オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】

こんにちは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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高齢者の口腔機能をどう診る
〜オーラルフレイルにおける口腔機能低下症の位置付け〜
平野浩彦先生

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今日は診療が終了した後に、研修会に参加して来ました明日から世間さまは3連休ですが、私は。。。いえ、歯科はほとんどが暦通りだと思う。

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↑は老年医学会からの出典です。

第1段階が口腔リテラシーの低下 の時期
第2段階がオーラルフレイル の時期
第3段階が口腔機能低下症 の時期
第4段階が摂食嚥下障害 の時期

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↑こちらも老年歯科学会からの出典

平野先生のお話を聞いているうちに、なんだかワクワクしちゃって
先生いわく、オーラルフレイルの予防は、「口の些細なトラブルの気づき」が大切との事。

いや〜だ〜私の出番じゃんだって、3ヶ月や6ヶ月に一度の口腔メインテナンスの時の些細な変化を見つけるのは得意中の得意

歯科衛生士って本当に良い仕事

だって、歯科衛生士って、患者さんが子供の頃から、健康なうちから出会う事が出来て、一生涯に渡ってお付き合い出来て、患者さんの健康をずっと、ずっと守る事ができて、一生健康に導ける。オーラルフレイルって、口腔の虚弱。些細な変化って、健康と虚弱の境目の変化って事でしょ得意、得意。

高齢者の患者さんで先日、こう言う事もありだーと思ったのは、

高齢者の寝たきりの原因の1つに転倒、骨折があります。

転倒、骨折って言うと、単なる老化によるの足のもつれ、とか、足が段差ほど上がらないとか、段差を見誤るとか。そんな風に思いません?

ところが、この患者さんの、歩き方が変化していった原因は、なんと足の親指にできた血豆。血豆が爪の中にできて治らず、数ヶ月放置。そのうち痛くなってきて、外反母趾のせいもあって、おまけに魚の目が痛くて、足が床につけなくなってきた。足に体重がかけられなくなってきた

そのせいで、姿勢が悪くなって、最近姿勢がおかしいなーと思っていたけど、それが姿勢が悪くなってきた原因だと気がつかなったと、ご本人。

すごく健康には気を使って入る方で、もちろんメインテナンスに15年も通われている方ですし、先日は体の事が気になって、内臓は全部調べたとの事。

次は足だわねーと言う事で、整形外科で魚の目の相談をして頂くようにアドバイスしました

でも、この患者さんの足が痛いんじゃないかって思った理由は、実は歩き方じゃなくて、ユニットに寝てもらって、処置を始めてからの顔の向き。

なぜかその日に限って、必ず右を向くのです。ユニットって、全身が見えるでしょう顔から上半身、下半身、体幹の寝ている時の曲がり方や腰の浮き具合とか、膝の位置、向き、足先の向き。足を組んでいるかとか、、、手もそう。爪の長さ、爪の色、形、バチ爪とか、、、手を組んでいるとか、手を上に向けて広げているとか、手に力が入っているとか

今思いついただけでも、↑こんな感じ。

を見ていたら、寝ている姿勢が悪いから膝が悪いんじゃないかって。

で、先日もお一人、まだ若い患者さんですが、やっぱり処置中に顔が横を向く。で、お膝悪くないですか?って聞いたらビンゴもともと膝を痛めていたそうですが、ここ最近痛いとのこと。

些細な変化に気がつくのは、得意中の得意。もちろん、口腔内においても同じですけど

話は戻りますが、転倒や骨折の前段階として、本当に些細な変化だと思うのですが、魚の目が原因だなんて誰が想像したでしょうか

高齢者の転倒、骨折=筋力の低下、つまずきと頭が凝り固まっていた私にとって、私自身が患者さんに教えてもらった、気づきを頂いた症例でもあります。

こんな仕事は他にはない

語弊を恐れずに言うのならば。担当の歯科衛生士によって、患者さんのお口の中の行き先は違うし、健康にも寄与できるかもしれない。

歯科衛生士って楽しすぎるまあ今となってはですけどね

オーラルフレイルについては、私もまだまだ臨床で様々な事を考え中。実際知識を実践に移して見ても、なかなか一筋縄にはいかないし、ゴールの設定が自分の中でも定まらない。

でもだから勉強のし甲斐があって楽しいのかも

さて、明日は久しぶりの何もないオフです皆様も3連休をお楽しみくださいね