naomiブログをご覧の皆さま、こんばんは☆歯科衛生士naomiです
歯科用顕微鏡マイクロスコープを使えば使うほど。。。
(と言っても、まだまだ使えていると胸を張っていえるレベルじゃありませぬが。。。^^;)
顕微鏡を使いこなす技術も大切だけど、もっと大切なことがあると感じる今日この頃です。
例えば、歯石が歯肉に埋もれている場合
ムムムッ怪しい右下7番の頬側。
ビンゴッ 歯肉を開くと歯石がありました。
歯石の底部まで見えるのが、歯科用顕微鏡マイクロスコープのすごいところですね。
超音波スケーラーで歯石を粉砕していきます。
歯石が飛び出てきました
歯石がとれるとこんなに空洞ができるのですね。
最後にハンドスケーラーで表面を滑沢にして終了となります。
歯科用顕微鏡マイクロスコープがあることは、診療の精度を上げると思いますが、しかしながら、歯科衛生士の臨床において大切なのは、マイクロがあることではないと私は思います。使う人の総合力が問われます。
例えば、道端にゴミが落ちているとして、そのゴミに気がつく人もいれば、気がつかない人もいます。ゴミはそこにあるのに。
歯石も同じです。歯肉に埋もれている歯石に気がつかなければいけません。
そのためには、視診、プロービングやエキスプローリングによる診査、レントゲンの読影など様々な知識、技術を要します。歯科衛生士としての総合力が大切です。
顕微鏡があることけが大切なわけじゃない。
顕微鏡を使っていない時に言っても説得力がないのでやっと声を大にして言えます
予防の本質は顕微鏡があるかないかではありません。
前にも書きましたが、スウェーデンでは、マイクロがなくても、80歳で21本の歯を残しています。
大切なのは、患者さんが自分で自分のお口に関心を持ち、できるだけ定期的に歯科衛生士のメインテナンスを受けること。
(もちろん、きちんとメインテナンスの意味を理解している歯科衛生士のもとということになりますが。。。日本ではいろんな意味のメインテナンスが存在しますから。気をつけないといけませんね。治療のプールのための予防システムにのってはいけませんよ。)
私たち歯科衛生士は患者さんの歯の一生を左右する。
だから、日々精進しなければいけないし、それだけ責任を持って仕事をしなければらない。
と・・・
理想だけは一緒前なのですが、実力が伴わないnaomiです^^;
さて。明日は日曜日でお休みなのですが、またまた講習会に行って参ります。
日々精進。凡人のnaomiには努力するしか道がありません。
では、皆さまはよい休日をお過ごしくださいませね
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