顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:メインテナンス


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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今日もせっせとメインテナンス中でーす

昨日は、カリソルブ、ペリソルブのお話を聞き、久しぶりに海外からの刺激を受けたわたくしです。

医療は日進月歩。先生方のお知恵があったからこそ私たちの今がある事にまずは感謝。

そし私たちはそのお知恵に更に知恵を足して進歩させていかなければならない。

ヨーロッパから導入されたPMTC。今や日本の歯科医療従事者では知らない人はいないほどにメジャーになりました。

これは1990年代に、ヨーロッパから伝わった技術です。

しかしながら、ヨーロッパ、アメリカから伝わったから、皆が知っているからという理由でそれが良いものか?正しいのか?というのは、私はいつも自分で検証しなければならないと思っています。

例えば、PMTCはざっくり言えば、手技的には、リスクポイントから行う 研磨ですが、しかし、ヨーロッパの歯科疾患の予防は、PMTCだけでなし得ているわけではありません。24歳まで治療費が無料で行われている事や、国内すべてオンラインの医療システム。そういった国の背景があってのPMTCの効果なのです。

ですから日本でPMTCを同じように行ったからといって、その効果はヨーロッパとは違うはずなのです。

ヨーロッパは歯科医療が国策によって行われているのです。日本は決して国策とは言えません。それは、日本の首相をはじめ、政治家、経済学者やその他マスメディアに出ている人たちの口元を見ればわかります。日本の口腔に対する認識が、その程度だからです。

日本の歯科衛生士は、海外の手技を真似るだけではなく、予防医療の本質はなにか?を常に問い続けなければなりません。

皆さんはPMTCに疑問を持った事はないのでしょうか?

そして、皆さんは患者さんのメインテナンスで何をゴールにしていますでしょうか?
私は先日も申し上げましたように、出血しない歯肉作りを心がけています。

よくゴールにPCR20%以下を目標にしている方がいますが、といっても私もそれが正しいのではないかと思っていた時もあります。

つまり、臨床とは、常に疑問を持つ事だと私は思っています。

教科書に書いてある事、演者が語っている事、それは本当にそうなのか?臨床的効果は本当にあるのか?それは本当に患者のベネフィットにつながっているのか?臨床家として常に考える事、それがとても大切だと思っています。

さて、話を戻しますが、PCR20%以下でないといけない理由は何でしょうか?

1965年代にLoeが、歯肉炎の原因はプラークであるとおっしゃいました(非特異的プラーク仮説)
(J Periodontol. 1965 May-Jun;36:177-87.EXPERIMENTAL GINGIVITIS IN MAN.LOE H, THEILADE E, JENSEN SB.)だからプラークは除去するもの、PMTCによって除去されるものであります。

しかし、臨床家の皆さんが必ず経験していると思うのですが、プラークが付着していても、歯肉に炎症がない場合があります。その場合、皆さんはどう解釈しますか?

またプラークがなくても、歯肉に炎症がある場合があります。こちらはどう解釈しますか?

そして、歯肉炎に対してはプラークが原因かもしれませんが、カリエスについては、プラークは重要なのでしょうか?カエスの3つの輪、細菌、宿主、砂糖の重なりによってカリエスはできる。そしてニューブラン先生によって時間が足されました。しかし、ある資料では時間ではなく唾液である事を皆さんはご存知でしょうか?

つまり、カリエスは複合型の疾患であり、はっきり申し上げて未だにそのメカニズムは解明されていないわけです。

プラークを除去すれば虫歯が防げるとは誰もいっていないわけですね。

さて臨床家のあなたの意見はどうですか?

私の臨床的な解釈は、現段階ではこうです。

プラークは歯肉炎の原因になり得るため、確実にメインテナンスの時に除去しなければならない。しかしながら、世の中でバイオフィルムの除去と言われているが、私自身、どれがバイオフィルムか臨床の中で確実に答える事は出来ない。そもそもバイオフィルムが目で見えるのか?と思う。

そして、歯肉縁上のプラークを除去すれば縁下の細菌構成に影響があると言われるが、私の認識はちょと違う。確かに付着していく過程においては、縁上のコントロールにより縁下に影響があるかもしれないが、すでに出来上がってしまったプラーク層においては、縁上だけPMTCでコントロールしても意味がなく、縁下のプラークも別のものとして物理的除去で破壊しなければならない。

2017-06-26 plaquefreezone


生体にはプラークフリーゾーンがあり、組織が不用意に破壊されない限り、根尖にプラークが侵入するのを防御している。私はポケット内にプロフィーカップの辺縁を挿入して研摩するというPMTCには賛成しかねる。カップ辺縁が歯肉に当たる事によってポケット辺縁の歯肉が損傷する恐れがあるから。

生体にはそれぞれ役割があり、それは神様が創造したものでとても良くできているのである。

私が行うべきは、生体を破壊する事なく、その生体の防御機構が炎症で破壊されないように、炎症の原因となるプラークを除去し、生体の防御機能の手助けをする事である。

20170620plaque1

右上6番口蓋側。歯肉縁上にプラークを認めます。さて皆さんはこの歯のメインテナンスとしてどうしますか?PMTCのラバーカップで、このプラークを研摩しますか?さて、まずは想像してください。

この部分、

ポケットデプスは?深さはありそうでしょうか?

いえ、浅そうです。実際ありません。

プロービング時の出血は?

ありそうです。かなり出血しそう。実際出血します。

そう、まずはよく観察する事が大切です。

でも先入観にとらわれてはいけません。それから、やみくもに検査する前にきちんと何もしない状況でよく観察する事が大切です。下の写真をご覧ください。

エアーかけたらどうだろう?


