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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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あけましておめでとうございます。
謹んで本年もどうぞよろしくお願いいたします

毎年備忘録も含めて新年は御節のお話を書いています。私はお料理はあまり得意ではないのですが、でも日本人の心である御節は毎年手作りしようと思い、新年早々頑張っております。

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今年の我が家の御節
今年は、黒豆、田作り、数の子、栗きんとん、酢の物として紅白なます、お煮物として昆布締め、芽出しくわい、筑前煮、そしてお雑煮の全10品を手作りいたしました。

一の重はおせちの筆頭、祝い肴。

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数の子、黒豆、田作り。なぜこの3つがおせちの筆頭なのかと言うと、江戸時代の徳川農政の農民に対する政策からきているのだとか

「農民は数の子のように子を多く産み、労働者を豊かにする。黒豆のように健康な勤労者となり耕作に励む。そして出来秋には五万米のように米を五万と収穫して欲しい」という事らしい

(現代を振り返れば少子化で労働力の低下が指摘されており、いつの時代も同じ事の繰り返しですね...)

まあいずれにしても、歳神様を拝して子孫繁栄五穀豊穣を祈る気持ちは今も昔も変わりありません。

二の重は口取り。

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三の重は鉢肴(海の幸)。与の重はうま煮(山里の幸)。我が家は家族も少なく重箱は頂き物の3段なので、今年は三の重と与の重を一緒にしました。本当は5重が正式なのでお恥ずかしい限りですが

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実家はおせちは煮物以外は出来合いでしたので、私は大人になってから独学でおせち料理を学びました...と言ってもまだ勉強中なのでいたらないところがたくさんあります最初は祝い肴から始まり、少しづつ品数を増やしました。あ、そうそう最初に作ったのは締め鯖やってん

最初は数の子の塩抜き加減がわからなくて苦くなったり、しょっぱかったり。昆布巻きの昆布や干瓢の選択を間違えて分厚くなり失敗。ニシンの扱いが難しそうなので邪道にも鱈子を使ってこれまた失敗。伊達巻もはんぺんを使った邪道を試したけど失敗まあ様々にやらかしてます

まあ祝い肴が落ち着いたので良いかな〜と思っていたら、八百屋さんにくわいを持たされたのが昨年
大きな声では言えないのですが、なんだかんだ心の中で言い訳し、冷蔵庫のこやしに... なってしまったナイショね

今年もまた八百屋さんに勧められて、一年発起!初めて我が家のお重にくわいが登場いたしました以外に上手に出来てよかった

近年、和食は世界的に無形文化財になりましたが、なんと日本では雑誌で和食の特集を組むと売れないのだとかデパートのおせち商戦もものすごいですものね...

そこまでしておせち食べる意味あるのか?日本の伝統や文化は「何をすれば良い、何を食すれば良い」というよりも、その何をするには意味があるわけで、意味が形になったものがおせち料理というわけです。形だけが残っても意味がないような気がするので、私も毎年おせちを作りながら日本の食文化を学んでいるというところです

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こちらはお煮物(筑前煮)です。いやあこれだけつまめる品がありますと、お酒が美味しい事、美味しい事やっぱり締め魚には日本酒です

先日、某研究会でお箸の歴史や使い方を教えて頂きました。お正月に使うお箸は両方使えるようになってますね、これは神様とともに同じ物を食するという意味があってこの形になっていますだからこの形のお箸は普段の時は使いません。

さて最後はお雑煮です。

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我が家のお雑煮はシンプルな江戸雑煮。鳥肉メインの鳥雑煮です。鳥肉と小松菜だけといういたってシンプルなお雑煮。紅白を添えたいのでお重に使った紅白の蒲鉾を飾り、三つ葉を結んで、柚子を松葉で。シンプルなだけに、鳥雑煮の決め手は黄金の出汁でしょうか

こうして我が家の、いえいえい、私の新年の始まりです

さ〜今年もかっ飛ばして参りますよ〜
あと数日のんびりしながら今年の夢をデザインしたいと思います