顕微鏡歯科 Advanced Care Dental Office リップデザイナー☆naomi

はじめまして。Advenced Care dentai Office マイクロスコープ顕微鏡歯科☆歯科衛生士naomiこと戸田奈緒美です。歯を綺麗にする事が私の「仕事」です。良い「仕事」をするために歯科衛生士道まっしぐら。日々精進。

カテゴリ: 歯周病

オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは micro scalingR歯科衛生士naomiです 

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昨日、久しぶりに歯周外科のセミナーに参加しまして、先週、院内研修会のペリオ担当になりました

そこで、久しぶりに1から歯周病を復習しています。今更って感じですが

1から文献も探して...

時間がかかって仕方がありません。何でもそうですが物を作る、スライド作るとか、発表するとか...それは一瞬の出来事で、それまでの準備には膨大な時間がかかります。でも、それが勉強という事なのでしょうね。

口腔衛生指導の重要性

で、ついでなので、スライドに加えながら資料を整理しています。

私たち歯科衛生士は、学校で習ったから、当たり前のように歯磨きの指導をしたり、歯石の除去(スケーリング)をしたりしますが、たかが歯磨き指導、たかが歯石の除去と言っても、きちんとした根拠があって確立した処置である事を忘れてはいけません。

もし、歯科衛生士が、口腔衛生指導や歯石の除去以外に処置を行うとするならば、きちんとした根拠を示すべきです。
口腔機能への対応だってそうです。闇雲なマッサージとか、体操とか、根拠のない指導は医療とは言えません。そして根拠のない指導は歯科衛生士じゃなくたってできます。

そういう自覚が歯科衛生士には大切。

私たちが、歯肉炎の患者さんに日常的にしている口腔衛生指導(歯磨き指導)。きちんとした根拠があるのをご存知でしょうか?

きちんと研究した先生がいらっしゃるのです
Harald Loe, Else Theilade and S. Borglum Jensen.  Experimental Gingivitis in Man. Journal of Periodontology May-June 1965, Vol. 36, No. 3: 177-187

私が臨床に出たのが1993年。プラークコントロール絶盛期
当時はTBIのセミナーがたくさんありました。

そして予防のセミナーにもたくさん参加しました。あの頃、北欧の予防の大家アクセルソン先生とかブラッタール先生(故人)、マキネン先生、ブリギッタ・ニーストレン先生など北欧の予防の情報を求めて彷徨いましたからね

そして日本で予防をいち早く実践していらっしゃった熊谷祟先生。
当時はお金がなかったから、休みの日に院長先生の本を近くのコンビニで全部コピーして読んでました。

今の若い衛生士さんは、研修会の費用も病院負担で、有給で研修会に参加して...すごく恵まれていると思います。
まあ私はこの時の苦労があったからこそ今があると思っていますけどねハングリー精神旺盛♡

さて、今週も患者さんをスイッチ歯磨きが自分からやりたくなるように、患者さんのスイッチONいたしましょう♡

今週も暑い日が続きそうですがボチボチ行きましょう〜


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オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

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こんにちは micro sailingR歯科衛生士naomiです 

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昨日は久しぶりに歯周病のセミナーに参加してきました。

といっても、歯周再生療法の話でしたので、歯石の除去やルートプレーニングの話ではありません。
歯周組織再生誘導材料や骨補填材を用いた再生療法の今です

歯科医師とともに目指す歯周病のゴールは歯周病で喪失してしまった骨の再生です。 

歯肉模型


↑こんな感じで歯科医師は模型実習もありました。

さて、実際には私たち歯科衛生士は歯周再生療法はできないので、その前の初期治療でどのような歯肉を作り上げて行くかが重要です。

講師の先生の医院では、最初の診断で再生療法をすると決まれば、ポケット底部までの歯石は完全に取らず、 歯周組織再生誘導材料を入れるスペースを残すそうです。

初期治療=何がなんでも歯石を除去する では無いわけです。
先日、 歯科衛生プランのセミナーにも参加しましたが、やはり最初に歯科医師の治療方針を良く理解しておく事が前提として大切です。
歯科医師の治療方針に沿って、歯科衛生士としての役割をこなす事、それがとても大切な事です。

