おはーっ今日は月曜日おはーってなんだか懐かしいですね

今日からマスクの着脱は個人に委ねられることになりますね。

どんな時マスクが必要


コロナが世の中から無くなったことにされるのは政治的なお話かなー...私たち医療従事者としては、コロナウイルスが世界から無くなったわけではありませんし医療現場は変わりないです

医療の中では、古くから標準予防策スタンダードプリコーション)というのがあります。これは感染の有無に関わらず、全ての患者さんは感染性物質を持っているとして扱うという概念です
未だ人類が誰も知らない、今回の新型コロナウイルスのようなウイルスも世界には存在します。

マスクは効果がない...とおっしゃる方もいるのですが...えっ

医療現場でマスクをしている私たちの意味ってマスクに意味がないわけがありません

ただ、きちんとマスクを使いこなさないと意味がないというのはありますので、なかなか一般の方には難しいところもあるかもしれません。医療従事者でも難しい時がありますから。

コロナでメジャーになった、手を洗おう!も、医療従事者の中ではずっと感染の基本と言われてきたけど、なかなか遵守率が上がらなくて、どうやって手を洗わせるかが長年の研究テーマだったりします。

医療従事者でも感染対策を万全にするのって難しいのです。

マスクや手洗いは意味がないというのはとても乱暴な話です

世の中が緩んでくると、逆に私たちは感染している人がわからないので、感染対策としては強化する方向になります。警戒しなければならなくなりますそれが医療というものです。私たちが感染して患者さんを感染させるということは、あってはならないことなので、それだけの責任感を持って仕事をしています。

当院のスタッフは誰も感染していません
そして、もし私たちが感染していたとしても、N95という特殊なマスクを常時しているので、患者さんにうつすことはありません。

そう言えば。。。もう数年お会いしていない年配の患者さんもいます

どんなに世の中が緩んできても、コロナウイルスの感染が不安な方もいるのです。医療現場は健康な方ばかりじゃありませんから、ぜひそういう方の存在も忘れないでください。

厚労省マスク個人の判断
 
厚労省では↑のように言っています。

マスク着用は個人の判断が基本になりますが、感染を広げないために受診時医療機関高齢者施設などを訪問する時、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時はマスクをしましょう。また自身を感染から守るために重症化リスクの高い方が感染拡大時に混雑した場所に行く時はマスクが効果的です。 

誰かを思う気持ちは忘れない社会であってほしい。人に優しい社会であってほしい。私の願いです