20170620plaque2

プロービングも、プラークの除去もまだしていません。観察でわかる事がたくさんあります。
エアーをかけたら、ご覧の通り、1mm程度のポケットの中に完全に埋もれた縁下プラークがあります。

縁下歯石ってどうできていくかご存知ですか?このプラークがそのまま石灰化していくのです。

つまり、私たち歯科衛生士が行うメインテナンスは、歯肉縁上のプラークコントロールのみならず、ポケットが浅くても縁下内に付着しているプラークを除去する事。

つまり、縁上、縁下、歯面、隣接面、ありとあらゆる口腔内のプラークを完璧に除去する事。それが私たちのメインテナンスで行う処置です。

すると不思議な事が起こってきます。

全顎的な縁下プラークのコントロールをしていると、出血しない歯肉になってくるのです。もちろん合わせてご自身のプラークコントロールが重要ですが、出血量は大幅に減少してきます。

20170620plaque3

メインテナンスにお越し頂いたら、やみくもにプロービングする、PMTCするでは、意味がありません。

まずは観察からはじまる診査、診断が重要になります。

歯肉の観察が大切です。

いつものように書きなぐりですが。。。

様々に歯肉に関してお聞きになりたい方は、ぜひ私たちのセミナーにご参加ください。

私が皆様とお会いできる直接お話できる機会がそういう時しかありませんので

今秋10月22日の日曜日に、第6回セミナーを行います。詳細はまたUPします。
日程は決まっていますのでぜひご予定を空けておいて下さいね 

またその前に、9月30日の土曜日に多摩クリニックでお話させていただきます。
こちらは感染の話を絡めたリハと臨床の話です。定員60名ですが、現在40名程度お申し込み頂いております。是非お時間ある方は参加費無料ですのでご参加下さい。

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http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/event/upload/20170509-095055-7908.pdf 


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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今日もせっせとメインテナンス中でーすしばらくこの写真で行きますか

画像の選択や編集に時間がかかり・・・

あまりUPしたくないのですが、でも、ご紹介しないとわからないですよね、歯科用顕微鏡の歯石除去の世界

先日ポケットクロージャーのお話を書きましたけど、何年もメインテナンスしている人でも、ある時突歯肉縁下歯石が見えることもありますし、生活環境が変わって数年いらっしゃらなかった患者さんに縁下歯石がついて来たり。

歯科用顕微鏡を使用したメインテナンスはいつも気が抜けません。

今日は、初回クリーニングの患者様をご紹介します。

右上5番の遠心。ポケット8mm。

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6番はカリエスで残根です。遠心のポケットがエア(空気)をかけると開きます。

20170621_あ2

最大倍率。ポケットの中に歯石の頭がチョコンと見えます。ポケット幅は開くといえども2mm程度

20170621_3

プローブで深さを測るとともに、歯肉を圧排して歯石の全貌と確認します。

でも...流石にポケット幅2mmで、 深さ8mmとなれば、顕微鏡の鏡筒の覗ける角度には限界があり、歯石の底部を見るのは困難を極めます。

写真や文字だけを見ているととても簡単そうに見えると思いますが、実際にこの症例のレベルの歯石を除去している方なら、この処置がどんなに難しい処置がご理解いただけるかと思います。

そもそも、静止画のアップは、見やすいところだけをカットしていますから

実際にはこれだけ炎症があるわけですから出血はものすごいし、肉芽は寄ってくるし、超音波の水がかかるし、ミラーは曇るし見えないし

だいたい、ポケット8mmあったら抜歯するかどうか迷うレベルですよね。

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そんな症例でも患者さんが望むならできるだけの事はするそれがnomi流です
これまだ途中ですが。底部ギリギリにちょっぴり歯石が残ってますものね 

私も臨床経験が長くなり、今までに歯周外科を行う先生のところにも勤務し、フラップオペレーションと言って、麻酔をして歯肉を開いて歯石を除去する処置も何度もみていますが。。。

その時だけではありませんが、外科処置では「不良肉芽」と呼ばれるものがあって、歯肉内面の不良肉芽をスケーラーで削ぎとるというのがあります

ですが、私が顕微鏡の世界で見ている中で思う事は、「不良肉芽」は不良肉芽になる由縁があるのではないかと思うのです。つまり、本来歯肉は根面に付着もしくは吸着してポケット内に細菌が侵入しない構造になっている...そのピッタリ付着したい相手が歯石でデコボコしていたら

寄り添いたいこっち側もデコボコせざるおえない。しかもそのデコボコの表面にはプラーク(細菌)が付着していて、毒素も存在する。歯肉は当然炎症が起こるし、正常な形態ではいられない。

でも...

付着したい先が平らに変化したら?歯肉は歯(硬組織)と違って軟組織。その組織は変化していく、つまり治癒...治癒という言葉もあまりしっくりこないけど、正常化していくと思うのです。いえ実際正常化するのです。再付着はしませんが、吸着はします。

それは体験済みで、私は歯肉内面を不必要に削ぎません。削げば傷になり、治癒の過程を利用して再生を図る目的で行うのでしたらそれも良いのかもしれませんが、私は歯石の除去が下手なので完全に歯石を除去できているとは思えないし、完全な歯石の除去はできないと考えています。

感染な汚染部の除去ができなければ、組織の再生はありえない

だから再生を図る目的は私にはない。炎症をおさえる事が目的なので、歯肉は切らない。

人間の体はよくできていて、体に無駄なものはないし、私たちが考えている以上に巧妙な働きをしている。私たちが理解していないだけかもしれないと私は思うのです

というわけで。昨日も画像をカットしたのですが。。。

連日歯石の除去に追われています。

というと、また誤解を生みそうなのですが、もちろん、問題ない患者さん、問題ない部位もたくさんあります。

皆さんはどこをゴールに患者さんのメインテナンスをしていますか

ポケットデプスが浅くなる事ですか

私は、出血しない歯肉作りを心がけています。

だって、出血って、歯肉炎、つまり歯周病の始まりでしょう

でも、口腔全体で、歯の全周のどこも出血しない人ってかなり少ないです。でもしない口腔も作れます。

それは私だけの力じゃ無理だけど。きちんとしたクリーニングと患者さんの手入れ、つまり協働でなせる技です

でも、その方向に導くのは担当する歯科衛生士です。

マイハイジニストあなたのお口をお任せできる歯科衛生士をぜひ見つけてください

さて。明日もがんばっぺ

 


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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【歯科衛生士の自分史を紐解く】  naomiです

訳あって、今歯科衛生士の歴史...いえ、自分が歯科衛生士になってからの歴史なので、結果自分史という事になりますが、振り返っています。

私が歯科衛生士になった1993年、平成5年。
当時はまだ歯科衛生士という職業は社会的に認知されておらず、勤務した医院に「歯科衛生士とは?」というパンフレットがあったほど

