naomiブログをご覧の皆様、こんばんはnaomiです

前回は歯科衛生士が予防を語ると題して、naomiの一番軸になるWHOの健康の定義をご紹介しました。

さて、今日はWHOの定義に基づく、更なるいくつかの予防の考え方をご紹介したいと思います。

WHOの定義に続いて今日ご紹介するのは、ヘルスプロモーション(Health Promotion)の考え方です。

Health Promotionの2つの意味

1.Leavell&Clerk(1965),National History of DiseaseのPrimary Prevention(第1次予防)の前段階をさす → 健康増進

2.1986年カナダのオタワで開催された第1回Health Promotion国際会議(WHO)で採択されたオタワ憲章にある概念

   1.健康的な公共の政策づくり

   2.健康を支援する環境づくり

   3.地域活動の強化

   4.個人の技術の開発

   5.ヘルスサービスの方向転換 2次予防から1次予防へ

helthpromotion

左の図はヘルスプロモーションの概念を図にしたものです。(日本ヘルスプロモーション学会HPより)

主役は患者様です。

患者様自身が自ら決定し、自ら健康へ(幸せへ)と向かうのです。

私達医療従事者は、あくまでも患者様のお手伝いでしかありません。

患者様を支援する、言わばサポーターなのです

もう1つ保健医療政策の概念をご紹介したいと思います。

プライマリーヘルスケア(Primary Health Care) の概念です。

WHOのヨーロッパ地域事務局Kaprioが1975年に提案し、1987年アルマアタ宣言として承認された保健医療政策の概念

Kaprioの4原則

1.ニード志向性のある保健活動

2.保健活動への住民の積極的参加

3.有効資源の最大限の活用

4.保健活動における協調と統合

プライマリーヘルスケアとは、実践的で、科学的に有効で、社会に受け入れられる手段と技術に基づいた、保健活動のこと。

国の保健システムと個人、家族、地域社会とが最初に接するレベルであり、人々が生活し労働する場所になるべく接近して保健サービスを提供する、継続的な保健活動の過程の第一段階と結ばれている。

うーん・・・奥が深い(´д`;)

健康とは、naomiが勤務する診療所のレベルから、更に家庭、職場、社会、国とそれぞれのレベルがあり、広い視野で見なければ本当の健康は守れないということである。

例えば、戦争が起きている国(国のレベル)で、虫歯予防(個人レベル)といっても、住民はそれどころじゃないし、虫歯予防に専念できる環境がない。

つまり健康とは実は家庭、職場、社会、国と深く関わりのあることなのである。

naomiもまだまだそれぞれの定義、憲章の意味を理解しているわけではないが、ただ、いち診療所のただの歯科衛生士であっても、医療従事者である以上、“健康とは何か?”という問いを常に持っていなければいけないのだと思う。

今日は9月に小学校の歯磨き指導をするので、ご挨拶に行ってきました

ただこの小学校はお昼に歯磨きをする習慣がありません・・・残念ながら・・・

そう、これが環境です。本人が歯磨きをしたくても、歯磨きできる環境にない

健康とは奥が深いものですな

次回はこれらの定義に基づき、naomiが日々模索している臨床のお話をしたいと思います。

今、唾液検査が熱い次回UPします。


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