当医院では歯周再生療法のケースは少ないので、私がガッツリ歯石を除去してます

それはそれで、私は責任重大ですよね〜 私の後に歯科医師が歯周再生療法のために歯肉を開いてくれるのならば、歯石を除去するのは適当で良いんですもの。

確かに再生療法のメカニズムも大切なんですけど、私、歯科衛生士の役割で最も需要なのが、炎症のコントロール。

なので最近は再度、炎症について復習しています。

復習になりますが、

炎症や免疫反応はストレスから体を守るための重要な生体防御反応です。

そして炎症の経過は5徴候というのがあり

発赤腫脹(局所)発熱疼痛機能障害 と経過します。

歯周病の時に私たちが一番遭遇するのが、発赤と腫脹です。

良く、患者さんに

歯肉を見てもらってここ歯茎が赤く腫れてますね。ここが歯肉炎です。なんて説明したりします。

これ歯科衛生士さんに質問すると面白いんですよ。歯科衛生士、良く勉強してますからね

歯周病になるとなんで歯肉が赤いの?って質問すると
炎症が起きているからです。

炎症があるとなんで赤いの?
炎症の5徴候に、発赤...があるからです。

炎症って何?
発赤、腫脹、疼痛、発熱、機能障害です

堂々巡りなんです

炎症について復習して見ましょう

炎症は原則的に
後毛細管細静脈(静脈性毛細血管が集合した後)で起こります。
秒単位の反応:感染や外傷が起きた組織では、血管から漏出した血漿成分(凝固因子、キニノーゲン、補体など)が発赤・腫脹、発熱、疼痛などの即時反応を引き起こします。
ブラジキニン(キニノーゲンの分解により生成される)は発赤や腫脹の原因となる血管拡張血管透過性を亢進する主要な因子。強力な疼痛因子。

分単位の反応:
血小板活性化因子、ロイコトリエンなどの脂質因子ヒスタミンセロトニンニューロペプチドなどが関与更に血管拡張血管透過性を亢進

時間単位の反応:
サイトカインケモカインなどタンパク質性生理活性物質など。
好中球の組織浸潤が起こった後、数日単位の慢性反応期に移行するとともにマクロファージリンパ球浸潤が主。


今日は図左の血管図だけを見て下さい。

好中球の働き:
炎症が起きるといつもは血管内を泳いでいる好中球のL-セレクチンが血管内皮細胞のシアロムチンと弱く結合して内皮細胞を転がるようなローリングと呼ばれる現象が起きます。→リンパ球の流速減速

内皮細胞に提示されたケモカインとローリング細胞上に発現したケモカイン受容体が結合するとローリング細胞上のインテグリンが活性化されて内皮細胞上と強固な接着を引き起こし、最終的に血管外へ遊走し組織内へ移入する。

好中球ローリング
参考文献:
“ホーミングレセプター”L-セレクチンが認識する細胞表面硫酸化糖鎖 内村健治
〔生化学 第85巻 第4号,pp. 244-252,2013〕



血流が増加→血漿成分の滲出と組織内物質の除去が活性化する。

血流速度低下→血管内をパトロールしている白血球の組織浸潤が促進される

つまり簡単にまとめますと。
血管は心臓からの血液を体全体に行き渡らせるためのバイパス。
水や栄養など様々な物を運ぶ道路です。

歯周病(炎症)では細菌の駆除や組織の損傷部位の修復をしなければなりません。炎症を早く抑えるために血管を膨らませて(血管拡張・腫脹)血液の量を増やします。
血液量が増えるため赤く見えます(発赤)。
またブラジキニンなどの産生によって痛みを伴う(疼痛)場合もあります。

細胞と細胞の間に隙間を作り(血管透過性の亢進)炎症を抑えるための血液成分(血漿成分)を漏れ出させます。

血管が膨らむことにより、血液の流れの速度が遅くなり、炎症を抑えるための物質(好中球他)が留まりやすくなり組織の中に入りやすくなる。

と言ったところでしょうかご理解いただけましたか?簡単に伝えるのって難しいー

私たち歯科衛生士にとってはこの炎症のコントロールが非常に重要になってきます。

そしてこの免疫反応というのは体の中で起こる事ですから炎症は局所でも炎症に対する免疫反応は全身的という事です。
続いて、創傷治癒の理解も大切なのですが...

