naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

今日は気持ちの良い秋晴れでしたねお洗濯にお掃除、家事に忙しかったnaomiです

明日からまた1週間頑張らなくちゃnaomiは今、新しく入社したkimちゃんの教育かかりを仰せつかっています。kimちゃんが器具の把持の事をブログに書いた(@基本が大切です☆顕微鏡診療専門歯科衛生士kim)のを読んで思う事を今日は書きます。

私は歯科医療従事者のスケーリング(歯石除去)が怖くてはっきり言って受けたくありません
よく患者さんは歯のクリーニングに行きますよね感心します

え?なぜかって?

私達歯科医療従事者はお休みの日も講習会に行って、知識や技術に磨きをかけています。
その講習会で相互実習付きの講習会があります。歯科衛生士同士がペアを組んでお互いにやりあうのです

私はこの相互実習が大嫌いなので、なるべく相互実習のないものを選びますが、どうしても聞きたい話だったり、行ってみたいものは意を決して参加します。

そしてせっかくの実習ですもの。チャンスがあれば講師の先生にやって貰いたい。自ら進んで手をあげます

超有名な海外の衛生士さんのPMTCのセミナーで先生が回ってきたのでやって貰いました。某セミナーで超音波を使用した歯石除去の実習がありやってもらいました。

世界一の衛生士だという某先生のメインテナンスを受けました。アメリカで活躍しているペリオの先生のスケーリングのモデルになりました。

さて、皆さん、その結果どうだったと思いますか?

全員痛くてたまらんでした。

よく患者さん我慢してますよね。でもかく言う私も、術者にどう?と聞かれた時には、「大丈夫です、痛くありません」と答えますそりゃあそうです。本人を目の前にして「痛いです」なんて言えるわけがありません。

そういうされる側の心の声に多くの歯科医療従事者が耳を傾けようとしません。

「私の、僕の処置が痛いはずがない。」

「私がこんなに丁寧にしてるんだもの、これ以上痛いのは患者のせい。」

だから私は歯科衛生士の歯のクリーニングは受けたくありません。
また歯科医師が行うクリーニングは衛生士とは全く違う視点で行いますから施術の丁寧さの問題だけでなく受けたくありません。

私は自分自慢をする気はありませんが、患者さんからよく言われます。

「今までの歯石除去と全く違いました

「全然痛くありませんでした

「本当に歯石取ったのですか?え?終わったんですか

って。

「はい取りました

って答えます。もちろん、当医院では全ての処置を歯科用顕微鏡を使用して行っていますから動画をお見せすれば一目瞭然。皆さん驚かれます

ではなぜ痛いのでしょうか?

痛い理由は様々にありますが痛い理由の1つ。今日は術者側の問題についてです。

スケーリングが出来てない。

痛くないスケーリングをするためには繊細な手の動きが必要です。その動きを支える基本のいの一番の器具の把持ができていないのです

modified pen grasp
基本の基本である器具の把持ができてない把持ができずによい処置はできません

体位にポジションがあるように、手にもポジションがあるというわけです。

というわけで、いの一番である器具の把持の事を顕微鏡診療専門歯科衛生士kimちゃんが書いていますのでご興味ある方はご参照くださいませ

意外と気がつきません。自分の把持がちゃんとできてるかどうかって。

また把持の基本形が処置の間に崩れてしまってはいけないのです。常にこの把持の基本形でいる事が大切です

皆さんの把持、基本形できてますか?その前に基本形がわかっていますか?ですね。きっと

把持の次はレストとモーションですかねぇ奥深しスケーリングですよ

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