顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

カテゴリ: メインテナンス

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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毎日が目紛しく過ぎて生きますね。

早いもので、今年ももう2ヶ月目に

手短に私が思っている事を今日は書きます。

ここ数年、歯科界では摂食嚥下をはじめとして、口腔機能が注目されてきました。そして、歯科を取り巻く医療の中でも、周術期の口腔ケアが注目を浴びています。

これは、日本の平均寿命が伸びて、また高度医療の充実により、様々な病気で病院にかかる機会が増えて、手術件数が増大している事が背景にあります。

今までは助からなかったような病気でも、医療の高度化により手術ができるようになった、そしてそういう方々には免疫力が低下している方も多く、術後の感染症の問題や、早期回復が注目されてきた。

そういう中で、お口を綺麗にしておくと(これは歯科治療も含めての口腔マネジメントと言った方が良いかと思いますが)

・術後の感染症の発症が抑えられる
・早期経口摂取により術後の回復が早い

などと言われ始め、口腔ケアが今、非常にホッとになってきています

もちろん、私的には今更?ですけど

私が見ている患者さんは長い方は20年近くになります。
当時、働き盛りだった患者さんも、もう高齢者になってきましたし、壮年期ん患者さんはなんち後期高齢者になってきたわけです

そりゃあ私も年をとるわけです

で、私が歯科衛生士になった1990年の初め頃。厚労省のグラフをみて頂くとわかりますが、平均寿命は、男女平均すると、ざっくり80歳ぐらいだったのですよね。

平均寿命の伸び 厚労省

まあ、日本の医療制度上、歯医者は痛くなったららかかるところですから、大抵は、中年期に差し掛かって、歯がなくなると切実な思いをしてから、メインテナンスに通い始めるという方が大半ではないでしょうか。

若い時、つまり健康な時には歯科医院を受診するというモチベーションは上がりにくいわけです

そういう方々が今、高齢者になってきて、私はそういう方々のお口をメインテナンスしているわけです。
そして時代の流れとともに思うこと。

それは、今、高齢者が増えているから、これからは口腔機能の時代だって言われますけど。

いや、全然違います。それこれからは今まで以上に予防の時代ですよ。

先ほど申し上げたように、日本人は国民皆保険制度によって、誰でもどこでも同じように歯科治療は安く受けられます。そのため、そのデメリットして、痛くならないと歯科医院を受診せず、歯の大切さに気がつくころは、歯が一通りボロボロになった頃という事になります。

そこから、メインテナンスに通い始める方がほとんどです。

何もない時からせっせとメインテナンスを受けるという奇特な方はほとんどいません。そして、本当は何もない時から通っていただけるようにモチベーションが上がるように導くのが、本当に実力のある歯科衛生士ですが。

歯科衛生士にとって、一番難しい患者さんは、健康な患者さんではないでしょうか
でも一番キャッチしなければならない患者さん

でね、昔は、壮年期で歯がボロボロになっても、80歳までせいぜい20年。なんとなボロボロながらも人生の最まで行けたわけですよ。

でも、人生が100歳となるとそうは行きません。一度ボロボロになってしまった口腔を、その倍、長持ちさせるのは、はっきり行って、無理です。 

つまり人生100年時代を生き抜くためには、口腔の健康が非常に大切で、そして、100時代を生き抜く口腔を管理するためには、とにかく若い頃からの口腔環境作りが大切という事になります。

口から食べられなくなるから、これからは歯科も口腔機能をみて行かなくちゃいやいやそうですけど、でも、機能を支えるためには、まずは健康な歯や歯周組織があって、機能するんでしょうって話です。

そして、残念なことに、年をとるとお口の中の崩壊のスピードは増して行きます。

つまり、新築の家を想像していただけると良いでしょうか。よくうちの院長は歯も築何年と表現します。例えば、30歳の方なら、歯も築30年。40歳の方なら、歯も築40年です。

例えば、家も長く住んでいると、床が軋んできたりしますよね。それは毎日床の上を踏んで力をかけているからに他なりませんが、軋んできた床の上に立てば立つほど、床は沈みますね。

つまり歯も同じです。40年間毎日、噛む、食いしばる、歯ぎしりする事によって力をかけているわけですから床で言えば軋んでいるのと同じ状態です。床は踏まないようにすればその状態を維持できるかもしれませんが、歯はそうは行きません。

歯は同じ位置で毎日、上の歯と下の歯が同じ噛み合わせで接触するのです。

軋んできたからと行って使わないわけに行きません。

するとどうなるか。歯がかける、ヒビが入る、割れる、折れる...つまりご高齢の方に多い歯牙破折です。

つまり、歯を長期で守るためには、バクテリアコントロール(歯磨きや歯石の除去、歯周病の治療・予防など)とフォースコントロール(咬合圧のコントロール)の両方がなければ歯は守れないのです。

最近痛感しているのは、歯並びが悪い人は、人生100年時代は絶対に乗り気れません。ガチャガチャと歯が重なっている人は要注意です。

その影響が出てくるのは、ジワジワと効いてきて40代を過ぎてきてからです。

歯が1本折れて、抜歯になり、次にその力を負担する歯が折れる...抜歯する...
歯は1本抜けると力のバランス、噛み合わせのバランスが崩れますから、一気に崩壊へと向かいます。


つまり、崩壊の自爆スイッチが入ってしまったら、もう無理という事ですよね。

人生が80歳ぐらいなら、まだなんとか行けました。でも100年となるともう無理ですよね。それは口腔の寿命です。

普通に歯並びに問題がなくたって、一生自分の歯を使い続けるのは大変な事なのですから。

そして、たとえ歯並びに問題がなくても、神経を取ってしまった歯は折れる可能性がぐんと上がります。

つまり、若い時から力のバランスの取れた歯並びにし、環境を整え、なるべく治療の回数を減らすというのが、100年時代を生きる口腔のあり方です。

ですから、これからは更に予防の時代なのです。

歯が折れてなくなってしまっては、口腔機能もへったくれもありません。
義歯で回復も良いですが、40代の患者さんはまず義歯は作っても使いません。

ではインプラントにするのか?と言えば、体に人工物を入れるのは...と行って放置する方も多いです。

でもその間にも、歯が傾斜したり、頬粘膜が内部に肥厚したり、舌が入り込んできたりと、その崩壊は始まってきます。でもその崩壊の始まりは患者さんにはわからない。目に見えない変化がいずれ目に見えた時、その時は、手遅れという事もあります。

そういう方々もあと人生の半分をその口腔を使って生きていかなければならない正直厳しいですよね...

