naomiブログをご覧の皆様、こんばんは〜歯科衛生士naomiです

GW終了!今日からお仕事です^^*

今日はなぜか以前の医院からの患者様ばかり。かれこれ6年近いお付き合いの患者様。

よく歯科衛生士さんが日替わりのように、担当が決まっていない医院があります。

naomiは思うのですが。。。

やっぱり継続して見ている方がいい!

予防というのは将来の予想ですから、継続して見ればみるほど、その将来が見えてくる。そして、今日の異常も毎回見ているから見える。

例えば、今日いらした患者様。ちょっと歯肉が下がってるっぽいなぁ。。。

ムムムっ?噛み合わせだな。。。

先生に報告。

お見事!噛み合わせ強くあたってました^^*

これは今までみていたから今日の変化に気がついたのです。

今日だけ見ていては、もともと歯肉が下がっているのか、下がってきたのかわからない。

定期的な歯のクリーニングは、細菌をリセットするという大きな意味があります。これは、今日私がやっても、違う衛生士さんがやっても同じです。

でも、変化に気がつくには、前回と今回、違う衛生士さんが見ていては気がつかないこともあります。連携がとれていて記録がきちんとあればいいですけど。でも毎回写真でもとっていない限り、わかりませんよね。

その変化に気がつかなければ、患者さんの歯肉はどんどん下がって、知覚過敏や見た目にも困るでしょう。早期に気がつくことで将来起きることを防げた1出来事です。

だからnaomiはマイハイジニストを持つことをお勧めします。

その時だけクリーニングするのは、決して予防にはつながらないからです。

それにしても、プラークをとるのって大変ですね。。。

プラークってよく観察すると踏んづけられて道路にひっついたガムみたいなんですよ^^;

床にガムが踏んづけられてひっついたら、とるのが大変じゃないですか。歯のプラークも同じです。とるのに苦労します。こすりとらないととれないですもん。

そして隣接面。歯と歯の間は更にとれません。フロス1回ぐらいではとれない。でもここが一番のリスクポイントです。ここをとらねば、意味がない!だからnaomiは隣接面のお掃除に一番時間を使います。

ツイッターでPMTCのことを書きました。

PMTCとはプロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング。専門家によく機械的歯の清掃。

日本ではこれが大流行りで、予防歯科に行くと、必ず歯を綺麗にしますといって、ペーストつけて歯を磨かれます。何もついていない歯の表面までもね。。。

患者さんも言います。以前PMTCは受けたことありますって。。。

はい?PMTC。。。

歯をクルクルしたところで、患者さんの歯はよくなりません。ましてや歯の表面だけ磨かれてツルツルになっても、肝心な歯と歯の間や歯と歯肉の間が綺麗になっていないと、意味がない。

しかも毎日の歯磨きがよくなければ、365 日のうちの1日綺麗にしても意味がない。

歯科衛生士と歯のクリーニングの話になって、歯と歯の間のお掃除の話になったことがない。

ほとんどの歯科衛生士はペーストは何を使ってるんですか?ラバーカップはどこの?となります。

そんなの、どうでもいいんです。そういう質問をしてくる歯科衛生士は、naomiの中では「あ〜この人ちっともわかってないな〜」って思います。

プラークをとることが重要なのに。研磨するより歯ブラシした方がよっぽどプラークがとれます。だから何を使うかじゃなくて、何のためにそれをするのか?が大切なのです。

だからnaomiは歯のお掃除をする時には、歯ブラシを使う時もあるし、フロスも使うし、歯間ブラシも使うし、スーパーフロスも使います。ラバーカップで研磨はするけど、綺麗な歯の面はなでる程度か研磨しません。ラバーカップを使わない時もあります。

適材適所。プラークを落とすために何が一番よいのか?を考えて物を使い分けます。

歯のお掃除の本質です。

クルクルするだけが歯のお掃除じゃありません。

あまりにも最近の歯科衛生士さんがPMTCって言うから。

本質を見失わないでもらいたいものです。