まだまだ予防という概念は世間にはなかった 

仕事に必要な知識から...という事で、横浜むしば予防研究会 丸森賢二先生の書籍を参考に予防の概念やブラッシング指導を学んだ。毛先磨き。鉛筆で歯を塗り落としていく実習が懐かしい。

1996年熊谷崇先生のクリニカルカリオロジーが発刊となり、当事お金がなかった私は、休日に院長室のその書籍を近くのコンビニで全てコピーした 

歯磨きだけでは虫歯は防げないという事で、食事指導(生活習慣)も重要だという事で、当事栄養指導は勤務先では行っていなかったけれど、「栄養」を学ぶために、女子栄養大学の通信教育を受けた。

1988年からスウェーデンのペール・アクセルソン教授の来日によって北欧の予防の概念やシステムが日本に紹介された。 初めて日本にPMTCが紹介された。

1992年ダグラス・ブラッタール教授(故人)が初来日。う蝕発症と進行を防ぐ予防プログラムが紹介された。ブラッタール先生は、個々人で異なる“将来むし歯になるリスク”を数値化し、発症と進行を防ぐ予防プログラムを構築する方法を確立。

WHOが採用した世界標準のだ液検査キット「Dentocult」、カリエスリスク評価ソフト「Cariogram」を開発された先生である。 当事、曖昧な記憶ではあるがおそらくブラッタール先生の講演ではなかったかと思うが、「唾液」というタイトルのセミナーが開催されて、そのタイトルに衝撃を受けたのを覚えている

また同年、世界で初めてPMTCを提唱したアクセルソン博士のもとで、PMTCを実践していたブリギッタ・ニーストレン女史が来日した。

また1977年には日本フィンランド虫歯予防研究会が設立され1975年にキシリトールのう蝕予防効果を発見したフィンランド、トゥルク大学のカウコ・マキネン教授の公演が開催されフィンランドの予防が日本に紹介された。 

このような時代背景の中、予防に関する情報を集めつつ、当事からご活躍だった、土屋和子先生や、安生朝子先生、山岸貴美恵先生より、スケーリングなどの臨床の技を学び、モチベーシンアップに関しては、両先生はもちろん、中野智美先生(現在は小泉智美先生)渡辺麻里先生、水木さとみ先生、池田京子先生などからカウンセリングのテクニックを学ばせて頂いた。

その予防の概念をどう自分の臨床に生かすかと考え、まずは熊谷先生の歯の健康ノートを購入し、カリオグラムも参考にしながら唾液検査のプレゼンを作成し、唾液検査を導入し予防教育を行い始めた。 一般の診療所で歯科衛生士科を作った。各先生の治療が終わった患者さんを歯科衛生士の枠で予約をとり、自分で予防プログラムを進めたり、P処置を行なった。

また人間の一生を見るのが歯科衛生士だという思いから、外来歯科から訪問歯科に転職。白田チヨ先生の書籍で在宅の口腔ケアを学び、植田耕一郎先生や岸本 裕充先生、鎌倉やよい先生の本で病院での口腔ケアや口腔リハを学んだ。

その当事は口腔ケアと言ってもガーゼで清拭するのが普通という時代であった。 訪問歯科に従事したものの、まだまだ治療がメインで、口腔ケアとまでは行かなかったので、勉強のため、現在新宿でご開業の後藤朋幸先生にお願いし月に一度口腔ケアのボランティア活動に参加させて頂いた。

当事は施設に歯科衛生士として採用されるのは非常に珍しく、千葉県立衛生短大の教員をご退職され、一から歯科衛生士として介護施設に就職された境信先生にもお願いして施設を見学させて頂いた。  

今は口腔ケアが当たり前で、歯科衛生士の活躍の場も相当広がっているが、思い出せば、当事は口腔ケアなんて認知されていなかったし、病院や施設には歯科衛生士はいなかったし、それこそ必要とされていなかったし、常勤では雇えないとパートでしかな介入できな時代であった。

ひとえに境先生をはじめとする先輩方がこの道を切り開いて下さったのである。 

また卒後3年ぐらいから、小学校での歯磨き指導を頼まれて公衆衛生にも携わってきたが、訪問で施設に出入りする中で老人保険施設でも頼まれ、大阪の和田美登里先生率いる、南京玉すだれを得意とするなにわ歯ッピー劇団に追いつけばかりに寸劇で炭坑節に合わせた舌のトレーニングを行ったのも記憶に新しい...

と行ってももう10年前の事ですけど。。。

その後、歯科用顕微鏡と出会い、様々にも顕微鏡の分野で歯科医師の先生や歯科衛生士さん達と出会いがあったが残念ながらこの分野では現在はご縁がなく...

その後は矯正を学ばせて頂き、そのご縁でまた秋に発表の機会を頂いております。

その後、感染制御学を学ばせて頂き、現在は滅菌管理研究会に所属させて頂いて、様々な方々とのお付き合いの日々があります。

そして昨年は口腔リハビリテーションを学び、そのご縁で秋に発表の機会を頂いております...

有難や、有難や。

なぜ自分史を振り返っているかと申しますと、今度の秋の発表で、「なぜ開業医なのに、口腔リハなのか?」という答えをお話ししたいと考えおりまして、私にとってみたら、途中お話ししたように、歯科衛生士は人の一生を見る仕事だと思っているので、人が衰えていくリハだって私が見る患者さんの人生の一部なのですけれど、一般的には分野で分けたがる傾向があるようで。

確かに、歯科衛生士さんも言いますもんね。

「私ペリオが好きなんです。」

「私カリエスの予防を中心にやってます。」

「私、リハが専門なんです。」

確かに分野を細分化する事は、その道のプロとしては良いと思います、ですが、人間の人生は細分化できません。

私が開業医にいる意味は、生まれた時から死ぬまで関われるチャンスが開業医にはあるからです。

そして、開業医の歯科衛生士に求められる知識はジェネラルなので半端なく多く、専門よりもはるかに多くの事を浅くはなりますが、知っていなければならないのです。

だから学びに終わりはなく、一生かかってもジェネラルのプロにはなれないのです。

だから面白いつまり、開業医の私がみているのは、歯科疾患、口腔疾患ではなくて、人間なのです。人間の人生そのものなのです。

もっと歯科衛生士教育の中で、開業医の歯科衛生士の面白さや、重要性を教えてくれたらいいのにと私は思っています。

開業医って馬鹿にされがちですものね。。。

でも、私、思いますけど、開業医のメインテナンスで一生患者と付き合う事の方が病院勤務やリハの歯科衛生士よりもっと難しいと思いますけどね。

それは何もない未病の時にモチベーションをあげながら患者を一生先導していく仕事だからです。
人間の器の大きさと、技術、知識がなければ、何のメリットも価値もあるかどうかわからない予防のメインテナンスに人間はついてこないからです。

