☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

患者毎に管理された滅菌システム

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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様こんにちは、歯科衛生士naomiです

台風去って一段落。昨日、今日はお天気良くて夏日ですね

昨日は急がしかったな〜急な患者様でお昼もとれずに午後に突入
それでも歯科衛生士としての仕事はちゃんとこなしてまして、お腹減ってたけど、ちゃんと患者様の処置は行いましたよどんな事情があろうとも患者様には手を抜かない、それが私の信条です。

いつも申し上げますが、大切なのは顕微鏡がある事ではありません。それ以前に歯科衛生士の仕事をどれだけ極めているか...それにつきます。私もまだまだ道半ばですが

右上7番...実際には矯正しているので、8番です。さていかがでしょうか?何か問題ございます?
そう、写真だけではわからないよと思った方、正解です。口腔内の状態は視診だけではわかりません。レントゲンの写真、プロービングを含めた歯周病の精密検査や、咬合を見るための模型...様々な検査より診断します。(実際には歯科衛生士は診断できませんが)

歯科用顕微鏡はただの拡大する器具にすぎません。

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そういった様々な情報を得て、歯科衛生士の感が働くポケットの中をのぞいてみましょう。

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覗く...

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覗く...

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覗く...歯の表面一体に黒い付着物が認められます。

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簡単に覗くと言いますが、実際にはこれを確認するだけでも至難の技です。なぜなら、次の写真をご覧下さい。ポケット5mm、幅1mmを覗く際、覗ける角度はたった11°だからです。このポジションに顕微鏡の鏡筒を合わせるのが至難の技なのです。

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ポジションが決まれば50パーセント処置が成功に近づきます。残りの50パーセントは付着物、沈着物を除去する腕...たった11°の範囲の中で器具操作を行う事は、ポジショ二ングと同じぐらい至難の技。

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フィニッシュ今日もなんとか予防的な付着物沈着物の除去ができました

根管治療治療と違って、閉鎖創ではない事と、根表面の無毒化ができないので、完全な治癒は難しいですね...

この患者様が言った一言が私にとってはとてもショッキングでした。画像をお見せして痛くも痒くもないけれど、この小さな歯石を除去する事が予防に繋がるってお話したら、「歯科に予防医療があるのは知らなかった。」とおっしゃいました日本の歯科衛生士。まだまだでんな...

でもある程度付着物、沈着物を除去し、きちんとメインテナンスに通っていれば、北欧のように80歳で20本以上の歯が残りますちなみに現在日本では80歳で10本足らずです。

歯科衛生士道奥深し。序々に全体的なお話も書いていきたいと思います