オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします

osechi

今年も始まりました。いつも恒例になっております、我が家の御節でございます
昨年と全く同じ

毎年作る御節。毎年こうやってブログを書いていますが、最初の数年は、また同じ写真だ〜
アングルも同じだし、作っているものも同じだし、つまらないな〜と思っていました。

でもね、途中から気がついた事がありました

諸行無常。この世の中に同じに見えて同じ事は1つもない。常に変化するのが世の常。
同じアングルで御節を撮影していて写真は同じだけれど、御節を食材、手間暇、出来栄えはその年によって違う。年末の御節を作る心構えもその年によって違う。

つまり、同じ事が同じようにできる事に、本当はすごく意味があって、同じ事は平凡でつまらないのだけれど、いざ失って見るとその平凡がすごくかけがえのないものだった...という。

だから、今年はそんな事を思いながら、意識して、去年と全く同じ盛り付けにしました

去年の作品はこちら☆
http://microscope-enhanced-dental-hygienist.jp/archives/52647237.html

ね、本当に同じでしょう

と振り返っていたら去年の目標が書いてありました...
1.昨年の学びを生かし、歯科衛生士の新しい形を模索していく事。
2.外の活動としては、一昨年から行っているセミナーを継続しつつ歯科衛生士教育に一石を投じていく事。
3.何事にも集中できる落ち着いた生活をする事。 

振り返ってみますと、1.は診療に昨年学んだ口腔リハを取り入れて、第1回口腔リハ卒業生研修会で発表しました。

今までは虫歯や歯周病を皮切りに健康教育を行って来ましたが、リハ科を卒業してからは口腔機能検査を取り入れ、更に身長体重から算出するBMIを元に、 肥満症、メタボリックシンドローム、サルコペニアなどについての健康教育を早期から行うべく情報提供。

また、私たち歯科衛生士が診療室で行うべき健康教育は何かと考えた時、自分の体に興味を持って頂く事は当然の事ながら、次のステップとして、医科に繋げる事が大切と考え、健康指導の指標となる、血糖値、血圧、コレステロールや中性脂肪を問診より聞き取り、情報提供と、またかかりつけや健康診断を受けているかというところでスクリーニングし「繋げる」ようにしました。

すぐには繋がらなくても、つながるきっかけを作り、長期に渡って見守る事で、一生涯に渡っての健康管理、健康の維持増進を行えると考えています。

そもそも国の医療政策の一環として健康診断があります。それに準じる形です

研修会でも言いましたが、「歯科には医科にはない定期来院システムがあります。」これを利用して一生涯患者さんの健康を守る事ができます。

歯科衛生士の関わり方の新しい形だと思っています。

2.の外部でのセミナーは昨年1年間継続し、思うところがあり今のところ開催は未定です。歯科衛生士教育に一石を投じたいと思っておりましたが、昨年1年間、置かれた環境の中で歯科衛生士という職業の事を考えましたが、結論としてやはり、十数年前に土屋和子先生に言われたように「歯科衛生士の底上げをするよりも、自分が走って平均点をあげれば良い 」が性に合っている事を再確認しました。

ついて来る人がついて来れば良い厳しいけれどそれだけ歯科衛生士の置かれている状況がまったなしという事です。歯科衛生士...1年間様々に見つめたけれど関わるのがストレス過ぎました

一石を投じようなどどいう上から目線のタカビーな立ち位置はやめて、誰かの事は関係なく我が道を行きたいと思います。

特に3.の落ち着いた生活はできなかったな〜
大学を卒業すると同時に、スタッフが退職して忙しくなり、プラス後半4講演を依頼され(気持ちは有難いと思っているのですが、重なり過ぎました)まさしく多忙の日々。特に10月以降は連日遅くまで資料の整理で、学生の時よりキツかった...

そしてそんな中で迎えた新年
かなり疲労感が抜けきれない事もあり、昨日も書きましたが、今年は

「天命に従い、自分に与えられた事を黙々とこなす」

で行きたいと思います。

今年1年またよろしくお願いします