少しづつまとめて行きたいと思います
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2日間、院長と歯科衛生士のYUさんと歯周病のセミナーに参加しています(^^)

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毎日、毎日、歯石を除去する毎日(^^)
見えるって凄い!!大変だけど結構好きです。見えない世界の歯石をとるの♡ 

右上第一大臼歯デンタル

右上第一大臼歯と第二大臼歯の間に見えた歯石。歯肉を避けて歯石を確認。

右上第一大臼歯1
 
かけらが取れたと思ったら、水平方向、頬舌側方向に巨大な歯石が現れてきましたΣ(゚д゚l

右上第一大臼歯2


歯と歯が繋がるように歯石が縁下に挟まっています(;ω;)
 
右上第一大臼歯3


そして、反対側の根面にも歯石が(T-T)顕微鏡で見えてる風に加工

右上第二大臼歯1
 

全て除去してこうなります↓

右上第二大臼歯2

なかなか写真や動画を編集できませんが、毎日処置を行っています。

そして、皆さんは、こうやって写真を拡大すると歯科用顕微鏡があれば簡単に歯石が除去できると思われるかも知れません。

が、それは間違いです。

見えといっても、歯周ポケットの幅は健康で締まっていれば1mmあるかないかです。
今日のケースでも、0.8mm程度

1mm無い歯と歯肉の間。そして見える角度は限られて、更に器具の角度、挿入方向も限られる...

歯科用顕微鏡の処置は非常に制限される処置なのです 

拡大した視野でも、その処置を行うのは私の実際の手です。私の手が0コンマ...の処置を行うのです。

シビアとしか言いようがありません

さて明日はどんな歯石との出会いがあるでしょうか明日も頑張ります 
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私の友人です( ;´Д`)
1度全顎で歯石を除去したのですが、3年経ったら咬合に問題があり、上顎7、7のポケットが深くなってしまい…

上顎も根面全てに歯石が付着し、釘抜きのような外傷性咬合。

歯石は除去でき安定しましたが、対合が…

今週はこちらを除去します(;ω;)

左下第二大臼歯1
 
↓ピンクで囲った部分が全て歯石です。

左下第二大臼歯2

下の歯の左の1番奥の下側の、しかも歯肉の中の歯石です。

肉眼では確認さえ不可能。

拡大鏡はポケット底まで光が入らないのでこちらも除去は困難。

まさしく、歯科用顕微鏡の出番と言えるでしょう…

しかしながら、見える=除去できる とは限りません。

頑張ります♡ 

見えても除去不可能な場合ももちろんあります。



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今日から世の中は3連休皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は貧乏暇なし。歯科医院で土曜日にお休みしているところも少なく、せっせと働いております

さて、先日も書きましたが、学生生活が終了したので。。。と言っても、もうすぐ1年立っちゃう
時の立つのは早いですね〜

今日も歯周病の事を書きます。いつも↓こんな感じで診療しています。私は歯科衛生士ですが、顕微鏡を使うので必ずアシスタントがついています偉そうでしょ

P6110357


今日もまた、私が毎日見ているミクロの世界をご紹介しちゃいます

私、実は歯石を除去するのがとても下手です
メンテナンス歴、何年だろうなぁ。10年近い患者様の症例です。

SRP1

さて皆さん、↑の写真で、どこか気になるところはありますか?
これは右上4番を中心にミラーで口蓋側から見ている画像です。 4番の近心がやや出血していて、画像では気になりますかね。。。と言っても、今この歯肉はプラークを除去したので、やや出血しているのです。

他に気になるところありますか?

SRP1-2

ココ、ココ↑一見、炎症もなさそうなピンク色の歯肉。

SRP2

どうですか?何の問題もなさそうな歯肉でも、歯科衛生士の感がここ掘れワンワン!と教えてくれます。

SRP3

歯周ポケットからの出血を抑制しながら、根面を確実に明視化して確認します。

ごま塩のごまよりも小さい歯石です。

私が十数年にわたって取り残した歯石。。。かな

いつも思うのですが、歯石は大き方が取りやすい。

こんな小さな歯石なんて、取らなくても、すぐには何も問題が起きない。でも、歯周病の初発は目に見えない細菌から始まる。

歯石の除去は見えた時が取りどき。

とわけで、本日がこの歯石は取りだったのでございます。

さて、世の中は連休ですが、私は今日は診療、明日は講習会でございます

それではまた明日。
 
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昨年は学生だったこともあり、最近はすっかり、セミナー行きましたブログになってるなと思いながら、なかなかブログを書けずにいます

