☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【滅菌バリデーション】
清潔でキレイな歯科医療

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歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 初めてブログにお越しの方はこちらをご覧下さい。→歯科疾患の予防の重要性(ブログはおちゃめ(*゚∀゚)ですがHPは真面目です(`・д・´)

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今日は花金だというのに、今日もせっせと本を読むためにご帰宅...

さて。今日は「洗浄」の続きから。

 Sinner circle
 この図は「シナー・サークル」と言って洗浄に必要な要素を円で示したもの。

機械的作用(MechanicalWork)拭き取り、ブラッシング、高圧水噴射、超音波など

化学的作用
(Chemical)洗浄剤の水溶液を使い、汚れや細菌を浮き上がらせる。石灰などの残存物のもとになる汚れの中の化合物も分解。殺菌作用やタンパク質分解効果、器材の保護効果のある添加物が配合されているものもある。

温度(Temperature)熱は水、石鹸、洗浄剤の分解力を高める。

時間
(Time)洗浄効果を得る為には一定の時間が必要となります。

それぞれにエリアが洗浄作用に相対的な影響を与えている。

次は「洗浄の化学」を理解していきたいと思います

洗浄は汚れを分解し、分解できなければ汚れを落とし水に溶かし込ませ(これを懸濁と言う)水に溶かす事ですすぎにより汚れを洗い流します

脂肪水溶性ではないので水に懸濁するようにしなければなりませんまたタンパク質は脂肪よりも粒子が大きく、また水に溶けないため細かく分解して除去しやすくする必要があります。

洗浄を理解するためには、洗浄物汚れ洗浄剤の間の非常に複雑な相互作用を深く理解しなければなりません

次回は水の特性からお話したいと思います(*・ω・)ノ