オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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いつも言い訳のようになりますが、ブログを書くって大変です
もっと症例をまとめたいと思うけど、写真を編集して、文章を付け加えるってなかなか時間を要する作業です

さて、昨日は大変でした〜

歯肉縁下歯石の付着量が多くて...

私の本職は歯科用顕微鏡を扱う事です。

ここ暫くずっと考えているのが付着です。

昨日、処置の後にある患者さんに質問されました。これ実話です。
ねーえ、全然関係ないんだけど、なんでここの歯石とりは痛くないの?

腕ですとは言えませんでしたど、まあ結局そういう事かとなりましたが

腕と言ってしまえばそうですけど、でも腕の中にコツというのがあります。痛くないコツ。
それはどれだけ相手にする組織を理解しているかに尽きるかと思います。

例えば、今日お話するように、歯肉がどうやって歯面を付着しているのかとか、ポケットの弾力性はどのくらいなのか?とか、ポケット底部はどうなっているのか?とか、出血するってどういう事なのか?炎症なのか?損傷なのか?炎症ってどういう事なのか?損傷ってどういう事なのか?痛みのメカニズムとか...

そういう1つ1つの事を考えながら処置すると痛みが少ない処置が可能となります

さて、下の写真をご覧ください。

付着2

左上6番の口蓋側です。

ポケットの穴らしきものが見えるの、わかりますか?

BlogPaint

これ、プロービングしたので開いた穴です
穴と言うと、皆さんはどういう想像をしますか?組織を貫通したイメージでしょうか?

いえいえ、そこがよく歯肉を理解しておかないといけないところで。
この部分は、さてどういう組織だったでしょうか?

ポケットの中は、上皮性の付着、その下に結合組織性の付着。。。

これ、上皮性の付着の部分(だと思う)です。だからプロービングをすると付着が一時的に剥がれて穴が開いたように見えます。この組織がまた不思議で、面で上下左右に付着しているとも言えず、球の範囲で付着しているようにも見えるし...私は基礎専門じゃないので、その辺の事は正直よくわかりませんw

実際には吸着が剥がれただけです。付着組織に損傷はありませんから、暫くすると吸着します。

面白いですよね〜自然に吸着するって、本当に不思議な組織です。
歯面から細胞さんこっちだよ〜 とかシグナルでも出てるんでしょうかね
時間があった調べて見たいところです。

少々が画素が荒いのですが、更に拡大です。

 
付着1

穴が3個あって、その間の部分、これが付着のまだ吸着している部分です。
下の図の黄色い矢印の部分です。

BlogPaint


 いやあ、奥深い。人間の組織。この吸着が得られれば、プラーク(細菌)の侵入を防げるのにな〜と思いながら、また、この薄い吸着部分の柔かい組織を傷つける事なく、扱わないといけないなって思います。

皆さんにオススメするのは、組織を扱う基本だと私は思のですが、乾燥させないこと。

プロービングを行う際、プローブの先は濡らしたほうが良いと考えています。

乾燥していると歯肉辺縁を巻き込んだり、歯肉内面を摩擦によって損傷する事があります。特に炎症がある場合には上皮が薄くなっていますので注意が必要です

さて。もうブログを書きはじめて、考えながら、写真を編集して、60分近くが経過します。

さて、まだまだ他にもやる事あるので、今日はこの辺で