☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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来年4月12日に歯科衛生士研究会en-rond主催で歯科衛生士向けセミナーを開催します
en-rondのfacebookページ第1回目の今回は感染管理から誘導、問診、症例までGoodコミュニケーションがメインです
来年1月号の歯科衛生士、デンタルハイジーン2月号のDHstyleに募集が出ます
本物の歯科衛生士になりたいあなたは必見です!定員10名ですのでお早めにお申し込みください。

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昨日、付着の事を書こうと思ったのですが、セミナーの事が長文になってしまったので、今日書きます!

biological with


人間の体ってすごい!図は歯周組織の断面図。歯科関係者の方はご存知かと思いますが生物学的幅径です。

実際には...

BlogPaint

 
こうなってます
生物学的幅径は、サルカス、上皮性の付着、結合組織性の付着。 

顕微鏡を使うまで、上皮性の付着やポケット底部は教科書の中でのものでしかありませんでした。今でも本当にこの見えている組織がその部分なのかどうかわかりません。私の勝手な思い込みかもしれません 
私は臨床家なので、結果、歯石を取りきることが重要。臨床家にとっては結果が全て。

解剖学的にはこうだとか、論文的にはどうだとか。それはそれで重要だけど、私は研究者じゃない。目の前の患者を救えなければ意味がない。

患者に論文ではこうなっているから治せませんとか、論文ではできないと言ってるからできませんとか、そんな事患者にとっては意味がない。

患者からすれば「あなたが私を治してくれるのかどうか? 」が問題なのです。論文の平均値なんてどうでも良い。論文が治してくれるわけじゃない。患者にとっては0か100かしかない。

人体は本当に不思議です。エアー(風)をかけるとポケットが開きますが、その時に口の中の粘膜みたいに薄皮が見えるのです(写真の黄色の矢印部分)それがタコの吸盤みたいに(タコ吸盤ほど強固じゃないけど)歯面にくっついてる。

しかも、それは、歯石の除去を行うとよける事ができるんだけど、でも処置している間にまたくっついてくるんです。それはまるで止血の機構と似ています。即座に反応するという意味で。そう、組織の反応だと思うのです。そういうのが観察できる。

でも... そういうの、誰も教えてくれない。顕微鏡を使っている歯科衛生士さんからそういう話は聞いた事がないし、歯科医師の先生も、歯石の除去なんかにそんなにこだわってない。

歯周外科処置の前段階の歯石除去は行うけど、予防的な歯石除去は行わない。つまり、ポケットが浅い場合には歯石を探す事すらしないし、麻酔して次はオペにつなげるため。

っていうか、歯科医師の先生には私たち歯科衛生士にはできない処置をしてもらいたいよね。こんなに世の中に顕微鏡を使っている歯科医院が増えているんだからさ。衛生士さん使ってるんでしょう?なのに、なぜか先生達も一緒になってデブライドメント止まりの発表。

そんなの衛生士でもできるっちゅーの。しかも、ポケット5mmぐらいまでなら無麻酔でいける。しかも患者さん寝てるみたな(笑)しかも、今までの肉眼での歯石除去みたいに歯肉が平坦化しないし、オペにまわるデブライドメントはほぼ抜歯の域に近い。

私の症例で下顎前歯ポケット9mmで、さすがに麻酔はしたし、歯肉も少々下がったけど(事前に患者さんには説明済み)抜歯せずに、腫れもなく経過している症例がある。骨の再生はどうかと思うけど。でも患者さんからしたら、抜歯にならずに、何の症状も出ずに歯を使っているわけで。

患者さんからすればたかが1mmの骨が再生した事よりも、歯を抜かずに一生使える方が価値がある。数ミリの骨の再生に一喜一憂しているのは歯科医師だけだ。しかも数年後にはまた再発してたりする。だって大切なのはその後のメインテナンスなんだもの。メインテナンスなしで再生した骨の維持はできない。

本当、最近の自分の仕事にはストレスがない。自分の持てる力を全て出し切って歯石の除去をすれば、もともと抜歯ケース以外は以外に良い状態に持っていける。もちろん、難しい症例や患者様がオペを望まない場合、咬合や根治との複合型の場合もあるから、全てが治るわけではないけれど、何もできない無力感はない。

やっぱり歯科用顕微鏡ってすごい。本気で使えば歯科衛生士の診療が変わります

さて。また今週も始まりますね。今年最後の1週間。全力でいきましょう