naomiブログをご覧の皆様、おはようございます☆歯科衛生士naomiです

最近のnaomiはツイッターでよくつぶやいています。

ツイッターのよいところは、自分勝手に自分の好きなことを言えること。と思ったんだけど、結構感想や質問、ご意見いただいりしています。日に日にフォロワーが増えて、びっくりします^^;

さて、昨日の勉強会で、歯科衛生士とは何か?をテーマにしていたので結構ツイッターで歯科衛生士のことを書きました。

いろんなコメントを頂く中で、日本で歯科疾患を私達歯科衛生士が減らすのは無理なんじゃないかと思い始めました。

歯科疾患というと少々語弊があるのですが。。。

私達診療室の歯科衛生士は虫歯や歯周病の発症を押さえるために日々メインテナンスといって、定期的に患者さんの歯をクリーニングしています。

その目的は何か?

それは歯を守るため。

ではなぜ歯を守るのか?

歯があると脳に刺激があってよいから。噛めた方がよいから。と意見が出ましたが、すごく抽象的。

だって現場では歯がなくても歯肉で食べ物をつぶして栄養としている患者さんがいっぱいいます。歯がない!歯がなくても生きているんだから、歯があった方がいいなんて説得力がありません。

では私達は何ために歯を守るのでしょうか?

摂食、嚥下障害というのがあります。年を取ったり、病気で飲み込みの機能が低下することを言います。よくお正月になったりすると、お年寄りが餅でのどを詰まらせて窒息なんて記事が出ますね。

人間は食べ物を食べる食道と空気の通り道の気管がのどで交差しています。食べ物が通過する時だけ、気道が塞がり、食道へ食べ物が通過するようになっています。まさにスクランブル交差点です。

嚥下障害は飲み込めないのでのどに原因があると思われがちですが、実は、その前の食べ物を噛み砕いて、塊にする、咀嚼の過程に問題があることも多いのです。

その咀嚼の担い手は歯!

安全に飲み込みためには、のどに負担をかけない食塊にすることが重要なのです

歯がなくても、歯肉はほっぺたで食べ物を潰すことはできるし、食べられることはできますが、歯があった方がより一層咀嚼できることは言うまでもありません。

歯がなくて咀嚼ができなくなると、食べ物を安全に飲み込める形態にするのが難しくなるというわけです。

そう。つまり私達歯科衛生士は歯を守っているわけですが、実は歯を守ることによって、一生の食の支援を行っているのです。

そしてもう1つ。お口の中を綺麗にするということも大きな役割の1つ。歯周病菌が血液中に入って悪さをしたり、歯周病による慢性の炎症は血管系の病気を引き起こします。また飲み込みが悪くなると食べ物が誤って気管に入り、食べ物についた細菌によって肺炎を引き起こします。

歯を守ることと、お口の中の細菌をコントロールすること。この2つがとても大切

私はこの役割を担うのは歯科衛生士だと思います。

現場では看護職や介護職が口腔ケアを担っているところが多いけど、でも本当に歯垢がとれているのでしょうか?

私達歯科衛生士ももともとは素人です。知識を深め、臨床の経験をつんで、歯と同じ色の歯垢や歯石を見分けられるようになります。この見分け、実はとても難しいです。何年ものこの仕事をしていると、難しかったことなんてわすれちゃうけど、新人の歯科職に聞いてみればわかります。

そして、歯は親知らずを入れると前歯から数えて8本ありますが、8番の歯を見るのは至難の業です。

つまり、歯を綺麗にしようと思ったら、最低でも歯垢や歯石が見分けられる、7番目や8番目の歯までしっかり観察できることを習得していなければいけません。最低限ですよ。最低限。

看護職や介護職の方々が、この最低限のことをしてくださっているのか?ということなのです。

確かにICUに入っているような患者さんの場合には全身管理が優先しますから、確かに歯科衛生士だけでは難しいかもしれません。

でも、病気が落ち着いた回復期の方や維持期や、慢性病の場合には、どうでしょうか?

例えば脳梗塞で麻痺が残った人は、病気ですか?病気かもしれないけど、健常者と同じように社会で生きていきます。そういう方の口腔ケアは?

職種同士の口腔ケアのとりあいは、本当にくだらないと思います。でも、世の中はそういう物です。

患者さんが主役なのに、自分達の職種のプライドで仕事をするから、患者さんが不幸に陥る。

私は口腔ケアは歯科衛生士に担ってほしい!私自身が寝たきりになったら歯科衛生士に口腔ケアをしてもらいたいからです。磨くのと磨けているのとは違います。磨くだけの口腔ケアは受けたくありません。

でも、世の中そう簡単には行きません。

歯科衛生士の口腔ケアは難しい。そう言われてしまいます。

そう言われる理由はさまざまで、問題が奥深い。

教育の問題もあるし、歯科衛生士の実力の問題もああります、他職種との連携もあるし。。。

歯科衛生士の口腔ケアは難しいか。。。。

歯科医師からも言われるぐらいだから、終わってますね。歯科衛生士。

さて、そこでnaomi。考え方をチェンジしました。

なるほど。みんなが口腔ケアは歯科衛生士は難しいという背景には、その方自身がよい歯科衛生士出会っていないということがあります。

医療職、介護職と言えども、職種をなくせば1人の人間です。当然、歯科医院を受診しているはず。そこで、よい歯科衛生士と出会っていない、そしてそこで口の大切さを教育されていない。つまり、診療室の歯科衛生士が全く尊敬さえていないということではないかと。

本当、歯科衛生士って何やってんだかな〜

診療室でしか活躍できないと言われ、本人達も診療室にしかいないのに。

私達メインテナンスしています、メンテナンスの患者さん増えてますとか言ってるけど、そう思っているのは自分達だけで、外から見たら、歯磨きねーちゃんぐらいにしか思われてないよ。。。

お願いだから気がついて。。。歯科衛生士さん。。。

私は消して歯科衛生士さんを非難したいわけではありません。むしろ歯科衛生士、もっと頑張れよ!!と応援したいのです。現状を知ってほしい。それだけです。

私の大切な家族が、歯科衛生士さんにちゃんとプラークがとれる口腔ケアを受けられる日はほど遠いようです。。。

でも、私は諦めません。歯科衛生士には口腔ケアを任せられないと言われても、生意気歯科衛生士と言われても、でも誰かが言い続けて、何か形を残していかなければ、世の中変わらない。だから諦めません。

自分の将来のことだと思えば、自分のための投資です。自分も行く道ですから。日本の医療って自分が受けたくない医療を平気で患者さんにしますよね。口腔ケアも自分のことだと思ってよく考えてほしいのです。

こうやって叫んでいると、じゃあ、お前は何やってんだって結果を問われます。

今は診療室の歯科衛生士なので、私の結果は診療室にいらっしゃる患者様が、病気で倒れた時に(ご本人でもご家族でも)歯科衛生士に口腔ケアをお願いしたいと自ら歯科衛生士を呼んでくれるようにすることです。

結果は出ていて、皆さん口腔ケアに関心を持ってくださって、実際に歯科職や病院へ相談します。ところがそれに対応してくれる病院、歯科職がいないのが現実なのです。

全てが縦割なのです。診療室ではOK。でも病院で拒否され、そこで口腔ケアは途絶える。人の人生は続いていて線なのに、医療はなぜか点なのです。

根が深すぎますね。

また書きすぎました。。。年をとったせいでしょうか。

最後までお読みい頂きましてありがとうございました