顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:プロービング


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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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歯科衛生士は歯石の除去ができればいいのか?

今日は検査の話をしてみたいと思う。

前回は歯科衛生士は法律的に診断はできないけれど、心の中での診断は必要だと言った。歯科衛生士はただの歯磨き屋ではないし、歯を綺麗にするだけのエステシャンでもない。スケーリング(歯石の除去)はれっきとした医療行為である。

きちんとした医療処置なくしてメインテナンスなんてあり得ない。患者とは患った者。つまり歯科医院を訪れるほとんどの人はなんらかの歯科疾患を持って来院する。

治療の終了が歯科疾患の予防のスタートであるが、残念ながら歯周病はいつでも再発する、または発症する可能性のある疾患である。つまり治療か予防かのラインを容易にいったりきたりする特異的な疾患である。

歯周処置をきちんとした上でメインテナンスに移行しなければ意味がない。

つまり歯科衛生士は歯周処置がきちんとできなければならない。(歯科医師の直接の指示の基に任されたならばの話だが)

昨日も話たが、処置をきちんとするためには、処置の前の診断が重要である。診断を誤れば治療を誤る。そして診断するためには何よりも診断をするのための検査がとても重要で、だからこそ何のために検査をするのか?どの検査をするのか?その検査が何を意味するのか?をきちんと理解していなければならない。

さて私達が歯周処置をするにあたり、一般的な検査が「プロービング」と呼ばれる検査だ。

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歯科衛生士が大好きなプロービング。そもそもプロービングって何でしょう?
さっきも書いたけど確実に処置を行うためには確実な診断が必要で、診断のためには確実な検査が必要だ。プロービングはその検査の1つ。

プロービングで最も重要なのはポケットの深さの測定と出血。アタッチメントレベルや付着歯肉幅の測定もあるけど、今日はおいておくとする

プローブでポケットの測定...

どこを?ポケットってどこ?ここで解剖の知識が必要となる

歯周組織って?

歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質。

答えられました?私よく忘れちゃうけど

では、ポケットってどこだろうか?

ポケットの測定と簡単に言うが、プローブをどこまで入れるのか?

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そこでこの図を思い浮かべる。生物学的幅径。Biological width。歯肉と歯槽骨の位置と付着の様式。

サルカス1mm、上皮性付着1mm、結合組織性付着1mm。で?CEJはどこなの?で?歯槽骨とそれぞれの距離はどうなってるの?

プローブってどこまで入れるの?または入るの?

上皮付着の部分はプローブは入るの?入れていいの?入れるとどうなの?

最近はペリオ大好きな歯科衛生士(ペリオ野郎と私は呼んでいるんだけど)が増えたので、プロービングをする歯科衛生士が増えました。

でね、患者さんに歯周病の検査をします、ポケットの深さを測りますねと言うと、「プロービングですね、痛いんですよね...」とおっしゃいます。プロービングという名前をご存知の方も最近はいらっしゃいます。

さて、なぜ痛いのでしょうか?

それは図の通り付着しているからです。もちろん理解して行ってますよね?どこまでプローブを入れるか想像して処置してますよね?今どこまでプローブが入っているか想像しながら行ってますよね?

そして歯肉が締まっていて器具が入りにくい事もある...炎症があって痛い場合もある...様々な状況があります。そういう事全てを理解して行ってますか?プロービング。

「プロービングは痛いものなのです、我慢して下さい。」と、患者に痛い検査を押し付けてませんか?もしくは、歯科衛生士さん自身が「プロービングは痛いもの。」と痛い理由もわからずに行ってませんか?主語がありません。主語が。正確には「私がするプロービングは痛いんです。」でしょ?

病気を治療するという事は正常な状態を知らなければならない。歯肉の正常像、ご存知ですか?
1段階ずつ、きちんと踏みしめながら処置を行わなければ結果がついてこない。

皆、歯科衛生士が行えば誰がやっても同じって思っているかもしれないけど、全然違う。患者は歯科衛生士の鏡。歯科衛生士の手技や人間性が患者の口腔にも反映される。

スケーリングって奥深いでしょう?スケーリングの話をしたいのに、辿り着くまでに何回話をしないといけないんだか 

とこんな話を最近はする機会が増えました...

