☆オフィスの特化した顕微鏡診療のお約束と証☆
【歯科衛生士顕微鏡診療専用個室 】
マイクロスコープホワイトニングスケーリング
完全予約制、個室診療、全過程録画保存
世界最高のCarzeiss OPMI pico with MORA interface
顕微鏡診療専門歯科衛生士専任アシスタント
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今日は祝日。皆様いかがお過ごしでしたか?私は母に誘われてNHKの公開録画に行って参りました
演歌の大御所北島三郎さんや吉幾三さん、石川さゆりさんや坂本冬美さん、早見優さんや榊原郁恵さん、きゃりーぱみゅぱみゅさんなど年齢層幅広い皆さんの歌を聞いて参りました。
やっぱりプロって凄いですね。伊藤四郎さんと郁恵さんのMCにも感激したし、とにかく感激しっぱなしの1日でした。
さて。最後にお仕事ネタを書かなくちゃね(笑)
先週からずっと歯石除去のお話を書いていますが。
定期的に歯科衛生士の歯のクリーニングを受ける理由の1つ。
「早期発見」
顕微鏡を使う歯科衛生士である私が得意とする、大きさ1mmの虫歯の発見。
え?なぜ「顕微鏡を使う」「歯科衛生士」が発見するのが得意かって?
それはまず大きさ1mmではレントゲンに写らない。更の表面をピカピカ綺麗にしていなければ表面がプラークで白く曇って発見する事はできない。
つまり、一番1mm足らずの虫歯を発見できるのは、歯をクリーニングした直後であり、顕微鏡を使用している場合に限る。
虫歯の場合、エナメル質の欠損が1mmであっても、中で広がっている場合があるため、必ずしも見た目が1mmだからといって、その虫歯の深さが1mmとは限らない。もっと大きい場合もある。
一番私が怖いのは、虫歯が神経にどれだけ近いか?という事であり、一番避けたいのは神経の処置である。
まあ、その前に、「歯科医師に歯を削らせない」っていうのが前提だけど
歯を長持ちさせるためには、神経を取るのは絶対に禁忌であり(だからと言ってやみくもに削らないとか神経を取らない方がよいというのは間違い)神経を残すのが歯を長持ちさせるコツである。
神経を取らなければ歯の寿命は格段に延びる。
うちの先生にはいつも嫌がられる。
「よく見つけるよね...」
そうそう、もう1つ重要な事。
歯科医師と歯科衛生士の連携。
例えば私が1mmで見つけた虫歯を1mmで治療できる歯科医師じゃないと、私は虫歯があると断言できない。
つまり、1mmの虫歯を治せる腕がある歯科医師がパートナーじゃないと私の発見は無駄になるのである。
歯科医師と歯科衛生士は役割が違う。それぞれに技術がなければ上手くいかない。なぜなら予防は治療が終了した時がスタートであるが、不可逆的であり、予防から治療へ、治療が終わったら予防へと、その境界線はいつもシフトするのである。
そして歯科医師、歯科衛生士の間を行ったり、来たりするのである。
もちろん歯科衛生士へのシフトが大きい方が歯が長持ちするけれど、一生歯科衛生士の方へシフトという事はあり得ない。
なぜなら人間は生きていて、生まれた時から人間のベクトルは死に向かっていて、死に向かうという事は体が故障して行くという事だからである。
不老不死であるなら歯科医師も歯科衛生士もいらない。生きている限り歯科医師も歯科衛生士も必要という事になる。
治療と予防はある意味両輪である。つまり歯科医師と歯科衛生士もまた患者をボディーとする両輪である。どちらが欠けても車の安定は悪くなる...
そういう予防の概念を知る事も大切ですね。
明日は水曜日。また明日から頑張りましょう