ってますか? 米谷正太 先生(杏林大学医学部付属病院 臨床検査技師)
4.微生物検査結果の読み方のポイント 土田孝信 先生(秦野赤十字病院 検査部 検体検査課)

病院歯科の感染予防対策とその役割
1.歯科領域の感染対策において注意すべき病原細菌 小松澤均 先生(広島大学大学院医系科学研究科 細菌学教室)
2.国公立大学付属病院感染対策協議会における歯科医療部会の取り組み 太田耕司 先生(広島大学病院 口腔健康科)
3.歯学部付属病院における感染対策〜歯科衛生士の立場から〜 足達淑子 先生(東京医科歯科大学 歯学部付属病院 歯科衛生保健部)
4.自施設の歯科領域における感染対策の取り組みと課題 畠山大二郎 先生(岐阜大学大学院医学系研究科 口腔病態学/岐阜大学医学部付属病院 生体支援センター)

医療従事者
1.医療機関における職業感染対策と感染管理担当者の役割 特別発言: 吉川 徹(独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所) 
2.手術室で必要な職業感染対策と対策 松田和久 先生(福岡みらい病院 麻酔科)
3.検査室で必要な職業感染対策 日暮芳己 先生(東京大学医学部付属病院 感染制御部)
4.看護師の立場から考える職業感染対策 間平珠美 先生(東京大学医学部付属病院 看護部 感染対策センター)
5.今後医療現場で問題となると思われる感染症 四柳宏 先生(東京大学医科学研究所付属病院 感染免疫内科)
 
今回は、世界で懸念されている新型コロナウィルス感染(COVID-19)の事もあり、演題の変更などがありました。そしてその関心の高さからかマスコミの方も多く入っておられました。

私は初日にWHO世界保健機構の進藤先生のご講演で世新コロの世界と日本の全体像がなんとなく理解でき、その後のワークショップで日本で実際の新コロの診療を行っている先生のお話を聞く事ができて、朧げにしか見えていなかった状況をもっとはっきり認識する事が出来ました。

あとは、実際に感染が広がったらその知識をもとに自分たちで考えたいと思います。
歯科の現場でも重要な事ですからね。

それから今回は数が少なかったですけど、歯科の演題もいくつかあり拝聴させて頂きましたが、変わりましたね〜歯科の内容。

歯科の内容はいつも腹立たしいくらいめちゃくちゃで、はぁと思う演題がたくさんあったんですけど、今回は真っ当に聞ける発表でした。(上から目線で申し訳ありません。でもここまでの道のりは長かった...)

ここ数年、私が所属する首都圏滅菌管理研究会で歯科における正しい感染制御や滅菌業務を考察する発表してきました。今回、歯科の発表の中で、ブログ第8回ハンドピースの使い回しによる感染事例はあるのか?で紹介した2013年のオクラホマと2015年のニューサウスウェールズ州の歯科での感染の疑いの事例が取り上げられたり、発表の中で数回紹介した2003年のCDCのガイドラインが紹介されたりしてました。

2003年CDC歯科のガイドライン
↑(首都圏滅菌管理研究会 第15回 シンポジウム 滅菌保証を考える 歯科クリニックでの滅菌保証のあり方で使用したスライド)

2013年のオクラホマと2015年のニューサウスウェールズ州の歯科での感染の疑いの事例は、
↓(首都圏滅菌管理研究会 第13回 シンポジウム 洗浄どうしている?III.歯科機材 で使用したスライド)

D・S社

2013年のオクラホマのC型肝炎の感染の事例では汚染されたバイアルが原因ではないかと言われていますが、はっきりと原因はわかっていません。またバイアルですので歯科特有の感染ではなく医科で針刺しなどで起こる感染事例と同じです↓
 
D・S社

また2015年のサウスウェールス(オーストラリア)の事例でも感染の原因の特定はできていません。このニュースが歯科機材の再生処理(滅菌など)の問題だけ論じられる事がありますが、論文では決してそのような事は言っていません。

患者間でマスクを取り替えない、手を洗わない 、手袋を取り替えない、歯科機器を滅菌しない、手袋を箱に詰めて新しいものと見せかけて使用するなど、全体的に感染管理が杜撰であった事が書いてあります。

