顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:マーケティング

つづき☆

naomiは何度も申し上げていますが、日本には日本に合った、日本に根差した“歯科予防”の姿があります。

海外のスケーリングはルートプレーニング、セレクティブポリッシングやPMTC、キシリトール、バーニッシュを真似したり、取り入れたりしても、日本人の歯科疾患を減少させることはできません。

これは“物”の話であって、“本質”ではないからです。

以前もご紹介しましたが、お師匠様曰く。

『イチローと同じバットを使ったからと言って、イチローにはなれない。』

これは“物は使いこなしてなんぼ”という意味なので、naomiが今伝えたいこととは少々違うのですが、“物”のとらえ方としては同じです。

歯科疾患の場合には、その国の生活習慣や、教育(医療従事者育成の教育も含む)国の医療制度、税金、歯科治療費、受診システムなど、他のたくさんの要素のうちの、上に説明した物は一部ってことです。

だから、単純に海外の真似をしても、日本では無理なのです

naomiが思うに、アメリカは、“歯科のマーケット作りに成功しているな”ということです。

マーケットと表現すると、なんだかお金儲けのようで嫌な感じがしますが、よいマーケット作りは患者さんのためにもなります。

歯は大切、歯並びが悪いことは自己コントロールができていないということ、定期健診は当たり前、そういう風に、マーケット市場を開拓して、そのシステムを作って、患者さんを受診させる。

ホワイトニングだも同じ。

歯が汚いのは人じゃない!ぐらいに国民を教育し、そのマーケットを作り上げる。

これがアメリカ。

日本みたいに、クルクルPMTCで歯が守れると患者さんをそそのかし、PMTCを受けたいという需要を生み出し、PMTCを受けさせる。このようなマーケット作りにはまると、ろくなことになりません

さて、そこで本題。

歯科衛生士という職業において、アメリカでは、やっぱり“スケーリング”“ルートプレーニング”な感じ。

先日誰かがブログに綴っていましたが、PMTCという言葉もないし、日本のようなエステティック感覚はないのです

さて、ここに実は裏の意味が働いているように思います。“だから海外はちゃんとしていて、日本はそんなことばっかりやっててだめなんだよね”と。

ところがnaomiが思うには、アメリカのマーケットは既にできあがっていて、今以上の物を提供する必要がない。スケーリング、ルートプレーニングで十分なのです。

日本は確かに、何を勘違いしたか、ワクワク歯科医院でクルクルPMTCで喜んでますけど(その内容はさておき)でも、その裏には、医療=サービス業という考えがあります。

特に日本の歯科の場合、保険診療、自費診療と選択があります。

ある意味、アメリカは国のシステムが出来上がっているから、日本でいう保険診療のようなもの。それ以上の工夫もできないし、それ以上工夫する必要がない。

でも日本の自費の場合、まったく枠組みがないから、何をしても自由。患者さんのニードに合わせて何でもできる。歯科衛生士がスケーリング屋である必要もないし、お口のエステをしててもいいんじゃない?

それで患者さんが歯科医院に通ってくれて、歯を大切にしてくれるなら。だって、歯科医院に行く習慣がないんだから。日本は(笑)

アメリカなんかそんなことしなくっても、勝手に患者さんくるのだから、スケーリングだけしてればいいって話でしょう?そうじゃありませんか?

社会が違うのだから、同じ土俵で論じることがおかしい。

海外の衛生士の“日本のメインテナンスにはエステ的な要素がある“発言は“ちゃんとしたこともやらないで、何がエステ?何かおかしくない?!”という意味だとおそらく思います。

え?ひねくれてます?(笑)

だってね、海外に行く衛生士さんて、だいたい日本の衛生士業務に愛想を尽かして出て行くじゃありませんか、違いますか?

あまりにも日本を馬鹿にしすぎじゃないですかね~

あ、naomiは海外に出られないアホ組なので、日本の歯科衛生士はバカだって言われると腹が立つだけなんですけどね(笑)

マズローの欲求段階説というのがあります。

1.生理的欲求(physiological need)
2.安全の欲求(safety need)
3.所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
4.承認の欲求(esteem)
5.自己実現の欲求(self actualization)

痛みがある場合の歯科治療は1~2程度になりますね。歯の痛みは食べること、命にもつながりますからね。

さらに、歯への関心が高まって、歯をもっと美しくしたい!と思えば、どの欲求段階は上がっていきます。

美容外科なんかが最たるものです。

美容外科も医療ですけど、でもその欲求にードは高い。

美しくなりたい、もっと綺麗になりたい。高次の欲求です。

だから、歯のメインテナンスがエステ的だから日本の歯科衛生士は馬鹿だという発言は、おかしい。

よく考えれば、治療ニードよりも欲求レベルからすれば上なのだから、そのマーケットを開拓しているということはもっと進んでいると考えるべきなのでは?

