naomiブログをご覧の皆様、こんばんは〜naomiです

先週、またまたイリタニオフィスは進化を遂げました

いよいよ顕微鏡が入りました。顕微鏡といっても、歯を拡大するマイクロスコープとは別物です(顕微鏡導入のことは、前回も書きましたね^^;)

今度の顕微鏡はお口の中の細菌や赤血球、白血球などの炎症性細胞を見ることができる顕微鏡です非常にマクロな世界を見ることができます。

マクロの世界は本当にすごいのです。機会があれば、マクロの世界をUPしようと思いますが^^

プラーク(細菌)があると歯肉に炎症が起きます。歯肉炎です。

細菌をやっつけようと、体の免疫機構が働きます。

そう、今回導入した顕微鏡はこの免疫細胞が見えるのです。白血球の一種である好中球やマクロファージも見えます。

炎症反応が強いと、白血球もすごくたくさん見えます

naomiはそれを見るたび、体、頑張ってるな〜と思うのですが、ここ数日、こんなに毎日免疫細胞が働き続けているって、全身的によくないのでは?と思うようになりました。

機械もそうだけど、ずっとずっと動き続けていたら、いつかガタがきますよね。

免疫細胞はそこに炎症、つまり歯肉炎がある限り、働き続けるのです

絶対、影響あります。

今日拝見した患者様は、慢性のアレルギー性鼻炎だそうですが、きっと、歯周病のコントロールをすると、アレルギー性鼻炎が今よりはよくなる気がします。

ただ、誤解のないように言いますが、これが全てではありませんから、歯周病をコントロールすると全てのアレルギー鼻炎が治るという極端な話ではありません。

きっと少なからず影響があるだろうなーというお話です

でも、これよく言われるんですよね。

今までは頭ではそうなんだーと思っていたけど、免疫反応を実際に見て、実感しました。

歯肉からの出血、つまり慢性の炎症って、私達が思っている以上に、体に影響しています。私達の歯周病に対する認識は非常に甘い。

認知とは、自然に起きている現象の説明。自然に起きていても説明できないものがたくさんあります。そして自然に起きていても見つかっていないものもたくさんあります

1か所でも出血がある限り、永遠に免疫細胞が働き続けるのです。

1か所でも出血があっては本当はいけないのです。

でも・・・なかなか100%出血なしにするのは、至難のわざですなぜなら患者様は歯ブラシのために生きているわけではないからです。

歯ブラシ鬼になるのが愛情か、患者様が成長するのを見守るのが愛情か・・・悩みます。

パーフェクトぺリオ・・・すごく細菌を減らすのに効果があります。歯周病の方は施術した方がよいと思います。うがいでは歯周ポケットの中には入りませんから。プロの施術でポケットのお掃除をしましょう。

お口の中のプラークをすみずみまで除去する・・・

簡単なようで至難の業です。


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