オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 今日も暑かったですね〜お疲れさまです♡

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皆様、こんにちは〜まだお盆休みの方もいらっしゃるでしょうか。私は今日までお休みしています

皆さんの夏休みはいかがでしたか今年は何の制限もない夏休み・・・

予想通り感染者が大爆発していますね。。。人が集まれば感染者が増える。私たちからすると当たり前のことなのに。

でも何よりもひどいなと思うのは国がはっきりと指針を示さないことです
おそらく国民の集団免疫を狙って、つまり感染を加速させて収束を早くはかろうという考えだと思いますが(いや、国の指針はともかくとして現場そうなっている)集団感染を一気に加速すれば、感染者に比例して重症者や死亡する人は増えます。

それを容認した上で、行動宣言無しということを国民に問いかける必要があります。

感染しても軽症だから、、、と誰もが思うのは、感染症の制御にとってとても危険な考え方です。 軽症で感染してもよいというのは、医療で安全が守られた上での話です。軽症とは何を持ってして軽症というのでしょう。

風邪は万病のもと。風邪だって拗らせれば死に至ります。日本のこの安心感は医療環境がとても恵まれてきたからです。

集団免疫を目指すのであれば、きちんと説明し、感染した場合のセーフティーネットをきちんと確保するべきです。軽症だから感染して当然で、あとは知りませんというのはどういう国なのでしょうね。。。不安が募ります。

自分の健康は自分で守らないといけない。最近は日本の医療は恵まれすぎていてその考えが今に至るなんて方もいらっしゃいますがそれはそれで、きちんと何が良くて、何が悪いのか、そしてどういうことを目指すのか をきちんと考える必要があります。

最近は目先のことをとやかく騒ぎすぎて、長期のビジョンが見えない。それだけ時代の移り変わりが早いってことかもしれませんが、未来が見えなければ安心して人は暮らせません。混沌とするだけです。

さて、自分の健康は自分で守らなければなりませんから、歯科医療従事者である私たちは何をすべきか?市中の感染者が増えれば当然、医院に来院する感染者の方も増えます。

というわけで、私たち早々に4回目のワクチンを接種しました前回のブログで3回目までのワクチン接種の抗体価を載せてありますのでご興味ある方はぜひご覧ください。

4回目のワクチン効果
↑は東京都のモニタリング会議の資料です。4回目の接種もブレイクスルー感染に対してですが効果が期待できそうです。

4回目接種2週間後


毎回、ワクチン接種後6ヶ月を経過すると抗体価が激減しています。抗体価が低下するのブレイクスルー感染するのも仕方ないのかとも思います。ただし、ワクチンは標的のウイルスに対する免疫応答だけでなく他の免疫細胞も活性化すると言われていますから、ワクチン接種をする意味は十分にあると思います。

さて、私の結果ですが、3回目のブーストで結構高い価を獲得したのですよね。なので今回4回目の接種も様子見していたのですが、行動制限を何もしないと国が決めたこと、案の定感染が爆発してきたことを受けて4回目の接種を早々に決めました

3回目半年で81%抗体価が減っていましたが、4回目のブーストで7.5倍に増えました。この増減の幅も個人差がかなりあるようです。

何はともあれ、感染のピークに高い抗体価があるだけ、まだ安心ということでしょうか。仕事柄感染の機会が多いですからね

すでに医療が逼迫していますが、このお盆明けに感染者が増えるでしょうね。。。そして感染者の増加の後に重症者の波が後から上がってきますので注意が必要です。

社会経済をまわすのももちろん大切ですが、どうぞできるところでは引き続き3密に注意してください。手洗いも忘れずにお願いしますね
3密
 では皆さま、今日もお暑いですが、熱中症に気をつけつつ、2022年の夏を楽しみましょう