D・S社

ここでご理解頂きたいのは、歯科の感染の問題イコール歯科機材の再生処理(滅菌など)ができていない事ではないという事です。

相変わらず歯科では昨年の11月の厚労省からの通達がありましたが、歯科用ハンドピースの事に焦点を当てていますが歯科用ハンドピースの使い回しで感染した事例は確認できていません。
 
さて、そうは言えども、今までにない方向に発表が向かってきました。
歯科の感染制御や再生処理がおかしい(日本の医科や世界の歯科の感染対策と比べるとかなりかけ離れている)と言ってきた結果、少し方向性が変わってきたのかなと思います。

よかった私の役目も終了したように思います。

さて今は新コロ感染症が問題ですよね。感染者が少しづつ増えて来ていますね。
私たち歯科もどう対応するべきか。一般に広がってくると風邪やインフルエンザと同様になって来ますからね。

一般の皆さんも熱があったり咳がでる場合は、こんな時期ですから無理して歯科医院を受診せず、完治してから歯科を受診して下さいね。

よくインフルエンザにありがちな「私はかからない」というのは新興感染症ですからわかりません。とにかく、手洗いとうがい、不必要な外出は避ける。特に人混みの多いところは避けましょう。

マスクも品薄になっていますが、若い免疫力の高い方は感染しにくいですから、持病のある方やお年寄りなど本当にマスクが必要な方も行き届くように、気を使ってあげて下さい。

お互いさま。こんな時こそ日本人の優しさで感染を広げないように協力試合ましょう♡
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昨日は久しぶりに歯周病のセミナーに参加してきました。

といっても、歯周再生療法の話でしたので、歯石の除去やルートプレーニングの話ではありません。
歯周組織再生誘導材料や骨補填材を用いた再生療法の今です

歯科医師とともに目指す歯周病のゴールは歯周病で喪失してしまった骨の再生です。 

歯肉模型


↑こんな感じで歯科医師は模型実習もありました。

さて、実際には私たち歯科衛生士は歯周再生療法はできないので、その前の初期治療でどのような歯肉を作り上げて行くかが重要です。

講師の先生の医院では、最初の診断で再生療法をすると決まれば、ポケット底部までの歯石は完全に取らず、 歯周組織再生誘導材料を入れるスペースを残すそうです。

初期治療=何がなんでも歯石を除去する では無いわけです。
先日、 歯科衛生プランのセミナーにも参加しましたが、やはり最初に歯科医師の治療方針を良く理解しておく事が前提として大切です。
歯科医師の治療方針に沿って、歯科衛生士としての役割をこなす事、それがとても大切な事です。

当医院では歯周再生療法のケースは少ないので、私がガッツリ歯石を除去してます

それはそれで、私は責任重大ですよね〜 私の後に歯科医師が歯周再生療法のために歯肉を開いてくれるのならば、歯石を除去するのは適当で良いんですもの。

確かに再生療法のメカニズムも大切なんですけど、私、歯科衛生士の役割で最も需要なのが、炎症のコントロール。

なので最近は再度、炎症について復習しています。

復習になりますが、

炎症や免疫反応はストレスから体を守るための重要な生体防御反応です。

そして炎症の経過は5徴候というのがあり

発赤腫脹(局所)発熱疼痛機能障害 と経過します。

歯周病の時に私たちが一番遭遇するのが、発赤と腫脹です。

良く、患者さんに

歯肉を見てもらってここ歯茎が赤く腫れてますね。ここが歯肉炎です。なんて説明したりします。

これ歯科衛生士さんに質問すると面白いんですよ。歯科衛生士、良く勉強してますからね

歯周病になるとなんで歯肉が赤いの?って質問すると
炎症が起きているからです。

炎症があるとなんで赤いの?
炎症の5徴候に、発赤...があるからです。

炎症って何?
発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害です

堂々巡りなんです

炎症について復習して見ましょう

炎症は原則的に
後毛細管細静脈(静脈性毛細血管が集合した後)で起こります。
秒単位の反応:感染や外傷が起きた組織では、血管から漏出した血漿成分(凝固因子、キニノーゲン、補体など)が発赤・腫脹、発熱、疼痛などの即時反応を引き起こします。
ブラジキニン(キニノーゲンの分解により生成される)は発赤や腫脹の原因となる血管拡張血管透過性を亢進する主要な因子。強力な疼痛因子。

