naomiブログをご覧の皆様、こんばんは歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

毎日蒸し暑いですね〜 もうお彼岸だというのにまだまだ暑い今日この頃。皆様お元気にお過ごしですか?

ちょ〜余談ですけど、カワ...ちゃん、コメント有り難うお元気?お子ちゃまも元気かなコメント頂けてちょ〜うれしいっありがとう

さて。naomiは毎日新人衛生士Kimちゃんの教育に追われています

といっても、Kimちゃんは歯科衛生士7年のベテランなので、教える事もないんですけどね

 歯科衛生士もいろいろ個性があります。

うむむ

やっぱりnaomi変わってるぅ と日々思うのです。

なんか、やっぱり普通の歯科衛生士と考えてる事が違〜う

何が違うって、思想...かな...

よく、講演会をすればいいのにって言われるのですが、面倒なのでいつも丁重にお断りしてきました。でも新人Kimちゃんが入って思うのですが、年齢的には後輩を育てないといけない年齢なのですよね

それはさておき、現在教育係を仰せつかっているわけですが、一番何が難しいかって、思想教育が一番難しい

思想というと、なんだか怪しいと思うのですが、他に良い表現が見つからないので

歯科衛生士にとって一番大切な事は何か?とか、(naomiが思う)一流の歯科衛生士の考え方とか...

多分、歯石と取るとか歯をクリーニングするとか、処置自体は誰でも同じなのだと思うのです。

じゃあ、何が違うか?と言えば、そこに到達するためのプロセス。考え方。

当医院では、歯周病の検査として歯周病菌の数や種類、ガス値の測定をしたりします。
もちろん、歯周ポケットの数値や出血など通常よく行われる検査もします。

世の中の歯科衛生士さんは、じゃあ、この患者さんどう見るの?と聞くと、どんな症例でも一辺倒に

「プラークコントロールが悪いので、まず歯磨きの指導をしてぇ、生活習慣を聞いてぇ、それと平行して初期治療をします。」

と答えます。日本中のほとんどの衛生士がそう答えると思います。

でも...

naomiの答えは

「患者さんは高血圧で、Pg菌が多い。将来的に血管系の病気で死んじゃう可能性が高いな...まずはPgを減らしたいな。」

です。その上で初期治療。

私にとっては、歯磨きが悪いとか、歯周ポケットが1mm浅くなるとか、出血がなくなるとか、そんな事は問題じゃないのです。目の前の患者さんの健康を守るために私が何をできるか?私はどうすべきか?なのです。

プラークや歯周ポケットしか見てない歯科医療従事社を私はペリオ野郎と呼んでいますペリオ野郎は口しかみてない。ううん。歯肉しか見てない。私はペリオ野郎は嫌いです。ガリガリ患者様の歯を痛めつけ、痛い思いをさせて、自己満足の1mmにこだわるからです。

その1mmが患者様の人生にとってどれほどのもんじゃいっくだらない。(私にとってはね
そんなの私の目指す歯科衛生士じゃないっ

私は歯科衛生士はお口を通して患者様の健康を守るのが務めだと思っていますから

だから初期治療の処置だけを見ていたら、私がやっている事も、他の衛生士さんがやっている事も同じ。
ただの歯石取りです。

この処置に至るプロセスの考え方が他の衛生士さんと全く違う

やばい...naomi...世間で衛生士として通用しない

この考え方を伝えるのが難しい。

よく、職人さんが弟子入りって言いますけど、弟子入りする意味がよくよくわかりました

考え方って、その人そのものだから、ちょっとやそっとじゃ伝えられない。四六時中一緒にいて、話を聞いて、毎日、毎日その思想が染み付いて、初めてその考え方が理解できる。

だから弟子入りして寝食を共にするんですね

なるほど。

にわか仕込みで伝えられるほど簡単なものじゃない事がわかりました。naomiの歯科衛生士道

まあ、私になりたいなんて奇特な歯科衛生士さんいないと思うから真似しなくてもいいんですけどね

でもね、きっとnaomi流歯科衛生士の形を知れば、もっと歯科衛生士が面白くなると思います。そしてそうなれれば、もっともっと歯科衛生士が好きになると思います

日々、本当に忙しいな〜

教えながら診療するのってすごく大変ですでも日々充実。

明日もまた頑張るぞ