さて久しぶりに、今日は真の歯科衛生士らしく、歯周病の事を書きたいと思います。

時々書いていますが、歯科用顕微鏡の出現は私の臨床を大きく変えました。
P6110357


しかしながら、残念ながら世の中では、顕微鏡の登場で臨床が変わった。。。というほどの認識はなく、非常に残念に思っている私です

顕微鏡を真剣を使用すれば、歯周病の治療は大きく変わるはず。

この小さな世界の事を、誰とも共有できないのがとても残念です。

今日は、私が見ている世界のほんの一部をお見せします。

20180127_3


右上4番。5番欠損の4ー6のブリッジです。遠心のポケットが深い。エアーをかけます。

20180127_4


遠心の根面にプラークの付着を認めます。明らかにゆるいポケット。これは咬合性外傷とプラークの付着による複合型の歯周炎です。

20180127_2


プラークを除去すると根面は綺麗。ポケット底部がキラキラとしています...さてこのポケットの底部、どうなっていると思います?この見えているキラキラは、ポケット底部、つまり上皮性の付着の底部なのか、それとも結合組織性付着の底部なのか?このキラキラより上の歯肉表面は何性の付着と呼ぶのでしょうね...

私は、現代の歯周外科の術式について、とても疑問に思う事があります。

それは、不良肉芽の除去です。

日本歯周病学会の歯周治療の指針2015
http://www.perio.jp/publication/upload_file/guideline_perio_plan2015.pdf

この中の歯周外科処置の1)歯周ポケット掻爬術の2行目に

06

歯周ポケットの内壁の炎症性病巣歯周ポケット上皮炎症性肉芽組織)の掻爬を同時に行う」とあります。

18

2)新付着術の同じく2行目に
「切開を加えて歯周ポケット内壁を除去、歯根表面をスケーリング、ルートプレーニングした後、歯根面に歯肉を圧接して縫合する」とあります。

私は思うのです。
歯周ポケット内壁は安易に掻爬してはいけないのではないか⁉️

よく考えれば、なぜ、不良肉芽と呼ばれる組織ができるのか?そもそも不良肉芽とは何なのか?ポケット内面はどうなっているのか?こういった疑問は、歯科用顕微鏡がない時には解明されなかった 

でも、今は見えるのです。。。そして、これは、

歯石を確実に取ると、除去しなくても、自然に消失する組織

なのだと臨床経験を重ねるうちに思うようになりました。違うかな。

人間の体はよくできていて、歯肉が支持組織と呼ばれるのも本当に的をえた表現だなと思いますし、炎症が起こるのにも理由があるし、1つとして人間の体の反応に無駄なものはないのです。

20180127_1




キラキラの底部は、上皮性付着の途中でした。歯肉をよけると、歯石が見えます。歯石のすぐ右隣を見て下さい。イボのように丸い膨らみがあります。

BlogPaint


これがいわゆる不良肉芽?でしょうか?ポケット内面の掻爬するべきと言われる組織?

ではなぜいぼのように丸いのでしょうか?

それは異物である歯石を包み込みたいからではないかと思うのです。
 そもそも、歯肉は歯にぴったり付着して、細菌の侵入を防ぎたいのですから。

つまり、この歯肉内面の形態は、相対する根面の表面形状に由来するという事です。

つまり、根面の歯石が除去されて、滑沢になれば、自然に治癒して平面に戻るという事です。 
 
そもそもにおいて、顕微鏡のメリットは見える事です。結合上皮性付着のポケット底部まで確認する事、それがとても大切。ですが、それは至難の技。

ポケット底部を見ようと思う術者、見る事ができる技術を持つ術者は限られます。

奥深し、歯周病の処置。しかしながら、なんとシンプルな事か。

綺麗にすれば治る。ただそれだけ。
人間の体の治癒能力、組織の治癒能力を生かし、組織を破壊せずに異物だけを取り除く。それが歯周病治療の真髄です。

でも、誰も言わない…

あ、私がアウトローで間違っているのかな

さて、明日もがんばっぺ 
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☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

患者毎に管理された滅菌システム

物理的インジケータ
化学的インジケータ / CI   Bowie & Dick test  Helix test
生物学的インジケータ  / BI 
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様こんばんは、顕微鏡歯科衛生士naomiです

最近ブログがご無沙汰になり…

というのも、迫る12日のセミナーに向けて余裕がなく…

でも、日々仕事はしています

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右上7番口蓋側近心。歯周ポケット5mmブリーディングあり。

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ポケットを覗くと根面に黒い付着物がびっしり

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超音波スケーラーで除去していきます。

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ハンドスケーラーミニファイブ。うっすらと根面が削れているのが見えますでしょうか?

