第1回 歯科器材の洗浄・滅菌する際に念頭に置いておくべき事第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン

December 13, 2017

第2回 歯科用ハンドピースの洗浄・滅菌は何に従って行うか?


オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 
初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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歯科では、ハンドピースの滅菌が幾度も取り上げられます。

歯科は滅菌していないと目の敵のようにマスコミに騒がれますが、その結果、ハンドピースさえ滅菌していれば良いという風潮が蔓延し、ハンドピース屋が儲かっているだけで、歯科医療の感染管理の推進は全く進んでいません。それどころか、ますます経費をかけなければならず、過剰診療が危惧されます。

私は一人の科学者、歯科衛生士として、きちんとした歯科における感染制御を考えたい。
そういう思いで、今このシリーズを書いています。

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このスライドは、平成29年12月2日の第13回 首都圏滅菌管理研究会で発表したものです。

首都圏滅菌管理研究会発表

ウォッシャーディスインフェクターだけでは洗浄が難しい、歯科用ハンドピースとリーマー・ファイル類の洗浄・滅菌について考察しました。

2 ハンドピース

今回は歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌する際に、私たちは何を基準にハンドピースの洗浄・滅菌を行えばよいのか?を考えます。

3 施作

歯科における院内感染対策については年表の通りです。
平成25年の一般歯科診療時の院内感染にかかる指針においてハンドピースの取り扱いについて記載があります。

4 指針1

平成26年に歯科用ハンドピースの 滅菌処理が 不十分である旨の報道があったため、平成26年6月4日、厚労省医政局保健課長より「歯科医療機関における院内感染対策について」通達が出されました。

5 指針1

当該指針を参考に、所管の歯科医療機関に対し、
ハンドピースの滅菌等の院内感染対策の啓発に勤めるようお願いしたい。

6 指針2

また平成29年5月の厚生労働科研の東北大学による調査において、以前としてハンドピースの滅菌処理等の院内感染対策が不十分であることが明らかとなり、再度指針に基づき、ハンドピースの交換、及び滅菌をするようにとの歯科医療機関における院内感染対策の周知についての(平成2 9 年9 月4 日歯科保健課長通知)通達がありました。

7 指針2

一般歯科診療時の院内感染対策に係る指針において、
使用したハンドピースは患者ごとに交換し、オートクレーブ滅菌することが強く勧められていることが示されている。

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まとめますと、厚労省の通達では、平成25年度の歯科保険医療情報蒐集等事業においてまとめられた、「一般歯科診療時の院内感染対策にか係る指針」を参考にハンドピースの滅菌等の院内感染対策の啓発に努めるようにと言っています。

では次回は、この指針を詳しく見ていきたいと思います。


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mantachannel at 22:50│滅菌・消毒 
第1回 歯科器材の洗浄・滅菌する際に念頭に置いておくべき事第3回 歯科用ハンドピースを洗浄・滅菌するためのガイドライン