naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

最近良く耳にします。

「今年もあと2ヶ月となりましたね

もう今年も終わりですか

さて。少々早いですが、今年の締めくくりとして、医歯薬出版から出版されている歯科衛生士の専門誌「デンタルハイジーン」12月号にnaomiのエッセイが掲載されます「だから歯科衛生士は辞められない」というコーナーです

今回は症例報告などではありませんので、読み応えはないと思いますが、私が今までどうやって衛生士を続けてきたか、そして今何を思っているかなどご興味ある方はご一読頂ければと思います

さて後半はつれづれなるままに。

本当...辞められなかったなぁ...歯科衛生士
来年は芸歴20周年

いつか歯科衛生士を辞めようと思っていながら辞められずに今日まで来てしまいました。
一緒に勉強して来た仲間達も今や中堅どころ。講師になって後輩の育成にあたっている仲間もたくさんいます。

芸能人が芸歴20年と聞くと驚くけれどまさか自分がそうなるとはねぇ。。。
まあ誰でも働いていればその道で20年が来る訳で、当たり前の事なんですけどね

皆さんもおめでとうございますですね。毎日お仕事お疲れ様です

さて。20周年を迎えるに辺り、私もとうとう後輩を指導する立場になってしまいました私ももうご隠居ですな

でもただの町医者歯医者(いつも顕微鏡@歯科職人院長が言ってる)の歯科衛生士の私を目指す衛生士さんがいる事はうれしいことですまあ、その道は険しいと思うけど(先生は私を鬼軍曹と呼びます

先日の生体吸収性骨移植材のセミナーで動物の肺の実験の動画があって...見ているとせつなくなる動画でした。でも医師や歯科医師はそういうの散々見ているんですよね。そしてそういうたくさんの動物実験の上に私達の医療は成り立っている。

しかしながら歯科衛生士がそういう物に触れたり見たりする機会はほとんどない。

当然の事ながら人の死に直接触れる事もない。

だから歯科衛生士は人の身体を触る心構えが甘い。
ちょっと仕事に慣れてくると得意げになって患者を見下し、やってやってる、みてやってる態度になる。そのうち私の患者とか言い出して

テクニックというよりも、医療人として歯科衛生士はいかがなものかと思う。

私は芸歴20年だけど、まだまだひよっこだと思っていて、本当、患者様に申し訳ないといつも思っています。私の力不足で病状を改善できない人も勿論いるし、私の指導不足でカリエスになってしまう人もいるもの

長くなりました。

ご縁あって今年の終わりにエッセイが出ることをうれしく思いますし、そしてご縁を下さった編集部の皆様には心から感謝申し上げたいと思います

さて。また明日から診療です。明日から頑張ります☆