naomiブログをご覧の皆様、こんにちは☆歯科用顕微鏡@歯科衛生士naomiです

今日も暑い!

でも、もう8月末日。夏も終わろうとしているんですよね。。。ちょっと寂しいです 

さて。毎日せっせと歯科用顕微鏡を使ってメインテナンスしているわけですが、よく言われるのは、

「歯科用顕微鏡を歯科医師が使っているところはあるけど、歯科衛生士さんが使っているのは見た事はない(聞いたことがない)」 

まあ、言われればそうかもしてませんが
「そこが他の医院と違うところですよね〜」なんて患者様に言われると、ドキッとします。

歯科用顕微鏡の画像を毎日患者様にお見せしていますが、この画像を見せると、拡大の世界が当たり前になってしまって、なんだか感覚がおかしくなってしまうようです。

患者様も見えて当たり前的な感覚になるようです。例えばこのお中元に頂いたジュースの缶。

 
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上から普通に覗くとこんな感じでしょ。

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さて、これを歯科用顕微鏡で見てみると。最低倍率でこんな感じ。

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そのまま拡大すると次がこんな感じ。

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そして次の倍率だとこんな感じ。

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更に次ぎの倍率だと。最大およそ24倍の倍率。

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 拡大のイメージが少しおわかりいただけたでしょうか?

拡大して見えることは、普通なことではありません。実はものすごいことなのです 

そして、もう1つすごいことにお気づきになりましたか?

下の写真、一番低倍率の写真です。

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よく、顕微鏡と拡大鏡をごちゃまぜに理解している患者様がいます。
また、歯科用顕微鏡と拡大鏡が同じだと言い張る先生や歯科衛生士さんもいます。

一番低倍率でも、倍率が違います。一番低い倍率でも、拡大鏡より大きく見えます。

更に。よく写真を見てみてください。

缶の底部が見えていますね。

これが歯科用顕微鏡の特徴の1つです。光が中まで入っているのです。しかも視線と同軸で。

拡大鏡で拡大すれば、倍率はあがるかもしれませんが、光は入りません。ライト付きなら別ですが、同軸で光がはいる拡大鏡は限られています。

同軸で光が入らなければ、見たいところに陰ができます。

歯科用顕微鏡ってすごいですよね。。。

すごいのですけれど、扱いもすごいです。すごく難しい 

歯科用顕微鏡を使っている歯科衛生士。確かにあまりいないかも。。。ね。。。

そのせいか、最近は先生の予約と同じぐらい、歯科衛生士の予約が混んでおります。有り難いことです。

せっせと皆様の歯を美しく仕上げて参りたいと思います明日も頑張ります 頑張れ!私(笑)

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11月の日本顕微鏡歯科学会シンポジストとして発表します
歯科衛生士として歯科用顕微鏡の展望についてお話させて頂ければと思っておりますのでご興味ある皆さんはぜひご参加くださいませね 学会員じゃなくても参加可能です
 
顕微鏡歯科アシスタントYUちゃんのブログ