naomiブログをご覧の皆様、こんばんは☆歯科衛生士naomiです
久しぶりのブログです。
最近は診療に集中していて、あまりブログを書く気になれず。。。1つのことにしか集中できない不器用な性格なのです。
実はnaomi初めての動画編集に挑戦してみました〜♪
パチパチパチパチパチ〜(☆゚∀゚)
では。早速ですが、動画をご覧下さいませ。
作品No.1 rubber cupとair polishingの比較 です。
(解説)
歯の表面を染め出しし、plaque(歯垢)の付着を確かめます。
rubber cup(シリコンのカップ)にpolishing用のpaste(研磨剤)をつけてpolishing(研磨)します。
私は通常rubber cupが広がりきるほどの圧力はかけませんが、今回はあえて圧力を加えました。患者さんも圧力がかかったのがわかったようです。
rubber cupでのpolishingは色は薄くなったものの、除去するには至りません。もっと長く続ければよいのかもしれませんが、診療においては非効率だと思います。
次にari polisher(日本では歯面清掃機と呼ばれています)と呼ばれる器械で、ノズルの先からwaterとpowderを一緒に粉霧してplaqueを吹き飛ばします。(air polishing)瞬時にplaqueが吹き飛ぶのがお分かり頂けるかと思います。
(裏話)
実はこの染め出しの前に、動画に映っているのと同じぐらいの時間、pasteを付けて研磨をしています。途中で、染め出しして見てみようと思い立ち、一度洗浄した後に、染め出しをしているのです。動画が長くなるのでカットしています。つまり、実際はこの2倍rubber cupnでのpolishingに時間をかけているのです。
日本ではPMTCが大流行しています。
歯科衛生士にも、そして患者さんにも。
歯科衛生士さんによく質問を受けることは、
「PMTCのカップは何が良いですか?」
「PMTCのペーストは何が良いですか?」
です。
久しぶりのブログです。
最近は診療に集中していて、あまりブログを書く気になれず。。。1つのことにしか集中できない不器用な性格なのです。
実はnaomi初めての動画編集に挑戦してみました〜♪
パチパチパチパチパチ〜(☆゚∀゚)
では。早速ですが、動画をご覧下さいませ。
作品No.1 rubber cupとair polishingの比較 です。
(解説)
歯の表面を染め出しし、plaque(歯垢)の付着を確かめます。
rubber cup(シリコンのカップ)にpolishing用のpaste(研磨剤)をつけてpolishing(研磨)します。
私は通常rubber cupが広がりきるほどの圧力はかけませんが、今回はあえて圧力を加えました。患者さんも圧力がかかったのがわかったようです。
rubber cupでのpolishingは色は薄くなったものの、除去するには至りません。もっと長く続ければよいのかもしれませんが、診療においては非効率だと思います。
次にari polisher(日本では歯面清掃機と呼ばれています)と呼ばれる器械で、ノズルの先からwaterとpowderを一緒に粉霧してplaqueを吹き飛ばします。(air polishing)瞬時にplaqueが吹き飛ぶのがお分かり頂けるかと思います。
(裏話)
実はこの染め出しの前に、動画に映っているのと同じぐらいの時間、pasteを付けて研磨をしています。途中で、染め出しして見てみようと思い立ち、一度洗浄した後に、染め出しをしているのです。動画が長くなるのでカットしています。つまり、実際はこの2倍rubber cupnでのpolishingに時間をかけているのです。
日本ではPMTCが大流行しています。
歯科衛生士にも、そして患者さんにも。
歯科衛生士さんによく質問を受けることは、
「PMTCのカップは何が良いですか?」
「PMTCのペーストは何が良いですか?」
です。
PMTCとは、Professional Mechanical Tooth Cleaning の略で、専門家による機械的な歯の清掃という意味です。
直訳すれば、専門家による歯のお掃除なのですが、なぜか日本ではこのPMTCという言葉が一人歩きしてしまっています。
いつの間にか、PMTC用のコントラを使った歯の研磨が=PMTCとなってしまった。。。
歯科衛生士の歯のクリーニングの本質は、プラークの除去なのに。
歯をクルクル研磨するパフォーマンスが大流行してしまい、何のためにするのかも、どこを施術するのかも、その前に考えなくてはならない歯科衛生士としての判断をとっぱらって、なんでもかんでもPMTC
