naomiブログをご覧の皆様、こんばんは☆歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

昨日参加した研究会に付随して、naomiが日頃思っていたことを、今日は書いてみたいと思います。

首都圏滅菌管理研究会の開会の挨拶の中で、東京大学医学部付属病院 手術部 准教授の深柄和彦先生がおっしゃいました。

感染予防に必要なこと

1. 患者さんの感染防御能を高める工夫
栄養管理
・グロブリン製剤の投与

2. 病原体をやっつける工夫
・消毒
・抗菌薬など

3. 適切な洗浄、滅菌された器具の使用
・病原体、毒素への暴露の防止

医療人として
患者さんを感染から守る最前線と担っているという自覚。
すべての医療の下支えをしている縁の下の力持ちであるという自尊心
適切に洗浄された器材の使用を提供するプロフェッショナルであるという誇り
そのためには日々の勉強が大切。器具の向こう側に患者さんを見る

ふむ。すごいな

確かに器具の準備をする人達は裏方で、下に見られがちだけど、本当はすごく大切な仕事ですよね。歯科で言うなれば、この役割は歯科助手さんが担うわけで、プライドを持ってこの役割を担っている助手さんは少ない。

さて。私が今日書きたかったのは、実はここではないのです。

私が今日書きたかったのは、最初に文字の色を変えた、患者さんの感染防御能を高める工夫の栄養管理の話なのです。グロブリン製剤の投与。日々勉強ですね。

先日某歯科のセミナーで、ある先生が講演されました。その医院では歯科衛生士さんが栄養指導までします。

そして先生がおっしゃたのは、「患者さんを一生見続けるのは、歯科衛生士です。他にそのような職業はない。看護士も栄養士も、患者さんを一生見続けることはない。そんな症例持ってない。」とおっしゃったのです。

確かに。看護士さんも、栄養士さんも、栄養管理についてはすごく詳しいけど、継続して患者さんを追える環境にない。看護士さんや栄養士さんにメインテナンスはない。

つまり歯科衛生士こそが患者さんの栄養管理を含めた健康をサポートできる職業だと、その先生はおっしゃったのです。

確かにその通り。そんなこともあり、栄養管理のことが気になってました。

患者さんを含めた周りの若い世代の人達の食事を見ていると、一応栄養学を学んでいる歯科衛生士の naomiとしては思うところがいろいろあります。だからといって、それを押し付ける気もないし、まあどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど(笑)

歯科衛生士としてどこまで介入するかいつも悩みます。
 
皆さんのコマはきちんと回っていますか?

balanceguid

食事バランスガイドとはコマのイラストにより、一日分の食事を表現し、これらの食事のバランスが悪いと倒れてしまうことを表現しています。あなたのコマはうまくまわっているでしょうか?

健康ブームの昨今。ある食べ物が◯◯に聞くとモンタさんが言えば、その食べ物は売れきれ。テレビは毎日報道します。365日、そんなテレビの情報を聞いていたら、体に良い食べ物は365種類。

つまり、バランス良く食事をとることが大切なのですよ、皆さん!

歯と食事と言うと、虫歯を思い浮かべる方が多いと思いますが、歯周病と食事も密接な関係があります。夜型の生活をしている人は、口腔衛生状態が悪く、歯肉の状態も悪い傾向があるし、油物や揚げ物が多い人は歯肉が赤みを帯びていたり。

玄米食を実践している人の口の中は、組織が綺麗で輝きがあるし、今まではイマイチな歯肉の殿方も、結婚して食生活が変化すると、途端に歯肉の状態がよくなってくる。

日々目の当たりに見ていると、歯肉は正直。食事は大切だな〜と思うのです。

最近は世界的に糖尿病が蔓延してますね。

ある話を聞きました。ある小さい島国で大災害が起こりました。それまでその島では、タロイモが主食で健康で長寿な民族だった。ところが、この大災害に海外からの援助として某国で余って仕方ない小麦粉、パンが大量に送られてきた。

あっと言う間に島民の多くが糖尿病にかかった。

よく風土とフード(food)を掛けて言いますね。そう、そこに生きる人には、その風土にあった食べ物があるのです。

人は大地に生き、その土地から命を貰い生きているのです。だから、その土地以外の物を食することは、自然の摂理からはずれる行為なのかもしれません。だから病気にもなる。

食は奥が深いなぁといつも思います。

人は地球に生かされているのですね

だから日本人は日本の食事をするのが良いのだと思います

お箸の国の人だものね
daikon

冬の根菜類が出回る季節となりました

寒い冬にはアツアツのふろふき大根などいかがでしょうか

皆さんも自分のコマをチェックしてみてくださいね

顕微鏡歯科アシスタントYUちゃんのブログ