というわけで、私たち歯科衛生士の役割も、今まで以上に大きくなってきているような気がします。

いかに何もない健康な時に、良い歯科衛生士と出会い、マイハイジニストとして長いお付き合いして行くか。それにつきます。そして、いくら予防と行っても、その速度を遅くするだけで、一生口腔のトラブルがないという事は有りえません。

必ず歯科衛生士のメインテナンスの途中で、歯科医師のチェックや治療が必要な時が必ずあります。

つまり、歯科医師と歯科衛生士は表裏一体で、両輪であり、かかりつけとして、歯科医師も歯科衛生士も信頼できる歯科医院を見つける事が100年時代を乗り切る秘訣です。

最高の治療をする歯科医師だけを探しても、本当はあまり意味がありません。最高の治療でさえ、人生100年時代では、劣化していくからです。できれは、最高の治療をしてくれる歯科医師の元で歯科衛生士に管理してもらうのが理想的です。

一番意味がないのは、この歯の治療はここの先生、歯並びはここの先生、メインテナンスはここの歯科衛生士さんと転々とする事です。信頼が第一。そういう歯科医院を選びましょう

あー話が長くなったー

なかなかブロブをゆっくり書けないのですよね。。。殴り書きで申し訳ありません。

今週もどうぞよろしくお願いします
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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医療の質は安全に比例いたします。

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こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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新年も気がつけば今年も1ヶ月が過ぎました。。。本当加速していて恐ろしい限りです。

毎日歯科用顕微鏡を使用して歯石の除去やメインテナンスを行なっているnaomi

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最近、本当に難しいなぁと思うのは、歯石除去やルートプレーニングです。

当医院には歯科用顕微鏡があり、私は有難い事に歯科用顕微鏡を使用して歯石の除去を行わせて頂いているので、以前よりもかなりストレスが軽減しました。

そして、その見える世界は本当に驚くばかりです。

歯科用顕微鏡がなければ、直接見えない歯周ポケットの中を、手探りで歯石を除去し、ポケットが残れば歯周外科のステップに進みます。

切開して歯肉を開いて歯石の付着を直接確認して歯石を除去する。。。

歯周外科に以降しない場合は、ポケットを残したまま歯科衛生士がメインテナンスする事になります。

以前、歯科用顕微鏡が世の中に出てきた頃、ある先生がおっしゃいました。
歯周病を悪くしているのは、歯科衛生士の歯石除去だと

まあ、歯石の除去は歯科医師も行うから歯科衛生士だけって事ではないのですが、つまり、取り残しと、そして歯石の表面をカンナで削るようにしてツルツルにしてしまっている事と...

この写真のケースも同じです。

最初に申し上げますが、私は歯科医師、歯科衛生士を批判したいのではなく、そして過去の治療の歴史を否定するつもりもありません。

医療は日々日進月歩。変わって行くのが当たり前で、その技術がなかった時に行われた治療を批判したって何の意味もありません。

歯石の除去も同じです。

歯周外科の技術がなかった時には、盲目で歯石を除去するしかなかった。

歯科用顕微鏡がない時にも、盲目で歯石を除去することしかできなかった。

仕方なかった事であり、それはその当時のできる限りの最善の治療です。

そこを否定してしまっては、医療は何の進歩もありません。それはその時代の治療があったからこそ、もっと見たい!見られれば治療の精度が上がるのに...という先人達の研究の末、今、歯科用顕微鏡が開発されてその恩恵を私たちは受けているのですから。

そこを間違ってはいけません。

私が歯科用顕微鏡を使用していて思う事は、歯石の除去は、歯石の量ではなく、その古さや硬さによって除去の難易度が変わってくると思っています。

そして、何でもそうですが、一発目、最初の歯石の除去が非常に重要です

歯石は除去を間違うと、歯面表面に新たな歯石の壁を残す事になります。特に盲目的に行われるルートプレーニング時においては、その歯石の触知の能力を高く問われます。歯面と思っても、もしかするとそれは歯石を除去する者が作りあげた、滑沢にした歯石の壁であるかもしれない。

一度ルートプレーニングされた根面は非常に歯石が付着しやすいような気がします。
まあ、はっきり言えば見えないで行うのですから仕方ないのです。それは上手いとか下手とかそういう問題ではなくて、見えないのだから誰がやってもそういう事が起こるという事です。

一度ルートプレーニングされた歯石というのは、歯と一体化していて、非常に除去しにくい

このケースも、歯面と嵌合していて痛みや知覚過敏が起こるので、麻酔して次回除去する方向性で現在考えています。

歯石を除去するものの心構えとして、十分に手技を磨く事、常に手技を磨く事、そして常に勉強する事。
そして、何よりも、歯石を付着させない事。何も異常がない患者の患者教育が何よりも大切です。

いつも言いますが、歯石を除去できる歯科衛生士が凄いのではありません。

健康で何も問題がない患者さんが来院した時に、モチベーションを上げて、何もない状態でメインテナンスを受け続ける。

人は生きていますから、必ず今は異常がなくても生体は変化してゆきます。

その時に支えとなれる歯科衛生士がスター衛生士なのです。

さてー時間がありません...

ブログ書いてて、休みが終わるみたいなね

今週も頑張ります


 
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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新年も気がつけば10日も経ってしまいました。。。

毎日歯科用顕微鏡を使用して歯石の除去やメインテナンスを行なっているnaomi

今日はインプラントの症例です。
右上4番。歯肉辺縁から3mmぐらいのところに、瘻孔があり排膿を認めます。



歯肉を避けてポケット内を見ると、補綴の金属のマージン(被せ物の縁 幅2〜3mm程度)にインプラントを合着(接着)したセメントが見えます。

implant

非常にシビアなケースです
レントゲン上でも上部構造とアバットメントが合っていないのがわかりますこれではセメントも残るわけです。今後もプラークや歯石の付着は免れないでしょうね。。。歯科衛生士泣かせです。

通常、インプラント周囲はプロービングをしない方が良いとも言われます
インプラント周囲はプラスティックスケーラーでプラークを除去するのが良いと言われます 
補綴のマージンには傷をつけるなと言われます

・・・どれもごもっともですが

ではこの症例はどう処置しましょう?

