顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

タグ:インプラント周囲炎

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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新年も気がつけば10日も経ってしまいました。。。

毎日歯科用顕微鏡を使用して歯石の除去やメインテナンスを行なっているnaomi

今日はインプラントの症例です。
右上4番。歯肉辺縁から3mmぐらいのところに、瘻孔があり排膿を認めます。



歯肉を避けてポケット内を見ると、補綴の金属のマージン(被せ物の縁 幅2〜3mm程度)にインプラントを合着(接着)したセメントが見えます。

implant

非常にシビアなケースです
レントゲン上でも上部構造とアバットメントが合っていないのがわかりますこれではセメントも残るわけです。今後もプラークや歯石の付着は免れないでしょうね。。。歯科衛生士泣かせです。

通常、インプラント周囲はプロービングをしない方が良いとも言われます
インプラント周囲はプラスティックスケーラーでプラークを除去するのが良いと言われます 
補綴のマージンには傷をつけるなと言われます

・・・どれもごもっともですが

ではこの症例はどう処置しましょう?

頬側なのでポケット内部の状態は、レントゲンやCTなど、外からではわかりません。排膿あり。どうやって内部を確かめましょう?

あまり気は乗りませんが、実際に触知しなければ内部の炎症具合が全くわからない。つまりプローブで探索したい。

え?せめてプラスチックプローブにしろって?なぜ?

歯石をどうやって除去しますか?

プラスチックスケーラーですか!?
はっきり言ってあんなのゴミです。なぜ誰も言わないのでしょう。
そもそも幅が太すぎてマージンに当たりもしない。ポケットに入らない。探索もできない。
本気で使えとおっしゃる講師を見ると、この人机上の理論屋で、臨床できないor器具の宣伝のため、お金稼ぎに必死なんだなって思います

論文は患者を治してくれません。論文はこの歯石を除去してくれません。

私だって、インプラントのクラウン、もしかしたらアバットメントの上についているかもしれない歯石を鋭利な器具を使って除去するのはやりたくありません

しかしながら、排膿していて、明らかにセメントらしきものが見えて…歯科衛生士としてどう処置すれば良いのでしょうか?

フラップ開いてエアーフローします?当医院でやったインプラントではないから、そちらで見てもらえまたは、放置しますか?

マージンに傷をつけたらいけないって、良く言いますけど、はっきり言って、最初から技工の精度によって荒くなっている時だってあります。傷つけずにプラークを除去しろって言いますけど、石灰化したプラークは鋭利な器具で除去しないと除去できません

インプラントに関してはすごく机上の理論が多い。

マージン部分には、ご飯粒みたいなプラークと呼んで良いのかわからないけど、そういうのが入っている事が多いし、ポケットにプローブ入れない方が良いとか言いますけど。キュッと締まったポケット内部に閉じ込められたプラークや歯石を除去するには器具を入れないと除去できないし、論文通りにやろうとすると何1つ利にかなわない。

インプラントの合着にしても、セメントはダメって言うけど、ネジ止めは緩んで来る事がある。だったらセメントをきちんと除去すればいいんじゃないのだし、マージンラインの高さを埋入位置時に考慮すれば良いし、マージンラインの形態も考慮すれば良い。

もちろんネジ止めっていう選択もあるけど、どちらが良いとか悪いとか。。。ではなく、どちらもアリで、どうチョイスしていくかの方が私は大事だと思う

本当に恐ろしいケースでした。
インプラントの合着のセメントが残っておりそこにプラークが付着して石灰化しマージン全体に歯石が付着したケースです

補綴のマージンに器具を絶対に当てないように、歯石の表面だけにスケーラーを当てています。表面に力を加える事で歯石を分割し除去しました。

ポケットは排膿がありますが、内面も思ったほど炎症の広がりはなく、出血がないのが幸いでした。これはひとえに患者さんのプラークコントロールが良いからで、排膿しているのに矛盾のような気がしますが、原因がセメントや歯石に限局したものであるという事になるでしょう。

この患者さんは数本インプラントを他の医院で入れていらっしゃいましたが、1本は5年程度で脱落。

インプラントはもたない。。。とおっしゃっていましたが、それは誰がどのようにやったインプラントかで変わって来る事だと思います。

インプラントはきちんと行えば、歯を喪失した方にとっては自分の歯を同じように噛める夢のような治療ですしかしながら、その精度は口腔内の状況や術者によって変わって来る。。。

何でもそうですが、誰がやっても同じなんてことはありません。

さて本当は月曜日にUPしようと思った動画が今日になってしまいました残り2日。。。明日1日という方もいらっしゃいますね残り数日今週も頑張りましょう

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naomiブログをご覧の皆様、こんばんは!naomiです

連休も今日で終わりですね・・・皆様はどんな連休をお過ごしでしたか?