分単位の反応:
血小板活性化因子、ロイコトリエンなどの脂質因子ヒスタミンセロトニンニューロペプチドなどが関与更に血管拡張血管透過性を亢進

時間単位の反応:
サイトカインケモカインなどタンパク質性生理活性物質など。
好中球の組織浸潤が起こった後、数日単位の慢性反応期に移行するとともにマクロファージリンパ球浸潤が主。


今日は図左の血管図だけを見て下さい。

好中球の働き:
炎症が起きるといつもは血管内を泳いでいる好中球のL-セレクチンが血管内皮細胞のシアロムチンと弱く結合して内皮細胞を転がるようなローリングと呼ばれる現象が起きます。→リンパ球の流速減速

内皮細胞に提示されたケモカインとローリング細胞上に発現したケモカイン受容体が結合するとローリング細胞上のインテグリンが活性化されて内皮細胞上と強固な接着を引き起こし、最終的に血管外へ遊走し組織内へ移入する。

好中球ローリング
参考文献:
“ホーミングレセプター”L-セレクチンが認識する細胞表面硫酸化糖鎖 内村健治
〔生化学 第85巻 第4号,pp. 244-252,2013〕



血流が増加→血漿成分の滲出と組織内物質の除去が活性化する。

血流速度低下→血管内をパトロールしている白血球の組織浸潤が促進される

つまり簡単にまとめますと。
血管は心臓からの血液を体全体に行き渡らせるためのバイパス。
水や栄養など様々な物を運ぶ道路です。

歯周病(炎症)では細菌の駆除や組織の損傷部位の修復をしなければなりません。炎症を早く抑えるために血管を膨らませて(血管拡張・腫脹)血液の量を増やします。
血液量が増えるため赤く見えます(発赤)。
またブラジキニンなどの産生によって痛みを伴う(疼痛)場合もあります。

細胞と細胞の間に隙間を作り(血管透過性の亢進)炎症を抑えるための血液成分(血漿成分)を漏れ出させます。

血管が膨らむことにより、血液の流れの速度が遅くなり、炎症を抑えるための物質(好中球他)が留まりやすくなり組織の中に入りやすくなる。

と言ったところでしょうかご理解いただけましたか?簡単に伝えるのって難しいー

私たち歯科衛生士にとってはこの炎症のコントロールが非常に重要になってきます。

そしてこの免疫反応というのは体の中で起こる事ですから炎症は局所でも炎症に対する免疫反応は全身的という事です。
続いて、創傷治癒の理解も大切なのですが...

少しづつまとめて行きたいと思います
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先週の土曜日、Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士による
スキルアップ・洗浄滅菌技術特講に参加してきました。

Dr. Ulrich Kaiser (ウルリッヒ・カイザー )博士はDIN、EN、およびISOのワーキンググループ(バリデーション、滅菌、滅菌モニタリングのための生物学的・化学的インジケータ)のメンバーです。

 Dr. Yorichika Kaiser

なんと今回お昼にDr. Ulrich Kaiser 博士と一緒にLunchを頂くという企画がありまして、恐れ多かったのですがせっかくなのでご一緒させて頂く事にしました。そして意を決して1番のりで質問させて頂きました
 Dr. Yorichika Kaiser meeting

質問は
歯科用ハンドピースは(潤滑剤は)綺麗に洗浄できるのかという質問です。
Dr. Ulrich Kaiser 博士の答えはWDにコネクターが、中に水が通るようになっているのがある、フィルターがついていて、それと洗浄剤を使えば洗えるという事でした。ただし洗浄した後に潤滑剤はしなければならない。注油しないと機械が故障するからとのこと。

そこでダックって知ってますかと言われました。

ダック...最初は知りませんって答えたのですがお話してるうちに思い出してきました
第13回首都圏滅菌管理研究会で発表したのですが、デンツプライシロナ社のDACユニバーサルのことではなかろうか
洗浄・滅菌の質問1