頬側なのでポケット内部の状態は、レントゲンやCTなど、外からではわかりません。排膿あり。どうやって内部を確かめましょう?

あまり気は乗りませんが、実際に触知しなければ内部の炎症具合が全くわからない。つまりプローブで探索したい。

え?せめてプラスチックプローブにしろって?なぜ?

歯石をどうやって除去しますか?

プラスチックスケーラーですか!?
はっきり言ってあんなのゴミです。なぜ誰も言わないのでしょう。
そもそも幅が太すぎてマージンに当たりもしない。ポケットに入らない。探索もできない。
本気で使えとおっしゃる講師を見ると、この人机上の理論屋で、臨床できないor器具の宣伝のため、お金稼ぎに必死なんだなって思います

論文は患者を治してくれません。論文はこの歯石を除去してくれません。

私だって、インプラントのクラウン、もしかしたらアバットメントの上についているかもしれない歯石を鋭利な器具を使って除去するのはやりたくありません

しかしながら、排膿していて、明らかにセメントらしきものが見えて…歯科衛生士としてどう処置すれば良いのでしょうか?

フラップ開いてエアーフローします?当医院でやったインプラントではないから、そちらで見てもらえまたは、放置しますか?

マージンに傷をつけたらいけないって、良く言いますけど、はっきり言って、最初から技工の精度によって荒くなっている時だってあります。傷つけずにプラークを除去しろって言いますけど、石灰化したプラークは鋭利な器具で除去しないと除去できません

インプラントに関してはすごく机上の理論が多い。

マージン部分には、ご飯粒みたいなプラークと呼んで良いのかわからないけど、そういうのが入っている事が多いし、ポケットにプローブ入れない方が良いとか言いますけど。キュッと締まったポケット内部に閉じ込められたプラークや歯石を除去するには器具を入れないと除去できないし、論文通りにやろうとすると何1つ利にかなわない。

インプラントの合着にしても、セメントはダメって言うけど、ネジ止めは緩んで来る事がある。だったらセメントをきちんと除去すればいいんじゃないのだし、マージンラインの高さを埋入位置時に考慮すれば良いし、マージンラインの形態も考慮すれば良い。

もちろんネジ止めっていう選択もあるけど、どちらが良いとか悪いとか。。。ではなく、どちらもアリで、どうチョイスしていくかの方が私は大事だと思う

本当に恐ろしいケースでした。
インプラントの合着のセメントが残っておりそこにプラークが付着して石灰化しマージン全体に歯石が付着したケースです

補綴のマージンに器具を絶対に当てないように、歯石の表面だけにスケーラーを当てています。表面に力を加える事で歯石を分割し除去しました。

ポケットは排膿がありますが、内面も思ったほど炎症の広がりはなく、出血がないのが幸いでした。これはひとえに患者さんのプラークコントロールが良いからで、排膿しているのに矛盾のような気がしますが、原因がセメントや歯石に限局したものであるという事になるでしょう。

この患者さんは数本インプラントを他の医院で入れていらっしゃいましたが、1本は5年程度で脱落。

インプラントはもたない。。。とおっしゃっていましたが、それは誰がどのようにやったインプラントかで変わって来る事だと思います。

インプラントはきちんと行えば、歯を喪失した方にとっては自分の歯を同じように噛める夢のような治療ですしかしながら、その精度は口腔内の状況や術者によって変わって来る。。。

何でもそうですが、誰がやっても同じなんてことはありません。

さて本当は月曜日にUPしようと思った動画が今日になってしまいました残り2日。。。明日1日という方もいらっしゃいますね残り数日今週も頑張りましょう

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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
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今日はあいにくの曇り空皆様、天気に負けずに、今週も頑張って行きましょう

さて、先日、クインテッセンス出版から、歯科衛生士向けの初のマイクロスコープ教本「明日から使える!歯科衛生士のマイクロスコープ活用法」がついに登場しました

dental hygienist book


2011年11月に第8回日本顕微鏡歯科学会学術大会で第1回の歯科衛生士シンポジウムから、早7年。
学会でも認定の歯科衛生士が増えたようでやっと教本が発売される事になったみたい

私は、アウトローなので、 学会員ではありますが、認定は取得していませんし、今回の本に出ているわけでもありません

しかしながら、歯科用顕微鏡を扱う歯科衛生士としては、この歯科衛生士の歯科用顕微鏡を使用するという分野が発展する事はとても嬉しく思います。

毎年、顕微鏡のイヤーブックを見て、この分野の進歩は確認しているわけですが、今回の本を見て、やっと歯科衛生士の拡大率がここまできたか〜と嬉しく思いました。

処置前の確認はかなり高度なレベルを感じました。いくら顕微鏡を使用していますと言えども、きちんと見えなければ意味がありませんからね。

しかしながら、処置後の写真がほとんど出ていなかったなぁ。。。

たとえ歯科用顕微鏡があって、歯石を確認できても、歯石を除去するのは至難の技。

心から私も誰かに教えてもらいたいのですが...自分で考えるしかありませんかね。。とほほ

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メインテナンスの患者様です。右上7番を口蓋側から見ています。

20180318_SRP1

いかがでしょうか?歯肉の状態。辺縁に発赤もなく、辺縁もしまっているように見えます。
ただ少し、歯面から離れている感じはありますが、特に病的には見えません。

歯科用顕微鏡があっても、拡大するだけではその持ち味を十分に生かしているとは言えません。
顕微鏡があるだけでは、ただの拡大する器械。そこに歯科衛生士の力量が加わって、本当の力を発揮します。

20180318_SRP2-1

私の場合は直感的ですが。。。ポケットの中を覗きます。よくよく見て下さい。小さすぎてきっと何を私が見ているかわからないと思います。矢印の先の白い点が歯石の角の部分です。