超音波スケーラーとハンドスケーラー、どちらが良いか?という議論はいつも言うけどナンセンス。メリット、デメリットを理解して使い分けるのがプロ。

超音波で時間をかけて粉砕しなくても、ハンドスケーラーで一撫ですれば直ぐに取れる歯石もあります。

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フィニッシュ。歯周ポケット底部のこの輝きは、いつも私を不思議な気分にさせる。

美しい事には意味がある。健康な組織は美しい。病的な組織は色もツヤも形も醜い。

人体は不思議だ。

根面の歯石もどこまで除去するかいつも迷う。感染した根面はセメント質が添加して、まるで牡蠣貝の表面のようにササクレ立ったような形になる。

再付着を考えるなら、滑沢にするのが理にかなうと思うが、しかしながら歯の一部なだけに、削り取るのも気が引ける…

何が真実かわからない。

でも、一番大切なのは、顕微鏡で歯石をとることじゃない、歯科衛生士として患者様の歯を一生守れる事は顕微鏡とイコールではない。様々な知識と技術を持ち合わせて、いつも患者様の事を思い、そのための研鑽を惜しまず、そして患者様が自分で自分の歯を守れるように導くこと。

患者様が自分で自分の歯を大切にするように育てること。依存ではなく自立して私がいなくても自分で自分の体を大切にできるように育てる、自分の命を大切にできる人に育てること。そのように患者様を導ける歯科衛生士こそがすごいのだ。

自分の体を守ることは自分の命を大切にすることと同じ。そして与えられた命に感謝し、自己実現すること。それが生きるということ。歯科衛生士の仕事は奥が深い。

さて。明日も…

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先日、ある出来事を思い出しまして...世界で歯科用顕微鏡を用いたクリーニングをしているのは日本の歯科衛生士だけだと思いますが、その歴史の進行を大幅に遅らせたと思う出来事。

日本の歯科衛生士が学術的でないがために、歯科衛生士という職業は全く進歩しない。
残念ですがこれが現実。

大きな目で見ると本当に残念なのですが、まあそんな世の中の事を考えず、自分の患者様を幸せにする事を考えるのであれば別に歯科衛生士の歴史がどうとか...関係ないんですけどね 

さて。今日もせっせと患者様に幸せを

初めてクリーニングされる患者様。皆様ほとんどの方がどこかの歯科医院で歯のクリーニングを受けていますが、たいてい当院で初回の時は出血いたします

 なぜか?それは炎症があるから。

炎症があると言う事は細菌がいるという事で、細菌をやっつけようと体の中心部にある胸腺から免疫細胞が血液に乗ってどんどん運ばれてきて、血液が集まるから歯肉がパンパンになって、パンパンだからちょっとした刺激で出血する...

歯肉溝ってイメージするなら、爪と指のお肉の間。この間に点のような歯石があるだけで出血がドバドバしてくる

SRP1

右上6番と7番の間。口蓋側。エアーを吹いただけで出血。歯肉の中を除くと縁下歯石が見えます
    
SRP3

最初は見えないのだけれど、歯肉が緩むとこの通り。はっきり大きな歯石が見えます。大きいといっても厚さ1.5mm程度。

SRP2

もっとよく角度を変えてみればその奥は深い。

SRP4

歯石を取りながら角度をかえてフィニッシュ。根面に凹みがあって、これは解剖学的に歯周病にかかりやすい形態。

こんなの取れないよね...1mm単位の器具を手を変え品を変えしてチョイスして除去するのだもの。一筋縄ではいきません。

この1mmの歯石を除去するのに20分。え?遅い?下手?(笑)すみません。

たかが1mm足らずの歯石ですが、この歯石がゆくゆくは歯槽骨を溶かし、とりかえしのつかない歯の喪失に繋がる訳です。

さて。明日も満員御礼。患者様のために。ガンバッペ



 
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歯科医師の先生向けの歯のクリーニング及び一般の方向けクリーニングのみの診察を始めました。詳しくは電話で問い合わせ下さい。