予防とは2度と病気になりたくないとか、病気になるのが怖いとか、そういう何かと引き換えのものではなくて、真に心から健康になりたい、健康でいたい、自分の人生を楽しみたい、そういう前向きなものだと私は思うのです。健康の維持、増進が予防をうたう歯科衛生士の本業です。

病気を現状維持する歯周病のメインテナンスは、実は予防ではありません。

治療と予防は違います。

この予防を真に担うのは、歯科衛生士しか実はいません。

でも、歯科衛生士でもこの本質に気がついている人は少なく、病気のある人に歯科疾患の説明をしてメインテナンスにきてもらうのは簡単だけど、現在何も病気がなくて、歯磨きもよくて、食生活もちゃんとしてて、言う事ない優等生の人をメインテナンスに乗せてみてって話です。

それが予防の本質です。

かなり長くなりました...

文章だらけでまとまりがありませんが、もうタイムリミットなので、今日はこの辺で

最後に一言。自分史をまとめていて何が一番今言いたいかと言いますと。

若い歯科衛生士さんに言いたいのは、いいえ若い衛生士さんだけじゃないんですけど、最近はフリーランスという言葉も当たり前になって(この言葉やフリーランスという地位を確立したのは、歯科衛生士の土屋和子先生ですけれど)ちょっと数年勉強したり、臨床経験を積むと、すぐフリーになって人に教えたがる、自分自慢をする人が増えているのですけれど。

私は思うのです。今あなたたちがフリーで仕事ができる、そのポジションに居られるのは、全て、先輩歯科衛生士のお陰です。

まずはその歴史は先輩の歩いてきた道に感謝をして欲しいのです。

そして、歯科衛生士の仕事はそんな数年やったからといって、人に教えられるほど簡単な仕事ではありません。

20年やっている私ですら、学ぶ事が多すぎて、時間が足りないのです。

もし、歯科衛生士がそんな簡単な仕事であると、歯科衛生士が自分たちで思っているのだとすれば、歯科衛生士という一般人からする価値はもっと低いものであると思います。

業界の中で、たった数件の歯科医院で、数年臨床経験を積んんで、先輩になったからといって高慢にならず、感謝と謙虚な気持ちで歯科衛生士という職業を後世に引き継いて頂きたいと思うのです。

医療の進歩は目覚ましく、口腔ケアが認知されていなかったあの日から、気がついたら、口腔ケアは他職種、言語聴覚士のものになって居ました・・・

歯科衛生士が狭い業界の中で、天狗になっている間に、外の世界はすっかり景色が変わりました。

プロとして、人間の器を大きく。

そんな歯科衛生士が増える事を切に願って。人として尊敬される歯科衛生士さんになって下さい。

さてそんな私ですが、今日もこんなに好き勝手言えることに感謝 です


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今日もせっせとメインテナンス中でーすあ、いつもと同じ写真か(笑)

先日久しぶりに書きましたけど大学卒業した4月から、診療日が2倍近くに増えまして...
とにかく余計な事をする余裕な時間がないのです...

メインテナンスの患者だから余裕かと思ったら大間違いで、リスクが少ない患者さんだからこそ、集中してみないと見逃す事も多いのです。だから反対に時間がかかったりします。

さて、メインテナンスの患者様です。6ヶ月に1度ぐらい来てたかな。
最初の頃はメインテナンスに来たり来なかったりだったのですけれど、最近は毎回次回の予約を受付でとってくださいます

こんな隙間の異常にも気がつかないといけないのです、しかも風をかけてうっすら黒いという代物を...右上4番近心。
 
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見るからに覗きたくないでしょ。。。だって、ポケット幅どのくらいだと思いますか?

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歯石の全体像はこんな感じ必ず可能なら歯石の底部を確認します。↓

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まずは、鎌形スケーラーで除去してみようかな

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ハンドスケーラー、超音波スケーラー、互いに短所、長所がありますけど、必ずしもパワーの強い超音波スケーラーの方が除去効果が高いと思ったら大間違いです。結構歯医者さんでも歯石除去と言えば、キーンみたいな歯医者さんもありますよね私はあんまり好きじゃないんですけど。。。

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ポロリほんの一部ですが除去できました1目盛1mm
でもね、これはほんの一欠片。もっと見て

歯石の底部が完全に見えていてポケット幅がある程度あって、根面とスケーラーの角度が理想的な角度になるのであれば第一選択はハンドスケーラーです
なぜなら、歯石は縁下と言えどもはじいて除去するものだからです

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 ↑でもこんな境界が不明瞭だったり、ポケット幅が狭くて、両刃の鎌形スケーラーを挿入して反対側の歯肉内面を傷つけるようなら、超音波スケーラーを選択します

でもね、超音波スケーラーだからと言って簡単に除去できるわけではなく、根面なので、パワーをあげれば痛みが出るし弱すぎると歯石が粉砕できない。ましてや先端が丸いチップは削るパワーが弱い

そして、超音波スケーラーでも、歯肉は焼けます。つまり根面に対して斜めにチップを挿入して、歯肉を圧排しながらというのは無理。触れてるだけでも焼けて来ますから、確実に排除しないといけません 

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今日はちょっと焦点があってないけど...こんなもんで
ポケット幅2mmの処置でした

でも、これ、写真がはっきりしていないから説明しづらいのですけど、根面にほんのちょっと窪みがあるのです。。。安全ピンの先でしか触れないような窪みが

そんなところ歯石はなんとか取れても、滑沢になんかできないっつーの
そんなケースは山ほどあるのです。

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つまり皆さんが思っているよりも、根面というのは複雑な形態をしていて、そんな根面をストレートのチップで盲目的に歯石除去を行っている事自体、根面を滑沢にしているのではなく、今回の症例のように、うっすらとした歯石の壁を作っているにしか過ぎないのです

