naomiブログをご覧の皆様、こんばんは☆歯科衛生士naomiですchu

今日は歯科衛生士の行う「メインテナンス」について。

日本では、定期的に歯のクリーニングに行くという風習はありませんが、アメリカやヨーロッパでは、定期的に歯のクリーニングに通うのが当たり前です。

この定期的な歯のクリーニングを私達は「メインテナンス」と呼んでいます。
では、「歯科衛生士の行うメインテナンス」では一体どんなことが行われているのでしょうか?

メインテナンス=歯石とり だと思っている方が非常多いのですが実はです。

メインテナンスにはいろんな側面がありますが、一番重要なのは、プラーク(バイオフィルム)を除去することです。つまり、簡単に言えば、

歯の表面にこびりついた細菌、歯周ポケットに入り込んだ細菌を取り除くこと」です。

歯石が主役ではありません。プラークが主役。プラークをコントロールすることが大切なのです。

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針のような器具の先が白くなっているのがわかりますか?
これがプラークです。プラークは細菌の塊です。プラーク1mg中に数億の細菌がいると言われています

このプラークが歯と歯肉の境目についていると、歯肉に炎症が起こります。

炎症が起こると、歯肉が赤くなり腫れあがります。腫れて充血していますから、簡単に出血します。例えば歯ブラシが当たっても出血します。

よく歯ぐきから血が出ませんか?と言いますよね。

プラークを取り除いてみます。

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じわ〜と出血してきます。

出血すると痛々しいですが、ちっとも痛くないのです

痛くないから恐ろしい。どんどん炎症は広がっていき、歯を支えている骨まで溶けていってしまうのです。骨が溶かされて、初めて、自覚症状となります。歯が揺れる。歯がしみて噛めない。

たかが磨き残し。されど磨き残しです。

皆さんが気がつかない、皆さんが除去できないプラークを除去する。
それが歯科衛士が行うメインテナンスの一番重要な仕事なのです

歯石はとったらつかないようにする。つまり、歯石をとったらつかない方法を教えてくれる歯科衛生士さんに担当してもらわないと意味がないってことです

そして、歯科衛生士の皆さん、皆さんはきちんと情報提供しなければなりません。
情報提供もれっきとした歯科衛生士の、そして重要なお仕事です

 Information(情報提供)

 Instruction (口腔衛生士指導)

 Cleaning(歯のクリーニング)


皆さんは、定期的に歯科衛生士のメインテナンスを受けていますか?

定期的にメインテナンスに行くアメリカでは、80歳で15本の歯を残しています。
定期的にメインテナンスに行くスウェーデンでは、80歳で21本の歯を残しています。

定期的にメインテナンスに行く風習のない日本人の残存歯数は10本未満です(´;ω;`)
(ちなみに歯は親知らずを覗いて28本あります)

さて、歯科衛生士の仕事を理解してもらう第一歩。いかがでしたでしょうか?

まだかかりつけの歯科衛生士がいない方は、ぜひこの機会に歯医者にGo(*゚∀゚)っですよ♪