当医院では、処置後に処置を動画を見せながら説明します。その時に、あまりにも小さすぎて説明しづらい。。。というのが目下の私の悩みです。

20180318_SRP2


歯肉をよけて見ます。なぜよけてポケット内を確認する気になるかと言えば、それが先ほども申し上げましたように臨床的な感でしかありません。 

しかしながら、この「臨床的な感」ひらめきとでも言いましょうか。これがとても大切だと思っています。私は、歯科衛生士は五感を養う事がとても大切だと思っています。
 
患者様にも申し上げますが、こんな小さな歯石、付着しているからと行って、すぐに何かが起こるわではありません。しかしながら、目に見えない細菌が初発で引き起こしてくる歯周病の世界からすれば、目に見える歯石というのはかなり大きな存在となります。

そして、歯石は歯肉の状態が良いとポケットが締まってしまい、中に歯石を残したまま見えなくなってしまいます。歯石は見えた時が取りどき。

先ほども申し上げましたように、顕微鏡はただの拡大する道具にすぎません。
歯科衛生士の感が「ポケットの中に何かあるはず」 と働いてくれなければ、この歯石が見えないという事になります。下の写真が術後です。

20180318_SRP3
 
いかがでしょうか?違いがわかりますか?この画像を見ても、違いがわかりにくいと思います...ですが、私がメインテナンスを思う上で、私がしたい処置はこのレベルなのです。この小さな芽を摘まない限り、歯周病は起こりますし、また再発します。

だから、患者さんとの信頼関係がとても大切だなと思います。

画像を見せても、写ってはいるけれど、その意味を理解して頂くのは非常に困難です。

私を信じて信頼を置いて来て下さる方だからこそ、この処置ができます。
だって、この歯石は私が何年も取り残して来た歯石だからです

わざと除去せずに、毎回除去して回数を稼いでいるんじゃないか、そう思われているんじゃないかと時々思いますでも、もしそう言われたら、たとえ冗談だとしても費用はお返しして2度と担当するのはやめたいと思います。

この小さな歯石の除去、見えているのだから簡単だろうと患者さんはおっしゃるかもしれません。

とんでもない歯石は小さくなればなるほど除去するのが困難になります。ものすごく集中しなければ、歯肉を傷つけますし、歯肉の中からは歯肉溝滲出液と言って液体が噴水のように溢れて来ます。そして炎症があれば出血も。すぐに見えなくなってしまう歯石を除去するのは、ほぼ自身をすり減らして行う処置です。

集中力は医科の手術に匹敵すると私は思っています。

歯科衛生士向けの教本でさえ、術後の症例が少ないように、顕微鏡で見えても除去できない歯石はたくさんあります。

しかしながら、歯周病の治療や予防は歯石の除去だけが大切なわけではありません、正しい口腔衛生士指導や、食生活など歯石の除去以外にも大切な事がたくさんあります。

トータル力。それが歯科衛生士に求められる力です。

ちなみに、今回の症例で、なぜポケットが緩いのか疑問に思いませんか?

なぜここに歯石が付着しているのか?なぜ付着していたのか?そしてこれからどうなるのか?

この患者さんは時々今回のように歯肉縁下歯石が見えて、除去しています。プラークコントロールは悪くないし、表面上の歯肉の状態も良い。出血もほとんどない。

では何がリスクか?

咬合性外傷です。咬合面のゴールドインレーの曇り。頬側咬頭の咬耗による歯牙形態とインレーの形態。つまり過重がかかっている事が予想されます。もしこれで、生理的動揺を超えた揺れがあれば歯科医師の診察にまわします。

その時に、この歯牙だけでなく、反対側の接触や、前歯の接触も確認します。

歯科用顕微鏡はただの拡大する道具です。

大切なのは、歯科衛生士の本来の力なのです
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様、こんばんは。naomiです。

今週末の日本医療機器学会で歯科の講演があります

2017-06-27iryoukikigakkai


医療機器学会は、産学連携による医療技術、機器の改良並びに医療の安全の発展に寄与する事により、医学・医療の質の向上を目指し、人類の健康と福祉に貢献することを目的とする学会です。

2017-06-27meiyu

今期、興味深い内容が開催されています。
ご興味ある方はぜひご来場下さい
 
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今日もせっせとメインテナンス中でーす

昨日は、カリソルブ、ペリソルブのお話を聞き、久しぶりに海外からの刺激を受けたわたくしです。

医療は日進月歩。先生方のお知恵があったからこそ私たちの今がある事にまずは感謝。

そし私たちはそのお知恵に更に知恵を足して進歩させていかなければならない。

ヨーロッパから導入されたPMTC。今や日本の歯科医療従事者では知らない人はいないほどにメジャーになりました。

これは1990年代に、ヨーロッパから伝わった技術です。

しかしながら、ヨーロッパ、アメリカから伝わったから、皆が知っているからという理由でそれが良いものか?正しいのか?というのは、私はいつも自分で検証しなければならないと思っています。

例えば、PMTCはざっくり言えば、手技的には、リスクポイントから行う 研磨ですが、しかし、ヨーロッパの歯科疾患の予防は、PMTCだけでなし得ているわけではありません。24歳まで治療費が無料で行われている事や、国内すべてオンラインの医療システム。そういった国の背景があってのPMTCの効果なのです。

ですから日本でPMTCを同じように行ったからといって、その効果はヨーロッパとは違うはずなのです。

ヨーロッパは歯科医療が国策によって行われているのです。日本は決して国策とは言えません。それは、日本の首相をはじめ、政治家、経済学者やその他マスメディアに出ている人たちの口元を見ればわかります。日本の口腔に対する認識が、その程度だからです。

日本の歯科衛生士は、海外の手技を真似るだけではなく、予防医療の本質はなにか?を常に問い続けなければなりません。

皆さんはPMTCに疑問を持った事はないのでしょうか?

そして、皆さんは患者さんのメインテナンスで何をゴールにしていますでしょうか?
私は先日も申し上げましたように、出血しない歯肉作りを心がけています。

よくゴールにPCR20%以下を目標にしている方がいますが、といっても私もそれが正しいのではないかと思っていた時もあります。

つまり、臨床とは、常に疑問を持つ事だと私は思っています。

教科書に書いてある事、演者が語っている事、それは本当にそうなのか?臨床的効果は本当にあるのか?それは本当に患者のベネフィットにつながっているのか?臨床家として常に考える事、それがとても大切だと思っています。

さて、話を戻しますが、PCR20%以下でないといけない理由は何でしょうか?

