オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
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毎週言ってますが、1週間経過するのが早すぎます...加速してますね

コロナ禍になってから、なんだか大人になり過ぎて、もう人生終盤だ〜みたいな気持ちになっちゃてまあそれは、母が入院した事もあって、気がついたら70歳で、もう高齢者だったと突きつけられたわけで、そしたら急に自分の年の存在感が増してきて。

更に、コロナで美容院に行けてないもんだから、ますます。鏡を見るたびに気落ちする。。。
なんだか物事。。。いえ、自分にスピード感が無くなってきて、気持ちが老けてる
本当、気持ちって大切ですよねー逆に見た目ってあまり関係ないですよね。本当は。

さて、世の中はコロナ禍と言っても、4月を迎えて、新生活を送り始めた方も多いと思います。コロナ禍の新生活って、なんだか堅苦しくて大変だと思うけど、そういう時代に当たってしまったのだから仕方ないですね...

ここへきて、時代が大きく変わっているのを感じているし、急に時代に取り残されたみたいな感覚が時々あります。でもそれは気がしているだけで、今日は昨日の続きだし、明日は今日の続きなわけで、単に感覚の問題です。でもちゃんとそれなりに若い世代のものにはついていけてないけど(そもそもついていくというのも可笑しいし、ついていかなきゃいけないっているのもヘン)大切なのはいつでも好奇心を持っている事と、チャレンジする事だなって思います。

分からないと言って何もしなければそこで終わってしまうし、分からないから知らなくていいと思えばそれもそこで終わってしまうし。

分からなければ、分からないから教えてって素直に聞けばいいだけで、そんなの年に関係ないですよね
そういう素直さは忘れたくないなって思っています。

さて当院でもたまたまですが、先月から新しく歯科衛生士さんが週2日きています。

年齢はもうベテランなので、手慣れてはいますが、当院のコンセプトを理解するには時間がかかります。
その手始めに、歯科衛生士とは何かと尋ねました。

これは歯科衛生士YUちゃんが歯科衛生士になった時にも教えたし、歯科衛生士さんに必ず伝える事ですが...質問すると大抵は、知識、技術、観察力などの答えが返ってきます。間違いではないけれど...

私が必ず教えることは
感謝

故、日野原重明先生が、子供にお話されている中で子供のうちは自分のためにたくさん時間を使いなさい、そして大人になったら人のために時間を使いなさいとおっしゃっていました。

昔のおばあちゃんたちは、世のため人のためになる人になりなさいとよく言ってましたね。

最近は人のためとか世の中のためとか古くさいんでしょうね考え方が個人プレーにシフトしているし、日本の道徳教育は無くなってしまったから(日本の古臭い精神論という言葉で過去においやられた感が強いですよね)そして、躾とハラスメントを履き違えて、人間としての教育はなされなくなったので、偏差値は高くて頭は良いけど、仕事ができない、コミュニケーションがとれない、言葉が話せない大人が増えましたよね...

子供を本気で叱れるのって、親しかいませんよね。その親さえ叱らないのだから、社会にでてきた若者を他人が叱るなんてできませんよね。手遅れって事です。まあ、中には躾はされてないけど、素直な心は失っていない人もいて、そういう人は改善の余地があります。

で、私が教えているのは、

私たち歯科衛生士は、自分の患者と言って、担当するとあたかも自分が偉い、凄い、働いてやってるかのようにいう人がいるけど、患者さんが来院してくれなければ私たちの仕事はない、院長先生の文句や、助手さんの文句をいう人がいるけど、院長先生が開業して医院がなかったら、私たちが予防処置をする活躍の舞台もない、私たちがクリーニングをしている間、助手さんが器具を洗ってくれるからクリーニングに専念できる、だから、医院に、院長先生に、スタッフに感謝しなくちゃ

と教えています。

そして次に
人としての器を磨きないと教えます。色んな事に興味を持って、人に感謝しながら生きることによって、人の話を聞くことももちろんだけど、自分の心の器が広がる事で、患者さんも信頼してくれるようになるのだと教えています。

仕事というのは、仕事の場というのは、自分を成長させる場だと私は思っています。

だから、お金や条件だけで、コロコロ仕事を変えて生きなければいけない今の人たちは可哀想に思うし、そういう考え方もあるって事を知った上で仕事を選んで欲しいなぁとも思います。

だって、人間が生きるって、最後は人との繋がりだもの。

年齢を経れば減るほど、人との繋がりがどんなに大切かわかってくるしそれが世の中というものだから。

どんなに若い人だって、年をとる。自分が年寄りを馬鹿にすれば同じように自分も馬鹿にされるし、皆がそういう考えでいれば、今以上に年寄りは馬鹿にされるようになっていくのです。

今はまだ昭和の古い人たちがいて、心の優しい人も残っているから、助かっている事も、本当は多いのですよね...若い人もそれに気がつけば良いのになーって思います。いつか自分がそういう目にあうのだから自分自身も、自分よりも下の世代をきちんと育てる事が大切だと思いますが...

でも今の人って、自分がいつも中心で、年下の時は上のせい、自分が上になったら下のせい、いつも誰かのせいにして大人になりきれていないなって思います。

そういう私もまだまだ未熟者。日々、学びだなって思っているんですけどね

さて、長文お読み頂きまして有難うございます

最後にお知らせさせて下さい。あと1週間になりました

私も幹事をさせて頂いております、首都圏滅菌管理研究会の第18回の研究会のご案内です。

↓お申し込みはこちらから

 https://www.shuto-mekkin.org/info/info-conf/18start/

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1.【感染症基礎講座XII】   
齋藤 祐平 先生(東京大学 医学部附属病院 手術部 講師) 

2.【シンポジウム】 「中材がどのように院内の感染制御に役立っているのか?」 
1)もう一度基本から理解する洗浄・消毒・滅菌 
酒井 大志 先生( 越谷市立病院 看護部 中央滅菌室・手術室 ) 
2)院内全体の滅菌物管理   
岩崎 直美 先生( 東京大学医学部附属病院 材料管理部 ) 
3)歯科での工夫   
岡安 麻里 先生( 東京大学医学部附属病院 口腔顎面外科・矯正歯科 ) 

3.【教育講演】 「実例で鍛える!材料部スタッフトレーニング」   
齋藤 篤 先生( 大阪大学医学部附属病院 材料部 副部長 ) 

4.【特別講演】 「感染症特別講座:感染制御の基礎と最近の話題」 
森兼 啓太 先生( 山形大学医学部附属病院 病院教授 検査部 部長 感染制御部 部長 ) 

5.ディスカッション

特別講演の森兼先生は、私が感染制御を学んだ時の講師ですCDCのお話をお聞きしました。

どれも楽しいな演題です皆様、ぜひコロナ禍でも学びの心を忘れずに、奮ってご参加下さい

ではまた1週間頑張りましょう