メインテナンスも、ずっと来院していれば、歯磨きも上手になるし、それに伴って歯石の付着も少なくなり、歯科衛生士が施術することは少なくなってきます。

いつまでも、毎回毎回歯石をとっているようなメインテナンスは受けていても仕方ない。通常だったら自然と口腔内が綺麗になっていきます。(全員とは言いませんが)

いつまでもスケーリング、ルートプレーニングと言い続けているのもそれは本当のメインテナンスなのか?ってことです。

メインテナンスで一番大切なのは、“通い続けること”です。それは細菌を定期的にリセットするということ、そして、かみ合わせなど異常がないかの早期発見、そしてモチベーションの確認と、モチベーションの向上です。

モチベーションを上げていくと、患者さんのニードはどんどんあがります。歯の治療だけじゃなくて、歯を奇麗にしたい欲求が上がっていきます。

この欲求にお答えしていると、必然的にエステ的、美の要素が入ってきます。

健康の先にしか美はありません。

病的組織に美しさはない。健康な組織だから美しい

その国によって、歯科の予防のマーケットの形は違います。

大切なのは、本質を見極めて、追求し続けること。

余りにも勘違いしている方が多いのではないでしょうか?

naomiはいかに患者さんの歯を美しくするかしか最近は考えていません。

でもそれは、歯石もきちんととり、健康な歯周組織を取り戻し、健全な歯面を取り戻し、そういう正常な組織があってこそ取り組めること。

美しさを追求して、エステ的感覚で仕事をしていますが、決してその工程に手を抜いていません

ホワイトニング1つにしても、その美しさはその前に行うクリーニングの精度で結果は全く違います。

多くの歯科医院では、ホワイトニングというと、歯の表面だけちゃちゃっと掃除してホワイトニング剤を塗るだけかもしれませんが、naomiはどちらかと言うと、ホワイトニング前のクリーニングに全力を尽くします。

クリーニングをすること、そしてその過程に手を抜かないことが美しさの秘訣です

なるほど。ブログを書いていて思いましたが、日本の歯科衛生士ってすごいよ、やっぱり。モチベーションをあげる技術は、世界一だと思う。

もちろん、モチベーションをあげられる歯科衛生士であればってことだけど(☆゚∀゚)

隣の芝生は青く見える。でももしかしたら、自分の芝生はそれ以上に青かったりして(笑)

まずは足元の色を確認してから、隣を見てみるとよいのではないでしょうか?

本質を見極めましょう☆

naomiブログをご覧の皆さま、こんばんは☆歯科衛生士naomiです

先日から、“日本の歯科衛生士像”に関して、naomiの中でスイッチが入ったらしく、ツイッターでかなり爆裂していたのですが、ツイッターはつぶやきなので、あまりに文章が長いと皆様にご迷惑かなと思い、ブログに綴ることにしました(*・ω・)ノ

naomi歯科衛生士歴17年。

若いころは海外研修や留学を夢みました

世界の最先端と言えば、アメリカ。そして予防先進国のスウェーデンやフィンランド。

いつしか年が過ぎ、大人になり、留学はともかく、海外研修の内容も理解できるようになり、大人数で参加する研修会に“お金”が見え隠れして参加する気になれず。。。

今でも参加したいのですが、大人数で、観光とかついているツアーが嫌なのです。どうせお金を払って行くなら、最後の最後まで研修したい。

多分、多くの歯科衛生士が、行くついでの観光を望んでいて、毎日盛りだくさんの研修を望んでいないからそういう企画になるんだと思うんだけど、ヨーロッパへの渡航費用を考えたら、1円でも無駄にしたくない!

最終日1日ぐらいは観光でもいいけど。帰るまでの時間調整で。見ると2日間ぐらいフリーだったり、研修も数時間で、夜のご招待パーティーとか。

なんだかねぇ。。。と思っているうちに、月日が流れてしまいました

ところが、ひょんなことから、海外視察のお仕事を頂き、研修ではなかったけれど、海外の歯科医院を実際に訪問することになりました。

スウェーデン、フィンランド、イタリア。

歯科医院の視察で感じたこと。

向こうの歯科医院もそんなに広いわけじゃありません。しかも各部屋個室。見学に入れてもせいぜい5~6人でいっぱい。

ゆっくり話を聞き、見られるのは、この人数しかありません。

でも。。。日本の研修会のツアーは最低10名?それでも割が合わないということで、人数を増やしています。

意味なし。

そして、もっと感じたことは、海外研修で学ぶべきことは、基礎ではなく、その国のシステムや社会背景だということ。

解剖学や生理学、薬理学など基礎の勉強は、日本でもできます。その教育の奥深さに違いはあれども、ヨーロッパ人と日本人の解剖が違うということはありません。

また歯周病の病因論に変わりがあるわけではありません。

それを海外で学ぶのは、“海外で勉強した感”に満足しているだけで、“海外に行く”必要がない。

海外で学ぶべきは、“海外に行かないと学べない物“を吸収することなのです

でもね。。。誰もそういうこと、教えてくれないんだよねー(笑)

海外=すごい という時代は終わったのです。

情報はインターネットや海外の書籍を通じて、どんどん入ってくるし、考え方の違いはあれど、知識に差がない時代になったのです

これも時代の流れですね☆

つづく(☆゚∀゚)

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