1965年代にLoeが、歯肉炎の原因はプラークであるとおっしゃいました(非特異的プラーク仮説)
(J Periodontol. 1965 May-Jun;36:177-87.EXPERIMENTAL GINGIVITIS IN MAN.LOE H, THEILADE E, JENSEN SB.)だからプラークは除去するもの、PMTCによって除去されるものであります。

しかし、臨床家の皆さんが必ず経験していると思うのですが、プラークが付着していても、歯肉に炎症がない場合があります。その場合、皆さんはどう解釈しますか?

またプラークがなくても、歯肉に炎症がある場合があります。こちらはどう解釈しますか?

そして、歯肉炎に対してはプラークが原因かもしれませんが、カリエスについては、プラークは重要なのでしょうか?カエスの3つの輪、細菌、宿主、砂糖の重なりによってカリエスはできる。そしてニューブラン先生によって時間が足されました。しかし、ある資料では時間ではなく唾液である事を皆さんはご存知でしょうか?

つまり、カリエスは複合型の疾患であり、はっきり申し上げて未だにそのメカニズムは解明されていないわけです。

プラークを除去すれば虫歯が防げるとは誰もいっていないわけですね。

さて臨床家のあなたの意見はどうですか?

私の臨床的な解釈は、現段階ではこうです。

プラークは歯肉炎の原因になり得るため、確実にメインテナンスの時に除去しなければならない。しかしながら、世の中でバイオフィルムの除去と言われているが、私自身、どれがバイオフィルムか臨床の中で確実に答える事は出来ない。そもそもバイオフィルムが目で見えるのか?と思う。

そして、歯肉縁上のプラークを除去すれば縁下の細菌構成に影響があると言われるが、私の認識はちょと違う。確かに付着していく過程においては、縁上のコントロールにより縁下に影響があるかもしれないが、すでに出来上がってしまったプラーク層においては、縁上だけPMTCでコントロールしても意味がなく、縁下のプラークも別のものとして物理的除去で破壊しなければならない。

2017-06-26 plaquefreezone


生体にはプラークフリーゾーンがあり、組織が不用意に破壊されない限り、根尖にプラークが侵入するのを防御している。私はポケット内にプロフィーカップの辺縁を挿入して研摩するというPMTCには賛成しかねる。カップ辺縁が歯肉に当たる事によってポケット辺縁の歯肉が損傷する恐れがあるから。

生体にはそれぞれ役割があり、それは神様が創造したものでとても良くできているのである。

私が行うべきは、生体を破壊する事なく、その生体の防御機構が炎症で破壊されないように、炎症の原因となるプラークを除去し、生体の防御機能の手助けをする事である。

20170620plaque1

右上6番口蓋側。歯肉縁上にプラークを認めます。さて皆さんはこの歯のメインテナンスとしてどうしますか?PMTCのラバーカップで、このプラークを研摩しますか?さて、まずは想像してください。

この部分、

ポケットデプスは?深さはありそうでしょうか?

いえ、浅そうです。実際ありません。

プロービング時の出血は?

ありそうです。かなり出血しそう。実際出血します。

そう、まずはよく観察する事が大切です。

でも先入観にとらわれてはいけません。それから、やみくもに検査する前にきちんと何もしない状況でよく観察する事が大切です。下の写真をご覧ください。

エアーかけたらどうだろう?


20170620plaque2

プロービングも、プラークの除去もまだしていません。観察でわかる事がたくさんあります。
エアーをかけたら、ご覧の通り、1mm程度のポケットの中に完全に埋もれた縁下プラークがあります。

縁下歯石ってどうできていくかご存知ですか?このプラークがそのまま石灰化していくのです。

つまり、私たち歯科衛生士が行うメインテナンスは、歯肉縁上のプラークコントロールのみならず、ポケットが浅くても縁下内に付着しているプラークを除去する事。

つまり、縁上、縁下、歯面、隣接面、ありとあらゆる口腔内のプラークを完璧に除去する事。それが私たちのメインテナンスで行う処置です。

すると不思議な事が起こってきます。

全顎的な縁下プラークのコントロールをしていると、出血しない歯肉になってくるのです。もちろん合わせてご自身のプラークコントロールが重要ですが、出血量は大幅に減少してきます。

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メインテナンスにお越し頂いたら、やみくもにプロービングする、PMTCするでは、意味がありません。

まずは観察からはじまる診査、診断が重要になります。

歯肉の観察が大切です。

いつものように書きなぐりですが。。。

様々に歯肉に関してお聞きになりたい方は、ぜひ私たちのセミナーにご参加ください。

私が皆様とお会いできる直接お話できる機会がそういう時しかありませんので

今秋10月22日の日曜日に、第6回セミナーを行います。詳細はまたUPします。
日程は決まっていますのでぜひご予定を空けておいて下さいね 

またその前に、9月30日の土曜日に多摩クリニックでお話させていただきます。
こちらは感染の話を絡めたリハと臨床の話です。定員60名ですが、現在40名程度お申し込み頂いております。是非お時間ある方は参加費無料ですのでご参加下さい。

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http://dent-hosp.ndu.ac.jp/nduhosp/tama-clinic/event/upload/20170509-095055-7908.pdf 
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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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今日もせっせとメインテナンス中でーすしばらくこの写真で行きますか

画像の選択や編集に時間がかかり・・・

あまりUPしたくないのですが、でも、ご紹介しないとわからないですよね、歯科用顕微鏡の歯石除去の世界

先日ポケットクロージャーのお話を書きましたけど、何年もメインテナンスしている人でも、ある時突歯肉縁下歯石が見えることもありますし、生活環境が変わって数年いらっしゃらなかった患者さんに縁下歯石がついて来たり。

