naomiブログをご覧の皆様、こんばんは☆歯科衛生士naomiです
毎日熱いですね〜
もとい、暑いですね^^;
昨日のある出来事で少々凹気味のnaomi。
昨日、あるとことで、“世のため人のためと言って、海外の貧しい子供に寄付とかしますけど、老人ホームに歯ブラシでも寄付すれば?”
と書いたら、海外の貧しい子供と老人ホームの歯ブラシでは土俵が違うとか、価値観の押しつけだと 言われて。。。
まあnaomiの態度が太々しいからに他なりませんが、さすがに人格否定は。。。キツいですねぇ。。。
でもなによりショックだったのは、実は人格を否定されたことじゃなくて、海外の貧しい子供への寄付と、老人ホームへの歯ブラシの寄付が土俵が違うと言われたこと。
まずは老人ホームになぜ歯ブラシか。。。お話しようかなぁ。。。
施設や病院にいるお年寄り。
歯ブラシがあっていなくて、歯が磨けていなかったり、ぼさぼさに開いてしまって歯ブラシの役割を果たしていなかったりします。
そこで、職員の方に“歯ブラシを変えたほうが。。。”とお話すると、“ご家族に言っているんですけけどね〜”と答えが帰ってくることがあります。
基本的に施設は生活の援助をするわけであり、物品を支給することはできません。
基本は本人のお持ちの物を使うというのが基本なのです。持っていない場合には家族が持ってくるか本人が買わない限り揃わないということになるわけです。
そして、家族の中には、残念ながら、“死にいく年寄りにかけるお金は鐚一文も無いという方も少なからずなのです。。。”
こういう時、生きてきた人生が映し出されるな〜と思うのです
でもそういう事情は他人から見たら関係ありません。
どんな方であれ、日本のために生きてきた私達の尊敬するべき先輩なのですから。
歯ブラシがなくて、歯磨きがきちんとできないお年寄りがたくさんいるってことです。そして、口腔ケアができないということは、肺炎のリスクをはじめ、様々な弊害があるってことです。
naomiは思うのです。
まあ、naomiの発言は歯科の立場からの偏った考えかもしれませんが、でもそういう現状があるってことを知ってもらいたい。
海外の貧しい子供に寄付をするのでも、お年寄りに歯ブラシを寄付するのでも、誰かのために何かしたい、困っている人の役に立ちたいという気持ちに上下はないと思うのです。
貧しい子供への寄付は偉くて、お年寄りへの寄付はたいしたことない、そう言われたみたいで、すごくショックだったのです
なんか。。。おかしいよ。
遠い国の子供を救うために、お金を払う日本人。でも、自分の家の隣で、身内のいない独居老人が亡くなっている現実。
お金を払うことよりも、隣の家をのぞいて、お年寄りの様子を見て孤独死を防いであげることの方がよっぽど人助け、ボランティアだと思いませんか?
貧しい人を救うためという名目でできた“ホワイトバンド”。300円だそうですね。ところが、実際に貧しい人に渡ったお金は28円?29円?なのだそうですね。
その番組ではそれ以上は論じませんでしたが、残りの270円はどこへ行ってしまったのでしょうね?
私が言いたいことは、海外への貧しい子供への寄付を否定しているわけでは決してありません。喜んで募金もします。
でも。。。お金だけ払えばそれがボランティアで人助けしてます的なのがどうも。。。
お金を払うのはそりゃあ簡単ですよね。募金箱にお金を入れるだけですから。
老人ホームに歯ブラシを寄付するのは、そんなことしているかどうかわからないけど、自分で施設に電話して、寄付したいのですがと行って、自分で持っていかなくてはならないわけです。
ボランティアとしてやっている歯磨き指導だって、事前に練習して、打ち合わせして、仕事を休んで、当日時間とお金をかけて行って、時間を使って指導をするわけです。
因に、小学校でも実は歯磨きをきちんとしているところは少ない。
歯の衛生士週間だけ歯ブラシを持っていく学校、歯ブラシは持っていっていいけど、皆磨いていない学校、流しが汚れるや歯ブラシをしている時にふざけて危ないので歯ブラシを禁止している学校。。。
世の中そんなものです。こんな小学校の現状があるのに、子供の歯科医院の受診率をあげるなんて、部分的なところだけ見て騒いでも意味がありません。
もし本当に日本のお口の健康を考えるなら、社会を変えていかないと。
歯ブラシの寄付や歯磨き指導は、命を救うという大義名分はないけれど、でも気持ちがあります。困っている人を直接助けることができます。
ボランティアって何なんでしょうね。。。
なんだかはき違えている気がしてならないのです。
海外の貧しい子供が救われることももちろん大事だし、海外に井戸ができることだってすばらしいことだと思います。
でも、もっと身近なところで、困っている人や亡くなっている人がいるのです。そしてその人を救うのは、お金じゃなくて、ちょっとした気遣いだったり、ちょっとした行動だったりするのです。。。
うーむ。なんだか上手に伝えられないな。
naomiはボランティア活動が、お金を払う活動=ボランティアみたいな風潮がいかがなものかと危惧しているわけです。
大切なのは気持ちなんじゃないかってことを言いたかったのです。
そしてその気持ちは対象がどんなものであれ上下はないんじゃないかってことを伝えたかったのです。
札束投げて、ボランティアしてますって偽善より、お金はなくても隣のおばあちゃんに声をかける心使い。そういう気持ちがあれば、世の中もっとあったかくなるんじゃないかなぁ。
そういうことの方が大切なんじゃない?
