【歯科衛生士顕微鏡診療専用個室 】
完全予約制、個室診療
世界最高のCarzeiss OPMI pico with MORA interface
顕微鏡診療専門歯科衛生士専任アシスタント
画像診断(口腔内超高画質画像、世界最高機種マイクロCT、ハイグレードX-ray)
3台のPCと5台のモニター
ガスクロマトグラフィー、RCR検査、位相差顕微鏡
naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです
************************
歯科医師の先生向けの歯のクリーニング及び一般の方向けクリーニングのみの診察を始めました。詳しくは電話で問い合わせ下さい。
*************************
前回アメリカの歯科事情を書きました。ご紹介した図をまじまじと...
オオーw(*゚o゚*)wよくよく見ると、これ本当にすごいです。お口の健康を守る方法がこの中に凝縮されているではありませんか。
1. 1日2回フッ素入り歯磨き粉を使って歯磨きをしましょう。3ヶ月から4ヶ月毎に歯ブラシは取り替えましょう
2. 毎日フロスで歯と歯の間の食べかすを取り除きましょう。
3. バランスのよい食事をしましょう。スナック菓子などの間食は控えましょう。
4. 歯科衛生士の歯のクリーニングや検査のための定期健診を予定しましょう
これがADA(アメリカ歯科医師会)が推奨する歯の健康を守るためのガイドラインです。
日本ではどうなのでしょう?日本歯科医師会のホームページを見てみましたが...
日本ではフッ素も徹底していないし、フロスも徹底していない。スナック菓子の澱粉が虫歯を誘発すると海外では周知の事実なのに、日本ではあまり聞いた事がない。歯医者には痛くなったらいくもので、歯科衛生士のクリーニングなんてうける筋合いがない...
これが日本の現実です。
歯科疾患を防げるはずがない。何1つ徹底されていないもの。
歯科衛生士である私は声を大にして言いたい。ヨーロッパやアメリカでは定期的に歯科衛生士のクリーニングを受けています。それは定期的にプラーク(細菌)をコントロールする事で歯周病が防げるというきちんとしたデーターがあるからです。
でも日本ではそれは国民には知らされない。だから歯科衛生士の私1人が成人の皆さんに歯のクリーニングが大切だと言ったところで皆さんは私の話に耳を傾ける事はない。
歯科医師の検診や治療には来院するけど、歯科衛生士の歯のクリーニングは馬鹿にしているから歯科衛生士の定期健診には来ない。
困ったものです。
歯科医師の検診受けたって歯を削るところを探しに来るってことじゃありませんか?口腔疾患の早期発見でしょう?それって。
でも歯科衛生士の健診は歯を削るところを探すのではなくて、削られないように危険なところを事前にお知らせしてお手入れしてもらうのです。
やっぱり海外は良いですよね...
日本の歯科衛生士が海外に行きたがるのがよくわかります。海外には真の歯科衛生士の仕事がありますから。
日本では歯科衛生士は先生のアシスタントで、患者様からすればただのねーちゃんですからね。
これ全て教育ですよ。子供の頃からの教育。海外では上記の4つが大切だって子供の頃から教育されるのです。日本ではそういう事は教育されません。皆さんも知らなかったでしょう?教育されていないのですから知る訳がありません。
さて。昨日は診療が終わった後に、摂食嚥下のセミナーに参加してきました。その内容もまとめなければなりませんが、明日明後日もまたまたセミナーに参加して参ります忙しいですが、また学んだ事を皆様に還元できればと思っております。
それでは皆様、また明日。おやすみなさい