さて、naomiはこの連休はずっとお勉強

お勉強というと、大変と思われるかもしれませんが、実はnaomi、セミナーに行くのが結構好きです^^

今日のセミナーも半年以上前から楽しみにしていたもの。

今日講演されたヤン・リンデ先生の講演はもう何年も前から毎年参加しています。

もう8年ぐらいになるでしょうか・・・

歯科衛生士のnaomiにとって、若い頃からの憧れは、歯周病で有名なスウェーデンでした。毎年、ヨーテボリの海外セミナーがあって、いつかnaomiも参加しようと心に決めていたのでした。

未だ実現はしていませんが^^;

え?北欧に行ったじゃないって?

はい。行きました〜それはお勉強というよりも、診療室以外のお仕事で、病院の視察です^^それはそれで別の意味で勉強になりましたが、いつか学術的なことを学んでみたいですね^^

さて、そのヤン・リンデ先生のセミナー。

今日はインプラントの審美のお話からはじまり、インプラント埋入における骨の吸収、そして、インプラント周囲炎のメカニズムをお話してくださいました。

インプラント周囲炎の理解は歯科衛生士のnaomiにとってとても重要です。

それは口の中の病気は感染症であり、細菌の感染をコントロールすること、つまり、インフェクションコントロールが疾病の治癒、そして予防にかかせないからです

歯周病は、単なる組織の炎症ですが、インプラント周囲炎となると、骨の炎症です。

骨の炎症とは、命にかかわる一大事です!

インプラント埋入の前にきちんと感染しないようにお口の中を清潔にすること、そして、ご自身で綺麗にできるようにご指導すること、そして、インプラント埋入後には感染しないように、メインテナンスで継続して診て行く事がとても重要な、歯科衛生士であるnaomiの役割なのです

身が引き締まります。

そして、今日一番の感激は、リンデ先生の言葉です。

“よい歯科医師は悪い歯科医師よりも天然の歯を残す。そして、インプラントの埋入本数も少ない”

この意味がわかりますか?

よい歯科医師は悪い歯科医師よりも天然歯を残す・・・これはわかりますよね^^

さて、このあとのインプラントの埋入本数も少ない・・・というのは、わかりますか?

つまり、歯科医師の風上にもおけない歯科医師は、歯がだめになりそうになると、“天然の歯をとってインプラントを入れましょう”といとも簡単に言います。ですから、インプラントの埋入本数は多くなる。

でも、よい歯科医師は自分の歯をぎりぎりまで守ろうとしてくださる・・・だから結果としてインプラントの本数は悪い医者よりも少ないということになります。

インプラントをたくさんうっている先生が上手い先生だと、もし貴方が思うなら、それは天然の歯を最後まで守ろうとしてくださる、真の歯科医師の先生に大変失礼です。

リンデ先生はそういう先生です。

昔から、インプラントだらけのレントゲン写真を見せて、これが貴方達が目指す、歯科医師のする治療ですか?と問いかけてきました。

インプラントは確かによい治療かもしれないけれど、それは最終的な選択肢であり、インプラントがあるからと言って虫歯の治療や入れ歯や・・・本来の歯科医師の仕事を疎かにしてはいけないということ。本当の歯科医師とはそういうものです。

インプラントは自分の歯のように噛める、夢のような治療ですが、そのために、天然の歯を抜くとか、インプラントを見越して治療するのは少々違う気がします。インプラントはあくまでも最終手段です。

歯科医師として、もっとインプラントの前にできることがあるのだと思います。

そういう思想がnaomiは好きです。人間の体は機械じゃないから。悪くなったら取り替えればいいという発想は嫌いです。医療とは、人間として尊重する心の上に成り立つものだと思います。

日本の医療教育では、この心の部分の教育に問題があると思いますが・・・ヨーロッパでは家族にしない治療は患者様にもするべきではないと、徹底的に教育されるそうです。

日本では、自分が受けない医療を平気で患者様に提供します・・・

歯科医師の先生達がたくさんするべきことがあるように、歯科衛生士であるnaomiには、もっともっとすることがありますね・・先生達以上に。

歯を削らないように、皆様を導くこと。歯科衛生士の使命です。

naomiは自分の歯で一生美味しい思いをしていただいて、死ぬ時は自分の歯とともに、そして天国に行っても、美味しい思いをしていただきたいのです。自分の体を死ぬまで大切に使う・・・大切なことだと思います。

さて、明日からお仕事です☆・・・

明日からまた頑張るぞー!


予防のページをUPしてみました☆^^naomiの思いを聞いてくださいね☆

http://www.k3.dion.ne.jp/~iritani/privention.html

 

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