歯科用顕微鏡を使用したメインテナンスはいつも気が抜けません。

今日は、初回クリーニングの患者様をご紹介します。

右上5番の遠心。ポケット8mm。

20170621_1

6番はカリエスで残根です。遠心のポケットがエア(空気)をかけると開きます。

20170621_あ2

最大倍率。ポケットの中に歯石の頭がチョコンと見えます。ポケット幅は開くといえども2mm程度

20170621_3

プローブで深さを測るとともに、歯肉を圧排して歯石の全貌と確認します。

でも...流石にポケット幅2mmで、 深さ8mmとなれば、顕微鏡の鏡筒の覗ける角度には限界があり、歯石の底部を見るのは困難を極めます。

写真や文字だけを見ているととても簡単そうに見えると思いますが、実際にこの症例のレベルの歯石を除去している方なら、この処置がどんなに難しい処置がご理解いただけるかと思います。

そもそも、静止画のアップは、見やすいところだけをカットしていますから

実際にはこれだけ炎症があるわけですから出血はものすごいし、肉芽は寄ってくるし、超音波の水がかかるし、ミラーは曇るし見えないし

だいたい、ポケット8mmあったら抜歯するかどうか迷うレベルですよね。

20170621_4
 
そんな症例でも患者さんが望むならできるだけの事はするそれがnomi流です
これまだ途中ですが。底部ギリギリにちょっぴり歯石が残ってますものね 

私も臨床経験が長くなり、今までに歯周外科を行う先生のところにも勤務し、フラップオペレーションと言って、麻酔をして歯肉を開いて歯石を除去する処置も何度もみていますが。。。

その時だけではありませんが、外科処置では「不良肉芽」と呼ばれるものがあって、歯肉内面の不良肉芽をスケーラーで削ぎとるというのがあります

ですが、私が顕微鏡の世界で見ている中で思う事は、「不良肉芽」は不良肉芽になる由縁があるのではないかと思うのです。つまり、本来歯肉は根面に付着もしくは吸着してポケット内に細菌が侵入しない構造になっている...そのピッタリ付着したい相手が歯石でデコボコしていたら

寄り添いたいこっち側もデコボコせざるおえない。しかもそのデコボコの表面にはプラーク(細菌)が付着していて、毒素も存在する。歯肉は当然炎症が起こるし、正常な形態ではいられない。

でも...

付着したい先が平らに変化したら?歯肉は歯(硬組織)と違って軟組織。その組織は変化していく、つまり治癒...治癒という言葉もあまりしっくりこないけど、正常化していくと思うのです。いえ実際正常化するのです。再付着はしませんが、吸着はします。

それは体験済みで、私は歯肉内面を不必要に削ぎません。削げば傷になり、治癒の過程を利用して再生を図る目的で行うのでしたらそれも良いのかもしれませんが、私は歯石の除去が下手なので完全に歯石を除去できているとは思えないし、完全な歯石の除去はできないと考えています。

感染な汚染部の除去ができなければ、組織の再生はありえない

だから再生を図る目的は私にはない。炎症をおさえる事が目的なので、歯肉は切らない。

人間の体はよくできていて、体に無駄なものはないし、私たちが考えている以上に巧妙な働きをしている。私たちが理解していないだけかもしれないと私は思うのです

というわけで。昨日も画像をカットしたのですが。。。

連日歯石の除去に追われています。

というと、また誤解を生みそうなのですが、もちろん、問題ない患者さん、問題ない部位もたくさんあります。

皆さんはどこをゴールに患者さんのメインテナンスをしていますか

ポケットデプスが浅くなる事ですか

私は、出血しない歯肉作りを心がけています。

だって、出血って、歯肉炎、つまり歯周病の始まりでしょう

でも、口腔全体で、歯の全周のどこも出血しない人ってかなり少ないです。でもしない口腔も作れます。

それは私だけの力じゃ無理だけど。きちんとしたクリーニングと患者さんの手入れ、つまり協働でなせる技です

でも、その方向に導くのは担当する歯科衛生士です。

マイハイジニストあなたのお口をお任せできる歯科衛生士をぜひ見つけてください

さて。明日もがんばっぺ

 
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今日もせっせとメインテナンス中でーすあ、いつもと同じ写真か(笑)

先日久しぶりに書きましたけど大学卒業した4月から、診療日が2倍近くに増えまして...
とにかく余計な事をする余裕な時間がないのです...

メインテナンスの患者だから余裕かと思ったら大間違いで、リスクが少ない患者さんだからこそ、集中してみないと見逃す事も多いのです。だから反対に時間がかかったりします。

さて、メインテナンスの患者様です。6ヶ月に1度ぐらい来てたかな。
最初の頃はメインテナンスに来たり来なかったりだったのですけれど、最近は毎回次回の予約を受付でとってくださいます

こんな隙間の異常にも気がつかないといけないのです、しかも風をかけてうっすら黒いという代物を...右上4番近心。
 
20170614_1

見るからに覗きたくないでしょ。。。だって、ポケット幅どのくらいだと思いますか?

20170614_2

歯石の全体像はこんな感じ必ず可能なら歯石の底部を確認します。↓

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まずは、鎌形スケーラーで除去してみようかな

20170614_4
 
ハンドスケーラー、超音波スケーラー、互いに短所、長所がありますけど、必ずしもパワーの強い超音波スケーラーの方が除去効果が高いと思ったら大間違いです。結構歯医者さんでも歯石除去と言えば、キーンみたいな歯医者さんもありますよね私はあんまり好きじゃないんですけど。。。

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ポロリほんの一部ですが除去できました1目盛1mm
でもね、これはほんの一欠片。もっと見て

歯石の底部が完全に見えていてポケット幅がある程度あって、根面とスケーラーの角度が理想的な角度になるのであれば第一選択はハンドスケーラーです
なぜなら、歯石は縁下と言えどもはじいて除去するものだからです

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 ↑でもこんな境界が不明瞭だったり、ポケット幅が狭くて、両刃の鎌形スケーラーを挿入して反対側の歯肉内面を傷つけるようなら、超音波スケーラーを選択します

でもね、超音波スケーラーだからと言って簡単に除去できるわけではなく、根面なので、パワーをあげれば痛みが出るし弱すぎると歯石が粉砕できない。ましてや先端が丸いチップは削るパワーが弱い

そして、超音波スケーラーでも、歯肉は焼けます。つまり根面に対して斜めにチップを挿入して、歯肉を圧排しながらというのは無理。触れてるだけでも焼けて来ますから、確実に排除しないといけません 

