☆☆☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆☆☆
【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
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医療の質は安全に比例いたします。
【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
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皆様、こんにちは。今年も残すところあとわずかですね。
皆様いかがお過ごしですか?
さて、当院では昨日、高圧蒸気滅菌器が新しくなりました〜
10年使用した滅菌器。初期不良から何から10年間色々ありました
さて、滅菌器が新しくなったら、皆さん、どうしていますか
歯科用の卓上型の滅菌器は、そもそも業者の方が持ってきて、電源入れれば、はいOK
医療現場における滅菌保証のガイドライン2021を参照してみましょう
ガイドラインのP120
滅菌器を新しくしたら(新しく使いはじめる時は)最初に据付時適格性確認(installation qualification:IQ) を行います。
9.5.2 IQ (勧告) 滅菌器メーカにIQの実施を委託し、その結果の妥当性を確認する (解説) IQは蒸気滅菌器およびその付属機器が、要求された仕様どおりに供給され設置されたことを確認 するためにおこなわれる。
例)ガイドラインより
次に運転時適格性確認(operational qualification:OQ) を行います。
9.5.3 OQ (勧告) 滅菌器メーカにOQの実施を委託し、その結果の妥当性を確認する (解説) IQの完了後にOQを実施する。OQは規定された操作手順どおりに滅菌工程を作動させた際に、予め決められた範囲で滅菌装置が作動することを確認するため、チャンバー内を空の状態で性能を検証する作業である。 蒸気滅菌のOQは、蒸気浸透性などの基本的な動作が基準値内で動作する検証(試運転)とチャン バー内温度分布評価からなる。 滅菌器の基本的な性能評価項目として空気排除時間、真空到達度、給蒸時間、滅菌中の温度推移、 滅菌中の圧力推移などがある。図9-3に参考例を記載する。滅菌器メーカより同様の検証記録を受け取り、それぞれの確認項目が要求事項を満足していることを確認する。
例)ガイドラインより
きちんと動いたら稼働性能適格性確認(performance qualification:PQ)を行います。→やっと使える
9.5.4 PQ (勧告) (1) PQは、日常的に滅菌するRMDを使用する (解説) PQは日常的に滅菌する器材の滅菌達成を目的としておこなうため、日常的に滅菌するRMDを用いて実施する。
つまり、滅菌器を購入したら、業者さん仕様の通りに滅菌器や周辺機器が設置し、試運転して、OKだったら、私たち現場が実際診療に使用している器具を滅菌して確認するという事になります
これらはいずれも文書に残します。
でも...実際に歯科では業者さんが設置して、はい終わり、の事が多く、文書で残すとかないです
案の定、その後実際に水を入れたら、当院の水質が滅菌器と合わず。。。再度業者さんを呼ぶ事となりました
そして初期不良扱いとなり、再び新しい滅菌器と交換になったのでした
当院では滅菌器内部の吸引具合を調べたり、蒸気の浸透性を調べるPCDやインジケータが揃っているので購入当初にこういった検査ができて初期不良が見つかりますが、こういったものがないとわかりませんよね...
しかも一度購入した後の事は、当院の使い方が悪いのではないか
当日納品の際に、お互いが納得できる設置と試運転を目の前で行う事が大切だと今回学びました
残念ながら歯科においては、輸入品の横流しですので、業者さんもわかっていない方が多いです。
さて、購入当初はすったもんだありましたが、使い初めてからは快適
そのうちうちの滅菌器ちゃんの写真を載せようと思います
ではでは皆様、たかが滅菌器ですが、感染制御の要ですからね。一緒に勉強してまいりましょう。
現在日本医療機器学会学術大会が開催中です
また日本医療機器学会では滅菌技士の認定を行っています


