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naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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歯科医師の先生向けの歯のクリーニング及び一般の方向けクリーニングのみの診察を始めました。詳しくは電話で問い合わせ下さい。

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最近流行の歯ブラシ...

皆様はどんな歯ブラシを使っておいででしょうか?

以前から私達の勉強会では問題視しておりますが、先の尖った歯ブラシを勧めている歯科衛生士さんがいらっしゃいます。

うちの勉強会で問題視していたのになぜかメンバーが率先して勧めていたという事実があり、歯科衛生士同士でも共通認識する事に難しさを思い知らされます。

まあ、その歯科医師、歯科衛生士によって様々な考え方ありますので、まあ良いと言えば良いですが、不利益を被るのは患者様です。

gum

正常な歯肉像。皆様はご存知でしょうか?
簡単に言えば、歯と歯の間がぴったりお肉で埋まっており、色はピンク色、スティップリングといってみかんの皮のように表面がプツプツとなっているのが健康と言われています。このプツプツは線維がしっかりと張っている証拠。
 
この歯肉はどうでしょう?

歯の周りに赤味をおびていますね。
これは尖った歯ブラシにより人間の体が持っている自然の防御機構 が破壊されたために起こった炎症です。今流行の先の尖った歯ブラシを使っている患者様によく見られる歯肉です。

炎症が起きればポケットが弛み、更に細菌の侵入が起こります。炎症が起きている上に更に刺激を続ければ歯肉は更に下がっていきます。

歯肉が下がればその下にある歯槽骨も当然の事ながら下がっていきます。歯槽骨下がるのが先が歯肉が下がるのが先か。鶏が先が卵が先かみたいな問題ですけど。まあ結果はどちらも同じです。

最近はインターネットの普及でたくさんの情報を患者様が知る事ができるようになりました。

歯のお手入れも歯科医院に通う事なく、ネットで調べようと思えばいくらでも調べられます。

ところがそこには大きな落とし穴があります。

それはネットに出ている事は一般論であり、あなたのお口に当てはまるかどうかはわからないという事です。 

歯科衛生士の仕事は本当に難しい。

私はネットの情報と言えども、患者様が自ら自分の歯を守ろうと勉強して実行した事にまずは敬意を払いたいと思っています。例えそれが間違っていた事だとしても。

だからできれば間違っていると頭から否定はしたくない。だめですよとか、すぐに変えて下さいとか... 一方的に指導するのは嫌いです。

歯科衛生士と患者様の間に一番大切で必要な物。それは信頼だと私は考えるからです。
信頼が無ければその後、10年、20年と定期健診に通っていただく事はできない。

 自分の歯を守ろうとして起こした行動に対しては敬意を表し、その後事実をお知らせする。それが私流です。

それでもネットの情報を信じ私の説明に耳を傾けて下さらない患者様もいらっしゃいます。患者様の健口を思えば悲しい事ではありますが、それはその方の価値観。その価値観は尊重したい。

いつか気がついて下さればよいですが...

 先のとがった歯ブラシは人間の本来持つ自然の防御機構を破壊します。
(勿論全員破壊されるとは言いませんが、歯肉の薄い方を始め場合によっては歯肉が炎症を起こし下がっていく可能性があります。ただしこれはあくまでも臨床的な見解で研究データーでの証明はされていません。)

歯科衛生士に必要なのは観察力と洞察力。研究によるエビデンスも確かに大切かもしれません。先の尖った歯ブラシの歯垢除去能力が何%とデーターが各メーカーから出ています。しかしながら、エビデンスとは臨床の中から生まれるものです。

論文データーは覆る事があります。エビデンスが先行し、エビデンスに拘るばかりに真実を見分ける目が曇り、それが患者様に不利益を与える事になってはならない。

来週も頑張ります