昨日、今日と、滅菌技師のakiさんと一緒に、第93回 日本医療機器学会に参加してきました。
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昨日は歯科の演題もあり…
かなりなガッカリ感でしたけど…

歯科はもっときちんと勉強するべきだと思う。

裸の王様の教授が心から可愛そうになりました(T ^ T)

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今回は、首都圏滅菌管理研究会のメンバーがたくさん発表し、刺激を受けた2日間でした。

比べてはいけないと思うのですが、医師は凄いです。

医科の先生方は、滅菌技師もその一つですけど、業務の中に新たに必要な分野を見出し、それを担う人材を教育し、育成し(つまり、雇用を生む)業界でその人達が食べていけるように保険点数をとって自立する道しるべをつけてくれます。

そして、頑張れば道が開ける事を教えてくれてモチベーションを上げて下さって、勿論おんぶに抱っこではだめで、自分達でも頑張りなさいと応援して下さる。

それに比べて歯科は…保険点数の加算のための根拠も示さず、ただただそんな値段ではできない!という嘆願書しか出さない。

歯科技工士はすでに食べられずにいなくなり、残るは家族が生計を支える女子技工士のみ。

歯科衛生士は院内の全てを任され、受付、アシスタント、清掃、感染管理、滅菌業務…有給も社会保障もない。

独身女子が一生歯科衛生士で食べていけるか?と言えば、マンションさえ買えない。つまり、親やパートナーの援助がなければ成り立たない。

セミナー屋になるなら別だけど。だから男性の歯科衛生士は殆どいない。家庭は養えない。

歯科医師は自分達がそういう環境にあるから、お前たちも当たり前だとブラックな労働環境を押し付けてくる。

医師とは大違い。

確かに診療報酬の低い歯科ではどうにもならないのかもしれない。

でも、だったら歯科医師やめちまえっ!と思う。

歯科医師が減ってくれた方が、歯科医療費のパイは決まっているわけだから、その分取り分が増える。

歯科医院の雇用の実態を歯科医師は隠したがるけど、歯科衛生士の常勤の雇用率は50パーセントを切っている。非常勤の雇用率は更に低い。

つまり、ほとんどの歯科医院は歯科医師1人。奥さんが時々お手伝いというのが普通。

こんなジリ貧な業界で、感染管理も何もないもんだ。

歯科医師もおかしいし、管轄する厚労省もおかしい、こんな歯科医療政策しかできない政治家もおかしい。

だって、歯科医師の傘下の私たち歯科衛生士は、休みの日にバイトしないと生活が成り立たない。

仕事が終わってから掛け持ちバイトしないと生活が成り立たない。

こんな国家資格ってありますか?

こんな状況なのに、なーんにもしない歯科衛生士会には愛想がつきる。

そういう客観的データを出せないのが歯科。説得力がない。

医科の傘下はいいなー

だーけーど。

私は歯科衛生士の仕事にプライド持ってます。

歯科衛生士は、揺りかごから墓場まで、患者さんが健康な時から関われて、健やかなる時も病める時も…の下りのように、患者さんの人生の舞台に上がることができて、人生を共に歩ける。

私がメインテナンスすれば、ドブのような口腔内は輝きを取り戻し、せせらぎの音が聞こえてくる。

私がメインテナンスすれば、ポケット9ミリでも歯石がとれる。

私がメインテナンスすれば、将来起こるであろう口腔内の変化を先回りにキャッチし、手立てをうつので、歯周病が防げて、虫歯の進行も遅い。

私がメインテナンスすれば、食べる機能は長く維持でき、食べられなくなっても、食形態のアドバイスで最後まで幸せに生きられる。

歯科衛生士の行うメインテナンスには無限に人を元気にするパワーがある。

その価値を、歯科医師も歯科衛生士も理解していない。

海外ではそんな素晴らしい職業である歯科衛生士の価値は高い。民度の低い日本人には思想や理念は理解できない。

私はもう40歳を超えで、業界のために尽力する気は毛頭ない。20代で歯科衛生士の底上げ、社会的地位の向上と思ったけど、歯科衛生士の底は底なしだった。

私は目の前の患者さんをみるだけで手一杯。そして、目の前の患者に見れない歯科衛生士に外で発言する資格はないというのが持論。

この仕事が凄い仕事だと言う事が伝えられない私のプレゼン能力の問題だけど、無関心な歯科医師、歯科衛生士には愛想がつきている。

患者さんならいくらでも手技で伝えられるけど。

はー。長くなりました。

明日はゆっくりお休みします^ - ^