☆オフィスの清潔さと安全に特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【医療安全・感染制御・滅菌管理】 
〜〜医療安全〜〜 
医療の質は安全に比例いたします。
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〜〜滅菌保証〜〜

バリデーションと物理的・化学的・生物学的インジケータで大病院レベルの滅菌管理を歯科医院レベルにも。国内初のオフィス滅菌保証を全公開です。
東京医療安全・感染制御研究会 ~ 滅菌管理部
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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様3連休いかがお過ごしでしたでしょうか?
巷は3連休ですが、私は土曜日はお仕事でしたので2連休。そして昨日は来週に控えた歯科衛生士en-rond IOH研究会 第4回セミナーの最終打ち合わせでした。

自画自賛になりますが、このセミナーかなりできが良いです...と言っても、私はアシスタントインストラクターなので、講師のReiさんの構成が良いって事になります。プレゼン見ながらニヤニヤしてしまいました

あと1名残席ありますので、今からでもご興味ある方は間に合います
明日から使える臨床シリーズ号外編 患者さんとともに生きる歯科衛生士を育てるコース
http://kokucheese.com/event/index/414451/

本当は定員12名だったのですが、受講生のお知り合いがどうしても受けたいという事で1名追加となり偶数の方がきりが良いのであと1名募集となっております。つまり、本当は既に満員御礼
毎回申し上げますが、次回のセミナーの開催やテーマは未定となっておりますので、お時間有る方はぜひお見逃しなく

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さて、セミナーの話はこの辺にしまして、今日のテーマはもっと深いお話です。

私が最近ずっと考えているのは、「歯科衛生士の役割について」です。

現在の大学でも「歯科衛生士としての関わり」と言われ、先日某先生のお話を聞いてから更にずっとその言葉が頭の中をグルグル。

私の心の中のモヤモヤはずっと晴れないでいます。

皆さんは、歯科衛生士の役割は何だと思いますか?

先日の某先生のお話。歯科衛生士としての役割には、「予防型」と「ケア型」があるんだって
私からするともうびっくらぽんな発言。

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今までの予防型というのは、セルフケアに力を入れていて、導く、励ます、教えるが主で、定期的に記録をとったりして一律ハードルが高いのだそうだ。

それに比べてケア型はプロケアがメインで、いたわり、寄り添い、癒やすが主で、依存型であり、曖昧であり、個別的で懐が深いのだそうだ...

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目が点すぎる...そして、なぜこんな事を歯科衛生士の私達ではなくて、歯科医師が発言するのか。全く意味がわからない。歯科医師が歯科衛生士の仕事の質を貶めているとしか私には思えないのである。

確かに、クリーニング時やメインテナンス時のプロケアは効果があると思います。でも、365日の、3ヶ月毎に来院して頂いたとして年間4日のケアで、本当に患者の健康が保てるのか?

保てるわけがないでも歯科衛生士はこの先生の信者なのである。

セルフケアはハードルが高い?

患者に歯磨きしてこいと言ってもしてこないでしょう?と言われたけど、してこないのは、歯科衛生士の指導が悪んだろ 

なんで日本の予防(某先生が使っている意味の予防ではない)はこんなへんちくりんな道に進んでしまったのかまったくもって意味がわからない。

まあ、理解できるとすれば、世の中の歯科衛生士が患者のモチベーションを上げられないから、そこ止まり、つまりプロケア止まりって事という事でしかない。

私は歯科衛生士の役割は患者のモチベーションを上げて、患者を導く事だと思っている。

予防型とかケア型とかすごく違和感があるし、モチベートできないからケアするだけでいいみたいな本質を無視した患者のためにならない発言は本当に腹が立つ。何にも増して腹が立つのは世の中の歯科衛生士どもである。

やっぱり歯科職って患者の理解は得られないし、患者に尊敬なんてされないと思う。
だって、私だってそんなのわかるよ〜年4回の歯磨きで歯が守れるなんてどう考えても可怪しいし。頭の良い患者さんならわかりますよ。わからないのは歯科衛生士だけです。

まあそんな事を考えていたら煮詰まる、煮詰まる。

今も歯科衛生士の役割ってすごく言われるのだけど、私の考える歯科衛生士の役割と大きく違っていて、どうにも価値観が違いすぎてどうにもならない。

きっと世の中の実在している歯科衛生士の現実と私が目指している歯科衛生士の像は違うものなんだろうな〜

私は、うちのスタッフに「やる気スイッチを押すnaomiさん」と呼ばれています。
健康教育を担う上で、患者の行動変容は不可欠なもの。それができないのなら歯科衛生士ではない。

歯科衛生士は診療補助、予防処置、保健指導でしょう?保健指導ってなんだ?健康教育でしょう?それをしなくて良い発言が歯科医師から出るなんて、歯科衛生士もバカにされたもんだ。そして、現実歯科衛生士がアホってことだ。

先日患者さんに言われました。

「ここに来ると、色々と教えてもらえて楽しい。」

私が歯磨きを無理しなくていいですよって言ったら「いえいえ、頑張ります!」って自分からおっしゃってました。

不思議じゃないですか?私は無理してやらなくて良いよって言ったんですよ。なのに患者さんがいえいえやって来ますって自分から言うんですよ。これがスイッチが入る、つまり、モチベートしたって事じゃないですか?

歯科衛生士の仕事は本当に奥が深いです。

いつも申し上げるように、患者さまの人生の舞台に上がらせて頂いて、時には友達のように、時には親兄弟のように、時には指導者として患者を導き、時には支援者として背中を押す。

人の人生に一生関われる仕事だからこそ、自分も人としての器が試される。そしてその責任も大きい。

なめんなよ、歯科衛生士を

ふう〜言っちゃった。

本当合わないんですよね...

世の中の歯科衛生士の扱いや考え方と私...

こうやって最近は凹む事が多いのですけれど、でも自分に言い聞かせるんです。

「今日も歯科医師が最高のパフォーマンスを発揮できるように、患者が最高の治療を受けられるように、それを全力でサポートする。私の今この瞬間の役割はそれだけ。」ってね。

私ができる最高の事を。

明日からまた一週間。頑張りましょう