naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです 

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歯科医師の先生向けの歯のクリーニングを始めました

また一般の方のクリーニングのみ(治療なし)の受付も開始いたします。

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歯科用顕微鏡を日々使っていると、本当に様々な事が見えてきて、本当に患者様に申しわけなく思う時があります。

歯科衛生士が行うメインテナンスは、歯科医師のための治療予備患者群をプールする事ではない。

プラーク(細菌)の付着が認められるだけならば、コントロールの仕方をお話して予防につなげる事ができるけれど....

メインテナンスの役割に早期発見というのがある。
この早期発見をした時の気持ちはとても複雑なものである。

メインテナンス中の患者様。
もうかれこれ3年ぐらい通ってくださっているだろうか。

初診から一度も先生のお世話になった事がない。

caries

そんな患者様の左上4番の遠心に初期の虫歯を認めた。

さて、先生にまわすべきか?

naomiの決断は「No。」なぜならばまだエナメル質に限局しているから。ただし、穴が開いているのでプラークが溜まる事は必至。コントロールするのは至難の技。

しかしながら性急に歯科医師に回すのもいかがなものかと思う。

様々な考え方があるかと思うが、私は状態が急を要さないなら患者様を一度は信じてみたいと思う。患者様のホームケアがあがればもしかしたらこのままの状態で行ける事だってある。

でもそうじゃない場合もある。その責任はすべて私にある。

責任を追いたくなければ、なんでも発見したら歯科医師に丸投げすればいい。でも、それではまさに治療患者のプール。私はそんな治療患者を養殖するみたいなメインテナンスはしたくない。

そこには患者様との信頼がなければ成り立たない。私の言う事に耳を傾けてくれる姿勢と、私を信じてホームケアをして下さる事、そして次回またメインテナンスに来て様子を見せて下さる事。

だから歯科衛生士の仕事は難しい。

20年経ってもまだまだだと思う。

caries1

たった1mmのエナメル質に限局しているカリエス。

あなたならどうしますか?

治療はどんなに手をつくしても所詮人工物。必ず劣化する。治療した日 が最高の状態で日々劣化し続ける。一生代わらない歯科治療なんてない。人工物は変わらなくても接合部の体の方が変わってくるから。

今日、人工物にする?

そして1mm。隣接面直下という場所。誰がこの虫歯を治療できようか?
どんなに優秀な歯科医師でも神じゃない。

残念ながら歯科疾患に自然治癒はない。二度と元には戻らない...

患者様には早期に虫歯を見つけて感謝されるが心中複雑な私です。

このケース。エナメル質に亀裂があります。虫歯になった原因はプラークの付着だけではなくて、エナメル質の亀裂がプラスされていると考えられます。

フォース(力の)コントロールと一言で簡単には言えるけど、予防は難しい。

歯科衛生士20年目。まだまだ悩みはつきない。

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