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日々、こんな症例をこなしています。

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当院でクリーニング初回の患者様。6ヶ月に1度他院でメインテナンスを受けているとの事。
 
主訴は歯の治療であり、歯科衛生士枠の受診は、唾液検査の結果を聞いて頂くため。お口の健康にはそれなりの自信がおありのご様子。

それは当たり前です。6ヶ月に1度自ら進んで定期検診を受けているわけですし、歯科衛生士さんの教えの通りに磨いているわけですから。

しかしながら、私の診断は...(実際には歯科衛生士は診断できませんが他に適当な言葉が見つからないのでここでは診断と表現させて頂きます) 

私にはレントゲン上に歯石があるように見える。4番遠心、5番近遠心、6番近心...骨直上...シビアなケース。
 
私は現在歯科医師の先生と一緒に矯正の勉強をさせて頂いていますが、大先生がおっしゃいます。
矯正は診断が大切。診断ができればあとは診断の通りに進めるだけ。

歯科衛生士の仕事も同じだなぁといつもしみじみ思うのです。歯石を除去するのは練習すればある程度誰でもできます。診断ができるかどうかが一流になれるかどうかの鍵。

さすがに6ヶ月に1度クリーニングや歯科衛生士の口腔衛生指導を受けているだけあって、歯肉はビカビカでも、これが担当する歯科衛生士さんの目指すゴールだとしたならば、それは間違いだと私は思います。

確実に歯石の除去をしないで、歯磨き指導だけして歯石を閉じ込めるという指導は長期で見ればマイナス。見た目には綺麗で問題なく、歯科医師からは褒められるかもしれません。でも、レントゲンを見る目があれば、このケースには問題がある事が判断できる。

ポケット幅1.5mm。歯肉がばっちりしまった、最近の流行りで言うならば、ポケットディスクロージャーした難症例です。
長くなりました。後は写真で。写真が全てを物語ってくれるでしょう。

SRP1

 ポケット幅1.5mm。

SRP2
 
隣接面、頬側から舌側にいくほどに歯石が見える。超音波スケーラーの先ほどにしかポケットは開かない。

SRP3

一見除去できたかのように思う。これが顕微鏡の盲点。

SRP4

角度を変えるとこの通り。顕微鏡の鏡頭角度を自在に操れるかが顕微鏡歯科衛生士の技量。

SRP5

再度除去にトライ。

SRP6

まだまだ奥に見える歯石を追跡。

SRP7

超音波スケーラーの先端しか入らないこのポケットの根面をどうやってプレーニングするか。問題だ...
見えるだろうか?舌側、上部乳頭付近にまだ歯石が見える。

SRP9

フィニッシュ。根面にザラつきがあるが、1mmの器具先端しか入らないポケットで、この面をプレーニングするのは困難である。しかも無理をすれば、根面を不必要に切削しかねない。

根面には特性がある。削れば削る程、鉋で木を削るかのごとく、剥けてくる。これ以上の処置はオーバーインスツルメントだと私は判断する。

おわかりになるだろうか?歯間乳頭上部は付着しており、付着が緩んでいるのは中間だけである。歯石上部だけを除去した結果、ポケットの中に歯石を閉じ込める事になった。

私は歯石を除去した歯科衛生士を責めるつもりはない。

皆歯石は除去できると思っているが、私は完全な歯石の除去はできないと考えているから。しかもこんな骨直上の歯石残って当然である。

しかし、結果はどうであれ、手をつける前にきちんと診断して行ったか?それが問題である。レントゲンを見て骨直上に歯石がある事をきちんと把握し、取り残さないように慎重に処置をしたか?そこが問題なのである。

皆、歯のクリーニングだからと言って誰が担当しても同じだと思っている。
しかし実際には担当する歯科衛生士の技量によって口の未来は大きく変わる。

 この歯石が付着したまま10年経ち、加齢によって手が動かなくなり、全身疾患により免疫力が低下すれば、必ずや排膿し始めるだろう。

現在を診断し、未来を予想する。歯科衛生士の予防とはそういうものだぶひっ。
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