意味なく歯を研磨するから、知覚過敏が起こり、歯肉が下がり、歯が削れる
大切なのはパフォーマンスや何を使うかではなくて、確実にplaqueを除去すること。
この動画はair polishingがよいということを言うためのものではありません。
私はplaqueを一番落とせるのはbrushだと思っています。
tooth brushってすごい!のです。
そして隣接面のplaqueの除去はdental flossです。
air polishingはやや固くなったplaqueを落とすのにとても役立ちます。
日本では着色落としのように考えられていますが、本当はplaqueを落とすのに最適です
日本で教えられているPMTCの講習会の手順では、必ず最初に「染め出し」があったはずなのです。しかしながら臨床の中では染め出しをすると時間がかかるので、ほとんんど行われていません。
染め出しをして確実にplaqueをとっていれば、実はrubber cupのpolishingでもよいのです。でもどうでしょうね。動画では時間がかかり過ぎました。
重要なのは、「物の話」ではありません。
本質はplaqueを除去することにあるのですから。
そこを歯科衛生士が理解しているかどうかです。
実は顕微鏡の世界では、この赤く染まった部分が、染めなくても凸面として見えます。
歯の表面にbacteria(細菌)のcolony(集落)が付着しているのが見えるのです。
だから、air polishingがplaqueの除去に適していることも、見えているからわかるのです。
顕微鏡の世界は興味深い。そして奥深い。
まだまだ顕微鏡に遊ばれてしまう私ですが、いつか一緒に遊んでもらえるぐらいになれればいいかな(笑)
頑張ります!
****************************
東京マイクロスコープ顕微鏡専門歯科医師Dr.Iritaniのブログ
顕微鏡歯科歯科衛生士naomiお勉強ブログ
顕微鏡歯科アシスタントsachiちゃんのブログ
顕微鏡歯科アシスタントYUちゃんのブログ
直訳すれば、専門家による歯のお掃除なのですが、なぜか日本ではこのPMTCという言葉が一人歩きしてしまっています。
いつの間にか、PMTC用のコントラを使った歯の研磨が=PMTCとなってしまった。。。
歯科衛生士の歯のクリーニングの本質は、プラークの除去なのに。
歯をクルクル研磨するパフォーマンスが大流行してしまい、何のためにするのかも、どこを施術するのかも、その前に考えなくてはならない歯科衛生士としての判断をとっぱらって、なんでもかんでもPMTC
意味なく歯を研磨するから、知覚過敏が起こり、歯肉が下がり、歯が削れる
大切なのはパフォーマンスや何を使うかではなくて、確実にplaqueを除去すること。
この動画はair polishingがよいということを言うためのものではありません。
私はplaqueを一番落とせるのはbrushだと思っています。
tooth brushってすごい!のです。
そして隣接面のplaqueの除去はdental flossです。
air polishingはやや固くなったplaqueを落とすのにとても役立ちます。
日本では着色落としのように考えられていますが、本当はplaqueを落とすのに最適です
日本で教えられているPMTCの講習会の手順では、必ず最初に「染め出し」があったはずなのです。しかしながら臨床の中では染め出しをすると時間がかかるので、ほとんんど行われていません。
染め出しをして確実にplaqueをとっていれば、実はrubber cupのpolishingでもよいのです。でもどうでしょうね。動画では時間がかかり過ぎました。
重要なのは、「物の話」ではありません。
本質はplaqueを除去することにあるのですから。
そこを歯科衛生士が理解しているかどうかです。
実は顕微鏡の世界では、この赤く染まった部分が、染めなくても凸面として見えます。
歯の表面にbacteria(細菌)のcolony(集落)が付着しているのが見えるのです。
だから、air polishingがplaqueの除去に適していることも、見えているからわかるのです。
顕微鏡の世界は興味深い。そして奥深い。
まだまだ顕微鏡に遊ばれてしまう私ですが、いつか一緒に遊んでもらえるぐらいになれればいいかな(笑)
頑張ります!
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