☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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皆様こんばんは、顕微鏡歯科衛生士naomiです
昨日は歯科衛生士en-rond IOH研究会の記念すべき第1回のセミナーでした。

様々なアクシデントがありましたが、とにかく無事にセミナーが終わって一安心。一緒に作り上げたスタッフと参加してくれた皆様にまずは感謝

で、今回の1番思い出に残ったことは、実は御茶ノ水駅の階段だったりします(笑)なぜかと言うと資料が重くて…ガラガラで引っ張っていたのだけれど、御茶ノ水は階段しかない…

講師としての反省点は多々ある。反省点…と言うと受講生に失礼だ。反省点というよりもより良くする改善点。

終わったら次のアイディアが浮かんできた。

伝えたい事はたくさんあって、でも講義の中だけじゃ伝えきれないなぁ。

昨日一番感じたことは「古臭い」え?何がかって?それは、歯科衛生士の業務がだ。

これからは予防の時代からはや20年。1888年にアクセルソン教授が来日し、日本にもよ予防の概念が入ってきた。

アクセルソン教授の片腕であるブリギッタニーストレン先生が来日し、PMTCの手技が日本にも入ってきた。

あれから20年も経つのに、いつ迄立っても歯科は「これからは予防の時代」…

歯科衛生士の私メインテナンスやってます‼︎には閉口する。あんたのリコール率何%だよ?患者がいるのは、新規の患者が来ているからであって、リピートしている患者は数回でドロップ。

歯科衛生士も数年で職場を変えるから、結局のところリコール患者は全く増えてない。

せいぜい義理堅い患者は2回ぐらいリコールに応じてドロップ。次の医院に転院。回遊魚のように患者がグルグル回ってる。

歯科医院に行くたび、行くたび、熱心な歯科衛生士がいて、またも一から歯磨き指導とスケーリングが始まる…そして数回のメインテナンスに応じてドロップ。

その繰り返し。日本の歯周病の有病率なんて下がるはずがない。今現在、歯科衛生士の1番の仕事は何かと言ったら、いかに自分の歯科医院を患者にとっての最後の歯科医院にするか、だ。

日本におけるTBIって言葉、全く意味ないな…

外国にかぶれて自国の国民の現状を全く考えていない輩の考えでこうなった。
でも、誰も気がつかない。昨日受講生を見てて思った。

海外と日本の1番の違い。それは、国民の健口に対する認識の違い。

海外の患者はすでに知ってるんだって。歯を大切にすることの重要性を。
最初から聴く耳持ってんだって。

だから、日本みたいに歯科衛生士がネーチャン呼ばわりされない。TBIされたら有難いって思うんだ。

だから、おなじTBIって言ったって、全く違うんだって。日本の歯科衛生士達がやってるのは外国風なのだ。

日本風じゃないわけだから、患者のニードに全く合ってない。そりゃあ難しいに決まってる。患者が話を聞いてくれなくて辞めたくもなるさ…受講生が悪いわけじゃない。それを教えてこなかった先輩衛生士、つまり私たちの責任だ。

誰か教えればいいのに。って私たちか^^;


ああ、うちに来る患者さんはほとんどが歯科衛生士のクリーニングを受けている。だけど、全く意味を理解してない。だから回遊してくる。

勿論私が見た人だって回遊していくけど、数は少ない。よくまあ高級エステ並みな値段なのに、毎回、毎回来てくださるものだ。

日本における歯科衛生士業務を考え直してみた。皆んな位の1番がコミュニケーション、TBIだと思っているし、私達もそこから教えようと思ったけど、それが
不幸の始まりだった事に昨日気がついた。

考えねば。

構想中。

まとまったらお話します。

実はセミナーの後に学会のためその日の夜に京都入り、今帰りの新幹線の中です。

かなり疲れたので…仮眠します♡
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