naomiブログをご覧の皆様、おはようございます歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

今日も気持ちいい清々しい秋晴れですね

早起きしたら、健康カプセルという三宅裕司さんの番組で歯周病の事をやってました。
皆さんご覧になりましたか?番組では口臭測定をしてました

平成23年度歯科疾患実態調査によると40歳以上の80%は歯周病。
私もそろそろその年齢なんですけど

さて。皆さん誰もが知っている歯周病。
歯周病は歯周病菌の毒素によって引き起こされる様々な体の反応により炎症が起き、最終的には歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けて歯が抜けてしまう病気です。

番組でも言っていましたが、最近では歯周病は全身に影響を及ぼす病気として、全身との関係が注目されています肺炎や、脳梗塞、心臓病、糖尿病、妊娠、更には高血圧やメタボとも関係があると言われており、今や全身に影響を及ぼす恐ろしい病気なのです

皆さんは定期的に歯周病のチェックしてますか?

歯周病は40歳を過ぎてからなる大人の病気と思っている方も少なくありませんが、実は10代、20代からすでに歯周病は始まっています

若い時には免疫力も高いので、同じ細菌数がいても症状が出るにはいたらない場合もあります

空のコップに水を注いでいって10代、20代の時には水は溢れませんが、コップの水がいっぱいになって溢れる、それが40代と考えればわかりやすいかと思います

歯周病はSilent Disease(沈黙の病気)と呼ばれます。
歯周病が怖いのは、歯周病の初期には症状出にくく自覚症状がない事です。歯がしみる、歯が動く、膿みが出るといった症状が出た時には、歯を支える歯槽骨が溶けてしまっていて既に手遅れという事も少なくありません

歯周病は細菌によって引き起こされる病気ですから、きちんと原因となる細菌を調べる事が大切です。
その上で歯石除去を含めた歯のクリーニングを行います。

歯周病の予防で大切なのは適切なプラークコントロールとメインテナンス(定期的な歯のクリーニング)です。

さて。せっかくなのでやや専門的になりますがnaomi流歯科衛生士道講座として少々書いてみます

今は歯周病の原因がプラーク(細菌)だというのが周知の事実ですが、その昔は解明されていませんでした。それではいつからプラーク(細菌)が原因だとなったのでしょうか

それは1960年代に遡ります

1965年Loe先生は歯にプラークを付着させ実験的に歯肉炎を起こし、また一方でプラークを除去することにより炎症がなくなることを示しました。プラークが歯周病の直接の原因であることを証明したのですプラークコントロールこそが歯周治療では最も重要な処置法であり、プラークコントロールなくして治療はありえないと発表したのです

その後1980年代に入り、1988年Socransky先生らが歯肉縁下プラークのMicrobial complexという概念を発表しました。red complexとしてP.gingivalis,B.forsythus,T.denticola,独立系としてA.actinomycetemcomitansを最も組織破壊に関与する歯周病原性細菌として示したのです。

red cpmplex1
 
A.actinomycetemはGreen Complexに入ります

またこれらの歯周病菌は硫化水素メチルメルカプタンと言った独特のガスを発生します
このガスを測定する事で歯周病かどうかを判断する事が可能ですこれらのガスが口臭の原因になっている事も少なくありません

当医院ではオーラルクロマ(口臭測定器)を使用して歯周病菌の出すガスの発生を検査し、また精度の高いPCR法による唾液検査により、虫歯菌や歯周病菌の特定を行い科学的なデーターをもとに治療を行っております

 気になる方は一度検査してみてはいかがでしょうか?

皆様のご来院をお待ちしております

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