まあそういう年なんでしょうなぁ。もう老い先短いので、若い衛生士さん達に引き継いでいかないといけないのだと思う今日この頃です。

ご参考までにぞうぞ(顕微鏡アシスタントYuちゃん

明日もガンバッペ

 

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naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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歯科医師の先生向けの歯のクリーニング及び一般の方向けクリーニングのみの診察を始めました。詳しくは電話で問い合わせ下さい。

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今日は真面目にブログをご覧の皆様と症例談義をしたいと思います。
メインテナンス中の患者様のレントゲン写真です。

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レントゲン上に歯石のような突起物が見られます。


歯肉の状態を見てみましょう。

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ミラー像なので左右が逆ですが、5番と6番の間の歯肉像です。 

さて。これからプロービングで歯肉の状態を確認します。

見るからにとてもタイトですから、もし出血したら、それがポケット内面の炎症による出血なのか、それとも、無理矢理に器具を入れたために起きた損傷によるの出血なのか...2通りが考えられますよね。

そんな風に皆様は考えた事がありますでしょうか?出血すればそれは全て炎症?あたながプローブで歯肉を突き刺した出血だとは思いませんか?

私は初めての患者様を担当する時にたいていプロービングを行います。歯周病の基本検査なので、他医院で検査をされた事がある方も多く...

大抵の方が今までに痛い思いをしております。

プロービングで痛い思いをしているという事を、まずは私達が認識していないといけませんね。検査だから痛くても仕方ないと思うのは医療従事者のエゴであり、それが痛い思いをさせても患者にメリットがあるという判断のもとに行わなければ、精神的苦痛という不利益を患者に与えていることでしかない。

私はそんな事を考えながら測定するので痛くないと感激されます。
私のプロービングは当たり前の事ですが、プロービングをする前の歯肉の状態を視診やレントゲン写真で予測する事から始まります。

歯肉がタイトなこの場合、まず器具が入らなそうだなと予測できます。つまり確実な測定は難しい。もっとはっきり言えば確実な測定ができないのなら、痛い思いをさせてまで測定する事に意味はない。つまり参考値としてとればよいなと考える訳です。

つまり深さはあまり問題にはならない。

さて次。

しかし。深さは参考値としてとるとしても、歯石がレントゲン上に写っているわけですから、その位置を確認したいと思うわけです。まずはレントゲン上でどのくらいの深さにあるか予想します。
そしてポケットの深さの測定のためにプローブを入れるのではなく、まずは歯石の位置を確認するためにプローブを挿入するのです。

これだけタイトな歯肉です、歯石の付着があればポケット底部までの測定は更に不可能となります。ここでもポケットの深さを測ることを目的としたプロービングにあまり意味がない事が理解できます。(あくまでもこのケースの場合ですが)

私はプロービングという検査は、歯周ポケットの深さを測るためのものだけではなく、歯肉の緩み具合を始めとする歯肉の状態を把握する検査だと認識しています。

ここ数年ポケットクロージャーという言葉も見聞きしますし。

先日ある患者様がプロービングが終わった後におっしゃいました。

「うーん、プロービングというのは人によって誤差があるなぁ。」

その患者様はとても聡明な方で他医院でプロービングもされていますし、メインテナンスにもずっと通っております。歯科衛生士さんへの信頼も厚く、ご自身のお口にも関心が高い。

するどい一言です。

だから言いました。

「あ、私きちんと測ってないので(笑)」

きちんと測ってないというのは語弊がありますが、深さだけにこだわる一般的なプロービングを基準としたら測ってないとしか言いようがありませんよね。

私がきちんと測定しない理由は上記でご説明した通り。それを患者様にもご説明しました。

もしきちんとした数値を取りたいのであれば、歯周病の治療をするとなった時に、麻酔をしてきっちりポケット底部まで測ればよいのです。

何のためにプロービングするかによっても測定の仕方は変わってきますね。

ご自身の事を知って貰うモチベーションをあげる事を目的としてプロービングをするのであれば、痛い思いをさせては本末転倒。軽めにとってその理由も説明すれば良い。歯周病のオペをするならしっかり測定すれば良い。

「何のために」がとても重要です。そういう様々な事の組み立てが歯科衛生士には必要なのです。
考えないと。一辺倒にプロービングをしていても患者様を幸せに導く事はできない。

 さて。すでに長くなりましたね

さてこれから歯石の除去に入る訳ですが、その様子はまた次回にするとします 
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