つまり、歯石の除去はほとんどできていないと思っていい
歯石が完全に除去できていないのだから、組織の再生は起こらないと私は思う。

根面の無菌化?無理無理。お口の中で出血すごいし、歯肉溝浸出液が溢れてくるし、隔離できないもの。

私がいつも目指しているものは、運よく組織や骨の再生が起これば良いけど、それよりも歯石をできるだけ除去する、そこに焦点を当てています

これは数日前の症例ですけど、今日も同じような症例をみています...また後日UPするとします

私たち歯科衛生士の役割は、歯石を完全に除去する事ではなく、メインテナンスの時間は健康教育の時間、モチベーションを上げるための時間と考えた方が良さそうです。いえそう考えるべきです。

なぜなら、直視できても、歯石は確実に除去できないのだから


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皆様、こんばんはnaomiです
学校を卒業して早速。大学で学んだ事を患者様に還元。↓口腔機能評価中

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私がこの1年間学校で学んできた分野。それは口腔リハビリテーション学
主には、摂食嚥下。摂食嚥下というのは、ざっくり言えば、食べる事飲み込む事。大学では、その摂食嚥下に障害のある患者さんの治療を専門にしているクリニックで実習を重ねて来ました。

当初大学に入学する時の面接で、一般開業医で歯科医師が摂食嚥下分野の治療をしていないのに、なぜ今更大学に入って勉強するのか?と何度も聞かれました

確かに、対象となる患者さんが来ないクリニックで、そこにまた戻るのに、なぜ勉強するのか?というのは疑問だったのかもしれません。

当時の私にしたら、勉強するチャンスはなかなかないし、自分が知らない事を知る事が出来るのは凄く楽しい。行かせてもらえるなら、行きたいそんな思いでした。

面接で何度も聞かれたから、不合格かなーって思っていたほど(笑)

そして私もどうやって学んだ事を生かせるのかわからなかったけど、卒業した今、早速アイディアが閃き先日から患者様に還元出来るようになりました

私がメインテナンスで見ている患者様。長い方はもう10年を超えていて、だんだんお年もめしますし、世の中的な定義で言う高齢者の方も担当させて頂きます。

歯科衛生士の仕事は、患者教育と健康管理。私は虫歯や歯周病にとらわれず、健康教育を行えるシステムを歯科衛生士は持っています。それがメインテナンスです。

看護師さんの関わりとは違って、数ヶ月に1回、患者様が来院し続け、10年越えで関われるのです。
そんな仕事他にはないよですが、10年通って頂くためには、それなりの人間力が必要となります

最初は虫歯が歯周病の話をしていても、10年も通っていれば、話も尽きます

いつも思うのは、もっと何か患者様のためにできないかな。

と言うわけで、初めました。予防的な口腔機能評価。メインテナンス時に、口腔機能を評価し、問題があれば早めにアプローチしていく。お口の健康を守る事は、よりよく生きるため。素敵な人生を送って頂くために、口腔の健康は必要不可欠。そのためのお手伝いをするのが私、歯科衛生士です。

この口腔機能評価。行って見ると意外に...早速問題点が抽出できました。

次回検査結果をお話しして、口腔機能の低下を予防する予定でいます。

患者様の主訴に摂食嚥下障害や口腔機能の低下はありません。私が早期に発見してアプローチする事で、余計な事でお口の事、食べる事、生きる事に困らずに人生を楽しめる。

それが予防です。

楽しいーーーーーーーーーっ!

歯科用顕微鏡が入る前、私はもう歯科衛生士としては出来る事がないと思って、仕事がマンネリ化していました。 顕微鏡が入って、世界が広がって、歯科衛生士がめちゃめちゃ楽しくなりました。というよりも患者様のもっと役に立てる事が嬉しかった。

そして今回、久しぶりにその時と同じ気持ちになっています。まだまだ歯科衛生士として、患者様のお役に立つ事が出来る。新しく提供出来るものを得たのです。

まだまだ未完成ですが(手技ではなくてシステム)回数を重ねるごとに洗練されていくと思います。

当面は65歳以上のメインテナンスを受けている方を対象にしたいと思いますが、ご希望があればそれ以外の方にも応用していきたいと考えています。

具体的に何しているのかって?

それは秘密です結果が出てきたら公表したいと思います。

こんな事考えたり、やってる衛生士さんいないだろうな...多分、大学を出ていなかったら、こんな発想にはならなかったと思います。

私たちは3期生。まだ10人足らずしか卒業していません。そして皆、摂食嚥下分野で活躍してますので、一般歯科で、歯科衛生士が単独で形にしている人はいないと思います

還元。還元。全ては私が担当する患者様のためです 

☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

患者毎に管理された滅菌システム

物理的インジケータ
化学的インジケータ / CI   Bowie & Dick test  Helix test
生物学的インジケータ  / BI 
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様、こんばんは。naomiです。

1週間、早いですね〜先週首都圏滅菌管理研究会が終了したかと思ったら、もう今日は日曜日
あれから1週間が経ったのですね。

大学3日、医院3日。休日1日...でもセミナー多しみたいなそんな生活をしているので、プライベートが乱れる、乱れる家の掃除もままならないまま...独身男子の部屋かみたいになっています。

あ、それは世の独身男性の皆様に失礼ですね、綺麗好きな方は私なんかよりよっぽど綺麗にしていらっしゃいますものね ごめんなさい

先日訪問でインプラントが入っている方の口腔ケアを見学させて頂いたので、今日はインプラントのメインテナンスについて書きたいと思います。

implant2
 
左下6番のインプラント体。さてこのインプラント。歯科衛生士の皆様はどうやってケアしますか?またケアするためには何をする?歯周検査の定番、プロービングしますか?

さてこのケアをするためにまずは必要な知識を復習しましょう

まずは歯周組織とインプラント歯周組織の違いについて復習しましょう。

image
 
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↑は日本歯周病学会歯周病患者におけるインプラント治療の指針2008から抜粋してます。

様々に違いがあります。まずはこの違いをきちんと理解しなければなりません

特にコラーゲン線維の走行はきちんと覚えておかないといけないし、骨と直接結合している事も忘れてはならないし、プローブやプラークに対する抵抗力が天然歯よりも劣っている事をきちんと理解しておかなければなりません。

 そして、歯周病検査の定番プロービングで気をつけなければならない事は以下の図を参照。

image
さて話を戻して、では先ほどの写真どのようにケアしますか?プロービングします?するならば何を使う?プラスチックプローブですか?またそれはなぜ?