20170614_6

今日はちょっと焦点があってないけど...こんなもんで
ポケット幅2mmの処置でした

でも、これ、写真がはっきりしていないから説明しづらいのですけど、根面にほんのちょっと窪みがあるのです。。。安全ピンの先でしか触れないような窪みが

そんなところ歯石はなんとか取れても、滑沢になんかできないっつーの
そんなケースは山ほどあるのです。

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つまり皆さんが思っているよりも、根面というのは複雑な形態をしていて、そんな根面をストレートのチップで盲目的に歯石除去を行っている事自体、根面を滑沢にしているのではなく、今回の症例のように、うっすらとした歯石の壁を作っているにしか過ぎないのです

つまり、歯石の除去はほとんどできていないと思っていい
歯石が完全に除去できていないのだから、組織の再生は起こらないと私は思う。

根面の無菌化?無理無理。お口の中で出血すごいし、歯肉溝浸出液が溢れてくるし、隔離できないもの。

私がいつも目指しているものは、運よく組織や骨の再生が起これば良いけど、それよりも歯石をできるだけ除去する、そこに焦点を当てています

これは数日前の症例ですけど、今日も同じような症例をみています...また後日UPするとします

私たち歯科衛生士の役割は、歯石を完全に除去する事ではなく、メインテナンスの時間は健康教育の時間、モチベーションを上げるための時間と考えた方が良さそうです。いえそう考えるべきです。

なぜなら、直視できても、歯石は確実に除去できないのだから

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こんばんは!naomiです真面目にブログを書くのはかなり久しぶりな気がします。
なんだか最近、時間が経つのが早すぎて...昨年一年大学に行っていた事もあって、医院の仕事も滞りいえいえそんな事ありません。

よくよく考えれば、大学に行く前よりも、私の診療日数が倍になっているのです。 3日余裕があったから、大学に行ったのに。大学から帰ってきたら知らない間にブラック歯科医院に 今は連日患者さんを拝見していて、他に仕事をする時間が取れない。雑務が溜まる一方です 日々診療で忙殺。

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ですが、日々診療で忙殺という事は患者さんのお役には立っているわけで さて。先週から今週にかけては、歯肉縁下歯石除去のオンパレード。なかなかブログを書く時間はないけれど、毎日の診療はこんな感じです。

メインテナンスの患者様です初回クリーニングも合わせて、何回か拝見させて頂いているのですが今回は左下の7番に歯肉縁下歯石を認めました。 つまりは、私が取り残していた歯石です。 しかしながら、皆様にお尋ねしたいのですが、歯石って完璧に除去できるのでしょうか?

私の答えはNOそれは文献でも言われています。

★Waerhaug J:Healing of the dento-epithelial junction following subgingival plaque control. . As observed on extracted teeth. J Periodontol,49:119,1978.によれば

The chances of removing all of the subgingival plaque from all four surfaces are fairly good if the pocket depth is less than 3mm. If the pocket depth ranges from 3 to 5mm the chances of failure are greater than the chances of success, and if the pocket depth surpasses 5mm, the chances of failure dominate.

要約させて頂きますと
ポケットの深さが3mm以下はfairly good
(goodでもvery goodという表現でもない。まぁまぁ良い?という意味?厳密には除去出来ていない?)
3mm-5mmはthe chances of failure are greater than the chances of success
(要するにかなり怪しいということ)
5mm以上はthe chances of failure dominate
(明らかに実際は歯石除去できていないということ)


★Stambaugh RV, Dragoo M, Smith DM, Carasali L.The limits of subgingival scaling. Int J Periodontics Restorative Dent. 1981;1(5):30-41.によると

ポケットの深さが平均3.73mm以上になると取り残しが多くなる 

これは3.73mm以下では確実に取れるとは言っておらず、3.73mm以下でも取れない事が隠れた文章です。専門医でも歯石は完全に除去するのが難しい??のかもしれません。

これは、歯周病の専門医のデーターですから、専門家ではない私などがやれば、もちろん成功率は低くなるわけです

ただし、これは時代的に顕微鏡を使用していない盲目的作業のデーターと思われますから、一概に比較できない側面もあります。  そうです、時代は変わったのです。欧米や欧州に憧れたけど、顕微鏡を使って、歯石除去を、歯科衛生士が行なっている私がいるのは日本なのです。

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皆さんご存知ですか?歯肉はお手入れが良いとキュッと閉まり、お手入れが悪くて炎症があるとゆるくなるのです。 私が今回拝見した患者様も、この部位は前回までキュッとしまった歯肉でした。
しかし、前回いらした時に、今日はもう何でもないけど、先日ここが腫れたとおっしゃっていたのでした。 

原因はこれ
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前回はポケットクローズしていたポケットがオープンになっています。
そして中には歯肉縁下歯石が見えますまずは超音波で除去して行きましょう。
 
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顕微鏡ってすごいですよね。スケーラーの先が歯石に当たっているのがスローモーションのように見えるのです。集中していると。顕微鏡もすごいけど、人間の目の凄さもひしひしと感じます。

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パラパラ漫画みたいやってん 

20170606-3


基本的に歯肉縁下歯石を除去する時は、垂直的に縁から根尖に向かって行います。これまでの写真は結構上から見ていたアングル。 

20170606-5
 
これはほんの少しですが、角度をつけたもの。一番最初に歯石を確認した時に近いアングルですね。
斜めに見るのは、歯石の底部を知りたいから。歯石を追って行くと自然に見たい角度が変わって行きます。

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そしてポケットクローズしていた歯肉も処置とともに少し緩んだりします。でも、この辺縁を切らない限り、またキュッとしまってきます さて、皆さんはここで歯石が取れたと思いましたか?私は...性格が悪くて、ひねくれ者。疑ぐり深い性格なので...

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 ポケットの中にマイクロミラーを入れて、側面を直接見ます。すると、げっでしょ垂直的には除去できたように見えても、直視するとまだまだついてるのです。 ただ、この場合は、歯石もありますが、歯石だけではありません。これがまた不思議なんですけど、セメント質の添加根面がささくれ立ったようになっている事があります。

さて、これをどこまで除去すれば良いのか?

