診療後にセミナーに参加します(≧∀≦)

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高齢者における心臓病の統計
・年々増加の一途
・死亡率2位(80歳以上では1位)

30代、40代男性も心筋梗塞になる時代
・1万人に1.5人

心臓病とは、心臓が弱ってしまうだけではない
・不整脈:心房細動(高齢者)
・狭心症、心筋梗塞(若者、高齢者)
・弁膜症:大動脈弁狭窄症、僧房弁閉鎖不全(高齢者)

《特徴》
・若者→放置
・高齢者→症状でにくい
・心臓以外の病気ももっている
・発症すると苦しく生活レベルが落ちる

《原因》
・加齢
・喫煙
・高血圧
・糖尿病
・高コレステロール
・高脂肪
・肥満
・遺伝、生まれつき

《ならないためには》
・生活習慣の改善
・禁煙 1本も吸わない、副流煙を吸わない
・運動 20分以上連続歩行
・飲酒控えめ ビールコップ1杯、ノンアルコールビール
・自宅血圧測定 朝夕2回
・体重測定 増加は心臓に負担
・外食注意 高カロリー、高脂肪、高コレステロール
・過度な食事制限をしない
・健康診断で高血圧、糖尿病などを指摘されたら医療機関を受診

《早期発見、早期治療が重要》
・動いた後の息切れ、息苦しさ、胸の痛み
・しばらく休むとおさまる
・突然起こっておさまる動悸
・両足のむくみ
・ふらつき

《進行したとき》
・安静時の呼吸困難
・失神

《早期発見のために必要な検査》
体に影響を与えない検査
・胸部X線、心電図、採血
・心臓エコー、ホルター24時間心電図

軽く体に負担がかかるが安全にできる検査
・心臓CT
・核医学検査
・心臓MRI

1%程度の重大合併症のリスクがあるが確定診断に必要な検査
・心臓カテーテル検査

《治療法》
・心臓の血管の病気→薬剤治療+経皮的ステント留置術または開胸的バイパス手術
・不整脈→薬剤治療+カテーテルアブレーション
・大動脈→薬剤治療+大動脈ステントグラフトまたは開胸手術
・弁膜症→大動脈弁:薬剤治療+経皮的大動脈弁留置術または開胸的大動脈弁置換術
僧房弁:薬剤治療+開胸的僧房弁置換/修復術または経皮的僧房弁バルーン拡張術/経皮的僧房弁形成術

この後、最新治療として、症例を交えながら、《心血管ステント治療》《経皮的大動脈弁置換術》《経皮的心房中隔欠損/卵円孔閉鎖術》についてご説明頂きました。

心臓手術って、物凄く進化しているんですね〜(≧∀≦)驚きました。