よく世間では、インプラントのケアにはプラスチックプローブやプラスチックスケーラを使わなければいけないと言うのですけど...

implant1

さて先ほどの写真の歯肉にエアーを吹くと、その下にプラーク(細菌)がコロニー発見。

インプラント体に傷がつくから金属はだめ?じゃあ、探針は使えない...インプラントはチタンだから、他の金属と触れてはだめ?じゃあ私達が通常使用する探針やスケーラーは使用不可?


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このケースのように、インプラント体の上部が歯肉の上にきている場合も多い。これどうすんねん
さあ、皆で考えよーというわけで、今週も頑張りましょう

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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです   初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様こんばんは。
今日は春一番が吹き荒れ、寒い中でも春の訪れを感じる一日でしたね。楽しみな春がやってきます

さてその春とともに、また今年も『歯科衛生士道』を若い衛生士さんに引き継ぐためのセミナーを開催します

歯科衛生士の皆様、もうお申し込みはお済みですか 

151224_セミナーチラシA案-2


↓詳しくはこちら。告知’sからお申し込みできます。
http://kokucheese.com/event/index/357006/

↓主催する歯科衛生士en-rondのfacebook page。講師たちのつぶやきはこちらから。 
https://www.facebook.com/dental.hygienist.enrond/

つい先日新年が開けたと思ったら、もう2月も中旬。早いものです。
さて私も春の訪れとともにだんだんと4月に向けてセミナー仕様にスタンバイ。

いつも書いていますが、簡単にセミナーに至った経緯をご紹介

私が歯科衛生士の勉強会en-rondを結成したのは、2000年の2月20日の日曜日。新宿のとあるビルの一室で、私達は出会いました。

出会いは、当時私はことある毎に興味あるセミナーに参加していました。不思議な事に、やっぱり頑張っている衛生士は同じようなセミナーに集うもの。何度かセミナーで見る同じ顔...そんな中で出会ったHiromiさんという衛生士さんと、東京近辺でよい歯科衛生士のスタディーグループはないかという話となりました

私達に思い当たるところがなく...『じゃあ作ろうか?』と意気投合したのが始まり
あとは実行あるのみ。その前から歯科衛生士のMLで知り合っていた歯科衛生士仲間に声をかけたり、MLで声をかけたり。そしてめでたく2月20日に結成しました。

en-rondという名前は『輪になって』というフランス語でMikiさんが考えました。

私にとってはこの日の事はきっと一生忘れない思い出です。

当時は30名ぐらいメンバーがいて、様々に講師を呼んだり、某先生と温泉旅行に行って夜中まで勉強したりとそれは楽しい青春でした。さて、歯科衛生士は女性の集団ですから、時が経つに連れて結婚、出産でメンバーも減って行きました...

取りまとめ役であった私も悩みました。いつまでこの会を続けるか?

でも迷った時に決めました。この会は歯科衛生士の歯科衛生士による歯科衛生士のための勉強会、一人でも続けたいというメンバーがいる限り続けよう。

そして現在残っているメンバーは4名
勉強会というよりも御茶会のように暫く時を過ごしていましたが、なかなか私達が憧れる歯科衛生士さんが現れない。世の中にたくさん講師はいるけれど...歯科衛生士の本質を教えてくれる講師は少ない
じゃあ仕方ない自分達で作ろうという事で一念発起。昨年からセミナーを始めました。

さて、この本質というのを伝えるのが難しい

私にもはっきりとまだ言える術がない。けれど、明らかに現在の日本の歯科衛生士にその本質を見る事は、私には、できない。

20年前からこれからは予防の時代だと言われ続けて、知らないうちに12歳時のDMFTは1.4本になりました。つまりもう日本人の虫歯予防は完了したのです。

なのに、未だにこれからは予防の時代だ、歯科衛生士が活躍すると言われている...
20年経っても歯科衛生士の定期検診率のデーターはない。公のデーターで定期健診と言われているのは、歯科医師のチェックを含めたデーターで、歯科衛生士が言う通常のメインテナンス率というのはデーターがないのである。

だから歯科衛生士が結果を出しているのかさえもわからないのである。

そして、テレビコマーシャルでも言われるように、40歳以上の80%が歯周病で...ってこのデーターも誰がどうやって統計をとっているのかわからないし、歯周病の定義すらわからない。

歯科衛生士が大好きなペリオの先生達や、私がペリオ野郎と呼ぶ歯科衛生士達は口を揃えて言う。
『プロービング(歯周ポケットの深さや出血を測る検査)は初診時は深めにとって出血も多めにつければいいんだよ。』歯周病の認定衛生士ですらデーターを改ざんするのだから、ご愁傷様としか言いようがない

そしてもちろん日本の国民皆保険制度に予防の点数はない。

何か全てが矛盾していて私には理解できない。

そして、歯科衛生士はそんな制度の中で毒されて、よくわからない行動をする。歯科衛生士は自分にはされたくない指導や処置を患者には平気でする。

歯周病だから歯石をとるのは当たり前で、歯肉が退縮(下がる)のは当たり前、退縮した歯肉を私が治したと自慢し、毎回患者の歯を真っ赤に染めてまるで鬼の首をとったかのように、患者に向かってココが磨けていませんねって...

なんだそりゃそれが患者の健康を守ろうとする医療人としての姿か私には疑問すぎる。

歯科衛生士が患者の一生を担う、大げさに言えば...いえ大げさじゃない、患者の人生を左右する仕事である医療人の姿か

だから私は世の中の歯科衛生士が大嫌いである。

初めてお会いする患者さんに必ず聞きます。
『歯石を取ったり、歯のクリーニングをした事ありますか?』ほとんどの患者さんが『あります。』と答えます。でもさ、なのにね、患者さんの口の中には歯石がべったりくっついていて、何一つ良くなってないんですよ。これが日本の歯科衛生士がしている事の現実なのです。

私患者診てます、私の患者◯人います、ユニット1台任されています...

