オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証

【東京歯科医療安全・感染制御研究会】
医療の質は安全に比例いたします。

【東京歯科脳神経内分泌栄養咬合摂食嚥下口腔リハビリテーション研究会】
歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆さま、今年も明けたと思ったらもう1月も末...恐ろしいスピードで時間が流れて行きますね。

さて大変お待たせいたしました。本年春のセミナーの申し込みを開始いたします。

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申し込みはこくちーずよりお願いします。
セミナー概要をじっくり読んでから決めたいという方はこくちーずのセミナーご案内ページへ。

リピーターの方や興味あるけどどうなの?という方は、以下続きで今回のセミナーに向けてのnaomi達
の熱い(いやうざい?)想いをぜひお読み下さい

今回の注目ポイントは

歯肉を診る

です。

セミナーを始めた数回は前半で感染管理の話をして、午後から症例でした。
それは、私が歯科衛生士の皆さんに「感染」という事を考えてもらいたかったから。

虫歯も歯周病も感染症。アメリカの歯科衛生士の成書では「infection control」が教科書のトップにきます。だから日本の歯科衛生士さんにも感染についてもっと理解を深めて欲しいと思って内容に盛り込みました。

感染の分野は花形ではありません。どうせお金を使うならという事で、スケーリングやシャープニングのセミナーに負けてしまいますから集客には繋がりません。
でも私は学術的にきちんとした基礎を歯科衛生士さん達に知ってもらいたかったのです。

そんな私の思いが通じて、私の感染の話を聞いて、滅菌技師の資格を取った衛生士さんもいます。
ここでもくれぐれも言いたいのは、私のセミナーの中でも申し上げましたが、滅菌は感染制御の中の1つの分野です。滅菌だけしていても感染制御にはなりません。本質をきちんと理解して下さい
そういう事を教えてくれる人は歯科の中には少ない…

私としては、また感染の話も織り交ぜたいのですが、セミナーを開催するたびに熱意あるリピーターの方がいらっしゃいまして、その方達の熱い想いに応えたいという気持ちがあり、前回から感染の話はせずに1日症例検討に時間を割いています。

症例検討は1回行うごとに、次の課題が見えてきます。

手探りの1回目から見えてきた問題点は「患者さんを人として診る」という事でした。一辺倒なプラークコントロール、一辺倒な指導。それに参加者は気がつかないでいました。

2回目から見えてきた問題点は「知識のなさ」でした。普段の指導の中で知っているつもりの事が答えられない。答えられても本当に理解していない。教科書の棒読み。

一人前に症例を診れるようになる事が目標なのに、つまずく事が数多く...最後の歯科衛生士診断までたどり着かずにセミナーが終了してしまうのです。

リピーターの方は流石です。数ある歯科衛生士のセミナーの中から、決して安くはない、しかもバックに企業も歯科医師も付いていない無名な私たちのセミナーを選択し、地方から東京まで出てくるのですから、再会の時には前回の事を多少なりとも実践してきます。

今度こそ褒められる...そう思ってきていると思うのですが、なんとまたガツンと崖から突き落とされて帰るというなんともお金を払ってかわいそうな彼女達なのです

でもそんな彼女達だからこそ成長があって、次がある。確実に成長してきます。

だから私たちも次の彼女達(とは言っても、必ず彼女達が参加してくれるとも限りませんし、またセミナーのベースは揺らぎませんから、彼女達だけではなく参加者全員のニードをベースに)の課題をセミナーに取り入れて行くのです。でもこれは受講生皆の課題でもあります。

書いていて思いますが、こんなセミナーは他にはないと思います。概ね筋は同じですが、細い点や成長点は参加者に合わせて細かく決めているのです。巷の一辺倒なセミナーとは考え方が全く違います。でも、歯科衛生士の仕事も同じでしょう?患者様に合わせたオーダーメイドってそういう事でしょう?

だから今回もいつもと同じ『症例を見られるようになるセミナー』ですけど「歯肉」に焦点を当てます。歯肉の診方がわからなければ、その先に進めない。診断ができない。

というわけで、長くなりましたが、受講生の募集を開始します。
定員10名となっておりますので、お早めにお申し込み下さい。

皆さまのご参加をお待ちしております

最後までお読みいただいて、お申し込みしたくなられた方はこちらからどうぞ。

皆さまとお会いできるのを楽しみにお待ちしております