世の中をほかほかにするために^^*明日も元気に生きましょう☆
毎日熱いですね〜
もとい、暑いですね^^;
昨日のある出来事で少々凹気味のnaomi。
昨日、あるとことで、“世のため人のためと言って、海外の貧しい子供に寄付とかしますけど、老人ホームに歯ブラシでも寄付すれば?”
と書いたら、海外の貧しい子供と老人ホームの歯ブラシでは土俵が違うとか、価値観の押しつけだと 言われて。。。
まあnaomiの態度が太々しいからに他なりませんが、さすがに人格否定は。。。キツいですねぇ。。。
でもなによりショックだったのは、実は人格を否定されたことじゃなくて、海外の貧しい子供への寄付と、老人ホームへの歯ブラシの寄付が土俵が違うと言われたこと。
まずは老人ホームになぜ歯ブラシか。。。お話しようかなぁ。。。
施設や病院にいるお年寄り。
歯ブラシがあっていなくて、歯が磨けていなかったり、ぼさぼさに開いてしまって歯ブラシの役割を果たしていなかったりします。
そこで、職員の方に“歯ブラシを変えたほうが。。。”とお話すると、“ご家族に言っているんですけけどね〜”と答えが帰ってくることがあります。
基本的に施設は生活の援助をするわけであり、物品を支給することはできません。
基本は本人のお持ちの物を使うというのが基本なのです。持っていない場合には家族が持ってくるか本人が買わない限り揃わないということになるわけです。
そして、家族の中には、残念ながら、“死にいく年寄りにかけるお金は鐚一文も無いという方も少なからずなのです。。。”
こういう時、生きてきた人生が映し出されるな〜と思うのです
でもそういう事情は他人から見たら関係ありません。
どんな方であれ、日本のために生きてきた私達の尊敬するべき先輩なのですから。
歯ブラシがなくて、歯磨きがきちんとできないお年寄りがたくさんいるってことです。そして、口腔ケアができないということは、肺炎のリスクをはじめ、様々な弊害があるってことです。
naomiは思うのです。
まあ、naomiの発言は歯科の立場からの偏った考えかもしれませんが、でもそういう現状があるってことを知ってもらいたい。
海外の貧しい子供に寄付をするのでも、お年寄りに歯ブラシを寄付するのでも、誰かのために何かしたい、困っている人の役に立ちたいという気持ちに上下はないと思うのです。
貧しい子供への寄付は偉くて、お年寄りへの寄付はたいしたことない、そう言われたみたいで、すごくショックだったのです
なんか。。。おかしいよ。
遠い国の子供を救うために、お金を払う日本人。でも、自分の家の隣で、身内のいない独居老人が亡くなっている現実。
お金を払うことよりも、隣の家をのぞいて、お年寄りの様子を見て孤独死を防いであげることの方がよっぽど人助け、ボランティアだと思いませんか?
貧しい人を救うためという名目でできた“ホワイトバンド”。300円だそうですね。ところが、実際に貧しい人に渡ったお金は28円?29円?なのだそうですね。
その番組ではそれ以上は論じませんでしたが、残りの270円はどこへ行ってしまったのでしょうね?
私が言いたいことは、海外への貧しい子供への寄付を否定しているわけでは決してありません。喜んで募金もします。
でも。。。お金だけ払えばそれがボランティアで人助けしてます的なのがどうも。。。
お金を払うのはそりゃあ簡単ですよね。募金箱にお金を入れるだけですから。
老人ホームに歯ブラシを寄付するのは、そんなことしているかどうかわからないけど、自分で施設に電話して、寄付したいのですがと行って、自分で持っていかなくてはならないわけです。
ボランティアとしてやっている歯磨き指導だって、事前に練習して、打ち合わせして、仕事を休んで、当日時間とお金をかけて行って、時間を使って指導をするわけです。
因に、小学校でも実は歯磨きをきちんとしているところは少ない。
歯の衛生士週間だけ歯ブラシを持っていく学校、歯ブラシは持っていっていいけど、皆磨いていない学校、流しが汚れるや歯ブラシをしている時にふざけて危ないので歯ブラシを禁止している学校。。。
世の中そんなものです。こんな小学校の現状があるのに、子供の歯科医院の受診率をあげるなんて、部分的なところだけ見て騒いでも意味がありません。
もし本当に日本のお口の健康を考えるなら、社会を変えていかないと。
歯ブラシの寄付や歯磨き指導は、命を救うという大義名分はないけれど、でも気持ちがあります。困っている人を直接助けることができます。
ボランティアって何なんでしょうね。。。
なんだかはき違えている気がしてならないのです。
海外の貧しい子供が救われることももちろん大事だし、海外に井戸ができることだってすばらしいことだと思います。
でも、もっと身近なところで、困っている人や亡くなっている人がいるのです。そしてその人を救うのは、お金じゃなくて、ちょっとした気遣いだったり、ちょっとした行動だったりするのです。。。
うーむ。なんだか上手に伝えられないな。
naomiはボランティア活動が、お金を払う活動=ボランティアみたいな風潮がいかがなものかと危惧しているわけです。
大切なのは気持ちなんじゃないかってことを言いたかったのです。
そしてその気持ちは対象がどんなものであれ上下はないんじゃないかってことを伝えたかったのです。
札束投げて、ボランティアしてますって偽善より、お金はなくても隣のおばあちゃんに声をかける心使い。そういう気持ちがあれば、世の中もっとあったかくなるんじゃないかなぁ。
そういうことの方が大切なんじゃない?
世の中をほかほかにするために^^*明日も元気に生きましょう☆