現実を診て下さい、歯科衛生士さん。だから私達は歯科衛生士に物申す

本質を知りたい方は4月のセミナーにぜひ参加して下さい。

歯科衛生士の本質が理解できるエピソードを今回はお話するつもりでいます。『究極のTBI』のお話です。

日々私も精進です。まだまだひよっこの私。人様に教えると決めたからには、それなりの自分でいなければならない。だから日々気が抜けない。今まで以上に歯科衛生士に気合が入る。

さて、また明日から一週間が始まります。刻一刻と迫るセミナーに向けて、私もスタンバって行きたいと思います

 

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皆様おはよございます。
毎日寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?そんな寒い中でも時々私は春の足音を感じます。
が待ち遠しいですね...

最近年をとったせいでしょうか、すごく時代だな〜と思う事が多くなりました。

歯科衛生士の仕事では、本当最近、顕微鏡を使ってメインテナンスしていますという衛生士さんが増えてきました...

まあその事に、へそ曲がりnaomiはモノ申す なのですけど

いつも申し上げますけど、歯科衛生士を選ぶときは顕微鏡のあるなしで選んではいけません。顕微鏡があったって、その歯科衛生士自身の力量によって皆様の歯の将来は変わってくるからです。

顕微鏡は使いこなしてナンボです。ヨーロッパでは80歳で20本以上の歯を残していますけど、顕微鏡で歯石取りやメインテナンスはしていません。より良い精度のしごとができるってだけの話です。

そして顕微鏡を使いこなすのは非常に難しい...

今日の症例は左上7番(親知らずがない人は一番奥の歯)の歯肉縁下(歯肉の中)の歯石の除去です。
BlogPaint
つまり上の左側の一番奥の歯の奥側の面です。
下の写真を見て下さい。顕微鏡で見たところで、何か見えますか?歯石見えます?

SRP

歯科衛生士の力量は顕微鏡のあるなしではなく、正常、異常、日常と違う、つまり変化を見極められる事。それは顕微鏡のテクニックとは別の問題です。視診、触診、レントゲンやCTの読影、問診など様々な要素から総合的に診ていく。それが本当の歯科衛生士です。

私の歯科衛生士としての直感。むむむ...何かある ブヒー

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だから覗く。器具で歯肉をよけて中を見ようと思う。

3

あった。歯肉の中にある歯石。心の声。『こんなの取れるわけないやろーーーーーっ

SRP4
 
そうは言っても、私も歯科衛生士の端くれ。10年以上私を信じて通って下さっている患者様に、歯石ありますけど取れませんなんて、そう簡単には言いたくないっ

ぜって〜とってやるぜ

と気合を入れて超音波スケーラーで弾き飛ばして除去したところ。ポケット幅1.5mm。深さ3mm。
どんなに小さくても、これが歯周病の始まり。その芽をいち早く摘み取る事。それが予防につながる。だから諦めない。自分の患者には私のできるかぎりの責任を果たす。それがnaomiの流儀。

でも、本当、これ、結構キツイ... 歯肉の中の歯石の除去は気が遠くなるほど神経を使う。だってその世界の大きさは1mmかける1mm以下。

さて。今日も患者様のために。頑張るべ〜な

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私も40の声を聞きましたが未だにひよっこだと思っています...なのですが、自然とそれを後輩に教える立場になってきた...本質を教えてくれる歯科衛生士さんが少ないので、人前に立つのは得意じゃないけど、仕方ない、一念発起。仲間と昨年からセミナーを始めました。講師のReiさんは本質を語る数少ない歯科衛生士。

私は、やるからには歯科衛生士の本質をきちんと伝えたい。情報化社会で、情報に左右されて、なんだかビジュアルだけに憧れて格好いいと言う衛生士さんがすごく多い。私が知る限り本質を理解し、本当に尊敬できる歯科衛生士は少ない。

師は選ぶべきだ。

憧れの衛生士さんの道が自分の道となり、師によって歯科衛生士としての人生は大きく変化し皆様の人生も大きく変わる。そして歯科衛生士は患者様の人生をも変えていく。

人の人生に大きな影響を与える職業であるからこそ、人間としての本質が一番に大切なのである。

私が歯科衛生士に教える事はここからはじまるのです。うちのスタッフの歯科衛生士1ページ目に私が書かせたもの。お題は『歯科衛生士として1番大切なもの』 



ロッカールームの台にたまたま置いてあったノートの表紙をパシャリちゃんと書いてあった
 
これが歯科衛生道の本質です。

ぜひ歯科衛生士の本質を学んで下さい。今回は定員10名。すでに半分お申し込み頂いております。
ご興味ある方はぜひご参加下さい。皆様とお会いできるのを楽しみにしています 

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こんばんは。歯科衛生士naomiです

GW も開けてお仕事にモードチェンジ今週からまた気合を入れなければと思っている私です。

今月号の歯科衛生士5月号に、私たち世代のカリスマ歯科衛生士安生朝子先生、小林明子先生、品田和美先生が「歯周外科を望まなかった歯周病患者さんへのSRP」という特集記事を書いています。

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日々私も歯石や付着物及び沈着物を除去していますが、ポケットが深くても歯周病という自覚がない方もいらっしゃいます。自覚がありませんから当然外科処置は希望されません。仮にこちらからアプローチしたとしても、最終的に外科処置を受けるかどうかは患者様が判断します。

私は歯周外科に反対するわけではありませんが、歯科衛生士3年目から5年間歯周外科を積極的に行っていた先生のところに勤務し、そこの患者様を5年間担当させて頂きました。結論から言えば、大切なのは1回の外科処置ではなく、昨日も申し上げましたがその後のメインテナンスなのです

メインテナンスなくして歯周外科の成功はあり得ません。でも...世の中を見てみらたいかがでしょうか?外科を行った医院で一生メインテナンスを継続している患者さんはめったにいません。

歯周外科を行った歯だけでなく、その他にも口腔内は刻々と変化していくわけですから、ともかくメインテナンスが重要です

歯科衛生士の皆さんは自分のメインテナンス率をご存知でしょうか?ただの感ではなくて数値化しているでしょうか?メインテナンスの分母は?分子は?どう計算するの?そう、メインテナンス率の計算って決まりがない。つまり他人と比較できない。

