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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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さて、5月、6月の小児摂食から、ガラッと変わって、この炎天下に在宅に配置されたnaomi
この2ヶ月間の勉強とは一気に変わって、現在は高齢者の事について猛勉強中

先生方が行っている様々なテストやそれを元にした診断にいたる考え方まで、1つ1つ理解するのに時間がかかる。それは誰が教えてくれるわけでもなく自ら自分のわからない点を抽出し、調べて自分の物にしていく。それが大学での学びなのでしょうか

当初入学した時には、座学で教えて貰える受け身なものだと思っていたので、そのギャップがカルチャーショックでした。そもそも歯科衛生士教育って受け身の教育ですし。それしか知らなかったからキツイです。

さて、診断するための1つのツール。今日は総合的機能評価CGAについてまとめてみたいと思います。

さてまず総合的機能評価とはなんぞやという話です。

総合的機能評価とは、疾患の評価に加え、日常生活機能評価として、
日常生活活動度(Activities of Daily Living;ADL)、手段的日常生活活動度(Instrumental ADL;IADL、認知、気分・情緒・幸福度・社会的要素・家庭環境などを確立した一定の評価手技に則って測定、評価することを言います。

高齢者は
1.複数の疾患のを抱えている
2.慢性疾患に罹ることが多く、現代医学では病前の状態に完全に戻ることが難しい
3.疾患により生活の質(Quality of Life;QOL)が損なわれる
4.QOLの低下がさらに症状の改善を阻害する

という悪循環に陥りやすい。そのため、疾病を含めた高齢者個人の全体像を把握し、疾患の治療と並行してQOLの維持を図るとともに、QOL悪化を予防する必要がある。その全体像把握のために行われるのが

1.ADL
2.IADL
3.認知能
4.情緒、気分、幸福度
5.コミュニケーション
6.社会的環境(家庭環境、介護者、支援体制)

を基本的構成成分とした高齢者総合的機能評価(Comprehensive Geriatic Assessment:CGA)です。

共通項目として
・基本的日常生活動作能力検査(Basic ADL); Barthel Index またはADL-201(江藤)
・認知能;改訂長谷川式簡易知能評価スケール またはMMSE
・情緒、気分;高齢者抑うつ尺度5項目短縮版GDS5

在宅介護の場合に加える検査
・介護負担;Zarit介護負担尺度日本語版

これらの検査を初診時に行い、トータル的に患者さんを把握していきます。

まだ在宅で初診を見た事がないのですが、木曜日に初診の患者様をみられそうなので、どうこれらの検査を行って、どう活用しているのかを学んできたいと思います。

さて、中身をそれぞれに勉強するのはこれから木曜にまでに間に合いますかね〜

できるところまで頑張りましょう。