オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
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超超、久しぶりのブログとなりました。。。^^;

私は先月あたりから、スライドの神様が降りてきまして、今月末締め切りのスライドの作成に追われておりました。数年に一度しかない機会なのに、アップアップで我ながら笑えます(笑)

ここ2年間はコロナでしたからね。。。物事が停滞していて、学びの機会も減りましたし(最近はかなり機会も増えましたが)学びの仲間とも会えないし、連絡もなんとなくとる気にならないし、生活環境は変わるし、世の中が停滞していたのもそうなのですが、私自身も停滞してしまいましたね...

でも昨日の日曜日は、久しぶりに平和な日曜日でしたね

人出も多かったですが、年配のご夫婦が中良さそうにお買い物していたりとか、年配の女性が1人でお買い物を楽しんでいたりとか、とにかく外に出る事を自粛し続けていたご年配の方がお出かけしている姿を見ると心からよかった〜と思えます

急に世界が激変しましたよね。

これもワクチンのおかげです

ワクチンについては、否定的な方もいらっしゃるかと思いますが、この急激な感染者の減少はワクチンの効果だと思います。もちろんそれだけではありませんが、ワクチンの効果が占める割合は大きかったように思います。

となると、オリンピックは強行的に行われたものの、オリンピック開催を駒に使ってにワクチンを勝ち取ってきた(と私は思っているのですが)前、菅総理の功績は大きいように思います。少し遅れましたが、結果、ワクチン接種のスピードはアップして今に至っているわけですから。

感染対策は後手後手だと言われますが、確かに当時はそう思いましたけど、日本は世界の中でも感染者数も死亡者数も格段に少ないですし、国内の言われ用ほど悪くなかったように思います。

ただ、今後世界を見ても、ワクチンの抗体価が下がってくる頃にブレイクスルー感染が増えてきますので、日本も今が一番平和で安全な時期であり、今後6ヶ月をすぎた頃から再び再燃する可能性はあります

今後は国民の抗体値をある程度に維持しながら(これはワクチンに頼るしかないのかな。しかし、ワクチンの今後の提供状況も問題となるので、まだまだ問題は散積だね。)感染者を抑えて、医療体制を整え、重症化を防いでいく、その間に薬の研究や治療法が確立させていき、まさにwith コロナの時代に突入していくのだと思います

ちょっとホッとできている緊急事態宣言後ですが、今作成しているスライドは感染制御の話を中心に作成しているのですが、日本で感染制御の歴史を作られてきた、名誉学長の 故 小林寛伊先生の功績が物凄く、先生が生きておられたらどうしていたのだろう、先生が生きておられたらどうおっしゃっただろうと時々考えます。

現代における感染制御の石杖を作り、国や地方自治体を含めた地域医療での感染制御も組織化し、インフェクションコントロールドクターやナース、チームを作り、感染制御の専門家を作り、感染制御の教育もしながら、感染症がアウトブレイクしたりパンデミックが起きた時の体制作りをされてきたまさに、その結果が今にあるわけです。

本当に凄い方です。勲章を受けてもおかしくないと私は思っています。

最近、日本人は歴史を重んじなくなったと思うのが私の感覚ですが、歴史に敬意を払い、大切に次の世代につないでいく事は大切ですよね。

学問は学べば学ぶほど、先人の歩いてきた道が見えますし、現在当たり前と思っている事は、歴史の積み重ねの上にできていますからね。

小林先生の授業を受けた時先生はおっしゃいました。
「今の若い人は、新しいものがぽっと出てくるように思っているが、どんな事でも今までの積み重ねがあってその中で新しいものが生まれてくる」

つまり若い人は新しいものを自分が急に発見したように思うかもしれないが、それは、生まれてからの教育もそうだし、周りの環境からの影響もあるし、意識をしなくても、今までの積み重ねに触れる事で、ひらめいて発見される。

うむ。奥が深くてしっくりくる言葉にできないけど

まとにかく、だから、歴史を学ぶ事はとても大切なのです

先日某歯科衛生士の雑誌を見たら、感染制御について驚くほどおかしな事が書いてあって、これを参考にする若い歯科衛生士さんはどうなるのかな。。。と。歯科医師が書いているのに、はあという事が多く、本当嘘を書くのはやめてもらいたいです...

今回のコロナもそうですが、感染制御を知る事は自分を感染症から守る事になります。
正しい知識をぜひ身につけてほしいです。


手前味噌になりますが、下記に紹介しています、舌側矯正歯科学会に登壇させて頂きます。
感染制御の事を盛りだくさんにお話ししますので、ぜひご参加ください。

ま、私の話じゃなくてもいいのですが、感染制御を正しく学ぶ機会にぜひ触れていただきたいです

いつもそうですが、今回も生みの苦しみを味わった、我ならが良いスライドができあがりました
あとは、動画で提出なので、録画ができるか不安ですが...頑張ります

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お知らせです

来る2021年11月23日(火)〜29日(月)まで行われる 第33回 日本舌側矯正歯科学会 学術大会・総会ONLINEのコ・デンタルセッションに登壇させて頂きます


第33回 日本舌側矯正歯科学会


タイトル私、歯科衛生士辞めます!〜新興感染症を経験して〜ととてもキャッチーになっております私の得意分野...まあ得意と言えるかは謎ですが、感染制御を大学の講義で学ぶ機会を頂いた事をきっかけに、歯科での感染制御についてのお話で呼ばれる事が多くなりました...

もうコロナ2年目で感染対策についてはコロナ振り返りの勢いですが、ぜひご参加頂けると嬉しいです

ぜひ奮ってご参加下さい