そしていつも申し上げますが、俗に言う日本のメインテナンス率は2%から20%。
メインテナンスに通っているのは極少数派です。

話を戻しますが何も歯石や付着物、沈着物の付着は深いポケットに限ったものではありません。ポケットが3mm以内でも歯石や付着物、沈着物の付着はあります。

日本には歯石や付着物、沈着物の除去を真剣に考えたり、メインテナンスの事を真剣に考えて研究している歯科衛生士さんがたくさんいます。今までもそしてこれからも。

職業人である以上自分の職業の職域について法律も含めてきちんと考える事が大切だと思います。
それがプロだからです。歯科医師にいつまでもおんぶに抱っこでは歯科衛生士の価値なんてありません。歯科衛生士は歯科医師とは違う職業だからです。

看護師さん達も同じように医師と職域がかぶりますが、自分達の仕事にプライドを持ち、自分達で仕事を獲りに行くのです。歯科衛生士は?歯科医師の言いなりですか?

予防的SRPは誰が担うのか?
軽はずみな発言は日本の歯科衛生士の職域を考えてきた先輩達に大変失礼です。診療補助しかなかった歯科衛生士の仕事。保健指導や予防的歯石除去を先輩達が勝ち取ってきたのに...

若手で頑張っていたからいつも気にしてたんだけど... 残念
でもある意味私の中で完全に区切りがついてふっきれたか。共に学んだ大切な仲間と思っているけど、でももう方向性が違ってしまった…いつまでもヤラセな体質は変わらない(T ^ T)本人のせいではないと思うけど…残念だな…

歯科衛生士の仕事に誇りとプライドを。

私は私の道を行きますっ‼︎

今月号の歯科衛生士の特集は大変興味深いものですね参考にしたいと思います

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皆様こんにちは、歯科衛生士naomiです


2日。世間様はゴールデンでウィークでお休みのところも多いようですが、私はせっせとお仕事です。

ふむ。今日も中程度の歯周病の患者様を拝見しながら、歯科衛生士による歯石や付着物及び沈着物の機械的除去と口腔ケアは奥が深いなぁとシミジミ…

さて。もし皆さんが歯周病の治療で何が1番大切かと問われたら、何と答えますか?歯石や付着物及び沈着物を機械的操作で確実に取ることでしょうか?それとも歯科医師が行う歯周外科で歯槽骨を再生することでしょうか?どちらも大切なことですが私はそれよりも大切なことがあると思います

それは長期にわたるメインテナンスです

たとえ完璧に歯石や付着物及び沈着物を機械的操作で除去したとしても、また歯石や付着物及び沈着物がつかないとは限りませんし、いくら完璧な手術をしてもその状態がずっと続くとは限りません。必ず現状を維持、もしくは健康増進のためにメインテナンスが必要です。歯周病を勉強している人なら必ず知っています。

メインテナンスがなければ歯石の状況や手術の効果も半減…どころか、意味がないものになります。

では日本で定期的にメインテナンスに通っている方はどれくらいいるでしょうか?

データにもよりますが2〜20%と言われています。つまりほとんどの人が歯石を取ったり、手術をしてもメインテナンスに来院していないということです。

私たち歯科衛生士の力のさなを思い知らされます。歯科衛生士の一番重要な仕事は患者様のモチベーションを高める事。

裏を返せば歯石や付着物及び沈着物の除去ができなくても良いってことですねモチベーションを高められる話術だけあればいい。

私はあまり話術が得意ではないので、話術で患者様を来院させられる衛生士さんがとっても羨ましいです

先日来院の患者様です。右下2番。遠心〜遠心隅角。深さ2〜5mm。無麻酔下。

ポケット根面に歯石や付着物及び沈着物があります。この場所の深さは2mm。実は問題なのは舌側にかけて。遠心舌側隅角は深さが5mmあります。
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この歯はやや捻転しており、遠心から舌側にかけて歯石があるのですが、舌側からは直視ができず、またエアーも届かないため歯石の確認ができず、唇側からのアプローチを試みました。超音波スケーラーを用いてまずは直視で可能なところを除去。
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舌側に回り込んだところは直視では見えません。直視の視野から歯石が消えたらからと言って歯石や付着物及び沈着物が除去できたわけではありません。何事も見たのかです。だから見ます。マイクロミラーを使って歯肉を避けて根面を確認します。やっぱりあるよ
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これは非常に難しいテクニックです。できれば直視が理想的ですが、臨床は理想的なケースばかりではありません。この場合はマイクロミラーテクニックで歯石や付着物及び沈着物の除去を行うしかありません。だって隣接面直下は見えないもの...あ、私が下手なのかもしれませんね

ポケット底部には歯石がなく、宙に浮いた状態で歯石が付着していて、5mm。因みにポケットの幅は1.5mm程度です。器具が入らない、入らない

でもどんなに困難であっても、私が担当するとなったからには全力を傾けます。責任を持って処置を行います。そこに歯科衛生士だからという甘えはありません。だって、この患者さんは来院してくださる限り私が担当するのですもの。患者さんの一生の健口を背負う...責任を感じているからこそ本気です。いつも私を信頼し患者様を担当させてくださる院長にはいつも感謝しています

それはさておき、毎回処置中に思います。今回はもう無理、こんな歯石や付着物及び沈着物の除去できないよってね。でも、私には担当になった責任があるから。もし万が一1回で歯石が取れなくても、いつか除去できればいいし、重要なのはメインテナンスに通って頂くこと。

だいたい、顕微鏡がない歯石除去って必ず歯石が残ってますし、顕微鏡があってもとれないものはとれないよ。でも、ヨーロッパでは顕微鏡なんかなくても80歳で20本以上の歯を残していますよ。日本は10本以下ですけど。だから歯石や付着物及び沈着物が完璧に除去できるかどうかなんて問題じゃないんです。本当は。そういう事も全て私は患者様に説明します。

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もちろん全力を尽くせばなんとかなるケースがほとんどですけどねていうか、その前に判断してますから。いけるかどうかって。そういう事も含めて歯科衛生士の総合力が試されます。

さて。明日は久しぶりに実家の母に会いに行きます。親子孝行もたまにはしないとね

皆様もよい休日をお過ごしください。

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