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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様こんにちは、歯科衛生士naomiです

今日は久しぶりに症例写真を...症例というほどでもないか。

歯科衛生士さんに、どんな業務をしていますか?とお尋ねすると、大抵、PMTCしていますって答えます。

PMTCって?

PMTCというのは、プロフェッショナルメカニカルティースクリーニング、つまり、専門家による機械的な歯の清掃。

実際の手技は、ラバーカップ(ゴムのカップ)にペーストをつけて歯の表面を磨くというものです。

これは、予防の父と呼ばれているアクセルソン博士の右腕ブリギッタニーストレン女子によって日本で広められました

本来は、PMTCはリスク部位に合わせて行うもので、きちんとした概念がありましたが、日本ではその普及の仕方に問題があり、その手技だけが拡散する事となりました。

いつの間にか保険診療にもPMTCという言葉が入りました。これは驚きです

皆様ご存知でしょうか?このPMTCが入ってくる前はPMTC用の減速コントラってなくて、勉強してもなかなか歯科医師の理解が得られず購入できない場合には、通常の歯科医師が使用するコントラを低速で使ったりした時代があります。

PMTCイコール減速コントラプラスPMTC用の頸の短いラバーカップ。つまり物の話になってしまったのです。このコントラを売りたい企業の戦略が日本の予防を大幅に遅らせたと言っても過言ではありません。

メインテナンス。メインテナンスはイコールPMTCではありませんし、メインテナンスイコール顕微鏡を使用する事でもありません。メインテナンスとは単なる手技だけではなく、歯磨きの指導もありますし、食事指導もありますし、つまり様々な健康に関する情報提供の場でもあります。

メインテナンス時にいくらプラークや歯石を除去したところで、残りの364日間、患者様が何もしなければ、全く意味がありません。つまり、メインテナンスとは歯科衛生士が行う手技だけではないという事。

もっと大きな意味で患者様をモチベートする時間も含めたもっと大きな範囲の物の事を言います。

さて、私はこのPMTCの手技については以前から疑問があります。疑問があるので、顕微鏡を使用した時も、歯の研磨を録画する事はありません。だいたい、私これいつもやってません
誰も疑問に思わないみたいですけど...

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つまり、よく見るこの図です。先ほども申し上げましたように私は研磨に何の意味もないと考えていますから、顕微鏡でこの手技を録画する事はありません。よく雑誌などもで、歯科衛生士が行う顕微鏡を使用した処置となると、このラバーカップやブラシで歯の表面を研磨している写真や画像が掲載されますが、見るたびに、この衛生士さんは理解していないんだなぁと思います。

私がブリギッタニーストレン女子のセミナーを受講したのは、今から15年前。しかも実習の時に実際にやってもらいました。だって力加減とかわからないでしょう?

やり方としては、ラバーカップを歯肉溝内に入れてと言われます。

さて、では以下の写真を見て下さい。

下顎前歯部を染めだしました。

20150425_161350518091

私が何を見ているか?さあ、更に拡大します。

BlogPaint

ここ。エアーをかけて観察すると、歯肉溝内にプラークは入っていない。これはプラークフリーゾーン。

なぜ、ここにラバーカップを入れないといけないのでしょうか?プラーク入ってないけど、何のために歯肉溝内に入れるのか?目的は何か?そして久しぶりに再度アップしますが、以下の動画を御覧ください。



一方エアーポリッシングは簡単にプラークが除去できます。もちろんエアーポリッシングも粉の粒子を歯の表面にぶつけるわけですから、マクロの世界ではダメージがあるかと思います。しかしながら、今は粒子がかなり小さくなっています。

ここで誤解しないで頂きたいのは、私はエアーポリッシングの方が良いと言っているわけではありません。物の本質の話です。

いずれにしてもプラークを除去しなければならないわけですから、さて、どちらを選択するか?です。そしてどうやって使用するか?です。

ちなみに、アメリカではこのラバーカップを使用した研磨はスケーリングの後にしか行いません。プラークを除去するためにという概念はアメリカにはありません。

よくデンタルフロスについても患者様から質問されます。

神経質になりすぎて、歯肉の中までフロスを入れている患者様もいます。歯科医療従事者でもフロスを歯肉溝内まで入れてくださいと指導する方がいますね。なぜ?

プラークが入らないように生体の防御機構があるのに、なぜそれを壊すようにフロスを中まで入れないといけないのでしょうか?もちろん、プラークが入ってしまうポケットだったら考え方は変わりますが、そういう事を考えて指導しているか?という事です。

一辺倒な指導。典型的な歯科衛生士の指導です。

PMTC。私だって最初から今お話したように考えていたわけではありません。最初は自分もわからないし、自分で勉強して、試してみて、そして考える。この考えるプロセスが大切だと思うのです。教えてもらった事が必ずしも正しいとは限らない。

患者様にその勉強した手技をやったとして、その責任は最終的には自分にあるわけです。教えてくれた講師にあるわけではありません。

自分で考えましょう。

日々精進。明日もガンバっぺ