わからない私の臨床的な感覚で言えば、削りすぎちゃいけないけど、滑沢にプレーニングしなければいけないと思うのです。じゃないと、歯肉がぴったりくっつけない。つまりポケットクロージャーできない。

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だから、こんな感じに仕上げて見ましたこれ、簡単に見えますけど、もの凄い技を使っているのです。
先日、来院された院長のお知り合いの先生に「イリタニオフィスはチームワークが良いね」って言われました。

そう、私は常にチームを大切にしています

それは顕微鏡の治療は私1人ではできないからです。この歯石の除去を可能にしたのは、私ではなく、アシスタントのAkiさんです 左下7番。ここには、下顎の骨があって、頬粘膜が近接してくるので、粘膜を抑えながら、マイクロミラーをポケット内に挿入するのは不可能です。

だから、どうしているかというと、アシスタントがミラーで頬粘膜を引きながら、エアー(風)を吹き、私がマイクロミラーで歯肉を圧排しながら超音波スケーラーで根面を滑沢にするというおそらく誰もきっとやった事が無いだろう技を使っています そして、こんな技が可能になるのは、チームワークの良さそれしかありません。本当、いつも感謝、感謝です。

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そして、もう一度上から。最初にショットを撮ったアングルでで。ポケット底部まで確認。結合組織性付着の付着ぶまでしっかり確認しますブヒッ 先週、今週はこんなんばっかりだったな〜と言っても、私が取り残している歯石だから仕方無いけど... 歯石には取りどきがあります。

これは患者さんにもいつもお話する事ですが、私は悪さをしていない1mm足らずの歯石を歯肉をめくって傷つけてまで取る必要は無いと思っています。歯石がついて入ればいつか必ずポケットが緩む時がくる。 その時が取りどきです。

でもそれは、いつも私を信じてメインテナンスに通ってくださる患者様だけにもたらされる福音です 患者さんの頬粘膜...引っ張りすぎて御免なさいだったけど、除去できたので良かったです。まあ良いわけにはなりませんけど、無理なものは無理な時があると思うと同時に、自分の技の未熟さを大いに反省するわけです さて。

ブログ書いてないけど、毎日こんな処置をしています

余談ですが、オフィスでは土曜日に歯科衛生士のアシスタントをしてくれる、歯科衛生士の学生アルバイトさんを募集しています(学生に限ります) メリットとしては、歯科衛生士の実際の処置を見て勉強できる...とか、おばちゃん歯科衛生士の愚痴が聞けるとか ご興味ある方はオフィスまで御連絡ください。


ではまた明日も頑張りましょう
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皆様、こんばんはnaomiです
学校を卒業して早速。大学で学んだ事を患者様に還元。↓口腔機能評価中

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私がこの1年間学校で学んできた分野。それは口腔リハビリテーション学
主には、摂食嚥下。摂食嚥下というのは、ざっくり言えば、食べる事飲み込む事。大学では、その摂食嚥下に障害のある患者さんの治療を専門にしているクリニックで実習を重ねて来ました。

当初大学に入学する時の面接で、一般開業医で歯科医師が摂食嚥下分野の治療をしていないのに、なぜ今更大学に入って勉強するのか?と何度も聞かれました

確かに、対象となる患者さんが来ないクリニックで、そこにまた戻るのに、なぜ勉強するのか?というのは疑問だったのかもしれません。

当時の私にしたら、勉強するチャンスはなかなかないし、自分が知らない事を知る事が出来るのは凄く楽しい。行かせてもらえるなら、行きたいそんな思いでした。

面接で何度も聞かれたから、不合格かなーって思っていたほど(笑)

そして私もどうやって学んだ事を生かせるのかわからなかったけど、卒業した今、早速アイディアが閃き先日から患者様に還元出来るようになりました

私がメインテナンスで見ている患者様。長い方はもう10年を超えていて、だんだんお年もめしますし、世の中的な定義で言う高齢者の方も担当させて頂きます。

歯科衛生士の仕事は、患者教育と健康管理。私は虫歯や歯周病にとらわれず、健康教育を行えるシステムを歯科衛生士は持っています。それがメインテナンスです。

看護師さんの関わりとは違って、数ヶ月に1回、患者様が来院し続け、10年越えで関われるのです。
そんな仕事他にはないよですが、10年通って頂くためには、それなりの人間力が必要となります

最初は虫歯が歯周病の話をしていても、10年も通っていれば、話も尽きます

いつも思うのは、もっと何か患者様のためにできないかな。

と言うわけで、初めました。予防的な口腔機能評価。メインテナンス時に、口腔機能を評価し、問題があれば早めにアプローチしていく。お口の健康を守る事は、よりよく生きるため。素敵な人生を送って頂くために、口腔の健康は必要不可欠。そのためのお手伝いをするのが私、歯科衛生士です。

この口腔機能評価。行って見ると意外に...早速問題点が抽出できました。

次回検査結果をお話しして、口腔機能の低下を予防する予定でいます。

患者様の主訴に摂食嚥下障害や口腔機能の低下はありません。私が早期に発見してアプローチする事で、余計な事でお口の事、食べる事、生きる事に困らずに人生を楽しめる。

それが予防です。

楽しいーーーーーーーーーっ!

歯科用顕微鏡が入る前、私はもう歯科衛生士としては出来る事がないと思って、仕事がマンネリ化していました。 顕微鏡が入って、世界が広がって、歯科衛生士がめちゃめちゃ楽しくなりました。というよりも患者様のもっと役に立てる事が嬉しかった。

そして今回、久しぶりにその時と同じ気持ちになっています。まだまだ歯科衛生士として、患者様のお役に立つ事が出来る。新しく提供出来るものを得たのです。

まだまだ未完成ですが(手技ではなくてシステム)回数を重ねるごとに洗練されていくと思います。

当面は65歳以上のメインテナンスを受けている方を対象にしたいと思いますが、ご希望があればそれ以外の方にも応用していきたいと考えています。

具体的に何しているのかって?

それは秘密です結果が出てきたら公表したいと思います。

こんな事考えたり、やってる衛生士さんいないだろうな...多分、大学を出ていなかったら、こんな発想にはならなかったと思います。

私たちは3期生。まだ10人足らずしか卒業していません。そして皆、摂食嚥下分野で活躍してますので、一般歯科で、歯科衛生士が単独で形にしている人はいないと思います

還元。還元。全ては私が担当する患者様のためです 
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