唯一質問したメーカーの中で洗浄、滅菌の検証がなされていたのがデンツプライシロナのDACユニバーサル。
DAC1

DAC2

Dr. Ulrich Kaiser 博士曰くDACなら洗浄して潤滑剤も注油できて滅菌もできるとの事。
ただし、DACユニバーサルは、滅菌バックに入っていないので無菌性は保たれない。
でも、歯科用ハンドピースは歯科医師が手で持つし(通常歯科診療には未滅菌の検査用グローブを使う)無菌性を保っていても...(意味がない)

との事で、

歯科用ハンドピースは洗浄滅菌だけの問題ではなく、ユニットからの水や空気の問題がある、ヘパフィルターをつける、水や空気は滅菌できない、トータルで(感染制御を)考えなければならない。サックバックの問題もある。

ある研究をした事がある。綺麗に洗浄・滅菌した歯科用ハンドピースを赤い洗浄液の中で回し、きちんと洗浄・滅菌したハンドピースと取り替えて噴射すると赤い水が出る。

いくら歯科用ハンドピースを綺麗に洗浄・滅菌しても、歯科ではデンタルチェアの問題がある。歯科医療従事者向けには洗浄滅菌だけでなくて特別なコースで教育を行っている。1人1つ歯科用ハンドピースを分解する。とのこと。

それから、ワクチンの話もしていました。歯科の感染では飛沫感染、エアロゾルがあるから。歯科医療従事者はB型肝炎のワクチンを必ずしている。

ワクチンをしていなかった時は歯科医師の7割が肝炎だった( ;´Д`)とか。

つまり、私たちがいつも思っている事と同じをDr. Ulrich Kaiser 博士はお答え下さいました洗浄・滅菌を確実にする事が大切だけれどその目的は感染制御。大きな視点で考える事が必要です。

感染制御の全体像

ちなみに、サックバックの問題については、以前にもご紹介したと思いますが(詳しくは歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第1回)、現在はユニット(デンタルチェア)にも歯科用ハンドピースにもサックバック防止機構がつけられていて対策が取られています。

サックバックが問題だと今頃行っている方々は情報をアップデートする必要があります。不必要に不安を仰ぐのは誰のためにもなりません。

そしてたとえサックバック防止機構の働きが不十分でサックバックしたとしても、歯科用ハンドピースの使い回しが原因で感染したという事例は確認できていません(こちらも先ほどの歯科用ハンドピースシリーズをご覧下さい 第8回

サックバック防止機構の有無で洗浄・滅菌方法に違いはあるか?という質問に対して、デンツプライシロナ社の回答では、サックバック防止機構があっても多少の汚染物の吸引の可能性があります。DACユニバーサルによる洗浄・注油・滅菌を推奨します。としています。

洗浄・滅菌 質問2


医療器具の再生処理の話になると、どうしても完全な洗浄、完全な滅菌の話となります。
それはもちろん、洗浄・滅菌を追求するならば当然の事です。

しかしながら、医療技術の進歩は医療機器の進歩でもあります。そしてその複雑さゆえに洗浄が困難なものも増えてきました。しかしその一方で複雑な医療機器が開発されたからこそ治療法が新しくなり患者が救われてきたというのも歴史的事実であります

歯科用ハンドピースがない時代においては、ダイヤモンドよりも硬い歯を削る事は出来ず、虫歯になった歯は抜くしかなかった...しかし、歯科用ハンドピースが開発された事で、虫歯の部分だけを削って詰める事ができるようになり、歯は抜かなくて済むようになった。。。

そして、その行為が感染するという事なら問題がありますが、歯科においては歯科機材の使い回しによって感染した事例は確認できていません。

感染した事例がないのに、洗浄滅菌が確実にできないから器具は使わずに虫歯になったら抜歯する。。。これはどう考えれば良いのでしょうか?患者さんの利益になるのはどちらなのでしょうか?

感染制御の観点から大きな視野を持って歯科医療機器の再生処理を論じて頂きたいものです。

さてもうすこし書きたい事があるのですが、長くなりましたので今日はこのへんで

おやすみなさい
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