今日は建国記念日
日本では建国記念日は、初代天皇とされる神武天皇の即位日。旧暦の紀元前660年1月1日を、新暦で推定した今日、2月11日が「建国記念日」です

土曜日の祝日はサラリーマンの方には嬉しくないのかもしれませんが普段休みじゃない、医療従事者にとってはちょっぴりお得な休日です

最近は何でも古いものがとされて、新しいものがとされます。特にネットの世界では誹謗中傷が話題を呼び、アクセス数が伸びるので、そんな輩ばかりになってきて、ネットを見るのも疲れるな...

そんなことを思って、しかもコロナ4年目。日々の診療で余裕なくしばらくブログの更新も疎かになっていたら、今度はネットの社会から存在が消えた...

naomiという存在が情報の海の中に埋もれてしまった
発信=存在だった

今の人は大変だな〜

リアルで生きて、バーチャルで生きて存在をアピールしなければならない。
バーチャルは存在をアピールしなければ明日にでも消滅できる存在。そして抹消できる存在でもある。よくも悪くも二重に生き続けなければならない

とそんなことを考えるのが古い世代なのだけど...

この前、家長制度がってあって。今日はこの話を書きたかったのです

古いことは悪


なんだかすごくこの発言に違和感があって。最近、ホント気軽に過去のことを批判したりしますよね。

最近私は、女性の社会参画への誘導が度を超えてるなと思っていて、女性の権利という触れ込みで女性を社会へ出そうというのを感じるんだけど、実際に女性は幸せになっているのかという視点では語られない。

女性に参政権がなくて権利がなかったのは問題だったと思うけど、男性が家を取り仕切っていたおかげで、女性は社会に出て働かなくてよかった。今みたいに家事をこなして、更に女性が稼ぎを上げるなんてことしなくてよかった。子育てだけに専念できた。それは不幸なことだったのか

当時の女性は不幸だったの今よりも

そう、それは比べられないもので、だから悪だったということにはならないのですよ...

最近は、お金を稼ぐとか、知識があるとか、そう言う尊敬できる人はいますが、人間的に魅力がある大人が少なくなりました。嘆かわしいことです。

私たちは、両親から命を繋いでもらって、ポッと勝手に生まれてきたわけでは無いのです。
生まれてからも、母親からお乳をもらい、両親から食べ物をもらって、食べ物はお百姓さんが作ってくれていて、八百屋さんで売ってくれるから、両親がお金と交換で変えて、私が食べられる。

これは食べ物に限ったことじゃなくて、教育だって同じ。世の中全てのものが自分と繋がっている。

両親がいるから私がいて、社会全てが自分を育ててくれて、だから両親に、社会に、育ててくれた全ての人に恩返しするのが大人で、だから成人したら社会のために、自分を育ててくれた誰かのために働くのが大人。

亡くなられた日野原先生も命の授業でおっしゃっておられました。
子供の時は自分のために時間を使いなさい、大人になったら人のために時間を使いなさい。と。

そして歴史を次の世代に繋いで行くのが大人です。だから古いというだけで否定してはいけない。

歴史があるから今があって未来につながるのですから

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